野党5党の審議拒否とその背景
この時間はZoom Up。毎週月曜日は政治です。 先週金曜日、野党5党は、衆議院の定数削減法案が、
与野党の合意なしで審議入りを決めたことに反発し、今後すべての法案の審議に応じない方針を打ち出しました。
7月17日、国会の会期末が迫って、緊張の度合いが増しております。 今日は、野党の審議拒否にZoomUpしていきます。
ジャーナリストの鈴木哲夫さんです。鈴木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
さて、今、重要法案、いろんな法案が国会で審議されているところですけども、野党の声、審議拒否というものが起きたようですね。
そうですね。野党が拒否しているというよりも、もともとこのきっかけというのかな。
一番最初の、こういうふうに今国会が混乱してきたきっかけっていうのは、やっぱり高市総理の例の答弁なんですよね。
例の抽象動画とかに関してですね、国会で質問されて、かなり厳しく追及されたときに、
ザック・リュートですよ。私は他の仕事もできないぐらい、この質問で追い込まれちゃってね。
私はもともと寝る時間もないんです。
これ一番問題なのは、陳述書で答えますって言ったことなんですよね。
これ、抽象動画に関して秘書ということに対して、無駄でもありね、他のこともいっぱいあるんだからって言ったんですね。
拒否するのはいろんな理由を挙げたにしても、最後陳述書で答えますからそれ見てくださいって、これは絶対あっちゃいけないですよね。
国会で総理自身が答えるという質問に対して答えていくっていう、これはある種総理大臣の仕事ですから。
国会って何なの?って話になるわけですよ。極端に言えば、疑問がある追及があったら、はいそれは陳述書で答えますから。
これじゃダメですよね。そこに一番野党がカチンと来たじゃないですけど、それがきっかけですよね。
その後、それに対して高市総理が丁寧にもう一回、要するに今さっき田場さんおっしゃったように、
そういういわゆる定数削減の法案とかそういうのも勝手にこれ、衆議院は数がいることはありますからね、自民と維新でね。
勝手にこれ審議してきますよって、これはさすがにやっぱり委員長が進めたんだけども、
僕はこれはやっぱり国会はやっちゃいけない。民主主義の国会がやっちゃいけないことだと思うんですね。
だからある意味野党が反発したのは、きちんとまとまってやっぱりここは一切審議答えないよっていうふうに対応したのは、
これは僕は当たり前かなと思うんですよね。
野党の要求と自民党の対応
今日以降、果たして自民と野党の間でそういう話が出るのか、つまり野党が求めてるのは集中審議ですよね。
これは総理が出てきて集中審議。当然追及するということ。
それから党首討論、これもやりましょうということを野党は言ってる。
だからそれに自民党がどう答えるのかというよりは、高市総理がそれに答えるのかどうかなんですよね。
自民党のベテランの元参役の人と話したら、高市総理は今のところは堅くなり、それに対してはあまりいい返事ではないらしいんですよね。答えるという感じではないらしい。
そうするとどうなるのか。だから今日以降その辺のいわゆる話し合い、俗に言う国会対策委員長会議とかですね、
この辺で前に進むか進まないかということになります。
田畑さんおっしゃったように、国会はね、それから今後出てくるいわゆる公室転搬の法則のお話、こんなのもどうなるんだ。
会期末は17日、7月のね。じゃあ間に合わない、会期延長するのかとかですね。
今週が非常に節目の大きな山になると思いますね。
自民党内の動きと総裁選への影響
問題なのは国会も乱れてきてるんだけど、実は自民党の中もいろいろ蠢いてきてるなというのが取材でわかります。
何かというと、結局こういう高市総理のこの前の答弁じゃありませんけども、
これ世論調査なんかやるとしっかり答えてないっていうんですよね。
それからあとはぶっからが対策とかですね、
あと消費税もやるやると言いながら、これ今止まってますよね、どうなるのとかですね。
わりとそういうものに対して世論調査、内閣支持率は比較的高いんですけど、
それでも少しずつ下がってきてるわけ、批判も出てきてるわけですよね。
