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2020-02-17 15:00

#135まっすぐがむしゃらなこの愛を受け取って欲しい!「LOVELOVELOVE」は是非一度見て欲しい舞台!

舞台は終わってしまいましたが、その雰囲気を少しでも感じていただければ。
https://twitter.com/search?q=%23LOVELOVELOVE23&src=typed_query
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今日も一日、お疲れ様でした。どうもよざっちです。
さあ今日は、2020年2月17日月曜日。ただいまの時刻は22時10分、夜の10時10分でございます。
昨日ですね、実は東京から帰ってきまして、週末土日を使ってですね、東京にある舞台を見に行ってたんですけど、
一日経った今でもですね、その舞台のことで頭がいっぱいで、ものすごく心を揺さぶられたので、今回はちょっとその舞台についてお話させてください。
それでは最後までお付き合いいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
はい、というわけで今日お話したい舞台がですね、劇団扉座の養成所の卒業公演であるLOVELOVELOVEなんですけども、
実は僕大学卒業してから役者を目指してた時期がありまして、その時に通っていた養成所がその劇団扉座の養成所なんですよ。
なので僕もかつて経験した舞台なんですけれども、僕が参加したのがたしか16期なので、今回23期なので7年前になるんですよね。
そこの卒業公演っていうのが毎年LOVELOVELOVE、その時の何期生って今数字が入るので、今回LOVELOVELOVE23、読み方はちょっとわからないですけども、を今回見てきたんですよ。
もともと卒業してからあまり行くことがなくてですね、沖縄に帰ってきてもう見ることないなと思ってたんですけど、たまたま2月の入ってすぐぐらいかな、
TwitterのDMで、その今の現研究生の方からDMきまして、LOVELOVELOVEがあるんですけどもしよかったら見に来てくださいっていうことをいただいたんですよ。
で、あーなんか本当に久しぶりに見たいなーってふと思ったんですけど、でも沖縄から行くのはちょっとなーと思いながら、いろいろありましてその時。
話を聞いてみると、その方が僕と同い年だと。今年32歳、ギリ昭和の年ですよね。でいて今役者を目指して養成所に通っていると。
もともと社会人でやってた方なんですけど、社会人として働いてたけど、夢ができて役者を目指している。
僕は大学卒業してから行って、目指したけど諦めて就職したタイプなので、逆パターンなんですけど。
なんかすごく勝手に運命めいたものを感じまして、これなんかの縁かもしれないなーと思って急遽ですね、すぐチケットを取って東京に行って見てきたわけなんですよ。
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前置きはこれくらいにしてですね、本来LOVELOVELOVEという舞台の本題に入っていきたいんですけど、この舞台、研究生1年丸々稽古してきてやる。
集大成の舞台なんですよね。タイトルからするにLOVELOVELOVEという愛が散開。
本当に研究生たちの実体験をもとにしたりした愛の作品を短編で主にバスで見せていく2時間半の舞台なんですよね。
これがすごいのが、テーマとしてあるんですけど、旗揚げ解散再演付加っていうたった1回限りの舞台。
だからそこにかける研究生たちの熱量っていうのは半端ないんですよ。
それでいて、さらにすごいのが、毎年1つとして同じ作品はないんですよね。
この本当に養成所の代表のコンセプトというか考え方がすごいのが、本来よくあるのが、
養成所とかの卒業講演っていうのは、その劇団がやってた本講演の作品を研究生たちのところに下ろしてやるっていうのは定番だったりするんですよね。
あとは毎年同じ作品をやったりとか。
でも、劇団員がやって面白いものを、それよりもスキルなり経験が劣る研究生にやらせたところで意味がない。
