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てみたーずのラジオショー、てみたーず
俺が働いている本屋でも、今週の頭ぐらいからかな? 猫の日フェアという、猫関連の本とかも大々的に展開したりして、それが結構売れてたんですけど。
あとはツイッターのタイムラインとかね、猫の写真とかも猫の動画でね、結構あふれ返ってたんですけど。
まあ、猫の話は今日はちょっとしないでいこうかなと。
あの、猫大好きなんですけどね。ちょっと過去にいろいろありまして。
もう猫の話って思い出すだけで泣きそうになるので、今日は全く関係ない話をしていこうかなと思います。
多分いないと思うんですけど、気になる方は過去の配信かブログをチェックしてみてください。
で、今日2月22日というのは猫の日でもあるんですけど、今日公開初日の映画っていうのは結構ありまして、その中でも3作品ぐらい見たい映画っていうのが今回あってですね。
公開初日にこの映画見たいっていうことはなかなか思わないんですけど、今回に限ってはちょっと元々コミックエッセイだったりとかで気になる映画っていうのがいくつかありまして、これはぜひ公開初日に見たいなと。
ただちょっと全部見るわけには時間とかお金の関係でいかなかったので、一本に絞ろうと思って今日見てきた映画。これについて今日はお話ししたいんですが、これはね、ぜひ見てほしいね。
予想をだいぶ上回ってきたので、もう2時間、笑いっぱなしの2時間の、もう本当にあっという間でしたね。ぜひぜひ見てほしいなと思います。はい、というわけで今日お話ししたい映画はこちら。
映画、飛んで埼玉。はい、というわけで見てきました。公開初日に映画飛んで埼玉。結構CMでね、バンバン流れてるんで。
この映画を、この存在を知らない人っていうのはほとんどいないんじゃないかなっていう。結構ね、二階堂ふみとガクと主演の2人がバンバン盤線でたりとかっていうことで、結構日本中の人が注目してた映画だと思うんですよ。
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で、漫画自体も月曜から夜更かして取り上げられてからずっとフューチャーされて、うちも本屋ですから、結構その漫画、もうめちゃくちゃ売れてたんですよ。なので、これはもうぜひ見たいなと。舞台が埼玉で、今住んでるのも埼玉で、なぜか主演の2人が沖縄出身と。
これも地元が沖縄なんで、沖縄と埼玉、こんなに自分にゆかりがあるものが詰まった映画っていうのはなかなかないなと思って、これは公開初日に絶対見ようと思って今日見に行ってきたんですけど。いやー面白かったね。本当に2時間笑いっぱなしの映画でした。
これはね、埼玉県民は絶対に見てほしい映画ですよ。今埼玉に住んでる人も、埼玉出身で埼玉県外に住んでる人もぜひ見てほしい映画ですね。
これね、もう本当に埼玉を超絶ディスってるんだけど、もう愛の裏返しというか、埼玉愛にめちゃくちゃ溢れた映画なのよ。これはネタバレじゃない、今回ネタバレじゃない範囲でいろいろ喋っていこうと思うんだけれども。
まず映画の一番スタートに、なんかこう不思議なダンスシーンから始まるんですよ。神秘的な感じの。で、あれこれどうやってこの映画始まるのかなと思ってたら、そのダンスの中から作者のマヤミネオさんが出てきて、この作中に出てくる地名と現実のものとは一切関係ありませんっていう前置きを踏まえて映画本編が始まるんだよ。
まあもう予防線だよね。これだけディスるけど、本編と現実とは一切関係ないからねっていう前置きを踏まえて始まるんだけど、もうね、とことん埼玉をいじっくり倒してたよね。
いやー笑ったな。で、本当になんて言うんだろう。世界観が振り切ってるというか、監督がノダメ・カンターヴィレのドラマと映画シリーズ、そしてテルマエ・ロマエを監督した人の作品なので、本当に良くも悪くもコメディにガーンって振り切ってるんですよね。
だからすごくいじっくり倒してるんだけど、そういうものとして見れるから、たぶんあれだけディスられてて、「埼玉バカにしてる映画なんて見るか!」って思ってる埼玉県人ってたぶんほとんどいないと思うんですけど、そういう悪意のある映画じゃないっていうことだけは前もって言っておこうかなと。
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俺は純粋な埼玉県民ではなくて、上京して2年東京に住んでて、引っ越してきて4年大宮に住んでるんですけど。その感覚としてもさ、埼玉県民ってそこまでディスられたりいじられたりすることに、そんなに抵抗がないというか、すんなり受け入れてるというか。
なんだろうね、やっぱり東京と神奈川には勝ってないけど、3番手として、千葉と若干争っている感はあるけど、それなりに関東圏の中での自分たちの立ち位置は確立してるみたいなのがあるのかわかんないけど。
そんなにディスられることに対して、当事者たちは別にそんなに何か特別な感情を抱いている感じはないのが不思議で面白いよね。
俺、今回、埼玉新都心という大宮から一駅の埼玉の映画館で飛んで埼玉を見たんですけど。公開初日っていうことももちろんあると思うんだけど、その映画館で一番大きいシアターが満席なのよ。
平日の夕方くらいだから、仕事帰りのサラリーマンとかも結構いたのかな。でもね、あれだけ大きい映画館がよ。満席ってすごいよね。だから、埼玉にディスられている当人たちが危機として、まだかなまだかなって映画の公開を待ってるのよ。
それもちょっと面白かったんだけど、不思議なもんでさ、本当に愛に溢れた映画で、ポイントポイント自虐ネタっていう感じですごく面白くて、客席からドッカンドッカン湧いてるのよね。
あのなんだろう、映画を見ていて、見ている観客全員の一体感みたいなのがあるのって、本当になかなかないよね。俺、大学の時に見たThis Is Itぐらい。それぶりぐらいかな。
大学の時に見たThis Is Itって、マイケル・ジャクソンが亡くなって、ツアーに向けてやっていたドキュメンタリー映画。あれを見た時に、映画が終わった後にさ、スタンディングオベーションが起きたのよ。どっからともなく拍手が起きて、みんな立ち出して。
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っていうのが、起きてもおかしくないぐらいの一体感だったよ。すごく面白かった。登場人物が宝塚みたいな感じでね、すごく煌びやかな感じで、漫画の世界観っていうのをすごく忠実に再現したような感じなんですけど。
本当に、埼玉県民が酷い扱いなのよ。本当に、埼玉県民には草でも食わせておけっていうのはもちろん、通行手形がないといけないとか、埼玉っていうのを口にするだけでも恐ろしいみたいな、そういう扱いなんだけど。
なんだろうね、要所要所に出てくるさ、このディスに見せかけた埼玉愛っていうのが溢れててさ、もう本当に腹抱えて笑ったね。でさ、もう、やっぱ劇場が、それぞれやっぱ埼玉って言っても広いからさ、所沢だったり鹿塚部だったり大宮だったりとか、あと何がある?
