雑談の代わりとしてのラジオ
TanaRadio、第2回始めたいと思います。
今日はですね、ちょっとテーマを決めまして、「雑談の代わりとしてのラジオ」ということでちょっと話してみようかなと思うんですけれども、
これは私がなぜ今回ラジオをやりたいと思ったか、その理由を前回少しお話ししました。
その時には私のモヤモヤを聞いてもらいたいということを言ったんですけれども、
もう一つですね、私はラジオというものが雑談の代わりになるのではないかというふうにずっと思っていまして、
それを試してみたいなということもあったんですね。
これはどういうことかと言いますと、私たち教員はコロナの中で3年ぐらいオンライン授業を続けてやってきましたけれども、
このオンライン授業のいいところはたくさんあるんですが、それが不十分であるというふうに言われるときの一つの理由として、
オンライン授業には余白がないということが言われました。
つまり、教えたいことをきっちり教えるということはオンラインでもできる。
けれども、教室で授業をするときのような、ある種の雑談のようなもの、これがなかなかしにくいということですね。
教員からだけでしたらば、そのオンライン授業の中で雑談をすれば雑談にはなるかと思うんですが、
受講者の方ではですね、もうただ一方的に聞くだけで、授業が終わったら晩もそれで授業は終わりということで、
教室であればその後、友達と何か少し話をするというようなこともできるわけですが、
それが全くできないということで、孤立感を感じてしまうというようなことが問題になったかと思います。
私はまだある種のオンライン授業を続けているんですけれども、やはり雑談的なものが足らないなというふうに思っていまして、
対面部分もありますので、そこで雑談をすることはあるんですが、
でもなかなかやりにくい、十分な時間は取れないということもあります。
そこでラジオを使って雑談ができないだろうかというふうに考えたんですね。
これはまだ実現できていないんですけれども、今そんなことを考えています。
ちょっと視点を変えまして、MOSTも対面とオンライン、両方で交流がありますけれども、
オンラインでZoomなどで研究会などをやって楽しく過ごすことがありますが、
やはりオンライン授業と同じで、その時間というのは本当に密度の濃いもので得るものはたくさんあるんですけれども、
でもやはり余白のようなものはちょっと足らないな。
これは対面で合宿などをやったときに十分取り戻せるところではあるんですが、
でも普段から雑談的なもの、余白のようなものが欲しいなという気持ちもありまして、
それをラジオというメディアを使ってなんとかできないかなという、そういう考えも持っているんですね。
これがうまくいくのかどうかちょっと分かりませんけれども、
「とりあえずトライ」という精神で少し続けてみたいなというふうに思っています。
では今日はこの辺で。また続きぜひお聞きいただければと思います。