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2025-09-01 17:32

#29「デザイナーに向いている人ってどんな人? 採用・育成」

TEPPEN FM2 Ep04

  • 前回の続き
  • 採用や育成から見るとどうだろう?

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X、始めました。

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サマリー

デザイナーに向いている人の特徴が採用や育成の観点から探されます。細部に妥協しない姿勢や思考過程の理解が重要であり、それがデザインにどのように活かされるかが考察されます。デザイナーに向いている人の特性や採用・育成における重要なポイントについて議論され、自己評価や実務経験が求められることが強調されています。また、興味と探求心がデザインへの適性に影響を与える要因であることも指摘されています。

デザインとマネジメント
今回も前回に続き、テーマは「デザイナーに向いている人ってどんな人」 前回はデザイナーの向き不向きについて触れましたが、今回はそれを採用や育成の場面でどう扱うのか
マネジメントの観点から話を展開していきます。
デザイナーの適性というところで、今、探求心だったり言語化だったりというところが出てきましたけど、僕ら、このラジオ、このポッドキャストはデザインとマネジメントに関わっているので、ちょっとマネジメントの話もしてみようかというところですけど
僕らよく仕事の中でも、採用だったり育成というところに関わるじゃないですか。マネジメントの領域のところですよね、これは。
採用するにあたって、今言っていたようなところを意識して見ているのかみたいなところだったりとか、その辺を判断基準にしているのかみたいなところだったりとか
そうじゃないしても、面接するときとか、見るときに、面接でもいいし、ポートフォリオからでもいいと思います。そこから適正のサインみたいなもので、何か感じる瞬間、感じたことって何かあったりしますか。
それはありますね。今でこそさ、僕割と面接としても、一時面接とかじゃなくて、ある程度、みんなが面接をしていいんじゃないかっていう人たちに対して二次面接とかでの対応になっているから
なんかその二次面接で気にするところと、自分が一時面接をしていたときで、やっぱり大事になってくる目で変わってくるわ。変わってくるんだけど、なんか一時面接、そのポートフォリオを見たときにっていうのだと、僕はなんかやっぱり一番は株さんの時にも言ったと思うんだけど、入社してからとかに言ったと思うけど
僕の面接のときってことですね。
そうそう株さんが入ってくるときの面接で感じたのとかだと、手抜かないなっていうのがちゃんと作品から感じることができるかっていうのは、すごく僕は重要視するし、なんかやっぱり手抜かないって別に作り込みだけではなくて、その思考の部分とかもそうだけど、
正解とかってよりは、なんかどう考えてこれにたどり着いたのかみたいなところも含めて、ちゃんと自分なりに考えてるんだなっていうのがわかるとか、グラフィックのところとかでもそうだけど、まあこんなもんでいいやっていうのを感じない。
なんかここあたりはきっと細部まですげえこだわって作ってそうだなとかを見れるっていうのは、割と重要視はしてましたね。
自分に妥協してないかみたいなところですね。
なんか適当に、なんかこんな感じでしょみたいなのを感じない。
ちょっと言語が難しいんだけど、それ。
今までいろんな方の面接だったりとかコートホリーを見てきたと思うんですけど、それこそまだデザイナーになってない人からある程度経験を積めたデザイナーの人のものを見てきたと思うんですけど、その妥協してるかしないかみたいなところって、もちろん制作物としてはデザイナーの経験を長く積んでる人の方がもちろんあるじゃないですか。
でも妥協してるかしてないかみたいなところで、経験によるスキルの差っていうところは一旦考えずに見たときにも見えてくるもんだったりします。
見えてくると思う。
なんかやっぱり細かい部分までちゃんと考えてるとか何回も自分で見直しとかもしてるんだろうなって思えるものと、経験もある程度あってスキルもあるんだろうなって思うけど。
制作物の中で、なんでここ微妙にずれたのってこのまんまなんだろうなみたいな人とかいたりはするし、そのあたりは割ともちろん熟練度で補えるところもあるんだろうけど、
結構ちゃんと手抜かない人は本当にそういうところもしっかりやってる印象はあるんですよね。
