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2024-12-16 08:02

208 メモ | AIと共に本を読む

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AIと共に学ぶ方法として,本を音読して,本の情報をAIにナレッジとして与え,その上でAIと対話する方法を思いつきました。

AIによる文章化

今日は思いついたことを記録しておきたくて、このメモを残しています。その内容は、「AIと一緒に本を読む」という新しい勉強法についてです。

最近、AIを活用して学ぶ方法についていろいろ考えてきました。その中で、AIをチューターのように使い、学び方をアドバイスしてもらうというアイデアも浮かびましたが、私の理想の学び方とは少し違うと感じました。AIを先生のような存在にすると、どうしてもAIに引っ張られてしまう印象があり、私はそれがしっくりきません。そこで、学びの主体は自分自身であり、AIはそのサポート役として機能するという関係が理想的ではないかと考えました。

何かを学ぶ際、私たちは通常、入門書のような基本的な本を手に取ります。大学でも、入門的な分野の学習では教科書を使うことが一般的です。この方法をAIと一緒に取り入れたらどうなるかを考えました。

私が思いついた具体的なやり方は次の通りです。まず、学びたいテーマに関する適切な本を選びます。選んだ本を音読し、例えば1章や1節、あるいは2~3ページ程度を読むのがいいでしょう。その音読を録音し、その音声を文字起こししてデータ化します。この文字起こしデータをAIに登録するのです。

最近のAIは、既存のデータだけでなく、ユーザーが提供した資料を基に応答を生成することが可能です。この技術を利用し、音読した内容をナレッジとしてAIに取り込ませます。音読をせず、教科書をスキャンしてOCRで文字データ化する方法もあります。AIがOCR機能を持つ場合は、写真を撮影してアップロードするだけでも十分です。

音読を行う理由は、音読によって脳が活性化することにあります。音読した内容が自分の耳に入ることで、記憶や理解が促進されます。ただし、内容がすんなり理解できる場合もあれば、わからない部分もあるでしょう。特に新しい分野では、初めはよくわからないことが多いと思います。

そこでAIの出番です。音読した教科書の内容についてAIに質問します。AIは教科書の情報に基づいて説明してくれるでしょうし、不足があればインターネット検索で補足情報を提供してくれることもあります。こうしてAIのサポートを受けながら、理解を深めていきます。

理解が進んだら、次の内容を読み、同じプロセスを繰り返します。さらにある程度学んだら、AIに確認テストのような質問をしてもらい、それに答えることで自分の理解度を確認できます。AIからのフィードバックを通じて、双方向の対話を重ねながら一冊の本についての理解を深めることができると考えます。

これは、マンツーマンの家庭教師と似た学習体験を提供してくれるかもしれません。しかし、家庭教師を雇うには多額の費用がかかりますし、大学でマンツーマン指導を行うのも現実的ではありません。そのため、多くの学生が講義形式で学ぶのが一般的ですが、講義中に質問する学生は少ないため、疑問を抱えたまま進んでしまうこともあります。一方で、AIを活用する場合、学生は気軽に質問でき、理解を深めることが可能になるのではないでしょうか。

この方法についてAIにも意見を聞いてみたところ、ポジティブなフィードバックをもらえました。また、AIからは学んだことをアウトプットするのが良いという提案もありました。例えば私の場合、ポッドキャストを使って学んだ内容を発信するのも良い方法だと感じています。さらに、同じ分野に興味を持つ人と意見交換をするのも有益だと思います。AIだけでなく、人と人の交流から得られる刺激も重要だという意見には納得しました。

このアイデアはなかなか良い線をいっているのではないかと思います。ぜひ試してみたいと考えています。

#AIと共に学ぶ

サマリー

AIを活用した本の読み方について探求し、音読や文字起こしを通じて学びを深める方法を提案しています。また、AIとのインタラクションを通じて理解を促進し、他者との意見交換の重要性についても触れています。

