説明の基本概念
日々考察-ヒビコウラジオ。このチャンネルでは、広島でサラリーマンをやっているたしづんが、日頃の出来事に対して、あれこれと考察をしていきます。
ちょっとね、交通量の多い道路で歩きながら収録しています。 車の音が入っていて、大変申し訳ございません。
第321回の放送ということで、 今回は
説明はでかいとこから、というお話をしていきます。 今回はですね、他人に何かを説明する際のテクニックのようなお話をしていきます。
まずね、イメージしていただきたいんですけど、
まあ、何らかの 出来事が起きているとします。
その起きている物事全体をですね、 一本の木だと思ってください。
で、 まあ
まず物事を説明するっていう場合に、 木そのものの姿の説明。
これをするといい。 ということですね。これが今回の
説明はでかいとこからしましょう。 っていうお話になります。
ちょうど今電車が通ってきますね。 綺麗だな。
夕日に照らされた 電車ですね。
で、あの 皆さん枝派の議論なんて言葉を聞いたことないでしょうか。
要はね、 枝とか葉っぱっていうのは
細かいものです。 木全体で見るとものすごくちっちゃい。
先っぽの方にあるもの ということで
まあそんなところをね、議論しても仕方がないと。 要は大した問題じゃないっていうことです。
ですから
木全体を 説明する。もっと言うと
その木が生えている場所とか状況 こういったものから
説明をするといいと思います。
例えば じゃあ私が
普段どのような説明の仕方をしているかということですけど
じゃあ本当に ある樹木の説明を本当にすると
しますね。
じゃあまず今から木の説明をしますと。 最初にお伝えしてしまいましょう。
その木は そこら辺に生えている細い木ですね。
背はそこそこ高くて 葉っぱがたくさんついています。
みたいな 感じですね。
普段生活をしていて、 仕事も含め私が思うんですけど
木の説明をするときに 葉っぱの特徴の説明から入る人いませんかね。
まああの 細かい説明はね後なんですよ。
このなんとかの葉っぱはね緑なんだけど 秋になるとねオレンジ色になるんですよみたいな
話をしてくる。 そういう人がちょっと多くて
あの
まあ 何て言うんですかね
初めにね、その初めに 細かい説明をするっていうのがね本当に
本当に最悪です。 もっと言うとその細かい説明をね
最初に広げ切ってしまう人 これが一番最悪ですね。さっきの話で言うと
あの このなんとかかの樹木って葉っぱの種類が大きく4種類に分かれるんですよ。
この木の場合はこの種類の葉っぱで うんたらかんたらって結構いるんですよね。こういう説明の仕方をする人。
で こういう説明をされていると聞いている側って困りますよね。
あの まあ困ること、例えば一つ目困ることとして
理解したつもりになっているけど結局聞いているだけっていうことに陥るということです。
まあ 要はね、いくら葉っぱの種類をね
覚えたとて
何て言うんですかね 全体を理解したことにならずにもう
なんか暗記しているだけというか そんな感じになっちゃうんですよ。
やっぱり物事っていうのは全体を、全体像を把握した上で
一つ一つの具体的な話に入っていくということが大事になります。 例えば
まあ葉っぱの種類の話で言うと この葉っぱがね、例えばこういう葉っぱが付くのは枝がこうなっている場合です。
枝がそうなっているっていうのは幹がこういう形の場合です。 幹がこういう形になるのは
ざっくりこういう風な種類の木です。 そういう風に物事がつながっていかないとね
なかなか覚えられないんですよね。 ですから
まあ困ることということで
聞き手がね その覚えることがものすごく膨大にあると
そういう勘違いをしてしまって 考えるのが嫌になってしまう
これがあるんですよね。 ですから
やっぱりね、あの 全体像を
掴んだ上で今回はこれと いう風に
話をしていかないと本当に嫌になるんですよね。 まあ説明でいきなり
教え方の重要性
東広島市の西条っていう町は 酒蔵が駅前にたくさんあって、それでその酒蔵がね
あの毎年11月に 酒祭りっていうのを開催して
それで全国からねおよそ20万人を超える観光客が訪れるんですよ。 これは東広島市の人口よりも多い人数なんですよ
