韓国現代文学の視点
うっちゃんが今、本を持ってきてくれて、82年生まれ、キム・ジオンの本を紹介してくれて、私も以前読んだんですけど、その後で、この弱さから読み解く韓国現代文学の話の、この弱さから読み解くっていうので思ったんですけど、
82年生まれ、キム・ジオンが描いている女性の、いろんな欲圧と内面化と、どんどん自分を喪失して身動きが取れなくなっていって、その姿を、
たとえば私はすごく、グッと来てしまった。微妙に日本の今の時代と少し多分、全くイコールじゃないけど、母のことも思ったりして、グッと来たんですけど、それに対してそのうっちゃんが、うっちゃんはともかく、男性はどういう風に読むんだろうって言ってたじゃないですか。
たとえばね、親の世代とか、本当にフェミニズムっていうところがあまり今ほど大きく言われてなかった、当時の人とか今とか、男性がどう読むのかって考えた時に、
たとえばうっちゃんほど響かないことが多分多いかもしれないなーってなんとなく思うんですけど、私は、それはやっぱり自分の弱さを通して読むきっかけがあったりとか、
たとえば、男性だから男らしくしなきゃいけなかった自分とか、悔しさとか、しんどさとかを気づく、そういう弱さからじゃないと共感したり、もしくは自分が加害というか、そっち側だったってことに気づけないかもなっていうかのは、
うっちゃんもその植木屋さんの修行事態を通して、しんどかった、制度の中でしんどかったところが後々になって振り返れたっていうのを聞いて、
そこを多分ご自身のそういう弱い部分との発見というか、俯瞰できたっていうそういう経験があったからなのかなーってなんとなく思います。
いや、まさにそうだと思ってて、僕これ本を持ってきたのは、もちろんおさないさんが紹介する韓国現代文学のガイドブックではあるんだけれども、
確かに言った弱さ、僕は本当にフェミニズムって痛みと弱さ、それを認めること、そこから始まることじゃないかっていうのはすごく思ってて、
それってやっぱりさっきもりえさんに最初言ってた、自分の中の痛みってものをやっぱり気づけなかったりとか、無きものにしてるとか、当たり前やからとか、冗談やしとか、
そんなことでやり過ごしていることを、特に女性はたくさん今まであっただろうし、男性は男性社会の中で生きている中で、強さを求められるから、無きものとしてきた。
でもやっぱりそれは、それが自分に自由を奪ってるんだってことは、やっぱり理解しなきゃいけないし、気づけないといけない。だけれども、なかなかそういうわけにいかない。
やっぱり韓国文学っていうのは、社会とコミットした文学がたくさんあったりとかするし、韓国の歴史って本当に痛みの中で生まれてきたもんだなと思うので、
いかにこの弱さってものに、コミットするというか、どう感じ、伝えていけるかっていうところがあるのかなと思うので、
やっぱり自分の痛みとかを感じなかったら、人のことは感じられないなと思うので。
そうだね。
例えば性被害に遭ったり事件したときに、なんであいつはあんな格好して歩いてたんだとか、夜中になんであんな部屋に入っていくんだとか、周りからいろいろ言うこともあったりとかするし、
それってすごい加害の一つの、西加害の一つだなと思うし、男ってそういうもんだっていうのを認めてる?すごい論調だなとかって思ってて、
それって全然相手の痛さみたいな、弱さみたいなのを全然感じずに生きてるんだろうなっていうのはすごく思うかな。
その辺で、これはすごく勉強になるというか、これを読むと読みたくなる韓国文学がたくさんあるかな、ファンジョンのDDの方もそうやし、
僕が読みたいのはカンファギルの別の人。これも性暴力の話かな。
キムジオンももちろん取り上げられてたりするんですけど、そのおさないさんの言う弱さっていうのが一応記載してあって、
自らの意思とは関係なく選択肢を奪われている立場のこと。それは弱さとして定義している。この本の中で。
若い年代の人たちの作家さんが多いかもしれないんだけど、60年代以降に生まれている人たち。
なんか面白いのが、その人たちは日本の文学とかエンタメとかカルチャーに結構影響を受けている。
