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2023-03-24 15:00

#344 映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に思う自分の無限の可能性

アカデミー賞最多7部門受賞!話題の映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を見てきました!

誰しも一度は考えたことがあるであろう「あの時もしこうしていたら、どんな自分に、どんな人生になっていたのか?」という問い。


もしも”あり得たかもしれない別の人生”を見る事ができたとして、それでも自分は今の人生を選ぶだろうか?


そんな事を考えさせられました。



監督:ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート

出演者:ミシェール・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェニー・スレイト、、ハリー・シャム・ジュニア、ジェームズ・ホン、ジェイミー・リー・カーティス

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今話題の映画、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス、通称エブウェブ。
この映画を見てきました。いやー、この映画すごいですね。さすがアカデミー賞を割いた7部門でしたっけ?
受賞するだけはありますよね。なんかこう、見る人によってつまらないとか、めちゃめちゃ面白いってこう、映画自体の感想は分かれると思うんですけど、
多分これ、みんな何かしら心の中に引っかかる部分とか、登場人物の心情とかに寄り添える、身に覚えがあるんじゃないかなーっていう点で、
絶対これはね、映画館で見てほしい映画ですね。もともと予告の段階から気にはなってたんですけど、アカデミー賞を受賞した最多7部門ですから。
で、さらにこう、映画の紹介をするツイートとかっていうのが結構あって、その中でも一つ気になったのが、なんかこう、岩が全力で泣かしに来るとか、
あとはこう、何者にもなれなかった自己嫌悪をする人を、全力でぶん殴って優しく抱きしめる、そんな映画ですみたいな、そういう紹介ツイートとかを見てですね、
これはぜひ見てみたいなと思って、もうね、スケジュール空いた瞬間にすぐチケット取って見に行きました。
本当にね、岩が全力で泣かしに来ますよ。そしてこう、何者にもなれなかったっていうのはね、ちょっと映画のストーリーにも関わってくるんですけど、そういったこう、自己嫌悪をする人、
結構やっぱね、僕も含めていると思うんですよ。そういう人を本当に全力でぶん殴って、そして優しく抱きしめる、そんな映画でした。
本当にね、やっぱりこう、最短7部分を受賞するっていうだけあって、本当にシンプルに面白い、つまらないっていうことで、そんな簡単には片付けられない。
見て絶対に何かこう、感じるものが各々ある。そしてそれは多分人によって違うっていう意味でもね、本当に映画館で見て損はない映画だと思いますので、
ぜひ興味がある方、見てほしいなと思います。everything everywhere all at once。長いからちょっと噛んじゃいますね。通称エブエブです。
で、今回はですね、この映画のネタバレにならない範囲で感想だったり、見て感じたことをですね、ちょっとおしゃべりさせてもらいたいと思います。
ぜひですね、映画見てない方も、見た方も最後までお付き合いいただけたら幸いです。
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はい、というわけでどうも改めましてヨザッチです。さあ今回お話ししたいのは映画、エブエブについて。
知らない方のためにざっくりあらすじ説明しますと、本当に人生に疲れた主婦、平凡な主婦のエブリンという主人公がですね、本当に頑固な父親の介護だったり、頼りで優柔不断な旦那だったり、
もしくはさらには喧嘩して自分の良くと聞かなかったりする娘だったりとか、さらには確定侵獲みたいな感じで国税局に行って、感謝でいびられたりとか、そういう本当にストレスフルで人生に絶望している主人公エブリンがですね、
ひょんなことから旦那が急に氷変するんですよ。で、いつもの頼りない姿から一転してキリッとした目で、「俺は君の夫ではない。別の次元から来た僕だ。君に会いに来たのには訳がある。今、マルチバール、別の次元、この全宇宙で大変なことになっている。
