1. デザインの味付け
  2. #95/インハウスデザイナーが持..
2025-03-24 18:26

#95/インハウスデザイナーが持つべき危機感

spotify

今回は「インハウスデザイナーが持つべき危機感」をテーマに、代表の梅本@dubhunter とサービスデザイナーの神田が話す回です。

国内でもインハウスデザインが盛り上がる中、皆が持つべき危機感について話しました。少し先の未来に起こる流れを予測しながら話してますので、興味のある方はぜひお聴きください。


番組のキーワード

インハウスデザイン,UIデザイナー,デザインチーム

Summary

インハウスデザインの重要性が高まる中で、デザイナーは将来への不安を抱えています。特に、デザインの価値が評価されるかどうかが、デザインチームの存続に影響を与える可能性が強調されています。インハウスデザイナーは未来の不確実性を意識し、自分たちの価値を発揮することの重要性を再認識しています。また、顧客満足を重視し、持続的な成長を目指す姿勢が求められています。

インハウスデザインの現状
Speaker 2
デザインの味付け、この番組は株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、神田さんです。神田さん、よろしくお願いします。
Speaker 1
はい、神田です。よろしくお願いします。
Speaker 2
動画の撮影、今日はやってみてます。
ですが、原さんの時うまくいかなかったんですよ。
Speaker 1
動画で見てくれてるかとか、音声だけかとかわかるんですか?
音声が何もチェックしてないです。
Speaker 2
アナリティクス系全く見てなくて、すいません。
見て一気一致するのもあれですし、気楽にしゃべっていこうかなーみたいなんで。
いいのか悪いのかもわからないので、難しい判断ですけど。
Speaker 1
そんな感じでやらせていただいております。
さて、神田さん、今日のテーマは何でしょうか?
今日のテーマはですね、インハウスデザイナーが持つべき危機感についてというテーマで話したいと思います。
Speaker 2
われわれじゃなくてインハウスデザイナーの方がってことですか?そうなんだ、なるほど。
なんでこのテーマにされたんですか?
Speaker 1
いやー、今インハウスデザイン盛り上がってるじゃないですか。
Speaker 2
盛り上がってる、はい。
Speaker 1
やっぱいろんな会社さんで結構デザインチームできたりとか、記事とかでも発信頑張ってたりとかするんで、メインにすることが多いですし、
実際インハウスデザイン化の流れっていうのは結構来てると思うんですよね、ここ数年。
Speaker 2
確かに。
Speaker 1
はい。なんで、現時点ではインハウスデザインチームっていうのがいろんな大企業とかの中に追ってきていて、
こんなところでデザイナーが活躍していいサービス作って、わーっていい感じ、デザイン業界ちょっと盛り上がってるなみたいな感じで捉えられると思うんですけども、
まあ、この数年後とか、何年後かわかんないですけども、どうなるかわからんよっていうところをちょっと自分は感じたりもするんで、そこら辺をテーマに話してみたいなと思います。
Speaker 2
もう顔出す回が怖い回ですわ。
Speaker 1
いやいやいやいや、これもでも自分にも言えることなんで。
自分たちの会社にももちろん影響は必死、絶対そうなんで。
Speaker 2
そういうことですか。また暗い話、嫌ですよ。
Speaker 1
いや、暗くはないです。そういう未来も予想しながらみんなデザイナー頑張ろうよっていう、そんな前向きな話したいと思ってます。
Speaker 2
なるほど、みなさん買ってかぶとの尾を占めよみたいな回になればいいかなということですね。どういうことか教えていただいてもよろしいですか。
Speaker 1
はい、現状、先ほども少し触れましたが、今インハウスデザイン、デザインを取り巻く現状っていうところを少し話して、この後未来どうなっていくのかっていうのは自分の予想も含めなんですけども、その時間軸の流れに沿って話したいなと思ってます。
まず現状なんですけども、先ほどもちょっと言いましたが、日本国内でも結構大手企業でインハウスデザインの流れ進んでると思うんですね。