韓国と日本の文学の違いというのは、日本の文学は比較的個人とか周りを小説で表していたりするんだけど、
韓国は全く逆で社会というものが大きく占めてしまっている。それは多分スタイルの違いというのもあるんだけど、
ここに挙げている作家たちは復元的な面、社会というものと子という両方の目で見ることができる。
それをすごく上手に表現しているのが弱さだという。
なるほど。韓国現代文学はとても、もちろん去年ハンガンさんがノーベル文学賞を取られたりとか、すごく注目されている文学だなと思うんだけども、
隣の国のことを全然知らなかったというのは、今になって何たることかと思ってしまう。
日本の弱さが全て記録されたのが韓国の現代史な感じがする。
やっちゃいけないことを全部やりましたとか、なかったことに見たくないところをすごくいっぱい。
小山さんの物語
そして日本が辿った道をものすごい凝縮して、ギュギュって近現代史で駆け抜けている。
強烈なところを見せたくないわな、みたいなところもあって、
今はポップカルチャーとかでかなり交流とか、やっぱり惹かれ合うものがあるなと思うんだけど、
歴史とか社会的には引き離しておいて、遠いものってしておいた方が都合がいいことが日本にとっては多すぎるのかなという。
やっぱり加害という歴史があるから日本側にとってはなかったものにしたいっていうのがあるのかな。
いまだにだって解決していない条約法の問題とか慰安婦問題もあったりする中だからね。
でもすぐ隣の国であって、切っても切り離せないような関係性だと思うし。
そっちの加害性が大きなのがあるね、本当にそうだね。
入れ子の構造っぽい気がするなと思う。大きいものから小さいものどんどん。
それがずっと韓国には積み重なっているような気がするし。
というところで面白いなと思って。
りえさんは?
私は小山さんノートという本を選びましたね。
この二人も気になっている本だと思うんですけど。
まだ読んでない?
いや、私もまだ得力をしていない。
もうじっくり読んでますね。
じっくり、本当に思い出したときに読んで。
小山さんノートは、小山さんというホームレスの女性がいらっしゃって、今は亡くなっているんですけど、
その方がずっとノートに日記の形式で自分の思いとか、食べたものとかもあるんですけど、
どう過ごして、何を考えて、どう生きたかっていうのをすごく書いたノートを80冊くらい残したのかな。
それを当時同じ公園で暮らしていたアーティストの市村みさこさんが、
最初一緒に燃やそうと思ったんだけど、少し数行読んでこれは残さないといけないものだってなって、
そこから小山さんを知らない人であっても、つながりで女性人が集まって文字起こしをデータ化していく作業をして、
8年かけてデータ化をして、その後膨大な量なんで抜粋をみんなで相談しながら長い時間をかけてして、
一冊の本にまとめているんですけど、その話を聞いただけでうるうるになってしまうんですけど、
これを今読んでいるんですが、本当にこの人は書くことが生きることの、時間の大部分というよりはすごく大きな意味を持っていたんだなということがわかる。
小山さんにとって書くことは生きる糧だったんだなという形で、どう生きてきたかとどういう風に生きたいかというものが繰り返し書かれているんですけど、
その一方で本当に食べるものが日々困って、日々数百円手に入れたとか缶を拾ったとかパンをもらったとかそういう記述で、
寝るところも一応テントがあるんですけど、一緒に長くテントに住んでいた男性が暴力を振るう人で、暴言と。
それがね、その記述もすごく多くて、突然多分何か精神疾患を抱えた男性なのかなという感じなんですけど、突然キレて蹴ったりして追い出されてとか繰り返し出てくるんですけど、
その人が食事をくれたりとか力仕事をしてくれたりとかするのもあって、長くは離れられなかったりして、そういう力関係とかがすごくテント生活でもいろんな人と会って、
男性がやっぱりすごく強い存在で、お酒を飲んで暴れたりする人とか、そういうことの記述から始まってどういうふうにお金がなくなってホームレスになってたかとか、
どういう福祉も拒んでいて、
行政も手放してる?
