アクティブリスニングの重要性
おはようございます。この番組は、3人の男の子の母親であり、整理・収納アドバイザー、タスクシュート認定トレーナーの私、まきのくみがお届けしています。
仕事と暮らし、日々の家事や子育てをもっと楽しく楽にするため、心がけていることなどをシェアしています。
今日は10月14日です。皆様ご機嫌な朝をお迎えでしょうか。いつもとちょっと変えてみました。
今週1週間は月曜日から金曜日まで、ゲストに畑中つむぎさんをお迎えして対談をしております。
昨日の放送では、アクティブリスニングというものがどういうものなのか、そしてどんな効果があるのかということを教えていただきました。
4つのステップで、とても詳しく事例を交えて教えていただきましたので、そちらの放送をまだお聞きでない方は、できれば先に昨日の放送をお聞きいただけたらと思います。
それでは早速、今日の対談をお聞きください。
既にこれまで言い尽くしてきてしまった方っておそらくいると思うんですよ。
子どもが何か言ったら、自分の言いたいことや自分が知りたいことを言ってきたっていう人多いと思ってて、
まさに子どもがあんまり自分に話しかけてきてくれなくなった。
そんな場合って、修復というか、変えることってできるんでしょうか。
できます。
本当このアクティブリスニングって、びっくりするぐらい、すごい劇的に効果があるというか。
で、お母さんが本当にその大切さに気づいて、お父さんとかね、お母さん気づかれて、本当に止め、小言を言ったり、とにかく聞こうっていうふうに切り替えていくと、子どもって感じるんですよね。
びっくりするぐらい。
で、本当に止めると、子どもが本当に話し出すっていうのはたくさん聞きました。
もう既に子どもが全然話しかけてくれないから、黙って聞くっていうステップにたどり着かないというか、ゼロの状態でステップゼロで止まってる。
そうすると、自分がもし聞きたくて会話したいから、アクティブリスニングしたし余計なこと言わないから、まず話してみっていう気持ちでいると思うんですけど、
もうそれはこっちが話して欲しいから、何か言ったとしたらこっちが話して欲しくて話して、向こうが話したくて話しかけるまで待つしかないんですよ、それは。
なるほど、もうなんか話をしてもらおうとしてステップ2に行こうとしてるって感じね。
そうなんです、そうなんです。もうそこで自分が聞きたいから質問して、糸口繋ごうっていう。
手を飛ばしちゃってんじゃん。
そういう風にもう何も言ってくれなくなってる場合は、本当に家庭の環境、温かいご飯と温かいおかず、ご飯、味噌汁と整った環境をまずは環境づくりをするしかないよね。
あとは自分がご機嫌でいて、なんかご機嫌っていうか、なんか話しやすい人っていません?
なんかこう、ふと話しちゃうみたいな。
そういう環境と自分の状態をそういう状態に家庭に置いておくことしかできないですね。
じゃあ、なかなか話してくれないなって思ってドヨーンとしてるんじゃなくて、
ちょっとそこから距離を置いて、なんか自分のご機嫌を取るというか、自分自身で。
そういう環境づくりっていうのは、親、お母さんとかお父さんにとってはまずは必要なのかもしれないですね。
そうですね。その話に関しては、10月10日に出したキンドルの第1巻の第3章に書いてます。
何か子供に、今回言ったら話してほしいっていう子供への要求ですよね。
それをするってあったら、自分自身、相手に何かするっていうよりも自分自身がいい状態でいる。
ここにシフトしていったほうがよくて、家の環境が良く自然体であったり、お母さんが自然にそこにいるって言ったら、
子供は基本的に知ってもらいたい、分かってほしいっていう、とにかく親には自分のことを理解してほしいって本能で思ってるんで、
そういう状態であれば安心して、不思議と話します。
第2巻の第3章の自分の人生を生き直すっていうところで、
自分がしたかったことは子供ではなく自分がするっていうところ。
子どもとのコミュニケーション改善
自分自身の生きてる姿を子供は見てるっていうところで書いてるんですけど、
結局話してほしいっていうのも子供に要求してるわけですよね。
だって自分が安心したいから、子供のことを知りたいからっていう、
結局子供のためのように見えて、自分が知りたいっていう、
自分の欲求を子供の行動によって叶えようとしてるっていう。
そういうのって全部子供感じるんで。
なるほど。本当にこの辺って難しい人にとっては、難しいというか、
