1. たねと暮らす Living with Seeds
  2. #54前編 ウチダの鶴の恩返し⁉..

ヨメの鶴の恩返し体操🤸を見たくないオット🙈。ヨメが体操を始めた理由とは?そして、夏の夫婦岩手旅行の振り返り。今回の前編では、遠野物語、カッパ、映画デンデラ、大沢温泉、夏油温泉についてお話ししました。あわせて近日中にInstagramに写真アップするので、よろしければご覧ください♪

※このエピソードは2023/9/23に収録しました。


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サマリー

ウチダの鶴の恩返し⁉ たねと暮らすの夏休み前編では、ウチダ用とウチダ高文が京都府南山城村で畑仕事を楽しんでいます。彼らは話しながら、暑さや環境の変化についても話し合っています。また、ウチダが東北の遠野に行った夏休みの前編では、東北の風景や民族学者・柳田邦夫の話、大沢温泉と下東温泉の体験を通じて語られました。特に、大沢温泉の厳選された掛け流しの温泉や下東温泉の激熱なお湯について印象的なエピソードが紹介されました。この旅では、昔の写真が残っており、男女婚欲も見られ、とても楽しそうでした。東北の温泉は本当に素晴らしいです。おすすめです。

ウチダの鶴の恩返し
鳴ってない、鳴ってない、鳴ってない。
はい、撮ってます。
なんか、コンコン。
たねと
暮らす
はい。
たねと暮らすは、京都府南山城村で畑仕事を楽しむウチダ用と、
夫で植木屋のウチダ高文が、四季折々の畑や種のこと、
庭仕事や村での暮らしについて話すネットラジオです。
時々ゲストを交えてお酒もたし飲みながら、たねと暮らしを考えていきます。
言えましたね。
はい、ご無沙汰しております。
はい、そうです。
2ヶ月ぶりのラジオでしょうか。
2、3ヶ月ぶりかなーって感じかな。
すいません。
あー、すいません。
まあ、謝ってもね、取り戻せないことなんですね。
今年はね、暑かったんでね、ほんと。
あの、暑いせいとかじゃないけどね、これ。
まあ、暑いのは暑かったね。
そうですね。
もうでもね、なんか急激にひんやりしてきたから。
ちなみに今日は9月23日の
終分です。
終分の日に夜9時収録しておりました。
あ、そうです。ムーンリバーが流れております。
いよいよ。
9時の時報やったっけ?村のね。
9時の時報ですね。
他の時報知ってる?
5時?
あ、だから12時と
12時5時やろ。
5時と9時。朝はないんかな?
朝は聞いたことがない。
たぶんね。
ちなみに田山は
4時半にサイレンみたいな
うわーって鳴ってる。
あ、鳴る鳴る鳴る。あれびっくりすんな。
すごい。火事かな?みたいな。
えーみたいな鳴るけど。
ほんで5時にも鳴る。
あ、5時に鳴る。
もう4時半がすごすぎて
5時になるかどうかわからないっていうね。
鳴ってたと思う。
学童保育の仕事行ってるとき
5時に鳴ってみんな
わーって入ってくんね。
だからその合図あるはずやから。
あれは何でやろうね。4時半に。
田山だけやけどね。
しかも田山の一地域に向けて
すごい大音量で流れてるやつやもん。
茶畑、お茶農家さんようかな。
なんかお茶農家さんは
もうええでって思ってそうな気も
しないでもないけど。
暑さと環境の変化
たぶんもうその5時でしまいやから
あと30分ですよっていうお知らせ。
じゃないかって勝手に思ってるけども。
じゃないかしらね。たぶんね。
そうね。
まあじゃあそういうことで。
まあ何の話かって言うと
ムーンリバーからだったんですけど。
まあとりあえずね、そんなこんなの。
そうですね。
どうでした?今年の夏。
夏ですか?