小山さんが嫌だって言ってた。
多分何かひどい経験を持って自由に生きたいって小山さんは思ってるんだけど、それがやっぱりひどい対応を受けたり、制限が多かったりで、それもできればもう頼りたくないっていう形で、
ただひたすら数百円入ったら喫茶店に入って、過去に書いたノートを読んで書くっていうのが本当に光の時間という感じで、
結構ユーモアもあったりして、
この一冊ができた仮定、女性たちの連帯の時間とかも含めて、
これは本当に自分にとっての手紙のようだし、
言ったら私は別に小山さんになり得るというか、そんなことも思ったりしたり、
でもすごく悲しいだけじゃなくて、やっぱり大切に思った人たちの手で一冊にされているのをすごく強く感じるので、
不思議な読む体験ですね。一人なんだけど、一人じゃないみたいな。
ちょっとフェミニズムだなんて感じじゃ、もしかしたらないかもしれないけども、
ネットセトラブックスからも出ていて、連帯っていうのはやっぱりすごく大事だなって思っているので、この本にしました。
社会の中の弱さ
ホームレスって男性のようなイメージが勝手にあったりとかするし、女性のホームレスってそんなに聞いたりはするけども、あんまり取り上げられることも多分なかっただろうとは思うしね。
何が原因でホームレスになったのかはわからないけども、それでも各こととか自由みたいなものを求める。
求めながら食うものに、もちろん困っている時もあるかもしれないけども、その人が書いたものっていうのはすごく心に響くことなんだろうなって思うし、
それは連帯して作り上げたっていう、そのプロセスもやっぱりとてもいいなって思って。
本当にホームレスの人たちの関係性とかヒエラルキーとか、男性対女性とか力あるものが強いし、交互力が結構はびこっている感じが。
突然やっぱりこう入ってきたり、お酒飲んで小山さんのテントに入ってきたりとかそういう傷もあるから、なんかね、本当にこう、より凝縮されてちょっとやっぱり制御が効かない形でもある。
そういう、うーん。
結構痛々しい場面もじゃあ。
そうですね、出てきますね、結構ね。
なんかより大きな暴力のシステムの中に、またね、ぎゅっとその弱さの、なんか弱いと思われているところを攻めるみたいな。
なんかあのディア木口さんのね、本人がやっぱり、一番なんか罪深いなと思ったのは、その行政とか警察がやっぱり排除するべきって言ってくるところが、なんかその傷いてきたコミュニティをすべて壊す、ないものにするっていう力を一番持ってる。
そこでなんか、圧をかけられてきた。排除された男の人たちがさらにその、もっと弱いところに向かうっていう構造はすごい感じた。
そうだね、そこの頂点に確かに。
そう、だけど多分その、なんかね、すぐ近くには、こう見るようで見てない私たち普通に暮らしていて、なんか住んでるホームレスの人たちいるなぐらいの無関心さで、多分それの暴力っていうのもあるなってすごい感じたりして。
うん。
そうだね。
でもほんと、あのリア木口さんを読んだ時も、私もこうなるかもしれないし、いつか、今じゃなくても、なんかこうだったかもしれないって、なんか感じるとこあったし。
うん。
で、なんかそのさっき言ってたユーモアみたいなのがやっぱあるのね。
あるよね。
いいことある日が、キラキラしてるって。
小さな喜びの発見
ほんと、なんか小さなことにすごく喜びをね、感じてて。
そうだった、それは嬉しいなっていうね、キラキラしてる。
すごくなんか純粋というか、感度が高いというかなか。
そうですね。
そうだわ、ほんと排除してます。小山さんの音も。
あ、そうなんですね。
時々管理事務所の人が来たり、もうあっち行け、こっち行けって小山さんが言った先で、いやここは邪魔だからとか言われて。
なるほど。
すごくそうやって連鎖してしまってんのよね。なんかやっぱり上から押さえつけ、さらにそれを弱いものが受け止めていくっていう構造として。
そうだと思う。
じゃあ陽ちゃん。
あ、私になってしまった。
たくさん山盛り。
山盛り買ってきたんだけどさ、これね困ったもんで。
あの、7冊も持ってきたのですが、1個だけするとっていうね。
1個じゃなくても。
うん、そうだね。なんかあの、りゅうさんの本棚を見ると、漫画があんまないなと思って。
実は隠してたりするの?
