あとは、アーティストの新たな収益源みたいな話もあって、
これ厳密に言うと微妙に違うところもあるんですけど、
その時言われてたのは、
要はアーティストが作ったアートをまず買ってもらいますと。
そうするとアートの収益が入ってくる。
その後に、アートってやっぱりずっと残るもので、
それが買われた方からまた他の方に売却されたりとか、
普通にするじゃないですか。
で、アーティストは最初の売った部分の売上だけはもらえるんだけど、
その後に二次流通したり三次流通したりするとこって、
お金入ってこないんですよ。
入ってこないじゃないですか。
それはそうだよね。
例えば、分かりやすいとこで言うと、
本も読んですぐヤフオクとかで売る人がいっぱいいるじゃないですか。
で、2000円で買って1800円で売るみたいな。
で、そうすると作った作者は2000円しか入ってこないんだけど、
今回も売れていくとみんなその収入が入ってるけど、
それって本を借りた人が本当は価値を出してるのに、
本を借りた人が2000円しか入ってこなくて、
その後1800円で売れたり1600円で売れたりする。
入ってこないじゃないですか。
当然そうです。
で、それが厳密に言うとNFTの技術だけではないんですけど、
それを使うと二次流通も三次流通も、
ちゃんとアーティストにフィーが入ってくるようなものができるようになる。
すごいと。
本当に価値を出した人たちが報われるような技術だよね、NFTって。
っていう風にすごく言われて、ものすごくわざと。
あとは、中間業者の排除みたいな話もあって、
アートを例えば個展で売るとかギャラリーで売るとかっていうと、
ギャラリーの人たちってものすごい手数を取るじゃないですか。
うん、そうだよね。
一般的に言われてるのって30%から50%って言われてるんですよ。
それはやっぱり、アーティストがその場所、ギャラリーという場所の力を使いつつ
販売できるってこともあると思うんですけど、
ただやっぱり、30%から50%ってまあまあですよね。半分じゃんみたいな。
で、それが直接オンラインで販売することができて、
かつオンラインで、いわゆる中間業者みたいなのがいないので、
ものすごく安い手数料で売却することができて、
言い換えるとちゃんとアーティストが評価される時代だよね。
まあでもギャラリー側の立場でいくと、それは芸能事務所とかと近いところもあるけど、
セレクトショップとかね、よく下ろしたりしてくるところでいくと、
やっぱりそこの場所のね、人件費だったり公熱費だったり、
逆に言うとそこの人脈というかさ、そこが持ってるね、
顧客の量だったりインフルエンス量、セレクトの信頼、
まあそういうところも加味してるから、一概にすごい取ってるっていう言い方は難しいけど、
ただまあ何でもかんでも、そういう価格、パーセンテージになっちゃうのは
ちょっと疑問になる時はあるよ。自分もそういうギャラリーのお手伝いをしたりしてる時もあるから。
なのでその間に入ってる人が全部悪いっていうわけではないんですけど、
やっぱりそのアートを作ったアーティストがもっと評価されるべきじゃないのっていうのがやっぱり
アーティスト業界ってずっと昔からあって、そこが解決できる技術なんじゃないかっていう話が
かなり語られて、で2021年にものすぐバブルが起きたんですよ。
で実はこれが1年ぐらい経って一気に冷めるんです。バブルが崩壊する。
1年ぐらいで冷めたの?
1年とか1年半とか。だんだん価格が下がっていって。
まあ確かにそのさっきのデジタルのアートが数十億とか言われると、
それどうなのっていうところはわかんないんですけど、
まあいずれにしてもいろんなものに値段がついたんですけど、それが一気に冷める。
なんでそこでそういう話になったかっていうと、確かに技術としてはすごいんですけど、
まあさすがに値段つきすぎてたよね。
あとは確かに所有権は証明できるんですけど、
でもぶっちゃけデジタルのいわゆるJPEGのファイルとかですよ。
それに価値あんの?みたいな。
それは思ってたよ。最初から思ってたよ。
そうですよね。みんなそれ冷静に考えたの。
これって実はちょっとNFTだけじゃなくて、いわゆるWEB3って言われている
暗号スタンとかそういうもののマーケットにかなり左右されるんで、
別にそのNFTがすごくいいって言ってバズって、
悪いって言ってバブルが崩壊したってことだけじゃなくて、
実はそういう外部の関係、暗号スタンの価格とか、
なんなら暗号スタンってかなり今マクロ状況に左右されるので、
そういう世の中の経済のアップ&ダウンに引きずられている部分は多分にあるんですけど、
いずれにしてもそこがかなり冷静になった。
バブルが崩壊したっていうのがその後ですね。
で、なんでそれがだから2022年とか2023年ぐらいに冬の時代が来るんです。
今25じゃないですか。で、結構ずっと冬の時代だったんですよ。
いわゆるこのアートとか、さっきのコレクティブズって言われて、
デジタルの収集品とかって言われている領域で、
バブルが終わってるねと。もうなんならNFTってダメだよねっていう風にずっと言われてた。
で、今も言われてる部分があるんですけど、実はここ最近また盛り上がってきてるんですよ。
なんで?
まず、ここも具体的にこれがっていうトリガーは明確ではないんですけど、
僕の見てる感じで言うと、やっぱり冷静になって考えると、
この技術ってすごいよねっていう話がまず一つ。
要は普通に使えるよねって、アーティストにとってさっき言ったような文脈の流れってあるよねっていう、
そういう風にだんだん認知が上がってきてるっていうのが一つ。
で、もう一個はさっきの暗号師さんの価格が上下してて、
かなり上がってる傾向にあるんで、それに引っ張られてNFTも上がってるっていう、
その組み合わせ。
なんか自分的には、暗号師さんの場合は、
いや、まだやり方ちょっと最後のとこ詰めてないから買ってないけど、
ちょっと上がっちゃってみて。
あたらその場でやって買うよ。
ほんとに買うとこまでやるから。
これiPhone持ってきてこれでやり方やってその場で買うから。
それやる。
いや、それは置いといて。
とりあえず、暗号師さんってお金になってるから盛り上がってるのはわかるんだよ。
その税金がたくさん取られるのがあるんだろうけど、日本のが。
お金じゃんっていう気もある。お金入れたらお金じゃん。
やっぱりNFTのところって、
言っても結局アートって承認欲求というか、
そういう持ってる所有欲とかのバランスいった時に、
いくら権利持ってても、
結局じゃあぶっちゃけパクれて見えちゃうじゃんっていうところの、
スマホの中でしか見捨てられないというか、
そういうところがあるからなかなか限界あるのかなってちょっと思ったりはしちゃってたんだけど、
上がってきてる。
そうですね。まず上がってきてるのは事実。
一時期、ツイッターとかSNSが、
プロフィールピクチャーってあるじゃないですか。
要はたねじさんのインスタグラムの顔、写真。
あれプロフィールピクチャー。
あれプロフィールピクチャー。
PFPとか言ったりしてるんですけど、プロフィールピクチャー。
これ別にツイッターにもあったんですよ。
ツイッターがプロフィールピクチャーの写真がNFTだったら、
それを本当にこれ確かにNFTだよっていうマークを付けるっていう機能を実装したんですよ。
すごい耐え無理じゃん。知ってるでしょ。
思わなかった。ついこの間俺。
なんだっけ。
あ、そうだ。
インスタのさ、
あ、思い出すか。