夏の印象でもいいんだけども。
夏の印象えぐかったかな。
ちょっとぐったりしたかな。
これはすごかったね。
そうね。
何やろうな。でも
これは絶対これからも
どんどんこうやってひどくなっていくんやと思った。
だからもう自分が強くなるしかないみたいな感じ。
これはもうなんか環境が激しくなっていくのに
生きていこうと思ったら
自分が慣れていくしかないみたいな。
だから自分をちょっと強めていこうっていう。
で、ちょっと運動を始めたりしたね。
朝練みたいな。
うっちゃんの見たことのない朝練。
なんかあえてその時間いないようにしてるなっていうのをちょっと感じ取ってんねんけど
私の朝の体操の時間をうっちゃんは私はそーっとしといてくれてるな。
あえて見ないようにしてるなって。
そうそう。なんかさ、鶴の恩返しみたいな。
なんかすごいことしてんじゃん。
音が聞こえるけども、見たらあかんもんやって。
ギッコンバッター、ギッコンバッターしとるけども。
なんか音は感じてるよ。
すごい聞こえるけども。
すごいは出せないと思うけど。
すごくはない。
でも何かこう、ダンスか体操みたいなものを何かやる。
そうやな。なんか得体の知れない何かをやってるなっていう気配を
鶴の恩返しは見たらあかんって言われてるから
余計こう見たくなって見るのに
私の恩返しはうっちゃんは見ないようにする。
怖すぎて見ないようにしてる。
いやいやいや。
まあ別に恩返しちゃうけど。
見てもいいんだけど、まあまあね。
別に見たらあかんとも言われてないしな。
そこは察しろよみたいな感じがあるやん、なんか空気感が。
ないよ。
あ、そう。
でもなんかもうここまで見なかったからには
まあ大概だってもう2ヶ月ぐらいやってるから
あれは何?
それは知らんほうがいいんじゃん。
何っていうか。
それはちょっと今のところ。
何のためっていうかあるやん。
ダイエットとか、それともなんかこうエクササイズ。
すべてかな。
すべて。ざっくりしてんな。
すべてに対して私をこう上げていこうっていう
自分のための総合的エクササイズじゃないですか。
朝のエクササイズ。
まあプラス恩返しと。
そういう。
うっちゃんもやっていいで。
同じ時間に別の部屋で恩返ししてくれてもいいで。
僕は別でエクササイズしてるんですよ。
きっこんばったん、きっこんばったん、なんかしてんな。
僕ちょっと忙しい時間帯だからな。
私が忙しくないみたいな言い方してるけど。
いやいやそういうことじゃないけど。
そんなわけでそんな夏ですよ。
そう。
うっちゃんは?
僕外仕事やからね、基本的にね。
ちょっと今年は応えるなっていう感覚はすごく強かったな。
なんかその暑さ。
基本的に暑さは強い方やと思うんやけども、
それでもやっぱり7月の暑さっていうのはやっぱりちょっと尋常じゃない。
7月がひどかった。
ひどかった感じやった。
植物にとっても焼けてる感じがある気が。
例えば芽吹きだとある程度、
芽吹きが固まる手前ぐらいでもちょっと暑さが来たから、
茶色くチリチリってなってしまうとか、
そういうそれぐらい現象があったっていうかさ。
それは再生できたの?その後。
再生するものもあるし、そのまま枯れてったものもある。
枯れるって言っても枝が枯れる程度、
その木自体は枯れるわけじゃないんだけど、
にしてもやっぱり日差しがやっぱり急激に強かったのかなっていう印象があるよね。
なんか野菜農家さんとかがね、すごい打撃だったっていう。
今になってやっぱすごい効くから。
木でもね、そうやって枯れて、
猫だけは残ってるけどとか、
新芽なんとか出したけど、みたいな聞くけど、
野菜みたいにね、一年層とか、
ちょっと短くて体積がそんなにないとか、
栄養がそんなにないものは耐えきれない暑さとか、
水不足とかね、だったんちゃうかなって。
ひび割れてるとかもね、よく聞いたしな。
東野での夏休み
あ、そう。
田んぼひび割れてるって聞いたりした。
だから相当すごかったんちゃうかな。
そういう環境のところはそうだよね。
水がたわわじゃないところっていうか。
いよいよ熱帯植物がそろそろ植えていかなきゃ感じちゃいますか?
