1. 子育てのラジオ「Teacher Teacher」
  2. 子どもの長期休み明けの不安を..
2025-08-26 33:29

子どもの長期休み明けの不安をどう乗り越える?(後編) #96

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【本日の内容】

いたずら妖精の「ぐるぐるマジック」 / ①他人や未来のできごとを占いすぎ妖精 / ②イヤなことやダメなことをに注目しすぎ妖精 / ③自分はダメな人間と思いすぎ妖精 / ④完璧を求め過ぎ妖精 / マッスルリラックスと呼吸リラックス / 不安と時間のグラフはこちら


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ラジオネーム:そらみみ

「中1の息子が、前日までは『学校行く』って言ってたのに、当日朝になると『やっぱり無理、行かない』と急に言い出します。楽しみにしていたイベントや友達との約束でもそうなることがあって、私としては準備もしていたし、周りにも連絡しなきゃいけなくなるし、本当に困って正直腹がたちます。本人の気持ちもわかるんですが、毎回ドタキャンされると正直つらいです。どう向き合ったらいいのでしょうか?子どもの意思はどこまで尊重すると良いですか」


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【番組概要】

世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組、子育てのラジオ「Teacher Teacher」。第5回 JAPAN PODCAST AWARDS 大賞&教養部門最優秀賞をW受賞。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠毎週火曜日朝に配信。Xで#ティーチャーティーチャーをつけて感想・コメントをお願いします!


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【ひとしの編集後記】

・夏休み終わりですね〜

サマリー

このポッドキャストのエピソードでは、子どもの長期休み明けに感じる不安への向き合い方について考察されています。不安の可視化やラベリングを通じて、不安が時間と共にどのように変化するかを理解し、適切に対処する方法が示されています。また、特定の思考パターンがどのように不安を助長するかを識別する「妖精」の概念が導入されています。子どもの長期休み明けの不安を克服するための勇者の考え方として、4つのステップが紹介されます。具体的には、いたずら妖精の声を理解し、完璧を求めるプレッシャーから自分を解放する方法が語られ、保護者としての関わり方についても考察されています。子どもが長期休暇明けに抱える不安を和らげるため、リラックス法や小さなステップを踏んで挑戦する重要性が探求されています。特に、マッスルリラックスや呼吸法などの具体的な方法が紹介され、安心感のある大人の存在が必要であることが強調されています。子どもの長期休み明けに不安を感じる保護者が多い中、子育てに役立つ知識を学ぶ重要性が強調され、リスナーからのフィードバックも紹介されます。ポッドキャストが子育てのヒントを提供している様子が伝えられます。

不安に向き合う方法
ひとし
前回からの続き
はい、ということで。前半、不安から離れる方法を話し、今回は不安に向き合う方法をね。
はるか
そうですね、まず書き出して。話して、書き出して、点数化して。書き出してね、ラベリングして。
ひとし
ラベリングもか、そう。
はるか
こう、距離を取る、剥がれるイメージね。剥がれて、やっぱ気づくだけでも剥がれるっていう感覚、大事やなと思って。
ひとし
離れられた、よかった。
はるか
あ、よかった。
すご、シンプルやね。
どうしても、「わ、今、嫌なこと思ってしまってるわ、これどう変換しよう」と思うと荷が重いけど、まず気づいただけで、ちょっと剥がれたなって思えるのは、すごく僕も救われた考え方でありました。
ひとし
いいですね。
はるか
はい、ということで、後半はそこに向き合っていきましょうという考えであります。
で、向き合うところの前提として、ちょっとね、このグラフをぜひ、またね。よう出しちゃうんやけどね。このグラフをぜひ皆さんにも見て欲しいなと思うのがありまして、
この⑤番の不安なことに少しずつ近づくというところなんだけど。
ひとし
これまたじゃあ、概要欄に飛べるようにしておきます。
はるか
ありがとうございます。
『ダイレクトコミュニケーション』という団体のホームページなんだけど、この表を見てもらったらわかる、皆さん、不安のグラフがあります。
ひとし
縦軸、横軸のあのね、グラフやね。
はるか
はい、不安っていうのは、きっかけがあると急激に不安レベルは上がります。
学校に対して不安があるときに、玄関から出る前に急激に不安が襲ってきて、で、実際に不安が大きいんだけど、これ時間が経つと不安が小さくなってるってのはわかる?