彼らがやるからこそ意義がある作品にしなきゃいけないということで、
毎年研究生たちが自分たちで作品を何十本とか書きたいだけ書いて、選考会っていうのがあるんですよ。
僕たちの時は100作品ぐらいあったかな。
っていうのを1日かけて演出家たちの前で見せて、その中から選考を勝ち上がった数作品から十数作品が
演出家、現劇団員たちの手によって磨かれて、劇団の卒業公演として見せられるっていうものなんですよね。
だから、毎回同じ作品っていうのはないし、その木のカラーっていうのがめちゃくちゃ出るんですよ。
自分たちから出た作品だから、一番わかってるのはその研究生じゃないですか。
だからね、ものすごい面白いんですよ。もう唯一無二。
オーダーメイドの舞台が出てくるわけですよね。
だから本当にね、ものすごく面白くて。
僕らの会とかだったら、毎回あるんですけど、ある男女の恋愛で、その中で男の子の中で繰り返される脳内会議みたいな、性欲の攻め合いみたいなのを
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僕らが言ってしまったら、精子となって、男たちが危険だとかっていうことをやりながら男たちの脳内をやるとかっていう、
そういうアホみたいなのもあれば、家族愛とか。
あとはオタクのすごい何かに対する趣味への愛とかっていう、いろんな形の愛が描かれるんですよね。
それがものすごく面白くて。
まっすぐ本当にガムシャラでストレートな愛をぶつけてくるっていう、本当にプロの舞台が、プロ野球とかすれば甲子園みたいな舞台なんですよね。
これを本当に久しぶりに見てきたんですけど、心を揺さぶられまして。
もちろんそういう、全部研究生たちの舞台だけだったら、オムニバスといっても軸はバラバラになっちゃうんで、1本筋は通ってるんですよ、毎年。
これはもうテンプレというか、毎年決まりきってて、ロミオとジュリエットのストーリーが軸に1本あるんですよね、毎年。
ロミオとジュリエットに選ばれた人は、今回のラブラブラブのメインの主役みたいな感じで、ロミジュリは今年は誰なんだろう、みたいなそういうところも見る側、やる側の面白い部分ではあるんですけども。
ロミジュリの出会いから始まり、それから家の争いがあったりとかして、中田が引き裂かれながらも最後は結ばれるっていう、1本の軸があるわけなんですよ。
その間に研究生たちが作った作品っていうのがあるんですけど、本当にエネルギーの塊みたいな、そういう舞台なんですよね。すごいのよ。
どっかの小劇場とかでやってる下手な自意識を持ったセミプロとかプロの舞台よりも、はるかに面白い。これは多分、こういうコンセプトでやってるからこそ成り立つんであって、実際ここから羽ばたいてプロになっていくってなると、それだけではやっていけないものがあるんでしょうけど。
これは本当に演劇を志す人間とかには見てほしいし、俺自身がそうだったけど、ちょっと生きる気力というか日々の生活に摩耗されて、ちょっと元気をなくした人間にはすごく刺さるんだろうなと思って。本当に表現の根源的な部分というか。
もちろん技術っていうのはプロの役者さんに比べると荒削りだったりするんですけど、でも荒削りって言ってもそこは1年稽古を積んできた人間たちだから、それははるかに上手いわけですよ。素人がやってる熱量だけの舞台とは全く違う。
確かな下積みに裏打ちされた技術をもってして熱量がある舞台を届けているから、これはもうね、いやもうすごいしか言ってないけどね。本当にもうマスクをつけてたから良かったけど、もう穴という穴から涙、鼻水、よだれ渡らしてないけど、もうズルズルだったね。
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本当に自分のかつての自分と重ねてしまってっていうのももちろんあるんですけど、それでもやっぱり心を持っていかれる。すごかったですね。今回で毎年いろいろあるんですけど、今年は多分社会人経験をした人っていうのが研究生っていうのも結構多かったんですかね。そういう仲間もあって、全部面白いんですけど作品としては。