それでも冬に雪がすごかったりするわけよね。
その辺が異常なんやろうなとかって思うんだよね。
暑さだけじゃないってところ。
確かに。
暑さの影響もちろん一番大きいんやけども、
あまりにも災害が多いし、
ハワイの山火事であったりとかね、
洪水がないところは洪水取る大地震も含めてやけども、
世界規模でやっぱりおかしいことになりつつあるよなっていう印象はそうか。
生き残ったらこう強くサバイブしましょうっていう感じやな。
何があってもおかしくない感じはすごい感じだな。
そうね。
いよいよ自給力高める方がいいんじゃないって。
それから助け合えるコミュニティみたいなことはすごく力強いなとか、
やっぱ町やとしんどそうやなっていうのも特に感じたけど。
あんまりいかんへんかったけどね。
そうやな。そんなにいかんかったけど。
すっかり週分は涼しくなってきました。
長寿寮をするのに。
でもやっぱり9月に入ってからもずっと暑かったからな。
朝はもう涼しいって言ってもな。
そうです。
なんだかそんな暑い暑いっていう話ばっかりであるんですけども、
夏は夏で僕たちもいろんなところに行きましたよね。
行きましたよね。
じゃあ夏休みの話でもしますか。
そうね。
そろそろ。
種と暮らすの。
夏休みの写真スライドを私たちは見ながら思い返してみたいんですけども、
どこに行ったんでしたっけ。
今年は東北岩手に。
岩手に。
行ってきましたね。
4日間、5日間。
5日間かな全部で。
5日間かな。
まず最初に行ったのが東野。
東野は岩手県の結構、ちょっと真ん中から少し南にある感じかな。
南東でいいかな。
内陸に位置する部分かな。
そっからちょうど海側、日本海側と山側の中間地点ぐらいの位置になるのかな。
今回村からどうやって行ったかっていうと、
1回ちょっと神戸の方に寄って用事があって、
夜行の高速バスで東京、朝着いて、
そっから新幹線に乗って北上まで3時間半ぐらい。
そこからレンタカーに乗って1時間ちょっとぐらいで東野っていう工程だったんです。
東野に行きたかったって言うて何だったの?
東野はね、私はもうカッパですね。
カッパです。
カッパになりたかった。
何です?3回もカッパです。
カッパカッパ言ってます。
カッパはね、なんかこう、東野のメインキャラクターとして、
どうしようもなくこう、ちょっと怪しくって可愛くって、
おとぼけなんだけど悪いやつでもありみたいな、
ちょっとトリックスターっていうか、
そうなんで、
たぶん昔、谷川俊太郎のカッパカッパラッタっていう、
懐かしいな。
ウチダの鶴の恩返し⁉︎ たねと暮らすの夏休み前編
あの詩を聞いてから私に取り付いてたと思う。
あ、そう。
なのでね、呼ばれた感じ。
東北にはもうだいぶね、呼ばれながらずっと行けてなかったんだけど、
震災の前からずっと行きたかったんだけど、
ようやく巡ってきたのっていう感じかな。
東野物語もずっと気になりながら、
やっぱり私、民族学博物館が大阪の万博にあって、
そこで培ったすごい変なものへの愛っていうのを、
東北にすごい結びつけてたのに行けてなかったから、
まあ、そうだね、就職して、
二十歳ちょっと過ぎぐらいの頃に、
何年間か仕事で行った以外は、
二十年ぶりぐらいに東北に足を向けた感じかな。
なるほど。
僕は東北初めて、
東野物語の存在は知ってたけども、
ちゃんと読んだのも初めてぐらい。
河童や天狗や座敷原氏がっていう話っていうのはあったし、
あれ自体がフィクションではなく実際にね、
本当にあった話だっていうことも今回初めて知ったわけで、
面白い。
柳田邦夫先生かな、日本の民族学者の先生がね、
東野出身の小説家である佐々木季前から聞き取りしたお話っていうところで、
なんだかね、得体の知れないところではあるなっていう印象ではあったんだけども、
でもその風景であったりとか、
山、やっぱり山が深いわけやね、感じとして。
そんなに山が中に入ってたわけじゃないんだけども、
