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はい、皆さんこんにちは。Web3 デザイン トークスのテクノグリフスです。
本日もニューヨークからお送りします。
このチャンネルでは、Web3 時代における 3D デザイン、モーショングラフィックス、タイポグラフィーなどについて、新しい発見や学びを共有していきたいと思います。
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はい、ということで、本日はアメリカで未払いを経験した時の話についてお話をしたいと思います。
ですので、今回はWeb3 どのコーナーというよりかは、海外生活編みたいな感じですね。
という感じで、お聞きいただければと思います。
未払いに関してはですね、これまで2回ほど経験していますね。
1度目はですね、こちらの会社、当時、前働いていた会社での経済状況が悪くなったという時が1回。
そしてですね、その後、パンデミックが起こってですね、
パンデミックの起こった時に政府から補助金みたいなことだとか、
低金利の借金が簡単にできるようになったりだとか、
そういったことが、好か不好か会社にとっていい方向に働いて、
1回また経営的にも良くなったんですけれども、
またその後に悪くなってですね、そして2度目の未払いを経験するといったことを経験しました。
そこで学んだことだったりとかですね、
今後もし海外で生活したい、もしくは働きたいと思ってらっしゃる方がいれば、
何かしら参考になることもあるかなと思ってお話ししてみようと思います。
ちなみにですね、当時僕はその未払いも経験したんですけれども、
会社には雇用はされているっていう状態で、いわゆるレイオフとかそういうものではなくてですね、
ファーローと呼ばれる状態で、ビザ的にも会社にスポンサードしてもらったビザ以外にも、
フリーランスのビザもまた別に持っていたので、
ビザ的なことは、特に自分の場合は問題なかったということを一応付け加えておきます。
でですね、その1度目の未払いが起こったときはですね、
その当時僕はルームメイトがいたんですね。
ルームメイトがいたんですけれども、日本人の友達にその未払いにあってるっていうことを話したらですね、
そのこと話すとちょっと家を追い出されるかもしれないから、ちょっと待ったほうがいいんじゃないと言われてですね、
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彼には、そのルームメイトには話さずですね、会社に行ってるっていう体で、
よく日本の昔のドラマとかアニメであった、リストラされたお父さんが公園に行って会社に行っているふりするみたいな、
ああいったことをリアルにやってですね、朝家を出てカフェに向かってですね、
仕事はしてなかったんですけれども、せっかくそういったフリーの時間がたくさんできたので、
それまでやりたかった自主制作とかですね、前回話したタイポグラフィーを作ったりとかですね、
そういったことをしてました。
結果的にですね、数ヶ月したら復帰できたんですけれども、そのとき作ったものをですね、
コンペティションに出したらそれが賞をもらえたりとか、
その間に2回目の未払いの間にはですね、その間に自分のポートフォリオサイトをアップデートしたりとかですね、
できる範囲で、それまでできなかったことに時間を費やすようにしました。
それが一番建設的かなと思いましたし、
そのときもしフリーランスで取れる仕事があればして、仕事の幅を広げるとか、コネクションを広げるとか、
実際そういうこともありましたし、外部のディレクターとつながりが持てたりもしたので落ち込みますけれども、
そういったことは新たなチャンスと、無理やりにでもちょっとポジティブに捉えて、
もう本当にどうしようもなくなったら、そのとき次の手を考えるという感じで、
とにかくできることを前向きに捉えて頑張るのが経験上良かったです。
そしてですね、海外でそういったこと、日本でもそうかな、経験したときにはですね、
やはりまず自分の主張をはっきりする、そして証拠をできるだけ取っておくということが重要だと思います。
今どれだけ未払いのものがあるかとかですね、いつまでに支払いをしてほしいとか、
そういったことは当然会社を辞めた後も伝えてますし、
実際のところ全額がまだ支払われていないので、
前の会社を辞めて数年経っていますけれども、支払いが終わっていないので、
こちらはですね、小学裁判所というのがありまして、
実際のいわゆる弁護士をつけて戦うような裁判所ではなくて、
比較的小学の、ニューヨーク市の場合は場所にもよるんですけれども、
5千ドルから1万ドル、つまり75万円から150万円ぐらいまでの金額、
これはお金に限ったことで、器物破損とかそういったものは含まれないと思うんですけれども、
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そういったことに限っては、20ドルぐらいの申請費で申し出ることができます。
そしてその際、弁護士をつける必要もありません。
僕はこの制度を使ってですね、申し立てを行って、
で、裁判の前にメディエーションといってですね、いわゆるワクハイに近いのかな、日本でいう、
専門の弁護士が間に入って、オンラインで3者で話し、
その時の同意内容に従って弁護士が文書を作成して、
それに従って履行してもらうということになっています。
ただ、1点注意点はですね、これは法的に支払いを誰かが強制力を持ってしてくれるというわけではなくてですね、
その後も結局支払いの採測をしたりだとか、コミュニケーションは自分でしなければいけないので、
その点がネックではあるんですけれども、ただ、そういったご法的に文書で残しておくっていうのはすごく大事なので、
ぜひ、もし同じようなことを経験されたり、何かそういったことで心配事があるという知人がいらっしゃる方があれば、
個人的には小学裁判所というのは比較的使いやすいのでおすすめです。
また、それとは別に僕はその前にですね、ちょっと時間軸が前後するんですけれども、
労働弁護士、レイバーロイヤーという人も雇いました。
その場合もですね、文書を作成してもらうことが目的で、
プロミスタリーノートという同意書みたいなものを作ってもらいました。
これもですね、法的な拘束力がないんですよね。
とにかくお金は弁護士さんをお願いすると本当に高くついてしまうので、
できるだけ時間をミニマムに抑えて、
ただ、法的に証拠となるような文書を作成するという目的でもですね、
一応作っておくに越したことはないかなと個人的には思います。
一応、ニューヨーク市だと6年までだったかな。
見払いの後でもですね、請求できる期間があるんですけれども、
ただ、お勧めされているのは2年以内とは言われているので、
できるだけ早くですね、対応できるものは対応して、
そういった余計なですね、不安から逃れられるように一歩一歩進めていくのがいいのかなと、
経験される方も少ないと思いますけれども、思います。
はい、ということでですね、本日は海外、アメリカで見払いを経験した時の話についてお話をさせていただきました。
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今回の内容にちょっと関わったことなんですけれども、
弁護士さんを当たっているときにですね、
僕がレイバーロイヤーとして雇っていた方は法廷では戦えないということは最初に伝えられたんですよね。
文書を作成することまでしかできないと。
もし仮に法廷で弁護できるような弁護士さんを雇うとしたらということでちょっと探してみたんですけれども、
その方は1時間作業するのに、作業するごとに600ドル、700ドルっていうことを言ってたので、
とても払えないなと思って、その方法は諦めました。
という金銭感覚も含めて参考になれば幸いです。
ということで本日もお聞きいただきありがとうございました。
また次のトークでお話しします。
ではまた。