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  2. #14 その「ジブリ風」アイコン..
2025-08-14 22:46

#14 その「ジブリ風」アイコンは誰のもの?|ライカとAIから探る「本物」の価値と所有のカタチ

小畑が最近買ったカメラを自慢する回かと思いきや、気づけば話題はAI時代の“本物“論へ。撮影者情報を埋め込み改ざんを防ぐ最新機能や、ブロックチェーンによる履歴管理の可能性…。アナログ派とデジタル派、それぞれの視点が交わると、写真やアートの価値の捉え方がガラリと変わって見えてきます。「あれ、本物って何だっけ?」と考えたくなる、そんな20分。


▼番組概要

ファッション、ウェルネス、食、スポーツ、web3──感度の高い大人がちょっと気になる “これから” を、日常目線で語るカルチャー×テクノロジーの雑談ラジオ。MCは、BEAMSで数々の企画を手がけ、『OCEANS』で連載を持つ種市暁。“格好良さ”を信条に、サーフィンを軸にした生き方を発信するスタイルの探求者。そして、web3シーンを駆ける次世代の仕掛け人、小畑 翔悟。bitFlyerやNOT A HOTELを経て、ブロックチェーンの社会実装を進めるDecentier代表。異色のふたりが、未来のライフスタイルを軽やかに掘り下げます。週1配信、1話20分。難しい言葉は抜きにして、今を楽しむヒントを。


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サマリー

このエピソードでは、ライカのM11Pカメラとその独自機能であるコンテンツオーセンティシティイニシアチブ(CAI)を通じて、写真の本物の価値や所有の概念について考察しています。また、アナログカメラの魅力や、デジタル化が進む現代におけるその意義についても語られています。さらに、ジブリ風のアイコンに関連する著作権やクリエイターの権利、AI技術がもたらす影響について検討され、特に作品の所有と流通を管理するためのブロックチェーン技術の可能性が議論されています。デジタル時代における「本物」の価値についても考えさせられます。今回のエピソードでは、デジタルの世界における本物と偽物の価値の違いについて探求しており、特にAIによって生成される作品や所有の感情がどのように影響するかがテーマとなっています。

ライカカメラの魅力
こんにちは、小畑翔吾です。
こんにちは、種市明です。
この番組、テクノロジーとカルチャーの種あかしでは、ファッション、ウェルネス、食、スポーツ、Web3など、感度の高い大人が気になる、これからの話題を日常目線で緩く語っています。
お届けするのは、DecentierでWeb3のコンサルティングサービスやデジタル関連系サービスSlappsを提供する小畑と、Beams出身で今はフリープランナーとして活躍する種市明さん。
それぞれの視点で、ちょっと先のライフスタイルを考えていきます。
物好きな奴のレンジファインダーカメラって知ってます?
え?
レンジファインダーカメラ。
分かるよ、なんとなく。
何か言ってみてください。
何が?ちょっとチャット時引っ引いてみましょう。
これ、オートフォーカスとかないんですよ。
分かるよ、ロイコーだってそうでしょ。
あ、そうです。あ、でもね、オートフォーカスあるやつもあるんですよ。
そう、で、ファインダーをこう覗いて、マニュアルで焦点を合わせて撮るんですよ。
一応、僕、アナログの世代だったんで。
そうでした。アナログ世代。
カメラはもちろんいじったことありますよ。仕事でもだって。
いや、なんで、いろいろ迷ってめっちゃ調べて、結局これ買ったんです。
レンズは?それ。
レンズは?
レンズ、これライカのズミルックスっていうレンズです。
知ってます?あ、知ってますよね。
うざいなあ、名前で買ってる感あるじゃん。
いや、名前で買ってない。
カメラストラップ作ってた時あったもん。
あ、そうなんですか。
仕事で。
VIMSの時に。
あ、そうなんだ。
革だ、それ。
ライカストアで買っちゃったんですけど。
いくらしたの?
言えないです。
言えないですじゃないよ、言えよ。
結構高い、結構高いです。
具体的に聞きたいもん、そういうの。今いくらなの?