外から見てるだけでもやっぱりちょっと関西の山とはまた違うなっていう印象はすごかったかな。
そうやな、なんか早知根山山ってね、
その昔話も残っている、
その礼法、やっぱりみんなの信仰の地っていうのはそれだけ存在感があるっていうのは、
東野のどこにいてもね、なんか感じるような。
そうね、一応山に囲まれた盆地にあたるのかな。
そうやね。
なんとなくこうね、雰囲気としてはちょっと南山城村に似てる雰囲気もね、
ちょろちょろ感じたりしててんけど、
でもなんか水の感じとか、
空の色とかがだいぶ違ったかなっていうのは感じ。
それが何なのかね、まだわかんないけど、
なんだろうな、なんかやっぱりちょっと神話の地だなっていう感じは感じたかな。
確かにね。
そうそうそう、なんかね、東野に行く前にさ、
デンデラっていう映画を見ましてね、
おっちゃんも結局半分以上見たよね。
見た、一応。一応だいたい見たよ。
これがまたね、えぐいっていうか、すごい映画で、
なんかそのウバステ山のお話で、
おばあちゃんたちを捨てに、村人が60歳になったのかな、
そのおばあちゃんたちを山に捨てに行くんだけども、
そのおばあちゃんたちが生き残って、
で、山の中に村作って、
村に復讐に行くっていう話なんだけども、
壮絶な映画で、
結構ね、東北にはそういうお話いっぱい残ってるみたいなんだけど、
デンデラ野っていう地名がね、
実際におばあちゃんを捨てる場所っていうか、
それは東野物語の中でも出てくる言葉、地名であったりとか。
だから、ちょっと違うね、なんか偽というか、
東野では結構開けた土地の、なんだろうな、
ちょっと山の方にデンデラ野っていうのがあって、
そこに小屋を建てて、
お年を取った人たちはそこに住んでるんだけど、
昼には田んぼの方に降りてきて、
田んぼとか畑作業手伝って、
で、また山に夜帰ってくるっていう。
ちょっと矯正型なんだけど、陰境生活みたいな。
だから、別に捨てられて、恨み節みたいな感じではなかったっていう感じが残ってるんだよね。
ちょっとそれも不思議な。
なるほどと。
東野も結構厳しい土地だと思うから、
冬になってそこで生き残れるのかって言ったら、どうなんだって思ったけど。
そうね。やっぱり雪が深いやろうからな。
そう。
にしても、敵対する形ではなく、陰境の生活として、
助け合って生きていたっていう話が、東野物語では残ってるんだよね。
そう。
あとはあれやね、
柳田邦夫先生にまつわる、
泊まった旅館であったりとかね、これとかもそうやけども。
あと東京にあった旧家、柳田先生が住んでた家を移築して、
世田谷だっけ?
もともとね。
そうだね、それを東野に持ってきててね。
それがまたすごくいい別荘っていうかね、所在。
こじんまりしてんねんけど、本当に選び抜かれた、
心地よい家具とお家と本たちっていう感じで、
質素だけで豊かみたいな感じの。
そうね、とても上品な作りになってたなっていう感じだし、
柳田先生が東野に来て泊まってた旅館も、
やっぱりなかなか格式がある。
その旅館、結構でかいところを、あれはそのままあそこにあったんだよね、東野の。
一応保存してある。
そこからちょっと東野に一泊して、
そこでもちょっと面白い出会いがあったんだけれども、
次の日に行ったのが、
花巻から、昼にね、ちょっと花巻のあたりを抜けて、大沢温泉。
歴史深い温泉だなと思って。
昔はね、宮沢賢治、高村幸太郎などなど文人たちも泊まった温泉宿であり、
今はジブリの鈴木敏夫さん。
てか、もともとはたぶん高畑さんが行ってたんだよね。
で、鈴木敏夫さんが導かれてきちゃって、またはまっちゃって、
今は宮崎さんも来るようになったらしいです。
ちょうどね、もう一つのジブリ店っていうのをやってて、
塔が3つあるのかな。
そうだね、大きく3つかな。
一つは旅館、大きい旅館、旅館っていうか、
新館みたいなところ。
新館の部分と、昔から自水と、
自水部。
自水部と呼ばれる、
巣どまり、言うたら陶磁場?