ひとし
はいはい。
この山ができてる感じで、最初不安数値が高くなるけど徐々に下がってるっていう感じですね。
はるか
そう、これTeacher Teacherで何回も話したことあるんだけど、不安っていうのは時間とともに小さくなっていくっていう考え方がありますと。
だけど、この赤い線を見ると、不安から回避した場合、やっぱり不安だからやめておこうってやめた場合、これ急激に不安っていうのは落ちるんだけど、その後もずっと不安っていうのは続いていくんだよね。
ひとし
あー、なるほど。
はるか
そう、こんなふうに不安から回避した場合ってずっと不安って残り続けていく。
ひとし
あー、だからすぐ、一時的には下がるけど。
はるか
そう、不安から回避できるってめちゃくちゃ脳にとってね、気持ちがいいんよ。逃げられた時って。
ひとし
うん。
はるか
そう、だけど、時間が経てばまた不安がずっと小さく残っていってしまって、で、これがどんどんどんどん次またこれ、このこう、不安から回避したことによって気持ちがいいってことを学習しちゃってるから、次また同じような不安が起きた時にもう、すぐ回避っていうように学習してしまう。
ひとし
うん。
はるか
で、回避すればするほど不安っていうのはどんどん大きくなっていく。
ひとし
うん。
はるか
だから適切な形でその不安に向き合うっていうことをしていって、で、時間をかけて不安を小さくしていく。
そしたらどんどんどんどん不安なことがなくなっていくし、不安なしでその行動ができるようになっていくっていうようなグラフなんだよね。
不安のグラフと時間的経過
ひとし
なるほど。例えばじゃあ、大人数の前でのプレゼンが苦手です
はるか
うん。
ひとし
で、不安がボン、大きくなった。
はるか
プレゼンの前、不安大きいよね。
ひとし
うん。
はるか
で、じゃあ、いざプレゼンが始まりました。
ひとし
うん。
はるか
時間とともにだんだん落ち着いてくる。
ひとし
うん。
はるか
っていうのが普通なんだけど、やっぱ不安だからやめたっていって回避した場合は、
ひとし
うん。
はるか
その不安が一時的に落ちるんだけど、ずっと残り続けたままになっていく。
ひとし
あー。プレゼンがまたあったらどうしよう、みたいなことなのかな。
はるか
そうそうそうそう。
うん。
また同じようなことが起きるんじゃないかっていう不安がずっと残り続けていくっていうのがある。
ひとし
なるほどね。
はるか
で、またプレゼンっていう不安が来たら、そこから回避するっていう行動パターンになっていくんだよね。
ひとし
うん。
はるか
で、この行動パターンが繰り返せば繰り返すと、どんどんどんどんプレゼンに対する不安が大きくなっていくっていうような形になっています。
不安を大きくする妖精たち
ひとし
うん。
はるか
っていうのが基本的な考え方で、だから要は不安っていうのは回避せずにそこに適切に晒されれば、時間とともになくなっていくっていう考え方が分かっておけば、
ひとし
うん。
はるか
不安に対する向き合い方が変わるのかなっていうふうに思っています。
ひとし
適切に晒されるか。
はるか
そう、適切に。
ひとし
そんな。
はるか
適切に晒していくことが重要になっていきます。
ここもうちょっと後ほど話したいと思うんですけど、とにかく回避したらそれはずっと残り続けちゃうんだけど、そこに向かえば小さくなっていくという考え方がありますということです。
ひとし
うん。
はるか
だけど、これ無理やり連れてって慣れろっていうふうにすると、むしろ拒絶反応が起きちゃって不安が大きくなったりとかするから。
ひとし
だから、それが無理だから逃げるんですけど。
はるか
もうまさにそう。回避っていうのは絶対に重要な手段のうちの一つです。
怖いことから逃げるっていうのは必ず選択肢として残しておくんだけど、適切に自分に合った形でこれを乗り越えていくことによって、結果的に自分がそっちの方が不安がなくなるっていう考え方なので。
ひとし
そうね。
はるか
っていうのを、一つ前提として置いておきたいと思います。
はい。でですね、ここから、だからこそ不安と向き合うってことを大事にしていきたいと思っています。
で、前回不安を書き出したやん。
ひとし
はいはいはい。
はるか
不安にラベリングしたやん。
ひとし
うん。
はるか
不安を数値化したやん。
これっていうのは不安から目を背けるんじゃなくて、ある意味こう捕まえに行くわけよ、不安を。
ひとし
うん。
はるか
で、ここからどうすればいいのかっていうことなんだけど、前回少し紹介した『勇者の旅プログラム』ではすごい面白い考え方があって。
ひとし
うんうん。
はるか
「不安を大きくする、いたずら妖精のぐるぐるマジックを知りましょう」と。
ひとし
かわいいね。
はるか
笑っちゃってますけども、はい。
ひとし
えっと、いたずら妖精のぐるぐるマジックを知るんだ。
はるか
はい。ぐるぐるマジックがあるんですよと。
ひとし
うん。
はるか
はい。不安を大きくする考え方っていうのがあって。
ひとし
うん。
はるか
それを自分の中で得体も知れないものが大きくなっていっていると思うんじゃなくて。
ひとし
うん。
はるか
いたずら妖精の声っていうふうに客観的に捉えることで対処しやすいですよねっていう話だと思うんだよね。
ひとし
なるほど。
はるか
で、このいたずら妖精のぐるぐるマジックって何なのかっていうと、
例えばどんな不安を大きくする考え方があるかっていうと、
まあ4つ例を挙げると、失敗したらバカにされるんじゃないかなっていう考えが来ない?よく。
ひとし
来る。
はるか
「うわー、失敗したらバカにされるかもしれん」とか。
ひとし
だからまあもう、プレゼンのイメージとか特にそうや。
はるか
あーそうそうそう。「うわー、恥かいちゃうんじゃないか」とかね。
ひとし
ね。変なこと言っちゃうんじゃないかって。
はるか
「こんな失敗したら、こんな大変なことになるんじゃないか」とか。
ひとし
うん。
はるか
これは「他人や未来の出来事を考えすぎ妖精の声」です。
ひとし
あーはいはいはい。妖精のせいだったんだ。
はるか
そう。
ひとし
よかったよかった。
はるか
自分の頭の中に来てるなって。人の目気にしすぎてるぞと。未来のこと考えすぎてる妖精が来てるなと思う。
ひとし
なるほどね。
はるか
そうそう。妖精が来てるんだなと捉える。
だから別に、「これがダメだ。自分がこんなこと考えてるからダメだ」じゃなくて、
「妖精の声が聞こえるな」というふうに考えるわけであります。
そうそうそう。
なんかこれ、ふと楽になると思わん?