これは発信とかにみなさん力を入れてるから、そのように見えるっていうのもあるかもしれないんですけども、自分が、梅本さんもそうですけども、この業界に十何年、二十年近くとかいて、今って結構昔とは違うような形でデザイナーさんいろいろ活躍されてると思うんですね。
なので、そういうインハウスデザイン化、デザイナーの活躍の場がどんどん増えていって、しかも大手企業の中でも一定のポジションつかんで活躍されてるっていうのはすごい良いことだなというふうに思ってます。
デザイナーの役割っていうのも増えてますし、重要性の理解みたいなのもどんどん進んでいると。
Speaker 1
この流れっていうのはもうしばらく続くと思うんですね。
なぜなら、DX市場っていうのはこれからも伸びていくっていうふうに予想されていますし、それにくっついてUIデザインとかUXデザインの重要性っていうところもどんどん増えていくと思うんで。
インハウスデザイナーさんがこれからも組織の中のチームで活躍していくと思いますし、どんどん採用していくっていうふうにもなっていくんじゃないかなというふうに思ってます。
それが現状の環境、状況はそんな感じかなというふうに思ってます。
未来への不安
Speaker 1
次にこの未来。
未来って言っても何年後かっていうところなんですけども、今後どうなるのかっていうのも少し自分の予想を含め話しさせていただきたいと思ってるんですけども。
今の流れをこれからもずっと続くっていうことはあり得ないので、この流れっていうのはどっかで落ち着いてきて、
インハウスデザイナーが流行ではなくなって、その価値っていうのが結構シビアに図られるタイミングっていうのが来ると思ってます。
そうすると結構その組織の中で一定の価値っていうのを発揮していて、チーム確立というか、組織の中で定着したデザインチームっていうのはその後も残っていくかなというふうに思うんですけども、
本当にこのデザイナーチーム、価値ちゃんと発揮できているのかとか、費用対効果に見合ってるのかみたいなところで、
なかなか難しいというふうに思われた組織っていうのは解体されるっていうのが悪いシナリオだと思ってます。
つまりこの中には淘汰されていくようなチームっていうのも必ず出てくるだろうなというふうに思ってます。
Speaker 2
例えば我々支援側というか受託事業とか言われる側は、当然ご用命がなくなったら契約が終わるっていうのが、
それは普通のこととして受け入れられるじゃないですか、受け止めるというか。
でもインハウスデザイナーの方っていうのはそういう正社員っていうようなポジションの方が多いと思いますので、
そこに対して淘汰される可能性があるみたいなことをおっしゃってるっていうことですかね。
Speaker 1
デザイナーってもともと少人数じゃないですか、デザインチームとか。
エンジニアさんとかに比べても全然別に人はいらないというか、
10分の1とか他の職種の人とかと比べてもほんと少人数チームで済んでしまうと思うんですね。
そうするとこの大企業とかで言うと何千人働いてますとか何万人働いてますとかっていう企業になると思うんですけども、
その中で数人から数十人のデザインチームとかって何かあったら一瞬でなくなるっていうのが全然あり得るなと思ってます。
Speaker 2
価値を出さないと部署ごと解体とか移動させられるかもしれないなっていうことをおっしゃってるってことですかね。
Speaker 1
そうなんですよ。
自分も最近思うのはインハウスのデザインチームもこのアジケみたいなこの住宅の会社も本質的にはそんなに変わらないというか、
やっぱり大企業に属してるデザインチームだとしても、
社内の別部署の方から仕事の相談が来てそれに支援するみたいなやり方が多いと思うんで、
そうするとその社内の別部署の担当者の方とかがデザイナーさんにとってのお客さんになるわけなんで、
ちゃんと満足してもらえなかったら次の相談は来なくなるし、
それは自分たちもアジケは自宅の会社ですけども、それとも別にそんなに変わらないというか、
何でもいつ切られてもおかしくないみたいなのは全然あるなと思ってます。
怖い話ですよ。勝手カブトの尾をまだ閉めてますけど。首閉まってないですか?
首閉まってないですけども、本当そうだなと思ってまして、
お客さんとこういう話をする機会もあったりして、
Speaker 2
デザインマネージャーの方とかは危機感持たれてやってたりするんで、
Speaker 1
そこらへんの危機感はマネージャーだけが持ってても意味ないんで、
もう一人一人が持たないといけないよなっていうのはすごく思います。
Speaker 2