隠してはいないんだけど、一画に押し込められてるの。
そうなんだね。なんか漫画をちょっと持ってきたんだよなと思って。
ぜひぜひ教えてほしいです。
そう、これ知ってます?
キョウマチコさんの黒雲っていうのと、コウメケイトさん、これ原作がスベトラーナ・アレクシェイビッチさんの戦争漫画の顔していないと。
あと、滝並ゆかりさんの私たちは無痛恋愛がしたいっていう。
これがね、面白い。
どれが気になる?
いや、これ。
これですか。
これが気になる。
この人本当に天才。
私が好きなポリタスっていうYouTubeのチャンネルがあって、そこでレギュラーで出演している人で、
いつもね、一世見上げの、すんごい派手派手の筆をガチッとこうメイクして、キリッとデッキ貼る、すごく面白い漫画家さんなんですよ。
A自体はね、実はそんなに好きではない感じなんだけれども、
ただ、なんだろうな、この無痛恋愛っていうことが、さっきずっと出てきた痛みとか弱さみたいなところを常に内面化させられてきた私たちが、
いや、待て待てと。なんかおかしいよ。そんなことを私たち普通に受け入れてる必要ないよねっていうことを、
カギ赤女子って、SNSとかで自分がいろんなことをつぶやくんだけど、
名前を出しちゃうといろんな人に見られるから、シークレットのアカウントでつぶやき続ける女の人の中心に、
そのお友達とかと一緒に、世の中のおじさんと男の人たち、おかしいとこあるよねっていうのを、
そして鋭く暴いていく。
いろんな構造というのかな、加害者がやりがちなこと、言いがちなこととかっていうのを、こんなパターンあります、みたいにしてくれたり、
でも、フェミおじさんっていうのがいて、すごく真っ当なことを素朴に言ってくれるおじさんと出会ったりもするんですよ。
第1巻はまだまだ、今6、7巻ぐらいとか出てるんだな。
いろんな事例、本当に現代の事例ばっかり出てるね。
ぶつかりおじさんとかさ、駅でバーンぶつかってくるような。
いるね。
なんか無駄じゃない?それみたいに。
こっちは避けてんのにぶつかってくるみたいな。
そういう問題児とかね。
クズの男、けど見た目が綺麗から星クズって呼んでるとか。
面白いよね。
そうなんや。
ある。でも本当によくあるあるな感じ。
なんかね、笑い飛ばしてやらなきゃなっていうのが私はあって、
痛みとか辛いのはなくならないけど、笑えば忘れるんじゃなくて、笑っておかしいだろって言える強さはあるべきだなと思って。
現代の女性とマンガ
そういう本の1個かなって。
でも持ってきたのは結構そういうのも。
真っ暗とか。
でもね、森崎一さんの本はね、なんかもっといっぱい読みたいけど、
女、短行、交付。
こういう人たちはねやっぱめちゃくちゃこう、一番ギリギリのところで命かけて仕事やって、負けないぞっていうところにグッと来るっていうのかな。
という意味でやっぱりなんだろう。
自分自身っていうのはやっぱりすごい大切だと思うんだけど、
私何がすごい自分の根本にあるかなと思ったら、自由とかなんだろう。
好きなことをやるみたいな。
それは他の人に邪魔されないはずっていう、自分のセルフケアみたいなところは持っていたいなと思って。
自分がちゃんと持っていたり、その痛みとか辛い経験があれば、それはしない方がいいよっていうことも気がつけるという意味で。
そうだな。
