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2026/05/18 たまゆらタイム
2026-05-23 09:30

2026/05/18 たまゆらタイム

カメの長寿と人の暮らし

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サマリー

この放送では、5月後半の季節の移り変わりと、国際博物館の日、成田国際空港開港記念日、東京スカイツリー開業日、国際生物多様性の日、そして世界亀の日といった5月18日からの1週間にまつわる記念日を紹介しています。特に、世界亀の日にちなんで亀の長寿の秘密や、ゆっくり生きることの強さ、そして亀を取り巻く環境問題や飼育における責任について深く掘り下げています。

季節の移り変わりと5月の記念日
こんにちは、一池一です。 今週も、たまゆらタイムの時間がやって参りました。
5月も後半に入りました。ゴールデンウィークが終わって、日常のリズムが戻ってきた一方で、少しずつ季節は初夏へと向かっています。
木々の緑は濃くなり、日差しにも力強さが出てきました。 朝晩はまだ過ごしやすい日もありますが、日中は少し汗ばむような日も増えてきましたね。
この時期は、春の疲れが少し残りながらも、次の季節へ向かって、体も心も整えていく、そんな時間なのかもしれません。
新年度が始まってから一月半ほど、新しい環境にも慣れてきた頃ですが、慣れてきたからこそ、ふと疲れに気づくこともあります。
そんな時は、あまり急がず、少しだけ歩く速度を緩めるのもいいかもしれません。
5月の風は、どこか人の気持ちを整えてくれるようなところがあります。 新緑を眺めながら歩く、夜の空気を吸う、静かな音楽を聴く、
そういう小さな時間が思っている以上に大切だったりします。 さて、今日5月18日から始まるこの1週間、過去の出来事や記念日を少し振り返ってみましょう。
まず今日、5月18日は国際博物館の日です。 国際博物館会議、アイコムが博物館の役割を広く知ってもらうために定めた日です。
博物館という場所は、過去のものをただ並べている場所ではなく、私たちが今をどう見るか、未来に何を残すかを考える場所でもあります。
5月20日は1978年に新東京国際空港、現在の成田国際空港が開港した日です。 成田空港は日本と世界をつなぐ大きな玄関口として多くの人や物の移動を支えてきました。
5月22日は2012年に東京スカイツリーが開業した日。 空へまっすぐ伸びるあの姿は、東京の新しい風景の一つになりました。
そして同じ5月22日、国際生物多様性の日、地球上の様々な生き物や環境を守ることの大切さを考える日です。
そしてその翌日5月23日、この日は世界亀の日です。 前の日の国際生物多様性の日とつながってくる話なんですけど、この23日は亀や陸亀への理解を深め、その命や生息環境を守っていこうという思いから生まれた記念日です。
この話題は後半でじっくりとお話ししていきたいと思います。
こうして見ていくと、この1週間は人の知恵や移動の歴史、そして自然や生き物との関わりを考える日が多いように感じます。
亀の長寿とその意味
さて後半は今週土曜日が5月23日なんですが、その5月23日にある世界亀の日にちなんで、亀についてお話ししてみたいと思います。
日本では昔から鶴は千年、亀は万年という言葉があります。
もちろん実際に一万年生きるわけではありませんが、それでも亀が長寿の象徴として語られてきたことはとても自然なことのように感じます。
ゆっくり歩く、急がない、固い甲羅を背負って、静かにでも確実に生きている。
そんな姿から昔の人たちは長寿や安定、縁起の良さを感じ取ったのかもしれません。
でも実際亀はとても長生きな動物なんですよ。
ペットとして飼われている水槽亀でも20年30年と生きることがあります。
陸亀になると50年、100年を超えることも珍しくありません。
人間の暮らしの感覚で考えるとこれはかなり長い時間です。
子供の頃に飼い始めた亀が大人になってもまだ元気に生きている。