マネージャーの方が持たれている危機感っていうのは、うちの部署なくなるかもしれないよ、
そういう危機感ってことですか。
Speaker 1
おっしゃるとおりで。
Speaker 2
自分が話してた方っていうのはそういう経験もされたことがあるっていうことだったんで、
Speaker 1
他の部署に吸収されるとか、そういうような経験もされてらっしゃる方と話してたんで、
そこらへんの危機感っていうのは常に持っていて、
本当に今結構盛り上がってるんで、デザインチームとか、
デザインの重要度、デザインの価値みたいなところは、
気持ちよく受け入れられてるような風潮があると思うんですけども、
数年ぐらい経ったら、ちょっと状況も、周りの見方とかもシビアになってきたりすると思うんで、
そのときになお、これからもどんどん役割を与えて活躍してもらうっていうふうに会社から思われるか、
それともあれ、本当にいるかなみたいなところで思われるかっていうのが、
たぶん、分かるようになるかな。
Speaker 2
確かに。怖いですね。怖い話です。
Speaker 1
そうですね。何の職種でも同じかもしれないですけれども。
Speaker 2
うーん、なるほど。
Speaker 1
自分事として考えたらちょっと怖いですよね。
そうですね。本当に自分事として捉えがちなんで、私。
捉えること。
Speaker 2
自分事として捉えることを長けてるのかな。
でも、住宅とか支援事業で生き残ろうと思うと結構根幹かもしれないよね。
Speaker 1
そうですよ。
相手のこととかユーザーのこととか、自分事として捉えなきゃいけないもんね。
まさにそうで。自分たちも何個も取引してきて、何個もなくなってきてるじゃないですか。
寂しい!
体感としてというか、体がもう経験してるんで。
Speaker 2
次の世代に引き継がれるくらいのDNAに叩き込まれましたかね。
Speaker 1
もう叩き込まれてるんで、それは。いや、絶対あると思いますよ。
あれはやばいかもって、察知する能力めっちゃ長けてると思います。
Speaker 2
あ、ごめん。今ちょっと音声が飛んじゃいましたね。ごめん。
これちょっとやばいかもっていうところからいいですか。すいません。
Speaker 1
これちょっとやばいかもって感じる能力、かなり鋭いと思います。
お客さんとか自分とか。
インハウスデザイナーの危機感
Speaker 1
あれですか、お客さんが怒ってるかもしれないとかっていうのは。
Speaker 2
平成を装ったテキストからも読み取れるもんね。
Speaker 1
あの文字から、フォントから滲み出てくる。
Speaker 2
滲み出てるなぁ、なんか。
フォント変更されてんのかな、これって言って。
のとさんじゃないぞ、みたいな時あるもんね。
Speaker 1
いや、そうそうそう。なんか怒ってるフォントかもしれんな、みたいな。
Speaker 2
なんか変わった和文フォントで見えるだな、とか。
Speaker 1
そうですし、表情一つであれ、とか。そういうのを敏感に察知してきたんで。
Speaker 2
プロマネ力ってね、たまにマネジメントか、何とかする力みたいなの言われると思うんですけど。
そういう話かもしれないですね、今のね。
Speaker 1
本当そうです。
なんで、経験してわかることもすごい多いと思うんですけども。
でもなんかちょっと、そういう未来あるよっていうところはやっぱりみんな持った方がいいし。
自分もデザイン業界、これからも盛り上がっていくのをすごい望んでるんで。
いろんな企業の中でデザイナーさんがめちゃくちゃ活躍してって、
組織の中で定着してって膨らんでいくっていう風になってってもらった方が、自分にとっても得するんで。
そういう風に進んでいったらいいなって思ってるっていうのはもちろん前提であります。
Speaker 2
なるほどなるほど。
人の喜びとかが自分の喜びになったら楽だもんね。
Speaker 1
そうですね、まさにそうです。
Speaker 2
これは仏教伝道協会の受け売りなんですけど。
Speaker 1
そうなんですか。人の喜びをちゃんと喜べるか。
Speaker 2
すごい難しいことだと思いますけどね。
すいません、話が逸れちゃいました。
まとめるとインハウスデザイナーが持つべき危機感っていうのは何なんですか?
Speaker 1
まとめるとですね、現状は結構いい感じの環境、流れなんじゃないかなって思うんですけども、