これプレミアがついてるの、何がどうなの?
ついてないです。
コンテンツオーセンティシティイニシアチブの機能
これなんていうカメラ?全部説明して。
これはM11Pってやつで、本体が。
なんでM型にしたの?
レンズをいろいろ変えて、写真を勉強したいなと思ったからですね。
やっぱライカはMかなっていう。
なんで?
いや、ライカはMですよ。
じゃあなんで、だから写真を撮りたいと思う?
あ、写真は撮れるんですけど、
友達がフジフィルムのカメラ買ってたんですよ。
で、フジフィルムも最近すっごいいいカメラ、めっちゃいろいろ出てて。
で、GFX100RFっていう、要はコンデジのすんごいいいバージョンみたいな。
それも80万ぐらいする。
で、それを持ってて、で、撮らせてもらったら、全然違うんですね。
さすがに、スマホで撮ったりするの。
僕、コンデジも持ってたんですけど、リコーのやつ。
GRね。
GR、そう。
で、ものすごいいいから、それ買おうと思って。
ただ、やっぱり80万するんで、さすがに高いなと思って、めっちゃ調べたんですよ。
フジフィルムのカメラも3ヶ月待ちだって言われて。
3ヶ月あるんで、いろいろ調べたんですよ。
そしたら、ライカというカメラがある。
知ってたでしょ、ライカの名前。
いや、さすがに知ってました。知ってました。
で、調べてて、これはいいなと思ってきて、買っちゃったんですよ。
早いな、そこの下りのとこ。
どこの何が良かったとか。
でもライカって独特のね。
そうですそうです。まず、絵作りがすごく良いくて、あとやっぱり僕は物好きじゃないですか。
いや、そんな知らないけど、乗ってる車知ってるけど、物好きが乗ってる車にはあんまり見えない。
50年前のレンズが着てられるとか、そういうのすごいオールレンズとかめちゃくちゃいいなと思って、どうせ買うならこれかなと思って買ったんですよ。
いくらだったの?
本体が150万です。
レンズは?
70万です。
いや、これちょっとカットしてほしい。マジで買ったんですよ。
カットなんかするわけないでしょ。どういうリアルが知りたいんだって分かった。
買っちゃったんですよ。で、なんでそれも清水の舞台から飛び降りたんですけど。
最初ね、80万のフジフィルムがどうたらこうたらって言ってた。でも、確かにこれ一方、車の話にも近いけどさ。
リセールとかのバランスも出てくる。
そうですね。
ライカの場合とか、そこのあるよね。
そうですね。まずレンズは多分下がんないんで、むしろなんならとか、その辺ももちろん考えて買ったんですよ。
で、ものすごいいいなと思って日々撮ってるんですけど、写真を。
そのブロックチェーンみたいな話をまたしたいんですけど、このM11Pっていうカメラって、コンテンツオーセンティシティイニシアチブっていうCAIっていう機能がついてるんですよ。知ってます?
知らん。
要は撮った写真が、僕が撮ったっていうデータが写真の中に記録されるんですね。
どういうこと?
要はそれこそフェイクとかAIとかいっぱい出ていて、このライカ、僕みたいな人はどうでもいいと思うんですけど、要はすごいアーティストの方とかも使ってるじゃないですか、写真家の。
で、その人たちは撮った写真が本当にこの人が撮ったよっていう情報を写真のデータ、これデジタルカメラなんで、デジタルのデータの中に入れられるような機能がついてるんですよ。
このカメラ自体?
カメラの中に、そう。だからライカで、タネイチさんだったらタネイチさんが撮ったっていうことが。
最初に登録するでしょ?このカメラ自分の中で。
登録する、登録します。
なんかよくさ、今さ、写真撮って複製されたくない人、なんか入れるもんね、文字みたいの。
はいはいはいはい。
何だなーみたいなその、なんかもう構図の中に入れちゃうからちょっとそこはぶち壊しになっちゃうけど、もう複製されないよ、これは俺のですよっていうハンコみたいなおっしゃってるのあるもんね。
まさにそう、そのイメージ。
それがその写真自体。
写真のファイルの中に、だから写真の見た目には入ってないんですけど、その写真のデジタルデータの中に入るような機能がついてるんですよ。
でもこれ、それって小畑くんが例えばじゃあ著名な写真家でそれネット上にそれでも出しちゃったら、複製はされちゃうよね?