あ、また他人の妖精が来てるぞって。未来の妖精が来てるぞっていうふうに思うと。
ひとし
なるほどね。
はるか
うんうん。
ひとし
「また他人の目気にしちゃってる」ではないんだよね。
はるか
じゃない。自分ダメだじゃなくて、妖精が来てるな、妖精の声が聞こえるなって。
ひとし
それはそう。それはだいぶそうやね。変わりそうやねマジで。
はるか
そうそうそうそうそう。
剥がすんよやっぱり、自分から。
自分からその声を剥がしていくっていうのが大事かなと思っています。
次。
「いつも失敗ばかりだったしなー」って、これまで。
ひとし
うんうん。
はるか
こんな考え方起きませんか、よく。
ひとし
よく起きますね。
はるか
「あんな失敗もしてこんな失敗もしたな」って。
ひとし
うん。
はるか
これは「嫌なことやダメなことに注目しすぎ妖精」です。
ひとし
あー。ヨイ出しの逆。
はるか
そう。逆ですね。
自分のダメなとこに注目しすぎですよという、しすぎな妖精がやってきてるだけなんです。
ひとし
うんうんうん。
はるか
本当はたくさん成功したこともあるし、いいところもあるんだけど、自分の嫌なことダメなとこに着目ばっかりしてくる妖精がいると。
ひとし
うん。
はるか
3つ目。あと2つです。きっとうまくいかないという、考えることありますよね。
ひとし
はいはいはい。
はるか
これも「自分はダメな人間だと思いすぎ妖精」。
ひとし
あー。
はるか
本当はもっとうまくいくことも、うまくいく可能性もあるんだけど、自分のことを低く見積もりすぎているという妖精が不安が来るとやってくると。
ひとし
はいはい。
はるか
4つ目が、完璧にできるはずがないじゃんって思っちゃう。
ひとし
うん。完璧。
はるか
これは「完璧を求めすぎる妖精」ですね。
ひとし
はいはい。
はるか
そう、完璧じゃなきゃダメだと思ってしまう妖精。この妖精たちが不安を大きくしちゃうんですと。
ひとし
うーん。
あ、その4妖精で分類されてるの?一応。
はるか
あ、このね勇者の旅プログラムでは4つに分類されていて、これはなんかね「妖精どっか行け!」とか。
ひとし
うん。
はるか
考えないようにしようって思うと逆になっちゃうと。
ひとし
うん。
はるか
逆に考えない、考えないと思うと考えてしまうっていうリバウンド効果があるそうです。
ひとし
うん。
えっ。妖精のことは考えていいんよね。「妖精が来てるなぁ」は。
はるか
「あ、妖精が来てるぞ」って捉えていい。
ひとし
うん。そこまではいい。
はるか
だけど「妖精どっか行けどっか行け!」と思っちゃうと、逆に妖精に捉われちゃうと。
ひとし
あー。
はるか
で、こいつらがぐるぐるぐるぐる考えを巡らせて、不安は大きくなると。
ひとし
じゃあどっか行けっていうアプローチではないんだ。
はるか
じゃないと。はい。
勇者の考え方のステップ
はるか
じゃあぐるぐるマジックを解く、勇者の考え方を身につけましょう。
ひとし
はい。
はるか
勇者の考え方。で、これが4つステップがあります。
ひとし
うん。
はるか
1つ目、「いたずら妖精の声をキャッチしましょう」。
ひとし
うんうんうん。こんなこと言ってるなと。
はるか
そうそう。自分の頭の中に、「わ、もうこれ発表完璧にできるはずないやん」って。
「こんなのどっかミスるかもしれんやん」っていう声が来たとします。
ひとし
うん。
はるか
そしたら、あ、さっきの妖精がね、「完璧を求めすぎ妖精が来てるな」っていうふうに捉える。
ひとし
うん、捉えた。
はるか
で、その考えの理由を書き出すと。
ひとし
おー。
はるか
「なんでそんなに完璧を求めちゃうんだろうねー」って。
ひとし
うん。
はるか
なんでだろうっていうのを考えてみる。
ひとし
このプレゼンが審査員の方がいるようなプレゼンで。
はるか
うん。
ひとし
点数を高く取りたいと思ってるな、って。
はるか
あー。「審査員の方に認めてもらうように頑張ろうとしてるんだな、自分」と。
ひとし
うんうん。
はるか
「ミスしたくないって思ってるんだな」とかいうふうに理由を書き出してみると。
ひとし
うん。
はるか
で、3つ目。
これこの間のコラムの方に似てるけど、「それって本当かな?」とか。
ひとし
あー。そこを疑うね。
はるか
そう、「そもそも全部完璧にしなきゃいけないのかな?」とか。
こう、考え直すっていうのをします。
ひとし
なるほど。
はるか
これ、ひとしとかよくしてない?