5年後、10年後とかをちょっと想像してみると、今のような状況っていうのはもうこれからも続くっていうのが絶対にないので、
ちゃんと自分たちの価値発揮してないとなくなっちゃうよっていうところをみんな意識しながら仕事をしないとなっていうところを
自分にも言えるんですけども、そこら辺が大事なんじゃないかなっていうところがまとめです。
Speaker 2
わかりました。
顧客満足とデザイナーの役割
Speaker 2
とはもう雑談タイムかもしれないですけど、なんか雑談したいこととかありますか?
Speaker 1
そうですね。さっきの話にもつながるんですけども、
うちも次の月の案件決まらんみたいなのは今までずっとあったじゃないですか。
Speaker 2
かなり前ですけど、最近はあんまりないかもしれないですけど。
Speaker 1
初期とかですね。
だからもうこういうときに、頼んでくれたお客さんにいかに満足してもらうかとか、
いかにこの次の仕事も発注してもらうかみたいなところをすごく意識して動いてたと思うんですけども。
梅本さん、そこら辺は自分以上にあったと思いますけれども、どうでしたか、この10年前とかそのぐらい。
Speaker 2
今の危機感っていうのは仕事がなくなる危機感とか、
自分のやってることの価値が認められない危機感みたいな話が今日のテーマですよね。
そういう意味だと私みたいな立場は常にそういうのに晒されてましたね、確かにね。
焦ってましたね。
Speaker 1
どうやって乗り越えてたんですか?
Speaker 2
どうやって乗り越えたか。
もちろんビジネスモデルとか小さく学んで、
目の前の短期のことをしっかりやらなきゃニッチもサッチもいかないという状況が結構続いたと思うので、
そこは相手を裏切らないように、かつ、ちゃんと作ったものが意味のあるものになるように頑張ってやってたと思います。
ただそれしてると自転車が創業になっちゃうので、中期的にどのあたりを目指していくのかっていうのは、
やっぱり短期も中期もどっちも大変やったけどやりながら何とかなったみたいな感じかもしれないですね。
Speaker 1
確かに長い目で何していくかみたいなのはすごい大事ですよね。
Speaker 2
長い目で見たときに何しちゃっていいか誰もわかんないですからね。
Speaker 1
確かに何が正解なのか全然わかんないですよね。
Speaker 2
でも私もそこまで上手くいってるかどうかって言われたらそうでもないような気がしますので。
Speaker 1
これから持ち続けないといけない。
Speaker 2
これからよりしんどくなる可能性ももちろんあるんで、
デザイナーの皆さんは、これから活躍される若い人もいっぱいいらっしゃると思うので、
とにかく相手のお客さんに価値になるような動きをしっかりやって、
デザイナーってやっぱり必要だよねみたいな風潮を一緒に広めていけたらいいですよね。
ということで、今日のテーマはインハウスデザイナーが持つべき危機感ということで、
いろいろお話をしました。
Speaker 1
聞いていただきましてありがとうございました。
Speaker 2
ありがとうございました。
編集後期。
Speaker 1
はい、お疲れ様でした。
Speaker 2
お疲れ様でした。
Speaker 1
言いによって編集してないけど、ただ喋るだけと。
Speaker 2
最後のおまけコーナーですね。
おまけコーナー。
おまけといったらどれくらいのおまけなんでしょうね。
グリコのおまけくらいですかね。
Speaker 1
そうなんですかね。
Speaker 2
ものすごく嬉しいおまけ。
Speaker 1
相手に聞いてくれてるんですかね。
Speaker 2
うーん、最後までもしかしたら流してるだけで何も頭に入ってないっていうのは僕がよくあることですけどね。
ラジオ聞いてるときに。
Speaker 1
そうですよね。でもそれでも嬉しいです。
Speaker 2
いや、ほんまそうだね。
もし質問とかご意見があれば全然いただけると非常に嬉しいので。
昔言ったかどう。
この番組はリスナーの皆さんのおかげで成り立ってますみたいな。
東の工事の本物ラジオみたいなんですけど。
Speaker 1
ぜひいただきたいですね。
Speaker 2
ということで今日はこんなところで終わりと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
18:26

Comments

Scroll