複製されちゃいます、もちろん。
どういうこと?
なのでその、でもそれこそインスタグラムに上げて、今そのインスタグラム側にCAIっていうものを読み取る機能なんてついてないので、
ぶっちゃけその、例えばインスタだったら複製されちゃうんですよ。
うん。
だけど、例えばこれはAdobeっていうデザイナーのソフトとかあるじゃないですか、
ああいうとこでは同じような機能がついてるんですね。
なので、もうちょっとプロユースのやつですね。
その僕が、例えばすごい有名な写真家で、古典を例えばやっていて、
で、そこの撮ってる写真は小畑が撮ったよっていう情報がちゃんとそのファイルの中にも刻まれるっていうのがあるんで、
写真の所有権と本物の価値
そのSNSっていうか、どっちかっていうともうちょっとその、例えば報道の写真とか、芸術の写真とか、
そういう感じの用途だと思うんですけど、それがくっついてるんですよ。
すごいなーと思ったんですよ。
関係ないのに。
関係ないのに、そう。絶対使わないのに。だから僕そんな機能いらないから、本当はライトバーによかったんですけど、もうないんですよ。新品で買うとする。
いやいやいやいやいや。
そうなんですよ。そう。
使わないターボが欲しいみたいな感じだろうと思うんですよ。
本当そうっすね。
まったく使わないターボ。
だからね。
そうそうそうそう。
えーすごいな。
すごいっすよね。で、それすごいなーと思って。なんですけど、これやっぱ完璧じゃないなと思ったんですよ、僕。
知り合いだけだと。そういうフェイクとか改ざんとかに。今谷さん言った通り。
要はファイルの中に、これSDカードが入ってるんですけど、SDカードにね写真が入ってくるじゃないですか。
で、その中に小畑のクレデンシャルっていうその名前が入るみたいな概念なんですね。
で、そうすると、例えばその写真の所有権とかそういうものは表せないんですよ。
この写真を誰が撮ったかっていうファイルだけが入ってるんですよ、この写真の中に。
あーそのSDカードしか使えないってことでしょ、もちろんと。
そうですそうですそうです。
他のSDカード入れちゃダメってこと?
いやSDカードは別に何でも入りますよ。
このライカのこのモデルの中に入れるともうそこで、どんなSDカードでも、このライカ自体が登録してるから、それはもうなるんだ、自分のものに。
あ、そう。だからSDカードは何でも入って、撮った写真に小畑って名前を登録しといてくれっていう風にライカのこの機能で設定しとくと、
一枚一枚にCAIっていう機能で小畑の名前が入ってくるみたいな概念。
ジブリ風アイコンの影響
で、このファイルを例えば僕が誰かデザイナーに渡して、それをAdobeのイラストレーターとかで見たら、小畑って名前が向こうでも表示されるみたいな感じのイメージです。
それはどこに表示される?
多分ね。
写真のとこに目指してやるのか?
