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スピーカー 2
そうね。多分いろいろ整理していくと、ここはTJTJと違うわとかもぜひ見つけていきたいなっていうのは思うけど。
スピーカー 1
結局自分が納得してない方法ってうまくいかんこと多かったりするけど、自分なりに咀嚼してってのはすごく大事だと思うけど、今日すごく大きな方向性は示してもらったのかなと思いつつ。
俺が印象に残ったのは、二次的な不安が自責と他責を生むんだと。それが伝播していった悪循環を生むっていうのがすごく印象的で。
だから子どもから出てきたさ、なんで産んだんだよとかっていうすごく厳しい言葉ってあるやん。
これはやっぱりまず子どもが自分を責めていて、自分を責めてるからこそ他にも攻撃が出るんだっていうのとかさ。
これ逆もしっかりで、保護者が自分のせいで自分のせいでって思ってると、それが結局我慢してても子どもにバンってぶつかったりとか、パートナーにぶつかったりするっていうのは何回も見てきたことやけんさ。
スピーカー 2
なるほど。しかも先生もね。
スピーカー 1
そう先生もそうだったね。
スピーカー 2
学校の先生が自責になってたら出ちゃうって。
スピーカー 1
だからまずこれは制度が生んでることだし、問題は作り出されてるって言葉もあったしね。
スピーカー 2
問題はね、問題と言わなかったら問題じゃないっていう。
スピーカー 1
そういう結局自分を責めたりとか他人を責めたりするっていうことが悪循環を生んでしまうっていうのはね、本当見てて。
で、俺けっこう中継というか仲介すること多いのよね。仲介だから両方見ること多くて、子どもがバンって大人にひどいこと言って、親御さんが傷ついてるとか。
でも子どもの話聞いたら本当はそう思ってないんだけど言っちゃったんだとかさ。逆もしかりで。
だからそうやって、自分を責めたり他人を責めたりしてしまうことで親子関係が崩れてしまうってもったいないなと思って。
その中でさ、工藤さんが最優先は親子関係の改善で、なんか良かれと思って頑張ってんのに、これで憎しみ合ってんのおかしくないっていう話があったよね。
子どもの幸せ願ってんのに結果的にすごい憎しみ合ってるみたいな状況って、本当この不登校という課題に向き合ってから多く見ててさ。
だから親子関係を改善しましょうっていう1個の優先事項が見つかって、これが親子関係改善しましょうだけだったらイマイチなんだけど、そうすることによって子どもが自分をオッケーだと思えるんだと。
自分のことオッケーだと思えると次は安心感が生まれて新しい番出ていこうっていう風に挑戦につながっていくっていうのはあるから。
スピーカー 2
そうだよね。親子関係が一番大事だよねっていう、その言葉だけやったら本当に一番大事なのかみたいななんかいろいろあるかもやけど、ストーリーがあるしねちゃんと。
それをまた大事にすることで子どもがこういう風に元気になっていくとかね。
スピーカー 1
うん、まさにそうだと思った。順番逆はないんだなと思った。社会的自立のために親子関係を犠牲にするみたいなのはむしろ難しいんだと思って。
スピーカー 2
確かに。てか俺今自分で言って思ったけど親子関係一番大事だよねはなんか、まあそうよね。それを別に否定はないか。
スピーカー 1
結局ね、それを大事にできてた方が長い目で見てもね、大人になった時もすごくいいなと思うし、コンフォート像よね。
安心安全の場を広がっていくもんだからさ。家庭の中が安心安全じゃなかったらやっぱりなかなか外に挑戦しに行くってのは難しいと思うから。
そこをまず最優先しようは僕の中ではすごく負に落ちています。
スピーカー 1
でですね、最後に自分はオッケーと思える状態ってどんな状態なのかもちょっと具体的に。
スピーカー 2
基準ですよね。
スピーカー 1
うん。これは話をしておきたくて、前紹介したスクールカウンセラーは何を見てるのかっていう矢節太雄さんの本に書いてあった内容なんだけど、矢節太雄さんが不登校の子どもに見られやすく状態や関わり方を考えていくときに指標を紹介しますって書いてあって、
これ非得意的指標って書いてあるんだけど、これは詳しくはまたぜひ気になる方読んでほしいんだけど、まず1個目がリビングに出てくる頻度がすごく大事な指標になるということで。