君にこの全宇宙を救ってほしい。」という話が来てですね、そこからこの平凡な主婦のエブリンがですね、戦いに巻き込まれていくっていう、そういうざっくりとしたお話なんですけれども、この映画のテーマになってくるのがですね、このマルチバース。
MCUとかでもね、最近も本当に出てきて頻繁に見ますけど、どちらかっていうとなんかこうパラレルワールドって言った方が、なんだろう、考え方的には分かりやすいんですかね。まあ、あり得た可能性、あり得た自分って言うんですかね。僕らの人生ってこう選択が迫られるわけじゃないです。
例えば、生まれて学校に行く、行かないとか、じゃあどこの学校に行くとか、試験を受けるとか、例えば誰々と付き合う、今日何を食べる。そういった日々の小さいことから人生の転機となる大きなところまで選択をしていくわけですよ。
もちろん僕らは今選んできたものの集合体というか、選んできた結果、今の自分があるわけなんですけれども、その一方で選ばなかった方の選択肢っていうのも存在するわけですよ。実際にこのパラレルワールドとかマルチバースがあるかどうかは分からないですよ。
ただ、この映画の世界観ではあって、その無数の選択肢の数だけ、その一人一人の人間には可能性があると。その世界では平凡な自分がもしかしたら、漢風アクションのスターだったりとか、歌手だったりとか、もしくはシェフだったりとか、普通に道路のそばで看板を振り回してるような、いろんなあらゆる可能性があるわけですよ。
このあり得た可能性、無限の可能性みたいなところが今回のこのエブエブの一つの軸になってくるわけなんですけれども、最初ちょっと知っておかないと設定を振り回される、置いてかれるんで、一つ説明すると、
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その主人公はそのアイテムを使って、その別の次元にいる自分のスキルとか能力っていうのを借りることが、使うことができるんですよ。例えば、別次元の自分がボクシングの選手とかだったら、全然自分は経験ないけどボクシングができたりとかっていうのができるわけですね。
そういう感じで、いろんなあり得た自分の可能性と繋がっていって、リンクして、自分にはこんな可能性もあったんだって戦いながら、その自分の可能性、あり得たかもしれない世界っていうものを感じていくっていうところが一つ、この映画の見どころだったり、そこに付随して、そこにくっついて、自分の人生を振り返るみたいなところが一つ、映画のストーリーの大きな軸としてあるんですけど、
これって結構、誰しも一度は考えたことあるじゃないですか。今、例えば順調な人生だったとしても、あの時にこっちを選んでたらどうなってたんだろうとか、こっちを選ばなかった人生ってどうなってたんだろうなーなんていうことを思ったりすると思うんですよね。
でもそれって、いわば何者にもなれなかった。最初にも言った通り、若い頃はいろんな選択肢とかあったりして、いろんな将来に希望を持って、自分は宇宙飛行士になるとか、プロサッカー選手になるとか、今で言えばYouTuberになるとか、そういった夢を持つけれども、
挑戦と挫折、失敗と成功っていうのが経て、僕らはだんだん可能性を閉じていって、結果、多くの人は一般、いわゆる何者にもなれないまま終わってしまうわけですよね。僕も含めて。
っていう時に、やっぱりこう、今あったかもしれない、今の自分ではない、ちょっと輝かしい自分っていう世界を妄想するのはすごくやっぱり、なんか救いになったりするわけじゃないですか。
で、この映画のエブエブの主人公のエブリンっていうのは、実際に目に触れるわけですよ。っていうところで、自分はあの時この道を選ばなければ、こんな素晴らしい自分になれたのにっていうのを、今いる世界の人にぶつけたりするんですよ。
これがね、見ていてすごく胸が痛いというか、自分にもやっぱりさ、大なり小なりそういうことってあるじゃないですか。この道を選んでなかったらこうなってたかもしれないのにって、今の自分がうまくいってない時こそこう思ってしまう。
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なんかそういう、誰しも一度は抱えてしまったそういったこと、考えとか、無責任に人に責任転嫁してしまうような、そういう考えもありながら、その中でこう、段々とね、ストーリーに関してネタバレになるので言えないんですけど、段々こう、色々と自分の可能性を見ていくにつれて、
その中でこう、巡り巡って、やっぱり今の自分に帰ってくるっていうところがすごく素晴らしくてですね。なんか見ていて、今、目の前の自分の人生っていうものをしっかり生きなきゃなーって思わされるのがなんかね、まあ本当に、映画自体は結構ね、なんかドギツイ下ネタあったりとか、カオスだったり、わからないなーっていうところ結構あるんですけれど、