ひとし
ふふふ。
はるか
そもそもこれでいいんだっけとか。
ひとし
あーそうやね。
でも得意ではない方だから、たまにそういうことをやってるんやと思うね。
はるか
なるほどね。
そもそも不安を感じにくい人はこういうことをする必要がないんだけど、
不安を感じやすい人はこういうふうにいろんな、自分の中での対処スキルを身につけてるのかなと思って。
ひとし
そもそもその自分の欲求は必要なのかみたいなのを考えられる時がね、
たぶん心配症だからこそ、たまにできるっていうのは。
はるか
うんうんうん。
そうね。
完璧を求めすぎる妖精が来たら、
あ、妖精が来てるなと捉えて。
ひとし
うん。
はるか
あ、ミスしたくないとか認められたいとか思ってるんだけど、
そもそもミスって絶対しちゃいけないんだっけ、とか。
ひとし
うん。
はるか
とかっていうふうに立ち止まって考えて、
勇者の考え方を見つけましょう。
逆の考え方を見つけましょうと。
完璧じゃなくても経験することに価値があるよねとか、
自ら学ぶこともあるよねとかっていうふうに、
前向きに捉える方法を考えていくっていうのが、
この4つのステップだそうです。
不安の声をキャッチする
ひとし
うーん。
なるほど。
はるか
だからこれはなんか、
自分が保護者だったらどんなふうに関われるだろうなと思ったんだけど、
どう関わろうか、これ。
子どもが、「明日ちょっと日直なんよね」って、
「マジ最悪、学校行きたくない」って言ってます。
ひとし
うん。
はるか
ひとしパパ、なんて言う?
ひとし
はいはいはい。
うわちょっと待って、
いろんな理論を納得したはずなのに、
一歩目が出てこん。
やっぱ実践って。
はるか
やっぱむずいよねこれをね、実践するっていうの。
ステップ1、「いたずら妖精の声をキャッチします。」
ひとし
あ、えーそうか。
日直が嫌だってことか。
言ってた?今、子どもは。
はるか
「そう、日直マジで嫌なんよね。
ほんと。」
ひとし
「そっかそっか。
日直はどういうところが嫌なのかな?」
はるか
「いやだってもう、
なんか失敗したらみんなに笑われるかもしれんやん。」
ひとし
「あーわかる。」
わかるだけじゃなくて、
えーとその、
「あーそれは、
そっかそっか。
みんなから笑われるって思ってるんだよね。」
そういう。
えー。
はぁ。
はるか
むずいね。
ひとし
あ。
はるか
ありがとうこれ。
ロールプレイしたことによって、
ロールプレイングしたことによって、
難しいということが分かりました。
ひとし
分かりました。
はるか
なので、
えーとこれは、
こっちがこの4つを操ろうとするから難しいってことが分かった。
ひとし
あー分かりました。はい。
なにかの妖精に当てはめようとしたんよ、いま。
それで分類が、
どこの分類しようかとした。
はるか
あーそうそうそうそう。
やっぱ超難しいことをいま、ひとしはしようとした。
たぶん専門家みたいなことしようとしたから、
まずステップ、
この4つのステップを考えると、
楽になるらしいよっていう感じでアプローチしてみるのどうだろう?
ひとし
あーなるほど。
うん。
はるか
まずいたずらの妖精の声をキャッチする。
ひとし
はいはい。
はるか
これがステップ1。
ひとし
あー。
はるか
だから、どんな考えが来てるの?っていうのを聞いて、
ひとし
確かに。
はるか
「完璧を求めすぎ妖精が来てるんだね」っていう。
ひとし
なるほどね。
はるか
うん。
ひとし
そっかそっか、じゃあちょっと巻き戻すと。
はるか
「うわマジ日直ほんと最悪やんもう。
明日学校行きたくない」
ひとし
「そっか。
なんか、うわー。
いや俺もすごい不安になることあるんだけど、
なんか不安って、
妖精がいたずらしてるらしいのよ。」
はるか
おー。
そう。「なに妖精って、パパ。」
ひとし
「なんかねー、妖精。」
はるか
「また変な話?