だから株さんとかだと俺がきっと細かく見ることとかも知ってると思うからだけど、やっぱり僕今でも本当に最終的に自分でそういうところが見えたときって、
いやーここなんで全体的にはすごくいいのに最後の最後のここの地詰めのところ甘いんだろうみたいなのはめっちゃ思うことありますね。
なるほど。
なんかそういうところまでしっかりできてるっていうのはすごく手抜かないんだなっていうふうには思える部分なのかな。
まだ学校出たばっかり、専門学校出たばっかりの人のポートフォリオとかを見てたときにクオリティー自体はもちろんそこまでまだスキル自体がないからだけど、
ポートフォリオからこの人は妥協しないなみたいなところが見えた人で、やっぱり経験からするとどんどん伸びていく人だったりしますか?
だと思う。本当に株さんとかを採用していたタイミングってさ、本当にうちの会社のことになっちゃうからあれだけどさ、組織としてもわりと急激に人を増やすターンとかそういうフェーズだったじゃないですか。
なので、デザインの経験というよりはそういう部分を見込んで採用して、テクニカルな部分は絶対にやっていけばできるようになるものなので、それだけで本当に採用を踏み切った人とかも全然いますしね。
今の技術っていうよりはそういった根幹にある妥協しないかみたいなところが。
完璧主義のバランス
けど、それをさ、なんかすごく、じゃあロジカルにそこ説明してよって言われるとすげー難しくなるかも。
そうですね。
なんかその、きっとめちゃめちゃ分解するとかさ、科学的に捉え直してみたりすればさ、何かあるんだろうけど、絶対になんかない部分もあるとは。
あ、てか今の状態で必ずしも全て言語化できるとも思ってない部分があって、けど言語化できないんだけど、どこか人はそれをいいと思うみたいなところっていうのもあると思うんですよ。
なんかそれを感じれた人ってやっぱり、すごくちゃんと自分が作るものに責任を持つとかこだわりを持つというか、いい意味でちゃんと向き合ってくれる人が多かったっていう印象はありますね。
なんかこう、ある種の完璧主義的なところにいるとは思うんですよね。その妥協しないっていうところが。
でも、完璧主義がダメって言うわけじゃないですけど、完璧主義っていうのって、じゃあ組織の中でデザイナーとして働くときに、結構それがモロハの続きとして帰ってくるときもあるじゃないですか。
そうだね、あるよね。
だから、そこのバランスが難しいですよね。入ってからって結構、一人で妥協せずに突き詰められていたあの頃とはまた違う完璧さが求められるみたいな、周りと一緒にいることでの、クオリティを落とすことはできないんだけど、
でも、一人だけで進むことじゃなくて、周りと共有しながら、周りからフィードバックを得ながら、完璧さを追求していくみたいなところが大きく違ってくるところがあるので、そこを今までやってた、学生の時とかでやってた完璧主義と、入ったら入ってからの完璧主義っていうのがちょっと違う意味を持ってくるなみたいなところも結構感じるところがあるなと思うんですよね。
そうですね。それは確かにそうかもしれない。特に僕とか株さんとか、いわゆるマネジメントのプレイヤーになってくると、それだけではない部分も見なければいけないわけじゃないですか。
例えば、どのくらい自分の部で生産性を証明しなければいけないのかとか、何にどのくらいの予算をかけるのかとか、そういうことも出てくるし、もちろんいろいろな事業があって、その事業ごとのフェーズもあって、
それをビジネス的に見た時に、クオリティとデリバリーと、なんかコストの面とかを、どこでどうバランスを取るのかみたいなのの判断もしなければいけなくなるからね。
マネジメントっていう目で見ると、必ずしも時間無制限でずっとクオリティを高め続けることがビジネスにとっていいのかってなると、ビジネスっていう側面だけ見ると、そうじゃないよね、みたいな結論になったりもするしね。
そうですね。バランスですね。
難しいところはあるよね。バランスだと思うし、難しい。難しいけど、ただそこをデザイナーとしてやっていくんだとしたら、ちゃんと意識できないことは結構致命的にもなり得るからね。
なんでこんな一番最初のタイミングでずっとクオリティアップに時間をかけていて、いつまでもリリースできないんだろうみたいなことが起こってしまったら、それはビジネスとしては成り立たないですしね。
そうですね。僕は割と面接とか採用の時はそっちも結構重要視して見てるなと思います。もちろん昔の経験とかを聞く時にそういったエピソードを聞いて、
デザイナーの適性と採用
ビジネスの面も意識できていたかみたいなところもあるし、周りとのコミュニケーションとかもできていたか、言及できているかみたいなところもあったりはしますけど、でもそもそも自分がどういう状況でどういう対応をやっていたかみたいな、自分はいかに客観的にできているかみたいなところができているかどうかみたいなところが結構僕は見てて、