子供のことが大事で、気になって仕方がないっていう人って。
それね、すごい難しいのが、親は全く悪気がないってやつなんですよ。
でも、悪気がないのが一番つらいっていうか、
子供も明らかに悪いと思ったらそれを指摘できるんですけど、
子供はやっぱり頭いいから、親が悪気があってやってるわけじゃないっていうことが、
分かってるからこそ言えないっていう状態になるんですよ。
それはですね、第1章の一言にも書いてるんですけど、
この悪気がない親のパターンで、
本当成人しても手足縛られたまま逃げられない、一番苦しいパターンになっていくんですよ。
親は子供を僕のためにやってくれてるって、やっぱり擦り込まれてるから、
親を悪く言うこと自体にすごい抵抗があるんだけど、
結局自分が不自由さがあったり、自分のことが主張できなかったり、自信がなかったり、
なんだか生きづらさを感じる原因っていうのは、その親の良かれと思っての呪縛なんですね。
良かれと思ってって何回も出てきますもんね。
そうなんです。
でもそれって、親が安心したいからとか、親の欲求を満たすために子供にしてることで、
子供が望んでることじゃない。
ここでも第2ステップがちらちらしてきますね。
自分がしたいこと。
はい。
なるほど。
なるほど。
これ、このことに気づかないと前に進めないですね。
そうなんですよね。
だから本当に良かれと思ってっていうのは、これが良いことって自分が思い込んでるから、
それがまさか子供を追い込んでいることに、追い込んでるって言っていいか分かんないけど、
結果的にね、口を閉ざすことになりかねないことをやってるっていうことに自分が早い段階で気づかないと、
そうなんですよ。
こんなにしてあげてるのにってなるでしょ。
そうなんですよ。
このアクティブリスニングのすごいところっていうのが、子供の感傷ってすごい子供にとって悪じゃないですか。
はい。
じゃあ無視しかとってもっと悪でしょ。
で、必要な分だけ必要な時に必要な量をかかわれるっていうのが、このアクティブリスニングの魅力だなって思ってて。
第一ステップで黙って聞くじゃないですか。
第二ステップで話したいことを話させるじゃないですか。
彼らの抱えてる本質が見えて、彼らの会議室さんがステップ4で見えるってなると、こっちのコントロールすることって全くないんですよね。
本当だ。だって自分で気づいてるから。
聞いてもらってるから自分で話して、自分で解決、自分の本質に気づくっていうことですね。話してる本人が。
だから親がこうしたいとかああしたいっていう変な力が全く加わらないんですよ。
彼ら彼女たちがしたいように自然とするんですよね。
だから本当子育ての悪と言われる過保護過干渉から全く足が洗えるとか。
自然と足が洗えて、かつ必要な時には相談され、また安心してもらえるっていう。
本当に必要な量、必要な時にそこにいてあげられるっていう関わりになるんですよ。
なるほど。じゃあ自分が過保護過干渉であるっていうことにも気づいてない方っていると思うんですけど。
でもその方がこの第一ステップの段階で言いたくてたまらないっていう気持ちに気づいてくれさえすれば、私相当来てるなって思ってもいいかもしれないですね。
そうですね。で、やっぱりこのアクティブレスリングを拾って広げていく活動の中で、このやっぱり言いたいっていうのがやっぱり受けない方向けに第2巻を書いてるんですよ。
はい、第2巻は。
結局、
ここに来たかっていう感じでしたね。
そうなんですよ。
意外とささっと聞けるようになっちゃう方と、やっぱり言えないっていうのを年単位で悩んでる方といらっしゃって、やっぱり聞けない方っていうのは、やっぱり自分自身に何かあるんですよね。
子供への期待もそうですけど、なんで子供にそこまで期待するのかっていうところって、自分のやっぱり老いたちとか、自分が今まで関わられてきた人たちとの関係、親との関係、価値観、生き方っていうのが関わってきて、自分の大切にするものに行っちゃう。
だから、大切にしてるがゆえにやっちゃう。
コミュニケーションの重要性
でもそれをやめろって言われる。なんでって。悪いことしてる気が、やっぱり根本的に悪いと思ってなんかやっちゃう。根本的に本当に思ってないから変わらないんですよね。
でも言っちゃいけないって言うからって言って我慢するじゃないですか。
でも、この第2巻にも書きましたけど、その言いたい気持ちとかそういうのっていうのは、うんこおしっこのように自然と出るもの。