昔で言う陶磁場だった場所。
巣どまりであったりとか、自水も可能だっていうところと、
あと離れて、菊水館。
その菊水館が今ギャラリーとしてオープンしたのかな。
多分人は泊まることができない。
そうやね、かやぶきで。
だいぶ老朽化してるってのもあるみたいなんだけど、
うちらが泊まった自水部もすごくよかったね。
どこも絵になるというか、
ほんとシンプルな、
泊まる部屋はまじで畳6畳。
おしれに布団が何組か入ってて、
一個タンスちょんってあってね。
そう、ほんとにそうで。
ジブリの作品で千と千尋の神隠しやったかな。
そこの湯谷の、
湯谷のなんやろ、渡り廊下じゃないけど、
とにかくあの景色は思い浮かぶような感じ。
超レトロ。
小時代とか明治時代とかに飛んだような感じ。
そうそうそうそう。
どうなってんの、この作りみたいな。
段差がすごくあるし、
あるね。
どんどん付け足していったんだな、みたいな感じのね、
忍者屋敷的なね。
造築造築みたいな感じのところもある。
あそこの料理がとてもおいしかったなと思う。
おいしかった。
だけど、自水もしたいなって思った。
なんかすごい懐かしい感じのキャンプ場のキッチンみたいなの。
どーんって流しがあって、
でっかいごとくとかね、ガスの線があって、
あれお金入れで使うガスレンジっていうか。
10円で30分とかね、そんな感じなんだよ。
だから、昔の写真とかがね、ちょっと廊下に張り出してあったりするんやけど、
そういうとこには、
でっかいカートっていうか、大八車みたいなのに、
布団もどっさり積んで、炊飯器積んで、
とにかく火災持ってきましたみたいな感じの、
おじいちゃんとおばあちゃんが積み込みっていうか、
旅館に来てるみたいな写真もあったり。
ああなると多分もう1ヶ月とか2ヶ月とかっていうような、
ほんと冬の間は?
ね。
温泉使って。
また温泉がいいんだよね。とってもよかったな。
大沢温泉の、もう全部行ったかな。
何個あったっけあそこ。
5つかな。
そうやな、5つぐらいあったな。
5つか6つかみたいな、
ちょっと女性だけのところとか色々あったけども、
そんぐらいはあったんじゃないかと思うんだけども、
やっぱり全て厳選掛け流しっていうか、
決して温めたりしてるお湯じゃなくてね、
湧いてきたお湯そのままが熱いものになるよね多分ね。
だから比較的やっぱ熱いお湯が多かったし。
でもその次に止まった下東温泉の方が、
よっぽどちょっと激烈なイメージがあって、
素晴らしかったんだけど、
激熱のお湯が何個もあるみたいなところで、
それでちょっとね、大沢温泉のお湯がね、
ちょっと上書きされちゃったみたいなところあるけど。
下東温泉って夏の油って書くんだ。
夏油って書いて下東って読むんだね。
すっごい山奥にあって。
あれは何?花巻から1時間ぐらいかな。
あれは北上に位置するんだろうか。
ちょっと南に下ったあたり。
だいぶね、西の方。
結構山奥。
そうだね。
あれちょっと普通の人、なかなか行くの怖いかもしれないっていう道だったけど。
なんか、こんな先にあるのどうやって見つけたん?と思ったら、
山節が猿を追ってやってきたら、
めっちゃヘロヘロになってた猿が温泉に使って、
元気を取り戻してたみたいなやつあって、
その夏にすんごい激熱のお湯から湯気が出てるっていうので、
油みたいな、湯気みたいっていうとこで名前ついた。
あとあれでしょ、冬場どうしても湯気閉鎖されるから夏場だけ?