でもね、やっぱりこう、なんか見ていて、なんだろう、シンプルにこう、ストーリーすごいとかっていう、なんかよりもなんか、なんていうんですかね、なんか気づいたら号泣していたっていうような映画でした。本当にね、ぜひ見てほしい。
この、なんて言うんだろう、可能性というかこう、自分の、なんかね、まあ無限の可能性とか何だってなれるって、やっぱり今の時代とかこう、ね、言うじゃないですか、それはすごく素敵で、あの、なんて言うんだろう、まあ選択肢とか幅とか、で、いつからでも頑張れるっていうのはもちろん半分正しいと思うんですけど、
一方で、なんだろう、そうやって可能性を削り切れないからこそ、こう、何者でもない自分になってしまったのかなーなんていうことも、やっぱ思ったり、これを見てね、するんですよね。
で、すごくこうね、もう耳が痛いセリフがあってですね、この別次元から来た旦那、まあその世界では旦那じゃないんですけど、まあ、が、こう、来て言うんですよ、エヴリンに。君は人生を変えるチャンスを失うことを恐れている。恐れすぎた。それだからこう、結果、あの、一番どん詰まりの最低な人生になったっていう。
だからこう、どの可能性にもなれない。で、それをこう、一度こう、ね、その他の可能性っていうのを捨てて選択してしまうと、ね、その多数の選択肢を手放すことになるけれども、結果でも、だからこその選び取った選択肢には価値が生まれてくるっていう、なんかね、そういうことを最近本で読んで、えーとですね、確か本のタイトルが、限りある時間の使い方だったかな。
これ結構面白い本だったので、ぜひ興味ある方見てほしいんですけど、やっぱりこう、なんだろう、ね、まあ、あんなのできた、こんなのできたってね、妄想してるときは楽しいし、で、でもそれってやっぱこう、今の自分に向き合ってないっていうことじゃないですか。
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まあ、向き合いたくもない、ね、こう、大変な人生かもしれない人もいるし、そうでない人もいるかもしれないけど、それでもやっぱりこう、それを受け止めた上でこう、目の前の人にまず親切に、優しく、そして一生懸命生きてみなきゃっていうところから、今のこの選び取った選択肢が輝いていくのかななんて思うと、ちょっとなんかね、あの日々の向き合い方を改めようなんてことを思ったりします。
すごいこう、なんかね、メッセージ性のすごく強い。でもなんかそれが、全体がカオスだから、変に押し付けがましくないというか、なんかすごくね、すっと入ってきたような、なんかこう、力技な感じはしたんですけどね、すごくすっと入ってきたような印象でした。めちゃめちゃ面白かったなあ。ぜひ興味がある方見てほしい映画でしたね。
で、こう、やっぱり、まあ僕も30、この前5になったんですけど、この前っていうか、昨日ですね、5になったんですけど、あのー、こう、やっぱり可能性を喜んで削っていく、なんかこう、ちょっとずつ削ってはいるんだけど、どうしても踏ん切りつかなかったりして、なんかこうね、そういう自分っていうのに、改めてこう、気づかされたというか。
以前何かのブログで書かれていた、本当にこう、綺麗な、バーとかで使うような丸い氷をイメージして、で、これをもう一度割ってしまったら、元の形に戻せないじゃないですか。でもそういう感じで僕らは喜んで、この可能性っていうのを削っていかなきゃ、やっぱりこう、今ある、選び取った人生っていうものに、なんかこう、価値を見出せないのかなあと思うと、やっぱりそういう、ね、腹くくるじゃないですけど、やっぱこう、決めるからこそ決まるみたいな。
そういうところもあるのかなあ、なんてことを思ったりしましたね。なんか、選ばないでいることと、他のものを捨てるっていうのもまた違うのかなと。
なんか、選ぶけど余地を残しているのと、また、選んでさらに他の可能性を削っていく、手放していくっていうのは、違うんだなあと思うと、やっぱり、まあね、そういうことを選んでいかなきゃいけない時期に僕自身来てるのかなあ、なんてことを。
最近、まあね、大きい決断をした僕としては、考えさせられるところではありましたね。本当に、映画自体もすごく、何かしら感じるところがあると思う。面白いか面白くないかは、多分結構、賛否両論というか、各々で分かれると思うんですけど、ぜひ何か、絶対何か感じる映画なので、見てほしいなと思います。
というわけで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。ヨダツでした。
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