だからそれを出しちゃいけないって抑えると不健康なんですよ。
だからそれはじっと浄化させるためにきちっと出せるようにメモ書きしたり、自分が安心できる場で子供じゃなくて、他の自分の安全の場で全部吐き出してすっきりするとか。
吐き口をトイレを家庭にしちゃいけないよって。
具体的な方法がこの本に書かれてましたね。
すごい大切なのは、言っちゃうっていうことに対して、なんで私言っちゃうんだろうっていう、自分責めだけは思考不足強い人が、本当私だめまたやっちゃったっていう、私もそういう癖あったんですよ。
それも見てるんですよ、子供って。
お母さんのこと結局俺困らせてるとか、俺とかお彼女とかそういうものに対してお母さんに対してやってるって感じるから、お母さんがそういう状態でいること自体が良くないんですよね。
自分責めっていうのも、うまく癒していかないと、表面上は良さそうに見えても、なんか気持ちが悪いっていうか、本当に思ってやってないから気持ち悪いんですよ。
でもそうなっても本当に感じるから、人って。
これは大事なことを教えてもらいましたね、本当に大事。
特に子育てに一生懸命な人って真面目な人が多いから、ある出来姿とかこうしたいっていう理想とのギャップも第2巻に書いてますけど、本当にその理想って実現されるのかっていうところから、
ありえもしないことができないことに対して自分を責めることって全然良いことなくて、そこにやっぱり気づくというかね。
でもなんでそんな理想を掲げちゃうのかとか、そんな自分がいけないと思い込むのかっていうのも、やっぱり子供たちの問題だったりするんですよね。
これは深いな。
そうか、本当にそのさっき教えてもらった第1ステップから第4ステップの間に、間というか、そもそも第1ステップでかなり重要というか、
重いわけじゃないけど、何だろう、ここを通り越せばいい気がする、第1ステップがね。
黙ってりゃいいんだからって思うんだけど、黙ってるのがすっごく辛い。
それで実績してしまうっていうところを通り、乗り越えないと。
黙ってること自体が、もう第2ステップの相手を萎縮させていることになってる。
そうなんです。
すごいな。
本当そうなんですよ。本当そう、まさにそう。
だから言いたくなることがあるとしたら、なんでこんなに私言いたいんだろうっていうことをちゃんと解決していかないと、いつまでさっきも我慢している状態なんですよね。
我慢している状態っていうのは相手に伝わるんで。
なんか口に出しちゃう方もいらっしゃるかもしれないですね。
またお母さんこんなこと言っちゃった、ごめんね、そんなつもりなかったのにみたいな。
これもやっぱり自分が言いたいことを言ってる。
結局許してねってことを相手にさ、子供にその問題を押し付けてるんですよね。
結局許さなきゃいけないじゃないですか。いいよって。
お母さん僕のために頑張ってるっていういいお母さん像が埋め込まれるんだけど、でもやってることとか言ってることは全部子供に押し付けてるっていう状態。
でもお母さん一生懸命やってる。
なんかすごく自分が辛いっていう、すごい良さそうなんだけど、実はすごいやりづらいっていう環境に追い込まれてるんですよね、子供って。
これはすごい。
これをどうしたらいいかっていうのが2巻に。
理想と現実のギャップ
2巻は本当にちょっと私も読むのが辛いというか、そうだよなーって思いながら読みましたね。
はい、いかがでしたでしょうか。
今日のお話は10月10日にご出版されたばかりの第2巻の方からですね、詳しくお話しいただきました。
徹底的に話を聞くって、黙って聞くっていうことが結構大変だっていうことをですね。
実感されている方も、もしかしたら既にいらっしゃるかもしれないですが、
なんで自分は最後まで話を聞ききることができないんだろう。どうして口を挟んでしまうんだろうっていうことにちょっと踏み込んでいくと、
もしかしたら自分の老いたちなんかが関係しているかもしれないっていうことですね。
はい、では明日も午前6時に配信予定ですので、楽しみにお待ちください。
そして今日の畑中さんのノートの記事は、私がまたセレクトした、
昨日とは別のおすすめの記事を貼っていますので、どうぞご覧になってみてください。
書籍のご案内もしておりますので、ぜひお読みください。
最後までお聞きくださいましてありがとうございました。
この放送に関するコメントもお待ちしております。
整理集のアドバイザー、タスク集と認定トレーナーの牧野くみでした。
ではまた。