そうそう、毎年ね、川の湯というか、
基本的に7つの露天というか、
露天なんだよね。
全部露天よね。
それを小屋を、全部露天じゃなかったけど、露天の部分は全部組み直すっていうかね、
お湯場の着替えるところとかを、
婚欲の文化
毎年冬は湯気でぐしゃってなっちゃうと困るから解体するんで、
また次のシーズンが来ると組み直す、ということを言ってたね。
そこも同じ冬場、夏の間だけど冬場として、
でももうここまで来るって言ったらすごいことだよね。
基本的に車がない時代から歩いてっていうので、
いや、えぐいよね、すごいわ。
結構な距離を歩く、山登りをするっていうところやけども、
山も素晴らしいらしいよね、あそこは。
本当になんかこう、大沢温泉とまだ違って、
ちょっとプリミティブっていうか、なんだろうこの感じ。
昔の写真がそこまで残ってて、男女婚欲、めっちゃ楽しそうなんだよね。
ほんとなんか大らかな感じだし、
なぜそれを今も守っているかと、
もう分けたいやんかとかあるけれども、
もう一回この婚欲の文化っていうのがなくなったら、
もう取り戻せないんですって書いてて、
いや、そうだなーって思ったりした。
まあそうね。大沢温泉のその一番メインとなる大沢の湯とかも、
川際にある大露天風呂やけども、そこも婚欲ではあったし、
なかなかちょっと婚欲だからって女性の方が入ってくるのが難しいところがあったよね。
だから女性の時間みたいなところを作って。
そうそう、なんか女性の時間はね、ちょびっとしかないから、
なんかその時間に行けなかったら、なんかなーって思ってたけど、
でもなんか女性が先に入ってたら、ちょっと他の人入りにくいっていうのもあるみたいやし、
でもなんかカップルで普通に婚欲のとこ行ってた人もいるみたいで、
そういう意味では、なんか一応その婚欲のルールみたいなのも、
芸当温泉は書いてあって、
そうそう、ジロジロ見ないとか、
なんかこうそういうお互いの場所を独り占めしないようにって、
当たり前のことやけど、でもなんか安心して入れるように、
ちょっとそういうルールとかも書いてあげてるところとか、
なんか私は、いやもうええかなって、こんないいお湯を独り占めするとか、
なんか誰かだけとかしないでも、
なんか婚欲の文化って別にそんなに変じゃないっていうか、
ありでいいなーって思ったりして。
そうね。
バーンて裸で入っていくかって言ったらそうはせえへんけど、
なんかどうもって言って、ちょっと隠して、
ちょっと一緒に入ってるみたいなのもありなんかなーって思ったりしたけど。
なるほどね。
茂津寺の庭園
そう、あんまりその、婚欲がある温泉地に行ったことがなかったからね。
なかなか、
そうなのかってことだ。
なんか遠くっていうか、古い温泉ってこういうもんなんだなーみたいな感じはあったし、
これを今更2つに男女別々に分けること自体が、
とてもじゃないけどそんな大変なことしないよねとかって思う。
なんかね、ちょっとおじいさんに入り方をしなんされたとか言ってたよ。
プロみたいな人。
仙人みたいなおじいちゃん。
どうやって入る?
熱いお湯?
はい。
超もう激熱なんだよね、ほんとに。
一気に入るっていう。
入んねーやん。
一気に入る。
まじか。
なんかリュウフーに言ってて、足先が一番熱さを感じやすいから、
ちょこっと試しに入るんじゃなくて、
ザブンと行けって。
ザブンと行けみたいなことは無理。
無理やなー。
無理っていうぐらいの温度やから、
それは無理やなー。
多分45度とか、
無いもん。
50度はいかんと思うけど、
でもそんなぐらいの熱さやね。
ちょっとパッとはいけるような温度ではなかった中で、
ベテランっていうか、
おじいさんなりのアドバイスやね。
あれちゃう?
なんか試されてる気もする。
カッパなんじゃないの?ほんとは。
カッパはそんな熱いとこ入られへん。
って思うぐらいの。
でもそれでも駆け湯してるだけで気持ちは良かったね。
駆け湯をしに行った。
次の日も行った。
あれはいいわ。
東北の温泉すごいよな。
おすすめします。
ほんとに。
毎年行きたい。毎シーズン行きたい。
東島っていう名が好能っていうかさ、
漢字はわかるなと思うよね。
このお風呂に毎日浸かるっていうか、
それは免疫力上がるだろうなとかさ。
上がるねー。
天然のお湯。
そこに行く道もまあまあ階段なんだよね。
意外と毎日、一日何回も通ったら。
だっておばあちゃんたちもガンガン行ってたもんね。
元気になるわと思ったもん。
そんなね、温泉三昧だけではなく、
最終日はうっちゃんのお目当ての。
お目当て、まあまあそうね。
一個東北の旅のハイライトじゃないですか、これは。
そうね、やっぱ平井湖、まあ中村寺、
世界遺産となる中村寺ももちろんなんだけれども、
僕は茂津寺っていうお寺、
その庭園をいつか見てみたいなっていう思いがあったっていうのは。
たまたまね、今回岩手に来るっていうことで、
しかも結構近くにやってくるので、
ぜひ見てみたいと思ったお庭が茂津寺。
35:23

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