いやいや、あのファイルの中なんで。
一応、見てる本人はこれ僕のじゃないというか。
そうですそうです。ファイルのインフォメーションみたいなのが多分あって、そこに小畑ってのが入る。
作った人がその人にやって、Adobeでやっちゃうと、小畑それ出るから、これはないから偽物だなみたいな。
そうです。だから僕が撮った写真を誰かデザイナーにあげて、その人が僕の名前じゃなくて自分で作ったよとかってやると、
その人の名前とCAIの中に書いてる小畑の名前が違うからわかるよねっていう、そういう感じの機能なんですよ。
入ってると。
それはすごいなと思ったら、こんな風になってるんだと。
なんですけど、完璧じゃないなっていう風に思ったんですよ。
要は来歴管理みたいなのができないんですよ。
来歴管理。
来歴管理。
要は誰から誰にその写真が渡ったのかとか、そういう感じの内容が。
要はこの撮った写真を誰が撮ったかってのが入るんですね。
うんうん。わかるよ。
さっきの話で。だからそれがどこに行こうと、僕が撮ったってことはわかるから、
誰か偽物がこれ俺が撮りましたって言ったらそれはわかりますと。
この機能でわかるんですよ。
なんですけど、例えば僕が撮った写真を種市さんに売りましたと。
で、種市さんが買って、それを小型のクレジットが入った写真を種市さんが
どっかのファッションブランドのところで使いますみたいなところの、
そのやり取りの履歴っていうのはこのファイルの中に残んないんですよね。
うんうんうん。
だから僕はそれも両方あったほうがいいんじゃないかなっていう風に思ったんですよ。
そうすると、それをすることでやっぱ写真の売買とか、
それこそ写真家の人がもっと評価されるような世の中にあるんじゃないかなっていう風に結構思ったんですよね。
なるほどね。一回普通で言ったら売り切っちゃって、後は知らないですよっていうところが、
そこまで全部追っかけていって、その人の権利というか。
そうですそうです。
だから僕が作ったってことはわかるから、もちろんそれだけでも価値があるんですけど、
まあね、と思ったけど。
でもそこがちゃんと流通していって今どういう風になってるとか、
前回話したちゃんとその写真家、クリエイターにお金が入ってくるみたいなこともできるようになったほうが。
まあね、わかればね、自分の作品がどういう形でどういう風に使われてるかとかっていうのがわかるのはそれは。
AI技術の問題点
そういう話。
ここがいわゆるブロックチェーンを使った心眼証明とか改ざん証明とか、あとフェイクみたいなものに対する解決方法で、
谷内さんもAIの会のとき言ってたと思うんですけど、今本当一瞬で画像できるじゃないですか。
パスとかも言ってたじゃないですか。誰が作ったかもわからないし一瞬でできちゃうみたいな。
で、これがものすごい数、世の中に生まれてると思うんですよ。
メリットめちゃくちゃあると思うんですよ。
だけど、やっぱり本当に作った方とかクリエイターとか、そういう人たちがやっぱりパクられちゃって、
潤わなくなるみたいな、これもやっぱり闇としてあると思ってて。
その辺が、ブロックチェーンみたいな技術を使って、かつCAIみたいなものがあればそれはそれでいいと思うんですけど、
やっぱり解決できそうだなって思ったんですよねっていう話を今日したかったんですよね。
なるほど。
でも一方、自分としては、これ難しいとこだけど、チャットGPTで課金してっていう話したじゃん。
まだ課金してないです。
友達からは、お前がチャットGPTに課金してたっていうのが今までの会話の中で一番驚いたポッドキャンソー。
タネさんが本当にびっくりしたわみたいなこと言われたけど、
でも実際やっぱり本当に半分秘書みたいなところあるというか、
やっぱりさっきのね、画像にしろ何にしろ、口悪いかもしれないけど、
何々風っていうやり方って結構役に立つというか、
それっぽいプレゼンだったりとかちょっと考えるとこの壁当てには最高で正直。
でもこれがどんどん進化していったら、
だから友達でも建築家いたりするけど、
どうなってくんだろうってこれから淘汰されていくのか、
まさに小畑君みたいにその権利をね、
どうブロックチェーンとくっつけていって守っていくっていう一方を、
そういう役割がどんどんなくなっていっちゃって、
もう本当にAIで全部できちゃうっていうのがあるのも考えつつ、
最近仕事でやってたときにやたらやっぱりね、
そのAIで出てきたようなデータ写真なんだテキストだったりなんだって、
やっぱりなんとなくまだ分かるとこあって、
結局たくさん出てきてもその中でチョイスできる人というか、
それを使いこなせる人が結局いい作品を最後に生み出せるというか、
アウトプットだよね。
そこがどこまでニーズに合わせられるかって、
僕の場合はクライアントさんとの中で答えはどこで出せて、
結果としていいものができていい売り上げができてっていうことがゴールだから仕事上でいくと。
まあ写真もそうだよね。
カメラマンの方がいい写真撮って、
それがいい評価と売り上げになればっていうことにはなるよね。