いっつも変な話ばっかしてるからもう。」
ひとし
いつもしてるんだ。
「4匹妖精がいるらしくて、」
はるか
「うんうん。」
ひとし
あの、えー。
はるか
えっと、他人や未来の出来事を占いすぎ妖精。
嫌なことやダメなことに注目しすぎ妖精。
自分はダメな人間だと思いすぎ妖精。
完璧を求めすぎ妖精。
ひとし
はい。
「なんかこの4つの妖精が、
もしかしたら出てきてるってことないかな。
どうかな。」
はるか
「あー。
確かにねー。
うん。
人に馬鹿にされるのが嫌って思ってるかもしれない。」
ひとし
「あー。
確かにね。
日直、前立ってね。」
はるか
「うん。」
ひとし
「発言するからね。」
はるか
「うんうんうん。」
ひとし
「そっかそっか。
それって本当に馬鹿にされてるのかな。」
はるか
「あー。」
ひとし
「なんか。」
はるか
「いやー、だってけっこう笑われるんよね。」
ひとし
「例えば、
いやその、はるかくんがさ、」
はるか
「うんうん。」
ひとし
「逆に他の人が日直してるのを見てるときって、
なんかそこまで、
あの子恥ずかしいなとか思うかな、日直の子に対して。」
はるか
マジで思わん。
あはははは。
ひとし
解決。
それは、その子は解決。
はるか
マジで思わんわ。
それは。
普通に他の人が日直どうしてるとか、全然気にせんな。
うん。
ひとし
まあ発表もけっこう同じ近いものがあるわと思って。
はるか
うん。
ひとし
はいはい。
じゃあいま、いけました。
はるか
そうね。
ひとし
捉え直せました。
はるか
じゃあ最後、勇者の考えを見つける。
ひとし
勇者の考えを見つける。
はるか
うん。
うん。
だから今、
確かに周りの人が日直しててもそれを笑おうと思わないし、
まあそうやって思わない人がいるって思うと、
まあいいかって思えるかもしれんね。
ひとし
うん。
かもしれん。
はるか
うんうん。
いやマジでちょっと楽になる気がする。
これは。
ひとし
よかった。
はるか
いやえっと、
ひとしが視点を変えてくれたけん。
ひとし
うんうんうん。
はるか
確かにはるかが日直じゃないときに、日直の失敗をどう思うとか全く気にせんなとか思うかもしれん。
ひとし
そうよね。
はるか
なんかそういういろんな見方をするのはミソかもしれんね。
ひとし
確かに。
はるか
それってほんとかなとか、視点を変えるとどうかなみたいな感じ。
でもやっぱこれ、やっぱむずいわ。
ひとし
うんうんうん。
はるか
でもやっぱこれ教育者用向けのプログラムだからこそ、
これは難しいんだと思った。
ひとし
うん。
はるか
でも、えっとこれはめっちゃする。
ひとし
へえ。
はるか
コンコンとかで。
ひとし
やけ、繰り返したらこっちも問いがうまくなりそうやなとも思った。
はるか
うんうんうんうん。
ひとし
だっていまはるかの一回、一回フィードバック入っただけでちょっと変わったし。
はるか
そうね。
ひとし
うん。
はるか
だから不安、「なにが不安なん?」て書き出してみて、
「ああそれが不安なんやね」って。
「これ、いたずら妖精のこれじゃない?」とか言って。
まあいたずら妖精って使わなくてもいいんだけど。
ひとし
うん。
はるか
「ああなんか、こういう考え方が大きくなってるんやろうね」って。
「でもほんとに全員が笑うんかな?」みたいな感じ。
ひとし
うんうん。
はるか
いや、逆の立場やったらどうかな?みたいな感じで、
いろんな視点与えてくれる人が家の中にいたらだいぶ違いそうだし、
それはまあ他の子どもと関わるときも使えそうやなと思ったけど、
まあ難しい。
教育者としてのアプローチ
ひとし
うんうん。
はるか
これは難しい。上級者向けだと思いました。今やってみて。
ひとし
うん。
はるか
できる人はやってみてほしいし、できない方には、
これいまのは、ぐるぐるの妖精ってのは認知のところにアプローチする方法です。
ひとし
うん。
はるか
で、この認知のことを考えるのけっこう難しいっちゃ難しいんよね。
ひとし
そうね。
はるか
そう。だから認知行動療法で俺が押してんのは、認知行動の行動の方。
ひとし
うーん。
はるか
えっとね、認知行動療法のミソは、感情ってドキドキとかワクワクとかあるやん。
ひとし
うん。
はるか
ドキドキしてる子に、ドキドキしなくてリラックスしなさいって言っても無理なんよ。
ひとし
そうやね。
はるか
うん。
ひとし
それができたら苦労せんよって。
はるか
そうそうそう。「もうワクワクした顔しなさいよ」って言われても無理なん。
ひとし
難しい難しい。
はるか
そんな感じで感情は操ることがやっぱり難しいけど、さっきみたいな考え方。
ひとし
うん。
はるか
考え方のところをこう変えて、方向性を変えると、少し感情が上向きになったりするし、
もう一個は行動の方。
ひとし
うん。
はるか
そもそもリラックスした行動をすると、感情もリラックスしたものになっていくっていうのが考え方だから。
ひとし
うん。
リラックス法の紹介
はるか
考え方ばっかりに偏りすぎても難しい場合があるし、すぐに変えられない場合もある。
ひとし
うん。
はるか
だから、行動に寄りすぎても行動できない時もある。
だからどっちからもアプローチしていくことが重要で、一番やりやすいのはこの「行動」かなと思っています。
ひとし
なるほどね。
はるか
うん。
で、よくやるのが、「筋弛緩」って一回紹介したよね。なんかの回で。
