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2024-06-30 01:51

4 | 特集・有料配信をめぐって

1 Mention

特集「有料配信をめぐって」

ポッドキャスト配信プラットフォームLISTENでは,2024年1月28日から有料で音声コンテンツを配信できるサービスを開始しました。これまでのポッドキャストは無料で聴けるのが当たり前でしたが,そのような文化の中で,有料のエピソードを配信したり,それを購入したりする文化が根付くのでしょうか。このマガジンでは,その可能性を模索する中で語られたエピソードを集めました。

有料配信を初めて買った感想(2024.2.5)

有料配信を買った時の満足感について語りました。

お礼や寄付のつもりでお金を払う(2024.2.3 / 2.4 / 2.10 / 2.16)

音楽と違って何度も聴くわけではない音声コンテンツにお金を払う意味について考え、コンテンツとお金との等価交換ではなく、配信者へのある種のお礼ないし寄付としてお金を払うと考えると良いのではないかとの結論に至りました。

エピソードを購入する際に,毎月購入する総額を決めて、その額まで有料配信を買うという方法を思い付き,実行してみました。ちなみに,エピソード購入のためのお金を,はじめさんに倣ってODACHINと呼んでいます。

有料配信を始めようと思ったわけ(2024.2.18 / 2.22)

2月18日のTanaRadioの配信で,向後千春さんがnoteに有料記事を掲載することの良さについて述べていることを紹介し,それがLISTENでの有料配信にも当てはまるのではないかと考えたことを語りました。これが私の初めての有料配信となりました。

33 ブログ | 有料配信を始めようと思ったわけ

この有料配信をした日と,その売上金の連絡が届いた日の声日記です。

大学の講義の「バラ売り」(2024.2.10-2.13)

大学の講義の「バラ売り」をしてほしいという我妻幸長さんの考えを紹介し、コロナ禍対応で講義の録画等を作成した大学教員ならすぐに実現できるだろうと考えました。そして,実際に授業で利用している講義ビデオをもとににした有料エピソードを配信してみました。(本エピソードは,このマガジンのNo.2, No.3でも取り上げましたが,再掲します。)

学生に議論の仕方を教える講義ビデオの音声コンテンツです。実際には,このシリーズはもう少し続きました,2回分配信したところで中断しました。

22 レクチャー | 議論の仕方(1)議論を深めるコメントの書き方

24 レクチャー | 議論の仕方(2)議論を深める意見(応答)の書き方〜ひな形をもとに〜

講義ビデオをもとに音声コンテンツを配信する具体的な手順と工夫について語りました。

有料配信の売買をしてみて感じたこと(2024.3.6)

LISTENの有料配信を売買してみて感じたのは,それが近所の商店街や蚤の市での買い物と似たところがあるということです。

有料動画配信プラットフォーム「シラス」の理念をLISTENに活かす(2024.5.3)

YouTubeやニコニコ動画など,すでに動画配信プラットフォームはあるにも関わらず,あえて有料配信のみの動画プラットフォームを作った東浩紀さんの考えをLISTENに活かす方法を考えました。

67 ブログ | 有料動画配信プラットフォーム「シラス」の理念をLISTENに活かすには

LISTENで有料配信が増えない理由(2024.5.19)

LISTENで有料配信が増えない理由の一つは,有料と無料の配信が混在してことではないかと考えました。

そこで,個人でできることとして,有料配信だけを行うチャンネルを作りました(まだ,そのからの配信はありませんが)。

有料配信と無料配信を分けている例として,電子書籍配信プラットフォームの理想書店Romancerを紹介しました。

授業はぜんぶ無料公開すべきか(2024.6.25)

有料配信と逆の考え方として,学校の授業はぜんぶ無料公開すべきだという意見がありますが,その考えに賛成できる部分はあるものの,現実問題としてそれを行うにはかなりの困難が伴うと思われること,および有料公開の必要性について語りました。(本エピソードは,このマガジンのNo.3でも取り上げましたが,再掲します。)

102 ブログ | 授業はぜんぶ無料公開すべきか

(TanaRadio Magazine, No.4 おわり)

#アドフリー倶楽部

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TanaRadio Magazine 第4号の特集は「有料配信をめぐって」です。
私がLISTENで一般公開のポッドキャストを配信するようになったちょうどその頃、
LISTENでは有料で音声コンテンツを配信できるようになりました。
そこで私は、このポッドキャストを始めた初めの頃から、有料配信について色々と語っています。
私は、有料で配信をするということが、優れたポッドキャストを持続可能な形で配信し続けるための必要条件だと考えています。
現在は、まだまだ有料で配信をする人の数は多くなく、多くの人が有料配信をしたいと思っても躊躇しているような状況ではないかと思います。
そこで、どうすれば有料配信が広まっていくのかということを色々と考えて語ってきました。
このマガジンでは、そうしたエピソードを集めています。
関心を持ったエピソードがありましたら、どうかぜひお聞きいただいて、感想などお寄せいただければ嬉しいです。
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このエピソードに言及しているエピソード

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