そうなってくるとやっぱり自民党の中で高市さんに対しての不満っていうのがかなり今出てきてるんですね。
例えば特に消費税なんかで言うと、もしくは実質ゼロにするなんていうこと、
自民党の中にはやっぱりこの消費税は変わるべきじゃないっていうね。
特に財政再建派と言われれば、この辺の人たちは消費税下げたところでそんなに意味があるのかと、
むしろその財源どうするんだと、またツケが回ってくるじゃないかとか。
来年の春に1とかゼロに下げても2年後には戻すって高市さんも言っちゃったんですね。
2年後には増税になるんですよ。
実質だって消費税が1とかゼロになってたのが、また8に戻すっていう増税ですよね。
例えば衆議院議員なんかは、自分たちが選挙がいつあるかわからない中で、
そんなことやってたら、もうまた2年後に戻すなんて言ってたら、
次の選挙、俺たちどうなるんだみたいな不安が出てきたりしてるんですよね。
そういう中で、これ財政再建派の湯子さん。
彼女は自民党の税制調査会の中のインナーというかですけど、
野寺さんがトップが言い始めたり、高市さんが言い始めてるから、
もう私は言いられません。私は0、1、反対ですからって言って、
辞めたんですよね。幹部を退いたりしてる。
こういう揉め事が非常に自民党の中で揺らいでる。
それからポスト高市さんが揺らぐはずはないというふうに。
実は来年総裁選があるんですね。
本当は高市さんは無投票で当選したい。
だってこんなに国民の支持も受けてるし、
衆議院でも支持して、さっきも言いました不満が出てる。
そういう中で、林義正さんって総務大臣ですけど、
彼がやっぱり、総裁選に対しては志を持っていきたいってことを公の場で言ってる。
つまり、どうであっても来年いいんですね。
林さんと、なんと福岡の竹田良太さん。
竹田良太さん20人ぐらいでグループ作りましたけど、
ご飯食べてるんですよ。
だから、そういう意味では来年の総裁選。
それともう一人キーマンがね、
高齢者の麻生さんですよ。
麻生さんは国力研究会なんていう高市さんを応援するようなところに
顧問で入ってますけど、
やっぱり麻生さんとしても高市さんといろいろ、
長くなるんであれなんですが、
意見が合わなかったりしてること結構あるんですね。
で、国力研究会に入ったのも、
高市さんを応援するというよりは、
総裁っていうのは俺が決めるぞという、
ある種キングメーカーとしてのご存在なんですよね。
麻生さんに今、外務大臣の茂木さん。
茂木さんはもう外交は自分だっていう自信持ってますから。
茂木さんが非常に麻生さんに近いんですね。
茂木さんとしてはやっぱりポスト高市を狙っているし、
高市さんに何かあれば自分だという思いがあるし、
麻生さんに近いってことは、
麻生さんの流れ、茂木ってね、
わかりやすく言うと、
そういう感じで麻生さんに近づいてるんですよね。
だから麻生さんがある種キーマンですよね。
だから麻生さんが、もうダメだ、高市さんダメだ、
次は流れは茂木だ、
どのタイミングで支持率が下がってくるという可能性もある。
国会も揺れてますけど、
実は自民党の中もポスト高市みたいな感じで、
少し動きが見えてきたりしてるんですよね。
今後の展望と課題
ここはやっぱりどういうふうに立て直すかっていうと、
高市さんがきっちりと答弁をするということね、
抽象動画なんかに関してね。
それから早くやっぱり少しでも早く、
消費税だって物価高対策だって、
しっかり打つっていうね。
この辺やらないと支持が、
そうするとグダグダと政局になっていくようなね、
そんなちょっと嫌な空気が今出てきてますね。
そうですね。
ご自身にとっても都合の悪いこと、耳の痛いことに関しても、
真正面から受け止めて答えていくっていう姿勢を見せてほしいなと思うんですけどね。
そうですね。国会の答弁なんか、
リスナーの方ご覧にもしなってたらね、
やっぱりこれさすがにまずいよねっていう答弁が多いじゃないですか。
抽象動画は特にね。
その辺にかかってると思いますよ。
国会対策のレベルじゃなくてですね。
わかりました。鈴木さんありがとうございました。
ありがとうございました。どうも。
月曜日はジャーナリストの鈴木哲夫さんでした。