ひとし
力入れて、力抜くみたいなやつよね。
はるか
そうそう。筋肉を緩める。マックスリラックス。違う違う。マッスルリラックス。
ひとし
はいはい。
はるか
マックスリラックス。
ひとし
めちゃくちゃリラックスしてるだけ。
はるか
子ども好きそうやな。「マックスリラックスして」って言ったらダラーンとかしそう。
ひとし
確かに。
はるか
「もう動けませーん」とか言いそう。
ひとし
マッスルね。
はるか
マックスリラックスもおすすめ。
ひとし
マックスもおすすめですし。
はるか
これはもう、僕自身がめちゃくちゃ助けられた方法です。
僕は元々緊張めちゃくちゃしいで、発表の時とかすぐ顔真っ赤になったりとかするタイプだったんですよね。
そもそも。
だけどそれは緊張するとこわばっちゃうんですよ、顔の筋肉とか。
いまでもそうなんだけど。
ひとし
こわばっちゃう。
はるか
こわばりがち。
頑張り屋さんはやっぱ多いんだって、それが。
戦闘モードにすぐ入るから、震えたりとか顔が赤くなったりとか顔がこわばったりとかして。
だけどその筋肉を緩める方法っていうのを知れば、逆にリラックスモードに入ることができると。
でどうするかっていうと、緩めてくださいって先にするんじゃなくて、思いっきり顔に力を入れる。
ぎゅーって顔の中心に。
ぎゅーって梅干しの顔みたいな顔をぎゅーって5秒間。1、2、3、4、5、はい力抜いて。
そしたら顔に力が抜けてる感覚があると思います。
っていう感じでその、マックスリラックス。
マッスルリラックスという方法を、筋弛緩という方法で動画がいっぱいあるので、その動画を見てからやったりするといいかなと思ってます。
ちょっとおすすめ動画、貼っておきますね。
というのもあるし、これはもう手もあるし肩もあるし足もあるしとかっていうふうに。
ひとし
なるほどね、ぎゅっと力入れる場所がね。
はるか
そうそうそう。一部一部やっていくのがおすすめです。
教授といっしょにやった時はこれを大体全4回くらいやって、力を抜く感覚が身についてきて。
すごく緊張した時も力抜く感覚が身についてきますよってことで、僕はかなりこれで救われています。
自然体でいやすくなったっていうのがあります。
ぜひおすすめです。
具体的なステップを踏む
はるか
もう一個が呼吸リラックスです。
これやりやすいね。
シャボン玉を作るイメージで、細く長く息を吐きましょう。
吐いてください。
吸ってください。
またシャボン玉を作るイメージで吐いてください。
みたいな感じで、吐く時間を長くして深呼吸をするっていう方法です。
ひとし
これは確かに、よくやるな。
はるか
これもそうよね。呼吸するときってよく言われるよね。
吐く時間の時にリラックスする神経が優位になるので、吐く時間を長くして呼吸をするとリラックスモードに入りやすいとかっていうのは言われますと。
ひとし
寝る直前に興奮してるなって時に、この呼吸したらけっこう落ち着いたりする。
はるか
そうよね。
副好感神経を優位にするというイメージ。
これを、この知識を知ってる人がこれだけで不安が消えたら、それは苦労せんよと思ってると思うんよ。
深呼吸だけして不安がなくなったらそれはみんなするし、
マッスルリラックスも、それはするしさ。
だけど具体的にノウハウを知ってる大人が近くにいるってめちゃくちゃ安心感あると思う。
これ子どもの時思い出してほしいんだけど、めっちゃ腹痛い時に「お父さんお母さん腹痛い」って言った時に、「どうしていいかわからんね」って言われるより
「そういう時はこういうふうにしたらいいんだよ」っていうふうに、薬飲んだらいいんだよとか
具体的にやることがわかってる大人がいるってめっちゃ安心感がぜんぜん違うと思っています。
だから具体的にこうしたらリラックスしやすいよってことを具体的に教えてあげていっしょにやる。
こんな大人がいたらどんだけ子どもが心強いかなというふうに思うので。
これもちゃんと研究された方法なのでいっしょにやっていこうって言って
少しでもリラックスモードになったら、よしいっしょに頑張ろうっていう形が取れるのかなと思っています。
ひとし
大事やな。
ここまでの流れを聞いて、マッスルリラックスも呼吸もいいなと思ったけど、
呼吸こういうふうにしたらリラックスできるよとか何百回も聞いてきたわけやん。
それを、やっぱそれを緊張した時とかにやろうとはならんかったんやけど、
このいまの前後編を聞くと、そういうロジックで最終的に行動のここに使うんだみたいなのがわかってめっちゃいい。
はるか
認知が変わって行動が変わりますね。
ひとし
そういう状態になっております。
はるか
まさにこれがそうでございますね。
だから行動のレパートリーだけ知っていても、それが価値感じられないのが
考え方を知って意識をして取り組むと全然変わってくるっていうのがあるので、
もともと具体的なことを知ってたよと思う方も、この前後編を知ってやるのと知らないでやるのは全然変わると思っています。
ひとし
このポッドキャスト自体が認知部分を担ってるってことなのか。
はるか
だいぶでかいと思う。
だから違う、ショート動画とか見て「なんとか三選」でやるのと、この4,50分聞いたのでは全然変わると思っています。
でさっき言った、一番冒頭に言った、不安に少しずつ近づいていくっていう話なんだけど。
今みたいな方法を使いながら、苦手なことをスモールステップでチャレンジすることがやっぱり大事なんだよね。
