AIと共に学ぶ方法として,本を音読して,本の情報をAIにナレッジとして与え,その上でAIと対話する方法を思いつきました。
AIによる文章化
今日は思いついたことを記録しておきたくて、このメモを残しています。その内容は、「AIと一緒に本を読む」という新しい勉強法についてです。
最近、AIを活用して学ぶ方法についていろいろ考えてきました。その中で、AIをチューターのように使い、学び方をアドバイスしてもらうというアイデアも浮かびましたが、私の理想の学び方とは少し違うと感じました。AIを先生のような存在にすると、どうしてもAIに引っ張られてしまう印象があり、私はそれがしっくりきません。そこで、学びの主体は自分自身であり、AIはそのサポート役として機能するという関係が理想的ではないかと考えました。
何かを学ぶ際、私たちは通常、入門書のような基本的な本を手に取ります。大学でも、入門的な分野の学習では教科書を使うことが一般的です。この方法をAIと一緒に取り入れたらどうなるかを考えました。
私が思いついた具体的なやり方は次の通りです。まず、学びたいテーマに関する適切な本を選びます。選んだ本を音読し、例えば1章や1節、あるいは2~3ページ程度を読むのがいいでしょう。その音読を録音し、その音声を文字起こししてデータ化します。この文字起こしデータをAIに登録するのです。
最近のAIは、既存のデータだけでなく、ユーザーが提供した資料を基に応答を生成することが可能です。この技術を利用し、音読した内容をナレッジとしてAIに取り込ませます。音読をせず、教科書をスキャンしてOCRで文字データ化する方法もあります。AIがOCR機能を持つ場合は、写真を撮影してアップロードするだけでも十分です。
音読を行う理由は、音読によって脳が活性化することにあります。音読した内容が自分の耳に入ることで、記憶や理解が促進されます。ただし、内容がすんなり理解できる場合もあれば、わからない部分もあるでしょう。特に新しい分野では、初めはよくわからないことが多いと思います。
そこでAIの出番です。音読した教科書の内容についてAIに質問します。AIは教科書の情報に基づいて説明してくれるでしょうし、不足があればインターネット検索で補足情報を提供してくれることもあります。こうしてAIのサポートを受けながら、理解を深めていきます。
理解が進んだら、次の内容を読み、同じプロセスを繰り返します。さらにある程度学んだら、AIに確認テストのような質問をしてもらい、それに答えることで自分の理解度を確認できます。AIからのフィードバックを通じて、双方向の対話を重ねながら一冊の本についての理解を深めることができると考えます。
これは、マンツーマンの家庭教師と似た学習体験を提供してくれるかもしれません。しかし、家庭教師を雇うには多額の費用がかかりますし、大学でマンツーマン指導を行うのも現実的ではありません。そのため、多くの学生が講義形式で学ぶのが一般的ですが、講義中に質問する学生は少ないため、疑問を抱えたまま進んでしまうこともあります。一方で、AIを活用する場合、学生は気軽に質問でき、理解を深めることが可能になるのではないでしょうか。
この方法についてAIにも意見を聞いてみたところ、ポジティブなフィードバックをもらえました。また、AIからは学んだことをアウトプットするのが良いという提案もありました。例えば私の場合、ポッドキャストを使って学んだ内容を発信するのも良い方法だと感じています。さらに、同じ分野に興味を持つ人と意見交換をするのも有益だと思います。AIだけでなく、人と人の交流から得られる刺激も重要だという意見には納得しました。
このアイデアはなかなか良い線をいっているのではないかと思います。ぜひ試してみたいと考えています。
サマリー
AIを活用した本の読み方について探求し、音読や文字起こしを通じて学びを深める方法を提案しています。また、AIとのインタラクションを通じて理解を促進し、他者との意見交換の重要性についても触れています。