スピーカー 2
具体的。
スピーカー 1
うん。これ工藤さんの話にもちょっと出てきたんだけど、自分はこの家庭にいていい存在なんだと思えないとさ、やっぱりリビングで過ごすって難しいじゃん。部屋の中に過ごして。
スピーカー 2
確かにね。自分の部屋になっちゃう。
スピーカー 1
だからもしずっと不登校の子が自分の部屋で過ごしているっていうのであれば、私は当面の目標の一つをリビングに出てくるようになるにしますと。
子どもが家族は自分のことを否定的に考えていないだろうという安心感の主張の一つとしてこのリビングに出てくるというのを目指すということが書いてあって、確かにと思っている。
子どもが部屋にこもっている場合どんな対応ができるのってことなんだけど、返事がない場合でも基本的な声かけ、おはようとか行ってきますとかただいまとかお休みとかはしたほうがいいと。
状況を見つつお勧めするのが、例えばアイスなどをお土産に持ち帰りいっしょに食べようって誘ってみるとか。
何かをいっしょに食べようっていうふうに誘ってリビングに出てきてもらうっていうのはすごくやりやすい方法だし、何かをいっしょに食べるっていう行為は一定以上の安心感がないと難しいというところで、それができるといいでしょうというところですね。
スピーカー 2
確かにね、ご飯よりいきなりご飯とかよりそういうピンポイントでおやつとかはやりやすいかもしれない。
スピーカー 1
そうね、ご飯もわりと近い部分はあると思うけど、何か楽しい、いつものアプローチと違う方法として、アイス買ってきたけんいっしょに食べようとかっていうことが誘いやすいかなっていうところかなっていうと。
もう一個は、不登校の子がよく言うのが、暇を訴えてくる。
スピーカー 2
暇って確かに。
スピーカー 1
そう、暇だ、つまらないって訴えてくることがありますと。これは子どもが安心できていることを示すわかりやすい指標です。
スピーカー 2
良い指標なんだ。
スピーカー 1
良い指標。これよく言われるんだよな、この不登校業界で。
例えば、お化け屋敷の中で暇って言わないじゃんって。
確かに。
スピーカー 1
あと罪悪感感じた時に、暇だって言わないじゃんって。
スピーカー 2
言わねえ。
スピーカー 1
すごく申し訳なさそうに、ちょっと暇ですとか言わないよ。
これは自分はオッケーだと思っている証拠だし、安心しているということ。
だからといって注意事項として、暇だから何々させろとか何々買ってこいとかって命令に関しては注意が必要っていうことでありますと。
もう一個は、その注意が必要なのは、暇を訴えている子どもってすごく不満顔なんだよね。
暇あって、お父さんお母さん暇あって。
これを暇を解消せねばと思って、ゲームを買い与えたりとか、よくさせようとやっぱしちゃうじゃん。
暇なんだねって。
だけどこれをしちゃうと、やぶしたさんの中では、暇な時間っていうのは自分の現状や気持ちを見つける時間になり得るので、大事にしましょうと。
だから対応としては、子どもから暇だって訴えられたときは、困りながらどうしようもないねって反応するくらいにしておきましょうということが。
柔らかな押し返しだよね。
なんかあったよね、スマホ時代の哲学でも。
スピーカー 2
暇な時間を作れと、自分の軸を作るのに。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
俺もそっちをイメージしてた。
暇なのめっちゃいいやんっていうポジティブな返しをするみたいなイメージしてた。
スピーカー 1
暇って言ったら何かしてあげるんじゃなくて、暇よねって。
教官の姿勢を保ちつつも、何かしてあげるってことはしないってことが。
スピーカー 2
そうだね、こちらからではなくね。
スピーカー 1
そうそう。
もう一個、葛藤っていう指標もあって。
学校に行きたいけど行けないんだみたいなところもすごく重要だっていう。
生身の葛藤っていうのがすごく大事だっていうことが書いてあって。
これ学校に行く?行かない?っていうよりも、この葛藤によって心理的な成長があるんだと。
悩んで悩んでだからこそ、自分は何を大事にしているとかって見つかりやすいよね。
だし生きていく上で葛藤ってやっぱあるから。
それを自分の中で乗り越えていくことは心理的な成長としてすごく重要だから。