例えば発表が苦手ですって言ってる子に対して
マジで足が震えるレベルとかになっちゃってる子に対して
いきなり発表「慣れて時間が経てば緊張しなくなるからね」っていうよりも、
まずスモールステップを作っていくと。
まずは家族の中でやってみるとか、友達に発表するとか、
レコーディングしてみるとかっていうふうに細かく分けていって、
「どれからならできる?」っていう形でちょっとずつ近づいていくっていうのがすごく重要になります。
でちょっとずつクリアしていってるんだよって言うと自信が湧いてくるっていうのがあるので
とにかく細分化、スモールステップっていうのは本当に
僕が今度出す本の中でもめちゃくちゃ重要な考え方として取り入れてるんですけど。
まず細分化してみるっていうところですね。
ひとし
それはその子に合ったスモールステップを作るっていう感じだね。
はるか
そうそうそう、です。
ひとし
ちょっとなんで、今回いただいたお悩みの「夏休み明けに学校に行くのが不安」みたいな方の場合は。
はるか
まず最初は不安を書き出すっていうところと、ラベリングと点数化だったね。
実際にどんな考え方が不安を大きくしてるんだろうって。
これ認知の偏りって言うんだけど
それを捉えて「本当にそれって起きるんだっけ」とかっていうのもいっしょに考えてみて
なおかつリラックス方法もこういうふうにするとリラックスできるみたいなのをいっしょにやろうかって
やっていくのがいいんじゃないかなと思ってます。
でも前提はやっぱり本当に初めに言ったように、いま苦しいとか辛いっていう部分は
その子の責任とかっていうよりは、本当に環境にマッチしないことがあったりとか
そういう部分を受け止めつつ少しでも不安軽くできることを
いっしょにやってみようかっていう形でできるといいのかなと思っていますね。
周囲のサポートの重要性
ひとし
ですね。
はるか
でもあとは周りの人、頼りたいね。
こういうことを専門的にやってる人が世の中にいるってことも
なんか一つ、知っていてほしいな。
ひとし
確かにね。
はるか
これが薬物療法と同じぐらいの効果を発揮しているっていうのも
知ってほしくて。認知行動療法で。
そういったところにアクセスしていくのも大事だし、
これのカウンセリングとかはけっこう民間がいろいろやってるんじゃないかなと思うし、
資格持った方がされてると思うし。
不安をその子から剥がして
その子が悪いっていうよりはその不安をいっしょに撃退しようかっていう
相対化していく感じがいいんじゃないかなと思うね。
これはぜひ家族、今お母さんが相談してくれてるけど
お母さん以外にもいっしょに共有してもらってできたらいいのかな。
ひとし
僕も一瞬やってみようとして思いましたけど
けっこう難しいことも多いので、
やりながら、試行錯誤しながら。
はるか
どれぐらい現実的なのかな。
自分は教育者ポジションだから
これで子どもと向き合おうって思っちゃうんだけど、
我が子がなったらまたぜんぜん違うのかなって
いま全部しゃべってみて思った。
ひとし
教師の人とかは今の理論を言われて
「確かにな」っていうのがアクション、起こしやすいんだろうね、
いろんな具体例を知ってて実感もあるけど。
はるか
この方法を知ってもらえただけでも
一個方法があるって思ってくれたら嬉しい。
ひとし
この理論を理解して
何か一個のポイントを意識するとかはできると思ったんよ。
はるか
剥がすとか、書き出して剥がすみたいなところは
まずはできるかもしれんし。
専門機関にいっしょに行くもそうだし。
ひとし
あと捉え直す。不安を捉え直すとか、
そうかもしれない。
はるか
もしカウンセラーさんを頼った時に
カウンセラーさんがもしかしたらこういうことをするかもしれない。
この時に不安を書き出して終わったよって思うのか、
今日は剥がした段階なんだなって思って
次は捉え直すのかなって思うメガネを持つだけでもまた
変わるかもしれないし。
ひとし
変わりそう。
はるか
そうね、かなと思いました。
なんかこの話していいかわかんないけど、
近年ね、若者が命を落とす数が増えてるのも
やっぱ一つの要因としては
いろんな悩みの多様化があって
悩みを理解してもらえないってことが
一つあるだろうから、
その悩みをいっしょに書き出してそれにジャッジせず
客観的に捉えるっていうのは一つできるかもしれないし、
もう一個は自己責任論になりすぎない。
弱いからだとか
リスナーの声とフィードバック
はるか
やっぱこの自己責任論が増えれば増えるほど
追い詰められるっていうのは一つあるので、
ちゃんと客観的に捉えて
これいっしょにどうしようかっていうふうなWEメッセージのスタンスが
すごく心強いんじゃないかなっていうふうに思ってるし。
ひとし
ぜひ、またわかんないこととかあれば。
はるか
またやった結果教えてほしいです、
ちょっとうまくいかんかったらまた、いっしょにやっていきましょう。
ひとし
ぜひやってみて難しいことあれば、ください。
はるか
よろしくお願いします。
ひとし
そしたら。
はるか
お便りですね。
ひとし
最後お便り頂いてるのを読みます。
『あゆめな』さんから頂いてます。
はるか
あゆめなさん。
ひとし
「初めまして。小3小6中2の母です。」
はるか
3人。
ひとし
「まず、これを言いたいです。
子育てのラジオを始めてくださりありがとうございます。」
はるか
ううわ、うれしい!
