TanaRadio黎明期では,TanaRadioの公開配信が始まった2024年2月以前に,ある大学教員のコミュニティ(MOSTコミュニティ)内限定で配信していた時期のTanaRadioのエピソードを(一部編集して)公開します。日付は,実際に限定公開した日付をつけています。
昨日、2023年11月6日(月)の夜7時半から、MOSTパターン・ランゲージの会が主催する「パターン・ランゲージ研究会11月」にオンラインで参加しました。この研究会のテーマは「ワークショップを体験するワークショップ」で、クリエイティブシフトの阿部さんを講師にお招きし、パターン・ランゲージを用いたワークショップの手法について学ぶ内容でした。
ワークショップでは「大人の学びのパターン・ランゲージ」(まなパタ)を活用し、参加者14名が4~5人ずつ3つのグループに分かれて活動しました。非常に楽しい時間を過ごし、興奮でなかなか寝付けなかったほどです。
ラジオを始めたきっかけは、ワークショップの中で「今やりたいことは何ですか?」と聞かれた際に「ラジオをやりたい」と思わず答えたことです。実はこのことは妻にしか話していなかったのですが、MOSTの先生方にも知られることとなりました。
この決断には、「とりあえずトライ」や「一歩を踏み出す」といった、パターン・ランゲージの言葉が背中を押してくれました。考えているだけでなく、まずは行動してみることが大切だと感じ、こうしてマイクの前に立っています。
私が言う「ラジオ」とは、インターネット上で音声コンテンツを配信することで、いわゆるポッドキャストです。以前からやりたいと考え、機材も一通り揃えていたのですが、なかなか踏み出せずにいました。しかし、今回思い切って始めることにしました。
ラジオを始めたい理由の一つは、自分の中のモヤモヤを誰かに聞いてもらい、言葉をもらいたいと思ったからです。そのため、リスナーは一般の方々ではなく、MOSTコミュニティのメンバーに限定したいと考えています。昨日のワークショップでも、「モヤモヤをコトバに」というパターンが紹介され、疑問や違和感を言語化することで気持ちが整理されるという考え方に共感しました。
このコミュニティには、モヤモヤを受け止めてくれる人がいる点が魅力だと感じています。また、ラジオというメディアには、他の媒体にはない親しみやすさがあり、朝晩にNHKラジオを聞くのが好きな私にとって、自然に思っていることを話せる場になるのではないかと思います。「ヨロイをぬぐ」というパターンのように、素直な気持ちを表現できたらと願っています。
今回は初回ということで、具体的な悩みについては次回以降にお話しする予定です。私の話に何かしら反応をいただけたら、とても嬉しく思います。
参考:
MOSTフェローシッププログラム(MOSTコミュニティの母体)
大人の学びのパターン・ランゲージ(まなパタ)