大鳥丹さんの自由への手紙っていうのはね、これまた全部読んでないんだけど、
生きて会いたい人の一人かなと思ってて。
なんかね、この人って女の人なのか男の人なのか、いくつなのかとかいうところからすごく自由な人だなと思ったし、
すごく賢いっていうのかな。
本当に、社会にとってたくさんの人が幸せになる方法の近道をスルッと導いてくれる人なんじゃないかなと思って。
だけど、わーってトップにいるんじゃなくて、すぐ横にいて、それはできるからやりましょう、一緒にやろうみたいな人だなと思って。
学ぶべきところがいっぱいある人だなと思って。
で、この人の本の一番最初に出てくるのが、左利きなんですよって。
ん?くしゃみしてる?
猫のくしゃみ。めっちゃくしゃみ。
大丈夫か?
何?
ベストの繊維でやられたのかな?
大丈夫か?
すごい、私も初めて。
めっちゃくしゃみを浴びたね。猫くしゃみ。
鼻をムズムズさせてもらう。
何しろ大鳥たんさんの、左利きだろうが右利きだろうが、昔は台湾でも治されたんだって。
右利きに治しなさいって。
へー、そうなんや。
だけどそういうのが撤廃されて、この人のすごく得意なパソコンっていうのは両手使いますと。
両手めちゃくちゃ器用です、みたいな。
そういうことを目指す。
そしてみんなが本当に自分の書きたいことを書き、自分たちのコミュニケーションしたいことをするっていうのが一番自由だっていうところは大きいなと思って。
そういうところを目指した方が、何か間違ってることを直すっていうのは絶対必要だと思うんだけど、
みんなが、さっきおーちゃんが言ってた中でいうと、選択肢を持つことを祝福できる社会に向けて必要な考え方かなと。
いいね、この帯。
いいですね。
誰かが決めた正しさにはもう合わせなくていい。
正しさね。
難しいよね。正しさは話し出すの大変かもしれない。でも本当に暴力的な正しさっていうのは数々あるっていうのはあるし。
正しさ同士がめちゃくちゃ戦い合っちゃう。
そうだね。今の言論空間とかもそういうことかもしれないけども。
そういうことから自由になるっていう。
いろんな差別に対して違う切り札を持っている人なのかな。
台湾という場所で、デジタルという世界で見つけたものっていうかね、やろうとしていることっていうのはなかなかすごいメッセージを持っているなと思うと。
期待。期待してますみたいな感じ。
もうなんかアイドルみたいな感じ。
本当はフラットなイメージがあって、上下関係、この人の思想には何が偉くてどうでとかがない。
本当にそこが自由な差を感じるから、今の話もなるほどなというか。
洋さんの自由とか自分の自由とかやりたいと思うことを邪魔されたりとか否定されたりしないで自由にできるように、
そのセルフケアのためにって最初言ってたじゃない。フェミニズムっていうこと。
なんかいいなって思って、洋さんらしい。私から見る洋さんらしいしすごく。
なんかねその、何て言ったらいいのかな。
言ったらやっぱなんかこうすごく正しさをぶつかり合って言葉だけじゃ解決しないことが、
ただそこに行ってご飯を食べたり、ちょっと別のことで笑ったりしたら、
別にその正しさは正しさのままなんだけど、なんか否定は若干もしかしたら薄まるかもしれないとか、
なんかその、そっちのガチの解決じゃなくて、やっぱりそのお互いのセルフケアをちゃんと目配りしつつ自分も自由でいられるところが、