やっぱりその中でも心をつかまれたのが、社会人を経験して、それでいて、今この飛び出座に来ていて、スーツが似合ってるっていうことを言われながら、でも似合ってるじゃん、ジャージもみたいなところで、決して逃げではない。
でもやっぱり自分の内なる衝動っていうのが抑えられなくて出てきたっていうのが、今ちょっと揺れてる自分と重なって、すごく静かに胸を支えられたというか、すごく良かったですね。
わきさんっていう、僕、今回DMいただいて紹介して見に行った方なんですけど、本当に同世代として、本当に勝手だけど諦めた人間として、今後の彼の活躍に期待したいし、これから善と幸あれと思いながら見てました。
それはわきさんだけじゃなくて、それ以外の方々ももちろん同じなんですけども。それの舞台、養成所の研究生たちも、1年生がいて2年生がいるんですよ。
1年生いっぱい、その木によって違うけど、2,30人いる中から3人か4人ぐらいに絞られて、2年生に行くんですね、研究生2年生。
やっぱりその人たちは今回、みんなキャラ濃かったんですけど、別格でしたね。
その中でも尾長さんっていう男性がいて、この方は明治からするに同居、沖縄の方なのかなと思うんですけど。
いやー、なんかこう、面白かったですね。個性的なんだけど、いろんな役柄をやってて、後から振り返って、あの役、この人やってたんだ、みたいなそういうことを思ったりとかして。
すごいこれからが楽しみだなと思う人とか、あとは大川さん、女性の方なんですけど関西の方なのかな。
この人がまた面白くて、関西弁でマクシ立てるところがあったりとかして、ずーっと笑ったりとか。
ものすごい、こじらせというか、そういった面白い、胸がないことをコンプレックスに、巨乳の人に対して恨みつらみを語るっていう作品があった。
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あの生田さんという女性の方がいたんですけど、この人も面白かったですね。
だからこう、これだけ面白い人たちでも、たぶん劇団員に上がっていくっていうのは本当に一握りだと思うと、いやー厳しい世界だなと。
外から見る側、単純なお客さんとして見る側になって感じながらでも、これだけのものをやっぱり出せるから。
やっぱこれから、今自分の7年経った同期見てもそうですけど、やっぱこれから1人消え2人消えってあるんですけど、やっぱ皆さんすごく個性的で面白かったので、この道を進んでいってほしいなと思います。
よかったな。そしてですね、このロミジュリが一本軸があるって言ってたじゃないですか。それ以外にも毎年定番の決まった演目っていうのがあるんですよ。
オープニングのタップダンスだったりとか、途中にあるシーズンズオブラブ、ミュージカルレントの愛を歌った歌だったりとかってあるんですけど、最後の演目で象徴的なのがスクラムっていうのがあるんですよ。
それがもう本当にすごいというか、毎年ラガーシャツっていうのが定番であって、僕ら研究生はですね。
ウエストサイドのジェットとシャークに分かれたりとかして、ぶつかっていくんですよ。
先輩が持つタックルするためのマットみたいなのに、それぞれが思い思いの愛を叫んで1人ずつぶつかっていくっていう演目なんですよ。
でも演劇ですらないじゃないですか。愛を叫んでぶつかっていくっていう。それが本当に胸を打つのよ。
ただ愛を叫んでいくだけで、そこにやっぱ混じりっけない嘘はなくて。
本当に自分の愛を持って叫んで、全力でぶつかっていくっていうところにものすごく表現の根源的な部分を感じるので、思い出しただけで泣けてくるんだけど。
なんかね、すごい舞台なんですよ。ぜひ一度見てほしいなと。
何だろう、見てほしい。それしか言えないですね。
今回、いろんなことがあって見に行けなかったんですけど、声をかけてくれた和樹さんと素敵な舞台を見せてくれた扉座サテライト研究生の23期生の皆さんにですね。
お世話になった扉座の方々に感謝を込めて今回のラジオを締めたいと思います。
最後までお聞きくださいましてありがとうございました。ユザチでした。それではまた。
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