っていう話をされても あのどこだよってなるじゃないですか。だからまあ東広島って言ったら
きっと広島の一部なんだろうなってまあ予測はつきますけど ですから
やっぱり全体像を把握しないといけないんですよ。 まず今日は
土地の場所の話をします。 具体的なローカル地域の話をします。
まず相手に伝えてあげましょう。 その上で
まあ 今回のそのターゲットは
広島県 広島県みなさんわかりますよねと
広島県のある地域の話です。 それが東広島市っていう
広島のど真ん中にある町ですと市です から入ると
わかりますよね ですから
まあね頭を 聞いている側の頭を整理してあげるということがとっても大事です
要はそういう頭の中を整理できない状態で細かい話ばっかりをされたとしたら 聞いている側としてはもうその一つ一つを単発で覚えるしかなくなってしまいます
こうなるとね非常に良くないです 単発で覚えるっていうことをたくさん作ってしまうと
まあ とにかく膨大な
暗記が必要になるとそういうふうに思ってしまうので 聞いてる方がね
頭を使うのが嫌になってくるんですよね でしまいには
話を聞きたくなくなると いうところです
仮にその たくさんの説明をね
真面目に聞いていたとしても 結局その一つ一つの単発の知識って覚えることができませんから
まあ その覚えも悪いままだし
理解もできてない中途半端な状態で終わってしまいます 中途半端な理解でなんとなくぼやっと分かったのか分かってないまま
分かってないのか それすらもわからないままということで
どうなると何が問題かというとですね
一言で言うと 何か別の状況があった時に対処できないということなんですよね
似たようなパターンの 別の状況
だった時に それが
同じパターンだから前回と同じやり方だっていうふうな そういう認識ができないということです
しっかり体系立てて理解をしている人であれば その全体の中で似たような部分があるなと
気づくことができるので それで応用が効くっていう感じ
ところが 物事を
本当に暗記しかしてない場合は そういう次の時に応用をするっていうのが難しくなってきます
まあねそういったことで
やっぱり あの仕事の時とかって特にそうですよね
部下には応用をしてほしいわけです 何か
物事に対して 今回はこうすればいいんじゃないかとかそういう推測を
してほしいですよね ところが
新しい出来事が起きた時に その都度
上司や先輩に聞いてしまうと そういう人ってねよくいます
まあそういう部下後輩の人に対しては
まあいちいち何でもかんでも聞くんじゃなくて自分の頭で考えてくれよと そのように上司の方はね言いたくなってしまうと思います
思いますが まあそれって結局
上司のとか先輩 要は教える側が
そういう知識の暗記的な 教え方だけをしているがために
全体像を把握してなくて その部下や後輩が
応用的な思考っていうんですかね 何らかの考えを持つっていうそういうチャンスを
逃しているんじゃないかなって思うんですよ まあそういう
単発の 暗記ができないと
そういう部下の方 あるいは応用的な思考ができない
っていう部下の方 両方とも
そういった全体像を把握してないことが原因の可能性があります もしそうであるならば
説明をしてあげた側の責任じゃないかなと 私はねそういうふうに考えることが多くなってきました
世の中の上司や先輩と呼ばれている人々 皆さん困ってると思うんですよ
部下が仕事を覚えてくれないとか 自分の頭で考えて動いてくれない
みたいな感じですよね とても気持ちはわかるんですけれども
まずは それって教え方に問題がないか
教え方で改善できる部分がないか ということを
一回ね あの振り返ってみて
工夫できるところは工夫する ということをぜひやってもらいたいなと思います
これは私も日々 試行錯誤の連続ですね
本当に 説明の仕方って難しいなと
常日頃実感している 本当話が長くなっちゃうので
まあそういうことでね あの
一つ一つ問題点を 明らかにしていって
部下や後輩の人の教育に 教育の改善にね
つなげていきたいなと思います はいということで
日々考察日々考ラジオ 第321回の放送
説明はでかいところからというお話をいたしました ここまで聞いてくれてありがとうございました