それは確かにそっちを目指すのっていいなって思いました今。
ご飯食べるって大事だよね。
なんかそう思う。
それだけでコミュニケーションになるっていうね。
なんかそこに思想は入ってこないだったりするし、
なんか自然となぜか溶け込むっていうところで。
ありますね。不思議な力がね。
そうですね。ご飯の前ではみんな平等っていうかね。
そんな感じがするよね。
なんかね、ずらし合うじゃないけど、そこになんかやっぱりユーモアとか、
なんかその、同じところですごいがっつり言い合わないで、
結果的にできるような感じの何か対話の仕方とかがあったらいいなとは思いますね。
なるほど。
なんかやっぱ、すごい引っかかってるのは、
いろんな差別とかやっぱりひがみとかね。
弱いものを叩いていくっていうことの一番極まったところに、
やっぱ戦争を殺し合うっていうところがあると思って。
今やっぱなんかすごいそういう危機がもうひしひし近いなみたいな。
いずれこの争いがやっぱり殺したり殺されたり死んだりするっていうことに、
こんなに自分たちで近寄っていっていいのかなみたいな。
私は抗いたいなみたいなところがすごく感じてて。
戦争の漫画もちょっと、女の子たちの戦争。
女の子たちだけじゃなくて女性と男性もなんだけど、
戦争こうですよっていうのをやっぱりリアルに感じる漫画があって。
こっくんめっちゃ怖いんですよ。かわいい絵なんだけど。
内容がね。
これがこんなにもいろんな人たちの証言とアートとして残っているものをまたいくのかい?みたいなことはやっぱり
本当に国民にもっと見つめていきたいなと思っていて。
さっきの生理の話とかでもね、
ロシア軍とかやっぱり女の人がめっちゃその前線にいる国では、
男性中心主義の課題
もう本当にね、女性だから特別扱いされないということがここまで極まるかみたいな。
たくさんなんかやっぱり記録されないと、男の人たちの記録だけでは絶対に残らない辛さとか激しさがあるなと思うとね。
女の人だけがそのある現象だから、
そういう洋服をもう一枚欲しいとかね、
いうことがもうずるいって言われて与えられないとか、
あるいはもう何もそういうケアされないもんだから、
そうやって血を流しながらもどんどん更新していかないといけないとか、
人よりもたくさんそういう選択が必要になるんだけどできないとか、
極まった時にはやっぱり辛いことが多すぎる。
知っていればもっと見てくれる人もいたり、きっとできることがあるのに、
そうなっていくんだなと思うとね。
だからやっぱり、
なんだろうな、ここに行かんでいいな、本当に。
戦争ってやっぱり男性中心主義の最たるものだったりするから、
被害に遭うのは本当に女性とか弱いもの、強いものが勝ちっていう、
そういう芸人の中で行われるものやし、殺し殺し殺され合いっていうのがね、
女性差別の最たるものかなっていうのはすごく思ったりする。
男の人になりたいって言ってなろうとする女の人も出てくるし、
それはあれやね、男性社会に迎合するっていうかさ、
下着とフェミニズムの対話
男性社会以上に男性っぽくするんだけど、
女性社会でも結構よくあることやけどね。
必要以上にもう男性っぽくなってしまったって思想がある。
そういうのはよく見るなぁとかって思って。
昨日、うちゃんと話し合ってた時には、
これは第一回でまだまだ続くんじゃない?
