サマリー
このエピソードでは、人間形成のためにAIができないことをする能力を高めることについて説明されています。具体的には、戦略力、判断力、洞察力が重視され、実践の重要性が強調されています。
人間形成とは
で、ちょっと人間形成という話が出てきましたが、人間形成って本当に概念としては漠然としていて、人によってその考え方は全然違うということは、皆さんもディスカッションの中でよく感じたと思うんですけど。
じゃあここで言う私の人間形成というのは何なのかということを少しお話しておきたいと思います。
この人間形成という言葉ですね、なんとなく使ってますよね。
例えば人間科学科目なんていうところに人間っていうのが出てきますし、じゃあこの人間って何なんだろうかって考えたことありますか。
私、最近までそんなに深く考えてなかったんです。
が、最近だんだんわかってきました。
ここで言う人間っていうのはAIに対立する概念なんですね。
人間形成をするっていうことはどういうことかっていうと、AIにはできない能力を高めるっていうことなんだろうなというふうに思うようになりました。
AIでもできるようなことを人間がやってもしょうがないんです。
よくAIに仕事を奪われるとか言いますよね。
それは人間がやっていたことをAIができてしまうようになってきたからですね。
じゃあAIにできないことは何なのか。
AIにできないことがあれば、それをやればAIには奪われませんよね。
そこが大事なんじゃないでしょうか。
それが人間形成というものなんじゃないかっていうふうに思うわけです。
だとすれば、先ほども言いましたが、知識を教えるなんていうのは人間形成じゃないんですよ、これは。
いくらでも知識はAIが持っているわけですから。
問いに対して答えをすることができる。
人間よりもはるかにうまくできるのがAIですよね。
知識を学ぶっていうことの価値がですね、本当に今下がってしまったんです。
じゃあAIにできないことって何なんだろうっていうふうに考えたときに、先ほどもちょっと言いましたけどね。
私、AIとプログラミングを学んでみて、
これもAIにまとめてもらったことなんですが、
こんなことが、AIと一緒に考えてみたことです。
まず、3つあるんですけど、
日本語はちょっとこなれてませんが、戦略力。
戦略を立てる力という感じでしょうか。
別の言葉で言えば目的や目標を定める力ですね。
例えばプログラミングで言えば、
何を作りたいのかっていうことについては、
AIは答えられないんですよ。
それは人間が答えて与えるものですよね。
私は研究に役立つようなシステムが作りたいんだっていうことで、
それはこういうこととこういうことができる必要があるんだっていうことを、
AIに伝えられたわけですけど、
その目的や目標、これを定めるのは人間です。
AIにはできないことです。
それから2番目が判断力です。
これは、
AIはですね、
それがやりたいんだったらこういうこともできますよ、こういうこともできますよっていろいろ教えてくれるんですが、
じゃあどれが一番いいかっていうことについてはですね、
やっぱり人間が決めないといけないんですよね。
選択肢を考えることはAIも得意です。
いろんな知識を持ってますからね。
いろいろ言ってくれるんですが、
でもその中からどれを選ぶかっていうのはやっぱり人間がしないといけない。
そうするとその選択されたものに従ってまたAIが何かやってくれるんです。
そして、
最後が洞察力というふうに一応言いましたけども、
これは失敗から学ぶ力なんですね。
失敗から教訓を得る力です。
AIはですね、
皆さんもよく知っている通り、学習をするんですね。
学習をした結果AIになっているんですけれども、
でもここで言うこの洞察、失敗から学ぶっていうのは、
そういうAIがやるような学習とは全然違うもので、
ある失敗をしたときに、
ここから何が学べるのかっていうことを見抜くっていうことは、
やっぱりAIにはできないんですね。
これは人間がやらないといけない。
その洞察をAIに与えてやると、
AIはそれを活かします。
ですので人間とAIの協力っていうのは本当に大事なんですね。
人間ができることと、
AIができること、
これ違うので、
両方が協力するとものすごいパワーが出てくるんです。
私がプログラミングなんて全くできなくて、
一行もコードが書けないのに、
たった1ヶ月で数千行のプログラムを書いて、
ちゃんと動くものが作れたっていうのは、
これAIと私が協力したからこそできたんですね。
AIだけでもできないし、私だけでもできなかった。
そういうことだと思うんですね。
実践の重要性
じゃあこの3つの力ですね、
AIにはできない力っていうのを高めるにはどうすればいいのか。
講義を受けていても絶対にこれは尽きません、こういう力は。
先ほどの知識を教える講義。
講義を受けている皆さんにこんなこと言うのは本当に申し訳ないんですけど、
こういう講義を受けていたって、
人間形成はできないっていう結論になるわけです。
私の話からするとですね。
つまり知識をこの授業から学ぶっていうことだけでは、
それができないっていうことなんですね。
じゃあどうすればいいのかっていうと、
それは実践です。
自分でやっぱり何かをしてみないと、
こういう力はつかないっていうことなんですね。
しかも失敗をしないとダメだっていうことです。
実践をして失敗をしないと、
何も学べないっていうことなんですね。
私もプログラミングの勉強をしている中で、
たくさんの失敗をしました。
失敗というかうまくいかないことですね。
そこからいろんなことを学んで、
どんどんどんどん良くなってきたんですね。
これ何でも同じだと思います。
失敗をするためには、
何かをしなければいけないんです。
何もしなければ失敗もしません。
皆さんは失敗を恐れて、
何かをすることを躊躇することがあると思うんです。
失敗をすると、
挫折感を覚える。
あるいは他人から見られて恥ずかしい。
そういった様々なネガティブなことが頭に浮かんで、
失敗するかもしれないからやめておこう
って思う人がいるかもしれませんが、
そういう態度だと何も学べません。
何も上達しないし、
向上しないし、成長しないし、
つまり今の状態から変わることはない。
だと思うんですね。
私がここで言いたいのは、
AI時代において、
これまでもそうだったんですけど、
これまでも同じなんですけど、
AI時代だからこそ、
特に重要なのはこの実践だと。
大学でもこの実践を重視した教育をしないと
ダメなんじゃないかなっていうのが、
私の結論なんですね。
08:40
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