プロの場合は。
だと思いますね。
AIの精度が本当にずっと上がってるじゃないですか。
これどんどん上がっていくわけですよ。
ものすごい短い時間で。
で、まさに今谷井さん言ってた、
今だと見たときにこれAIの作品だなみたいなのって分かること結構多いじゃないですか。
分かる部分というか。
これすぐそうなんなくなると思うんですよ。
もうマジで分かんない。
そうね。
で、ほんとこれマジすぐ来ます。
もう半年後とかに。
だってライカっぽい感じの鳥味とかっていう。
いいのか悪いのか分かんないけど、
最近周りでもさ、
最近でかもうここずっとやたらジブリ風。
ジブリ風ね。流行りましたよね。
ですよね。子供の写真撮ってこれジブリ風に加工してみたやつですね。
だってあれだって、
でもあれジブリの人たちの権利って。
いやまさにそういう話です。
どうかな?僕分かんないけど。
いやなんで。
風っていうのってもう、
じゃあ作ってる人の著作権っていうのはなんか分かんないけど、
どういうあれなんだろうって思っちゃう。
そうですね。だから僕もちょっとそこ詳しくないんですけど、
でもやっぱ基本それを使って商用利用するとかは、
限りなく黒に近いグレーだと思うんですよ。
だよねー。
てか黒じゃないですか。
でもさ、そのジブリ風のでなんかやったっていうのでさ、
例えばいいねがたくさん付いたりフォロワーがたくさん付いたりした場合って、
それも商用利用になるのか?
いやなんで、そのまあ、だから多分ダメでしょうね。
風でもダメなのかね。
多分。
訴えたらっていうことになってくるのかジブリが。
うん、そうでしょうね。
ただ全然その辺の個人でお金持ってない人が訴えても意味ないんでとかなるでしょうね。
結構これだから、
今日別にクリアにこうだっていうことはあんまり言えないんですけど、
とにかくやっぱそのクリエイターが、
AIが発展成立するほど、
ないがしろにされちゃう世界にだんだんなっていくじゃないですか。
でもなんとか風っていう風にできるのはやっぱそれを誰か作ったからすごいわけですよ。
そうだね。
だし、なんとか風にしてバズるから結果、
そのクリエイターも潤うみたいなのもあるから、
別に一概にその技術がダメだと言ってるつもりは全くないんですけど、
ただやっぱりその誰が作ったとか、
誰が書いたっていうことがちゃんとみんながわかるような仕組みっていうのは、
これ本当にAI時代に絶対大事だと思うんですよ。
だからそういう意味でもこのAIとブロックにすごい相性いいって言われているのは、
そのやっぱ改ざんできないダネットに近いような、
そういうその公共的な場所にこの人が作ったって話とか、
誰から誰に渡ったっていうことがかなりクリアにわかるので、
なのでその本当にあるこのアーティストが作った作品なのか、
そうではなくてそれを真似たAIが作ったのかということがわかる。
ようになることはすごく重要。
クリエイターの権利
なんか自分たちもさ、物作りだったりとかいろんなそういう世界に、
そっち側のほうの世界の人たちと仕事するというか、
アーティスト側だったりとかって多いけど、
一方自分が優先だったときって、
まあずるい話でね、なんかもう安くてそれでなんか、
そういうのでうまいことを満たされるような、
それでいいじゃんっていう世界もあるというか商売していると。
より安くて難しいものだったらもうそれでいいじゃんみたいな、
あんまほんと言いたくないけど、
洋服とかでもパクったパクられたじゃないけど、
何々風のデザインとか、
なんかそういうところでの、なんていうんだろうな、
本マナというか、どうなっていくのか全くわからないから。
でもやっぱなんか絵でもコピーでいっぱいその辺売ってるじゃないですか。
だけど本物がなぜみんな欲しいかって言って、
やっぱその人が本当にちゃんと描いたから、
本物と偽物でものすごい価値がつくわけじゃないですか。
別に安くて、安くてっていうか別に偽物でも、
それっぽいやつが飾ってればいい人っていうのほうが多分マスなんですよ。
だけど本当にその本物が欲しくてっていうほうが、
多分マイナーだと思うんですけど、
ものすごいここには価値があるみたいな話だと思うんです。
やっぱこの本物かそうじゃないかっていうものが、
デジタルの世界とか、
今後AIでものすごいたくさん出てくる絵も、
一瞬でわかった方がいいよねっていうのは多分そうだと思うんですよ。
今まではあんまりデジタルの絵とかそんなもんなかったんで、
絵とか写真とかそんなもんなかったんで、
基本的にこれが本物ですよってすごい鑑定士が見て、
本物や偽物だってやってたわけじゃないですか。
これ別に絵でもそうだし、服でもそうだし、何でもそうだと思うんですけど。
それがやっぱデジタル領域で、
ものすごいいろんなものが大量に生成される時代だからこそ、
ちゃんと誰が作ったのかとか、
どういう風に流通していったのかっていうのはわからないと、
わかった方がいいよねとかっていう、
そういう感じの話ですかね。
なるほどね。
それこそ家具とかでもあるもんね。
何年だっけ?