場合によっては親から越え、さらに次の世代へと家族の記憶を跨いで生き続けることもあるわけです。
そして世界で最も有名な長寿の亀といえば、セントヘレナ島に暮らす象亀、ジョナサンです。
ジョナサンは推定で190歳を超えているとされる亀です。
2026年時点でギネス世界記録では世界最高齢の陸上動物として紹介されています。
生まれたのは推定で1830年代、日本で言えばまだ江戸時代です。
鉄道も電話も飛行機ももちろんインターネットも存在しなかった時代にジョナサンはすでにこの世に生まれていたことになります。
そう考えるとただ長生きという言葉だけでは足りないくらい不思議な存在ですよね。
ジョナサンは1882年にセーシェルから南太平洋のセントヘレナ島へ移されました。
その時点ですでに成熟した大人の亀だったため、少なくとも50歳以上だったと推定されています。
そこからさらに長い年月を生き、多くの時代を見届けてきました。
ではなぜ亀は長生きなのでしょうか。
理由は一つではありませんが、よく言われるのは代謝の遅さです。
亀は体のエネルギーの使い方が比較的ゆっくりです。
激しく動き回るよりもじっとしている時間が長く、必要なエネルギーを少しずつ使って生きています。
つまり急がない生き方なんですね。
もちろん生物の寿命には環境や種類、体の仕組みなど様々な要素があります。
ただ亀の長寿を見ているとゆっくり生きるということの強さを感じます。
現代社会と亀の生き方
現代の私たちはどうしても速さを求められます。
早く返事をする、早く結果を出す、早くなれる、早く次へ進む。
でも生き物の世界を見ていると、速さだけが正解ではないことに気づかされます。
亀はゆっくりでも前へ進みます。困っているように見えても少しずつ確実に進んでいる。
その姿は私たちの暮らしにも重なるところがあります。
人生には早く進める時間もあれば、思うように動けない時期もあります。
周りがどんどん先に行っているように見えても、自分だけ遅れているように感じることもあります。
でも亀のように自分の速度で進んでいくことにも確かな意味があるんだと思います。
ゆっくりは決して止まっていることではありません。
ゆっくり考える、ゆっくり続ける、ゆっくり整える。
そういう時間の中でしか見えないものもあります。
長寿の生き物と環境問題
そして世界には亀以外にも長寿の生き物がいます。
例えばアイスランド沖で見つかったニマイガイ、アイスランドガイの母体は507歳だったとされています。
また深海に住むニシオンデンザメは400年近く生きることがあるとされ、
石椎動物の中でも非常に長寿な生き物として知られています。
そういう生き物が存在していることを知ると、人間の時間間隔も少しだけ広がる気がします。
そしてそんな長い時間を生きる生き物たちが、
今環境の変化や人間の活動によって生きにくくなっていることも忘れてはいけません。
世界亀の日は亀やピクガメのことを知り、その生息地や環境を守ることを考える日でもあります。
ペットとして飼われた後、無責任に捨てられてしまう亀。
そうした問題もあります。亀は長寿だからこそ、人間の都合で飼い始めるには大きな責任が必要です。
20年、30年、種類によってはそれ以上生きるかもしれない。
その時間を一緒に過ごせるのか、最後まで世話をできるのか。
亀を飼うということは、小さな命を長い時間預かるということでもあります。
だからこそ、世界亀の日には亀という生き物への敬意や自然との関わり方を考える意味があるんだと思います。
番組の締めくくり
5月23日は世界亀の日。
もしどこかで亀を見かけたら、この小さな歩みの中にも長い時間が流れているんだな、
そんな風に思ってみるのもいいかもしれません。
さて今週のタマヨラタイム、そろそろお別れの時間です。
忙しい毎日の中でも少しだけ足を止めて、自分の歩幅を思い出す時間を持てたらいいですね。
それではまた来週この時間にお会いしましょう。
石井ケンイチでした。
タマヨラのような優しい時間をどうぞお過ごしください。
09:30

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