会社組織のデザイナーとして働いている時に重要な点かなと思っているので、割とそこは僕は意識して見ているところかもなと聞いていております。
特に株さんとかにも面接に入ってもらっている状況の時って、レベル感としてもそういうことをちゃんと考えれる人を求めているみたいなところもある。もちろん若い学生からとかだとなかなかそこは難しい部分にはなるだろうからね。またちょっと重要視する見え方も違ってくるよね。
そうですね。そこは文脈には寄ってくると思いますけど。
そうですね。結果的に向いてる向いてないは違うとして、デザインとして必要になってくる部分ってレベルごとに定義が少しずつ変わってくる部分はあるよね。
確かにそうですね。どのフェーズのデザイナーかっていうところで適正みたいなところをまた加わってくる要素は間違いなくありますよね。
最初のデモやっぱり採用の時のデモを見ている観点として大事にしている観点として、やっぱり実務経験ももちろんそうですけど、それ以上にポテンシャルみたいなところが結構重要なのかなって今ちょっと話を聞いてて思いましたね。
自分を妥協するかしないかみたいなところってやっぱり元々のポテンシャルだと思うので。
確かにそうですね。やっぱり好きなことってすげー大事よね。デザインだけじゃないんだろうけど。
好きというか興味を持つというか、そこってすごく大事にはなってくる部分だよね。
そうですね。きっかけは好きか興味を持てるか、そこからさらに探求できるかっていうところもありますね。
なんかね、向き不向きとか適性とかになると、好きとか嫌いとかとは別の軸でこういう人は向いているんじゃないかみたいな話になりそうでもあるけど、
やっぱり根底にある何かこう作ることで喜んでもらえることがすごく楽しいんですよねみたいなのは大事なのかもしれないですよね。
確かに。自分の作ったもので人が喜んでもらえるか幸せになれるかみたいなところが。その子に喜びを覚えられるかみたいなところとかですね。
なのかもしれないですよね。
興味と探求心の重要性
今日の話聞いてて、自分がデザイナーに向いているかどうかを確かめるにはまず釣りに行ったほうがいいんじゃないかなと思いました。
あの手この手やれるかっていう。
釣りを楽しめるかどうかっていうところが割と大きいのかもしれないなと思いました。
そこを判断するのに。
釣りに行っても飽きる人とか面白くないっていう人って、これでこうやってやると釣れるからやってみてよっていうことをひたすらずっとやって、釣れなくてもそのままやり続けて、
釣れなくて結果釣れないから面白くないって言ってやめるっていう人は多い。
そういうタイプの人はもしかしたらちょっと向いてないかもしれないから、もしデザイナーをやろうと思って釣り全然向いてねえなと思ったらちょっと考え直した方がいいかもしれないなっていう。
2次面接釣りに行きますか。
申し訳ない2次面接は糸島で釣りですみたいな。
釣りです。だったら釣りをするだけですみたいな。
デザインのことを喋りながら釣りをするのが2次面接です。
どうやって釣ればいいかみたいな方法は聞かないでくださいみたいな。
そうです。最悪の結末は僕が釣り全然釣れなくて怒って落とすみたいなことが。
そうですかそれ。
今日は話してて気づきがたくさんありました。
なるほどなって思うことが。いい話がたくさん聞けたと思います。
たまにはこういうアネジメントとデザインの話をちゃんとするのはやってみるのもいいですね。
やってみるってなんでやらなかったんだって言われますけど。
お互いあれだもんね。今の仕事がマネジメント寄りな仕事の方が多いから。
マネジメントに触れる機会はあったけどデザインとかに触れることあんまなかったですからね。
そうですね。
記憶に残っているのは初回の紳士兵のデザインについて触れたこと以外、あんまりデザインらしいデザインの話はしてないですからね。
そうですね。何でもいいんですけどね。ロゴのデザインとかでもいいですよ。ピックアップして。
このデザインの起源とかをちょっと深掘ってみるみたいな。
そういうのも面白いかもしれないですね。
あるかもしれないですね。
直々とこういう話もしていけたらなと思っております。
確かにね。
今日はこの辺にしましょう。
はい、わかりました。
今日もてっぺんFMにお付き合いいただきましてありがとうございました。
皆さんの明日が少しでも楽しくクリエイティブになりますように。
ではまた次回お会いしましょう。
またねー。
17:32

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