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はい、みなさんこんにちは。Web3 デザイン トークスのテクノグリフスです。
本日もニューヨークからお送りします。
このチャンネルでは、Web3時代における3Dデザイン、モーショングラフィックス、タイポグラフィーなどについて、新しい発見や学びを共有していきたいと思います。
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では、本日は、2Dアニメーターこそ、Blenderを試すべき理由について、お話をさせていただきたいと思います。
ご存じの方がほとんどだと思いますが、Blenderは3D CGのソフトウェアで、オープンソースですので、使用が無料ということで、
本当に試しに触ってみる、個人、もしくは小さな会社の方でも、いつでも使い始めることができるツールです。
UIが結構複雑で、After Effectsなどともかなり違うので、
僕も最初は使った当初は困惑しましたし、よくわからなかったんですけれども、
やはり3Dの中で扱える、アニメーションが作れるし、その他多数の機能が入っているということで、とても便利なツールです。
2Dアニメーターの方は、After Effectsの中でも3Dということが使えるんですけれども、
基本的には3D空間で2Dのものを扱うという形になるので、そこが大きな違いなのかなと思います。
Blenderツールには、Physics Engineが入っていまして、その中で様々なシミュレーションが可能です。
例えば、バルジといって風船のように膨らんだ、よくタイポグラフィーで膨らんだビジュアル画を見かけるんですけれども、
そういったものだったり、パーティクルといって光の粒みたいなものが多数浮いているもの、
もしくは落下してくるもの、液体だとかそういったものを作ることができます。
3Dに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、
3Dで作ったものを2Dに落とすということは、表現的にはむしろ簡単。
2Dを3Dにするよりは簡単ですので、そこで自分のテイストに合わせていくということは可能なのではないかなと思います。
3Dソフトウェアを使い始めた当初ですね、本当に僕もそのUIでかなり困って、
一番最初にやっていた方法は、Adobe Illustratorで作ったものをSVGファイルとして書き出して、
それを読み込んだエクストリルで厚みを持たせる、
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そしてスカルプトモードでちょっとこねこねして立体感をつけるみたいな形で、
ゼロからモデリングをするという形ではない方法で使っていました。
現在でも僕はAfter Effectsは使いますし、全然使いますし、
3Dで作ったものを2Dでさらに別のエフェクトをつけたり、編集をしたりということももちろんありますし、
2Dで使ったスキルがなくなるわけでは全くありません。むしろそこで強化がされます。
しかもブレンダーは本当にどんどん進化していて、数年前まではUIも本当に複雑で分かりづらかったんですけれども、
ここ数年は洗練されてきて使いやすく、
しかもYouTubeもしくは様々な教育系のプラットフォームでどういうふうに使ったらいいかというコンテンツも充実していますので、
ぜひまず一度触ってみていただきたいなと思います。
個人的には先ほども申し上げたPhysics Engineが新しい体験になるのではないかと思います。
その他ですね、使い方としてはグリスペンシルというものがありまして、
そこでいわゆるペンシルで描いたようなものを3Dに貼り付けるみたいなことができたりだとか、
アフターフェクスなどでは難しいようなカメラワーク、もしくはパースペクティブをそこで一回試して、
それを参考にして2Dで描き起こすみたいなことにも使えるのではないかなと思います。
ということでですね、本日は2DアニメーターこそBlenderを試してみるべき理由ということについてお話をさせていただきました。
もし今回の内容に興味を持っていただけたら、良いなと思っていただけたら、ぜひいいね、もしくはフォローしていただけると嬉しいです。
皆さんの反応が今後の放送の励みになります。
感想などもぜひコメント欄に書き込んでみてください。
余談になりますけれども、ここ何回か放送させていただいてですね、
いかにスタッタリングというか、えーとかそういった言葉が自分には入ってしまうんだなということを自分で聞いてみてよく感じます。
他の配信者の方がクリアに話されているのはどうやってるんだろうと憧れでしかないんですけれども、
回を重ねるごとに良くなっていくといいなと思っていますので、
ぜひぜひフォローしていただいて、今後も聞いていただけると嬉しいです。
はい、では次の配信でお話しさせていただきます。ではまた。