ひとし
ありがとうございます。
まずこれを言いたいです。
はるか
なんかいいね。
ひとし
「うちの子どもたちは
3人3様の特性があり
自分の子育ての知識を広げたいと思い
ポッドキャストを検索していたときに
このポッドキャストに出会いました。
シンプルな番組名に惹かれて
ちょっと聴いてみようと思ったのが始まりで
現在、最も古い回から順に拝聴しています。」
はるか
ありがとうございます。
ひとし
「世の中にはこんなに教育について
熱い若者がいるんだと
度肝を抜かれて
ラジオを聞くたびに魅了されています」
いるんですよ。
こんなに熱い若者が
いるんでございます。
はるか
熱々ですよ。
ひとし
「今では職場の…」
今自分のことでなく、
はるかのことを言っております。
今、自分のことをそういうふうに
ちょっと勘違いされたら
急になんかすごい自分…
はるか
あ!妖精がいる。
ひとし
あ、やばい!
えっとこれ何妖精?
はるか
妖精が来たので。
ひとし
「今では職場の子育てママさん仲間に
このラジオを紹介して
わたしがお二人から学んだ知識を
ママさんたちに少しでもヒントになればいいなと思って
『この前、子育てのラジオで聴いた話なんだけどね』
と勝手ながら引用させていただいてます」
ありがとうございます。
はるか
ありがたいですね。
ひとし
「ヒントを聞いた仲間も
『小さなことだけど実践してみたよ。
ありがとう』
と、お礼の言葉をいただきます。」
はるか
うれしい。
ひとし
「家事をしながらも子育てのラジオを聴き、
毎日新しい発見に心が豊かになり
子どもへの声かけなども変わり
親子関係もより良くなっている最中です」
すごい。
はるか
素敵。
ひとし
「これからも配信、楽しみにしています。
応援しています。」
ということです。
今後の展望とリソース
はるか
ありがとうございます。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
うれしいね、こうやって紹介していただけるのは。
やっぱり悩みに対してアドバイスっぽくなるのって
けっこうね
難しさがあるなかで、
『これ聴いたよ』とかいうシェアとかやったら
すごくやりやすいんだなと思いましたね。
ひとし
そうだね。
はるか
ありがたい。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
心豊かになり、うれしいね。
ひとし
そんなところかな。
あともういよいよ来週ぐらいに
たぶんはるかの書籍、出ると思います。
はるか
発売されますのでぜひ
手に取っていただけたらうれしいです。
ひとし
予約している方はそこで届くっていうことになるので、
ぜひお願いします。
はるか
9月4日発売でございます。
ぜひぜひお願いします。
ひとし
それとふるさと納税は、もうこの頃には達成している予定なのですが。
はるか
ですが。
ひとし
もし達成していなかったら
お願いします。
はるか
ぜひお願いします。
もしやり方わからないという場合はいっしょにやりましょう。
ひとし
そうだね。
はるか
メッセージもらったらいっしょに、パブリックスペースにいていっしょにやりましょうね。
ひとし
お願いします。
では個人・法人のスポンサーさんも大募集しておりまして
スポンサーさんにはDiscordのオンラインコミュニティに
招待させていただいておりますので、ぜひお願いします。
はるか
ぜひお願いします。
お待ちしております。
ひとし
それとTeacher Teacherメンバーの『KUMI』さんがやっている
ポッドキャスト番組『ペアレントーク〜子育て理論を実践してみた〜』も、聴いてください。
はるか
ペアレントーク、バリバリ保護者目線の実践できることが詰まっております。
ひとし
では、また。
はるか
また。
33:29

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