このデザイナーの家具が、
衣装が70年、80年かわかんないけどあって、
それが溶けてるからこれはコピーライトっていうかさ、
同じなんだけど、
でもやっぱオリジナルがあって、
それについててあれがいい、これがいいって、
それってもしかしたら、
見た目だとほとんど同じようなものってあるから、
でもそこでの所有欲だったりとか、
本物を持ってるっていう気持ちのこと?
ただビンテージのデニムとかになってくるとさ、
そのもののオーラとか、
時代性の使ってた洗剤とか、
そういうバランスがあるから、
アメリカの洗濯機で、乾燥機でやってたからとか、
明らかにできない、
レプリカで限りなく近づけても、
オリジナルに最後できないところでの、
オーラの違いだったりとか、
そういうのはあるけど、
アートとか写真とかそこの部類って、
そこの難しさはあるのかなと思っちゃったら、
フィジカル以外で。
そこも同じじゃないですか、結局その、
確かにデジタルとリアルで、
多少の違いはあるかもしれないですけど、
でも例えばタネシスさんが見たら、
リバイスの耐性モデルの何々でってやつと、
本当に巧妙に作ったレプリカとってのが、
仮に分かるとするじゃないですか、
多分僕見て分かんないと思うんですよ。
俺も分かんないと思うけど、
本当に全部やっちゃえばたくまる。
でも例えば絵も多分同じで、
本当に見る人が見たら分かるけど、
素人が見たら分かんないみたいな。
だからリアルもデジタルもそんなに変わんない気がしてて、
見る人が見たら分かる。
でもあとあれだね、
最後はどうなるか分かんないよ、これから。
だけど今の時点で考えていくと、
例えば同じようなものがあったとしても、
最後はエモーショナルなところっていうか、
人間ってそこが多分AIとの違いなのかなっていうか、
気持ちの上がり方というか、
それはなかなか言語化したりとかなんだったりって、
あれかもしれないけど、
そこの違いを感じられるかどうかが、
人間かAIかの違いなのか分かんないけど、
自分はなんとなくそういう部分はまだあるから。
エモーショナルな部分
でも一方、テクノロジーの恩恵に授かりたいというか、
進化していって良くなることって、
それって人の素晴らしさでもあるからと思うけど。
でもやっぱりストーリーの時代なんじゃないですか。
そうだよね、ハグリットってとこだよね。
自分はね、周りには割とアナログというか、
そういうものが大好きな人もいれば、
ハイテクな人もいればっていうのはあるけど、
自分は車もハグリットだし。
そういう意味では、
そういう道具として考えた時の良さというか、
そういうものとまたエモーショナルなところって、
ちょっと違うところもあるのかなと思うんです。
はい、ということで、締めます。
この番組、テクノロジーとカルチャーの種明かしは、
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毎週木曜日に新エピソードをお届けしているので、
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感想は種明かしラジオをつけてポストしてもらえると嬉しいです。
それでは次回もお楽しみに。
22:46

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