これは大事にしてほしいということで。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
この過程を誰かが共感的に、行きたいけど行けんの辛いよねっていうふうに支えてくれる存在がいるのがすごく重要だっていう話をして。
スピーカー 2
なるほど。
親御さんとしては日々3つぐらいかな。
リビングにどのぐらい来てるかっていうのと、
あとは暇っていう発言があるかっていうのと、
今の葛藤をどれだけ、学校行きたいのに行けないっていう葛藤をどれだけしてるかっていう。
この3つぐらいを指標にしていく。
スピーカー 1
指標だね。安心で安全な場になってるんだなっていう。
あとさっき言った健康的な甘えね。
健康的な甘え。
スピーカー 2
そっか、それは多ければ多いほどいいなって感じか。
スピーカー 1
ちょっとそばに来たりとか、ちょっと触ってくるとか、薬を塗ってほしがるとか、いっしょにリビングで過ごすとか。
そういった健康的な甘えがあると、安心安全の場になってるんだなっていうところかなというところで。
スピーカー 1
ただ逆に罪悪感を抱えている場合に起こりやすいのが、一個が昼夜逆転。
そうそう、これはやっぱ人が寝静まった時間帯の方が安心して活動できたりとか。
スピーカー 2
いや、そうだよね。
スピーカー 1
あるよね。だから昼夜逆転は、やりたくてやってるっていうよりは、家の中に安心安全な場がないから、みんなが寝た後でないと出てこれないっていうようなところで。
罪悪感があるんだよね、要は。
そこの結果、昼夜逆転としてしまうんだけど、これを力技で、とにかく朝を無理矢理起こすとか、夕方まで寝ないように声をかけるとかっていう、正当法じゃけっこう効果が薄いということで。
効果薄いし、持続性もないし、対応を継続できないということがほとんどだそうです。
だからやっぱさっき言ったように、罪悪感が緩まるような関わり方の方が、昼夜逆転を乗り越える上ですごく重要だっていうところだね。
だから起きなさいっていう時に、学校に行く時間だから起きなさいっていうよりは、朝ご飯を作って、ご飯ができたから起きておいでっていうふうに声をかける方が、やっぱ心理的安全性は高いんだろうなっていうのは思うのと。
もう一個は感覚過敏ね。
スピーカー 2
感覚過敏が?
スピーカー 1
起こるんだって、その罪悪感があると。
安心安全じゃないさ。
例えばお化け屋敷ってさ、ちょっとの物音でうわってなるじゃん。
スピーカー 2
そういうことね。ビクビクしてる感じか。
スピーカー 1
だから罪悪感が強い子は安心感が少ない状態で感覚過敏になるんだと。
スピーカー 2
それさ、SNS見る時もさ、やっぱ不安をめっちゃ抱えてる時にSNS見たらすごいダメージ食らうやん。
スピーカー 1
それはあるね。
スピーカー 2
感覚わかるなと。
スピーカー 1
うん。やっぱり安心感って大事だね。重要だね。
スピーカー 2
重要やね。
スピーカー 1
ここで何をしたらいいかっていうとさっき言ったね。三つだよね。上手くいってることを続ける罪悪関係。
で、悪循環が起きてたらやめる。違う方法を探すっていうこの三つはすごく繋がったね。
スピーカー 2
これをね、家庭で自分たちだけで頑張るっていうのが難しいっていうのもまたハードルとしてはあるんやろうけど。
そこをなんとかしていきたいね。
伴奏者がいたらね、できると思うよ。
スピーカー 1
要は客観的にそれって見るの難しいじゃん。これがうまくいってないとこもさ。
人間関係ってのめり込んじゃうからさ。客観的にメタ認知して、これ今この発言が喧嘩に繋がっちゃったなとかさ。
認知しづらいからそれをいっしょに話し聞いて、ここで今もしかしたら悪循環が起きたのかもねっていう風に話をするのはできそうだし。
もう一個はその代わりの行動。これを考えるのが難しいんだから。
スピーカー 2
そうやね。
ダメだったら別のことやりましょうの。別のことが思いつかないんだよっていう。
スピーカー 1
これは親御さんといっしょに周りのみんなが考えるのもそうだし、周りの大人としてどんな関わりだったら気持ちよく過ごせるのかっていうのを聞き出してあげたりとか子どもにね。
できるのかなと思うので、これを当事者だけの問題にするんじゃなくてみんなで考え合うっていう一つの方針として示せたら嬉しいなって思っておりますね。