いや、これは、それはもう一回でそんな。
きっと、他にこれを聞いた人が、
私もこんなのあるよっていう人が出てくるかもしれないよ。
そう、そういうのを期待してるというかね。
僕はやっぱり男の人と話ができたらいいよねっていうのは、
いるよ、いるよ。
チェスンボムもどうしても男性であることで、
やっぱりフェミニストとしては、
非当事者性、女性ではないっていうこと。
ただ、じゃあどういう役割があるか言ったら、
男性と対話していくっていうことは、
男にできることやからって、
そこが大切なことじゃないの?っていうのは言ってあって、
本当にそうかもしれないね。
男は男の話を聞くっていうのは、
まあそれはよくないねんけど。
いやでもやっぱり、分からない人よりは分かる人から聞くっていうのは、
また全然違う。
そうならないようにするために、
男の話を聞いてくれたらいいなと思うし。
ちなみに何かオススメの出演者とかいないですか?
こういう話をしてくれたらいいなっていう、
ゲストの提案というか。
テーマやね、でもそれは。
でもフェミニスト、フェミニズムとか。
フェミニズムとか。
うちだけ人権部っていうのがあるので、
人権に関わる。
うちだけ人権部っていうのができたんですよね。
いいですね。繋がってますもんね。
人権的な書籍とか、
例えば場所に行くとか、
そういうことの歴史をきちっとやっぱり学ぶとか、
うちだけの修学旅行っていうのもできたの。
どこに行くの?
行きたいなって思うところが何個かあるとか。
人権に関わる。
例えばピッツとかもそうだし、
沖縄とか、
広島のもちろん、
佐渡とか。
平和記念館、佐渡もそうやし、
僕は行きたいのは長野上田にある無言館かなと思って。
無言館って芸さん知ってる?
長野上田行ったんだけど無言館って何ですか?
戦争兵役として撮られた、
学生の絵を展示しているところがあって、
個人がやってるとか?
そう。
次期館長は内田彩子さんが館長になる予定として。
それで次の世代を引き継いでいくっていうのが決まったんだけど。
そうか。
なんかそういうところが。
いっぱい候補地はあって、
温泉地っていうのは、
金山とか炭鉱とか、
そういうところを掘って掘って掘りまくったところに
結構出てたりっていうのもあるって聞いて、
鉄道があるところ、炭鉱とか金山とか、
そういう鉱物が出たところ、
そして温泉があるようなところっていうのは、
必ずそういう差別の歴史とか、
徴用工の問題っていうのは関わっていることが多い。
うん。朝鮮人の強制労働。
鉄道の歴史にはそういうところがあるってのが。
ほんまあっちだよ。
朝鮮の人たちによってやっと近代化されたんじゃないかって思うぐらいの。
でもウトロは記念かね。
ウトロは京都やね。
近いところだけど。
ウトロは在日か。
なんかツアーもあるみたいなことを聞いて、
何人か集まって、
お話聞けたらいいなって思って。
全然ね、こうフラッと行ったら、
ちょうどその日、全然お客さんがいなくて、
で、ウトロの、
今はね、もうその、
家ばらくというか、
ここがもう壊されていて、
他のあったとこは?
他のあったとこは、
うちの家が壊されていて、
行政が建てたアパートとかマンションに、
皆さん引っ越されているんだから、
どの地とどういう感じだったのか、
いまいち分かりにくくて、
それを聞いたら、
じゃあ、案内しますよって言ってくれて、
すごくいろいろ話してくれた方だったので、
それを聞いたら、
うちの家が壊されていて、
すごくいろいろ話してくれた方だったので、
そうなんですね。
行ったらでもいい方がいっぱいいるということで、
連絡先を控えておきましょう。
ぜひぜひ。
人権部の活動
本もいっぱい寄贈で中にあって、
コーヒーが何円?100円?
100円くらい?
150円、なんか入れてくれるから、
もうそこにいて、
いろいろ話していい場所なんだなっていう雰囲気の、
すごい良いところで。
じゃあちょっと人権部。
人権部。
え、なんか言ってたよ。
どんどんイベント持ち込んでほしいって言ってた。
本当?
やりたいことをやれる場所ですよって言ってた。
表現してほしいって。
なるほど。
いいね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
たっぷりたっぷり話を聞けてよかったね。
こちらこそ。
続くみたいな。
終わらない。