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2024年12月16日月曜日、ただいまの時刻午前10時半近くです。田中浩朗です。
ちょっと思いついたことがあるので、声のメモをしたいと思います。
AIと共に本を読む
それは、AIと本を一緒に読むという勉強法です。
AIとともに何かを学ぶということについて、どういうふうにすればいいか、いろいろ考えてきました。
AIにチューターになってもらって、それで勉強の仕方をアドバイスしてもらうということも考えたんですが、どうも私がイメージしている学び方とちょっと違うんですね。
そのようにしますと、やっぱりAIが先生のような形になって、何かそれに引きずられてしまうというのが私としては嫌な感じがしました。
あくまでも自分が主体となって、AIがそれを助けてくれるという、そういう関係がいいかなと思いまして、じゃあどうすればいいのかなというふうにいろいろ考えたんですが、
何かを学ぶというときに、私たちはまず何らかの入門書を手に取って読むということが多いと思います。
大学でも入門的な分野を学ぶときに必ず教科書のようなものが指定されて、それをもとにして学んでいくということはこれまでもずっと行われてきました。
それをAIとともに行うとどうなるだろうかというふうに考えたんですね。
私が考えたのは次のような方法です。
まず、何か学びたいことについて書いてある適切な本を探します。
この探す方法はいろいろあると思いますが、ともかくここでは何か一冊探し出せたとします。
そうしましたら、その本を音読するんですね。
一章分音読してもいいし、一章の中の一節でもいいかもしれません。
2、3ページぐらい読んでみるというのがやりやすいかと思います。
その音読したものを録音するんですね。
録音したものを今度は文字起こしします。
文字起こしした音声ファイルをAIにナレッジとして登録するんですね。
最近のAIは既に学習されたデータだけではなくて、利用者が何らかの資料をナレッジとしてアップロードして、
それをもとにして回答を生成させるということができるようになってきていますので、
その音読したものを文字起こししたものをナレッジにするんですね。
これは別に音読しなくたって、教科書的な本をスキャンすると、
そのOCRで文字データになりますから、それをAIに入れてもいいかもしれません。
AI自体がそのOCR機能を持っている場合もあると思いますので、
単にスマホで写真を録ってそれをアップロードしてもいいかもしれないんですが。
なぜ音読するかというと、やっぱり音読することによってそこで脳が働くわけですよね。
それが大事なんだと思います。
音読して自分が読んだ音声がまた自分の耳に入ってきて、それでまた脳が働く。
そこはいいんじゃないかと思うんですね。
読んでスッと頭に入る場合もあるでしょうし、よくわからないという場合もあると思います。
特に新しい分野については知らないことが多いですので、よくわからないことが多いと思うんですね。
そういうときにAIにいろいろ質問するんですよね。
そうしますと、AIはその音読をした教科書の内容に沿って説明をしてくれるでしょうし、
それで情報が足らなければネット検索をして情報を付け加えて答えてくれる場合もあるだろうし、
すでに学習したAIとしてすでに学習した内容を基に答えてくれる場合もあるだろうし、
ともかく何らかの形で答えてくれるだろうと思うんですね。
それで理解が進むこともあるでしょうし、またよくわからなければ質問を繰り返すということができるわけですよね。
だいたいいいかなというふうになったら、また次のところを読んで同じことを繰り返す。
そういう感じです。
ある程度学んだら、今度はAIのほうに確認テストじゃないですけども、何か問いかけをしてもらって、
それにこちらが答える。その答えに対してまたフィードバックをもらうということで、
双方向的に対話を重ねながら、一冊の本について理解を深めていくということができるんじゃないかと思うんです。
これは家庭教師のような、マンツーマンで教えてくれる先生がいれば同じようなことをやってくれると思うんです。
けれども、そういった家庭教師を雇うのは非常にお金がかかるでしょうしね。
大学でそういうマンツーマンの指導をするっていうのもまたコスト的に難しいだろうと思いますので。
大勢集めて講義をするわけですけれども、そうしますとだいたい学生は質問しませんね。
ですのでわからないまま進んでいってしまうということになるけれども、
こうやってAI相手ならばですね、学生は何の遠慮もなくどんどん質問をして、理解を進めることができるのではないかなと思ったんですね。
学びの深化と交流
で、こういうやり方どうでしょうかってAIに聞いてみたんです。
そしたらそれはとてもいいやり方だというふうに、だいたいポジティブ・フィードバック返してくれるんですけれども。
さらに、やったらいいと思われることは、
そうやって学んだことをですね、何らかの形でアウトプットするといいんじゃないかと。
例えば私の場合であれば、ポッドキャストをやっているってことをAIは知ってますので、
ポッドキャストを番組なんかを使って学んだことを言葉にしてみたらどうかっていうようなことを提案してくれていまして、
まあそれはいいかなと思いました。
また他にですね、同じような分野に興味がある人とですね、一緒にそういったことをやって意見交換などをするのもいいんじゃないかと。
つまり単にAIだけ、AIとの学習ではなくてですね、やっぱり人と人との学び合い、刺激の与え合いみたいなものも必要でしょうからね。
それも確かにその通りだなというふうに思った次第です。
ちょっとこれはいい線いってるんじゃないかなというふうに思いますので、ちょっと試してみたいなと思いました。
それではまた。
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