もう本当にいろいろ川越えとかさ、そういういろんなところがあるじゃない?っていう、それぞれの埼玉の中でもやっぱ広いから、いろんな場所があるんだけど、それもやっぱりちくいち細かく拾ってさ、ネタにして笑いにしてるんだよね。だからもう面白くて、いろんなところでやっぱりこの当事者意識っていうのがあるのかな。
で、やっぱさ、映画って、上映前にトーク、会話をやめてくださいっていうのがあるじゃないですか、前置きとして。でもやっぱり、どっかでクスクスとかドッカンドッカン笑いが起きて、やっぱちょこっとここいじられた、わかるわかるみたいな会話が生まれちゃったりしてんのよ。
でもそれすらも聞いてて、ああそうなんだとか、ああそれ俺もわかるよっていう、本当に劇場が一体感に包まれた映画だったね。
なんかすごく平和な空間でさ、面白かったな。あれ、他のところだとどうなんだろうね。今回は埼玉県で上映されてた映画館で見たからそうなったけど、他の県で行くとやっぱりちょっと疎外観だったりさ、贅沢な身内だよね、身内映画。
もうあれだけディスられてるけど、あれだけ贅沢なキャストを使って、予算もかけてさ、ちょこちょこなんか、これなんかの使い回しの映像じゃね?みたいなそういうのもあったけど、そこら辺のチープさとか、もうちょっと込みで面白かったりとかっていうのがあって。
埼玉県民への愛とリスペクトがもう、ふんだんに盛り込まれた映画だから、もう埼玉県民はぜひ見てほしい映画なんだけど、あれね、他の人が見たらどう思うんだろうね。
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公開初日なんで、感想とかのツイッターのタイムラインとかも、全部まだ公式ホームページとかの動画とか、そういうので溢れてるんで、まだあんまりわかんないんですけど。これからまた日数が経ってきて、いろんな人が感想を投稿したりすると、そういうのが見えてくるのかなと思って、すごく楽しみではありますね。
いやー、面白かったなぁ。で、そののだめとか、あとてるまえろまえとかっていうのも、見たことある人ならわかると思うんですけど、やっぱり特にのだめかな。あれって結構振り切ってるじゃないですか、感情表現とか。ボーンボーンっていう。なので、やっぱこう、いろんなところに全力なのよ。
だから、あれだけ綺麗なキャストとか実力があるキャストが、全力で茶番を演じてるって、設定はシリアスだったりとか、やってる設定は大真面目だったりするんだけど、笑けてくるんだよね。だから、爆マンでいうシリアスな笑いみたいな。
すごく変なことをして、わーっていうよりは、登場人物がめちゃくちゃ真面目なんだけど、それが笑えてくるみたいな、っていう面白さで。それでいて、後半のあるシーンで、加藤亮とか伊瀬彩月が全力で叫ぶシーンとか、全力で熱く語るシーンっていうのが出てくるのよ。
でも、感情がおかしくなってるんだろうね、俺も。なんか、そこでほろと涙出てきたりとかして、もう感情移入しまくっちゃってるというか。本当に、全力の大茶番劇っていう、もうあれだけ贅沢な茶番っていうのは、なかなかないだろうね。
本当にこれは、ぜひ埼玉県民に見てほしい映画です。埼玉と東京っていう関係を語る上で、周りの関東とかも絡んでくるんですよ。埼玉はやっぱり、今回のテーマが飛んで埼玉、埼玉だから、やっぱりディスるだけじゃなくて、要所要所に愛も含まれてくるんだけど。
微妙にさ、巻き込み事故みたいな感じで、周りの関東の県とかもディスられたりしてるんだよね。それも媚びでちょっと見てみると面白いかなと。だから、いろんなこの映画を見た人の感想とかっていうのを聞いてみたいよね。
群馬とか栃木とか千葉とか茨城とか、あと横浜、神奈川県とかね、これからの感想がちょっと楽しみな映画でもあるよね。実際の漫画、原作も読んでみたいと思います。というわけで、今日は飛んで埼玉の映画について話してみました。最後までお聞きくださいましてありがとうございました。