夏の訪れと7月前半の記念日
こんにちは、石井ケンイチです。 今週もたまゆらタイムの時間がやってまいりました。
7月も半ばに入りました。 日に日に夏らしさが増し、朝から強い日差しが照りつける日も多くなりましたね。
セミの声が聞こえ始めた地域もあり、夕暮れには入道雲が空高く広がる、まさに夏本番へ向かう季節です。
この時期になると、冷たい麦茶やスイカ、風鈴の音がどこか懐かしく感じられます。
昔ながらの日本の夏の風景は、暑さの中にも涼しさを感じさせてくれます。
最近は気温が35度を超える猛暑日なんてのも珍しくありませんけど、かつてはそこまでじゃなかったんですね。
でも今は暑いですからね。 日差しも強いですし、外出の際は帽子や日傘を利用し、こまめな水分補給も心がけてください。
夜も気温が下がりにくい日がありますので、無理せずエアコンも上手に使いながら、この夏を元気に過ごしていきたいですね。
さてこの1週間にある過去の出来事や記念日など、いくつか拾っていきたいと思います。
まず今日7月13日は日本標準時制定記念日。 この話題は後半でじっくりお話しします。
7月14日は1977年、日本で初めて気象台が天気図を作成したことにちなんだ出来事が知られています。
今ではスマートフォンを開けば天気予報を見ることができますが、その始まりは150年近く前に遡ります。
7月15日はファミコンの日。 1983年この日にニンテンドーのファミリーコンピューターが発売されました。
赤と白の小さなゲーム機は日本中の子供たちを夢中にさせました。
スーパーマリオやゼルダの伝説、ドラゴンクエストなど、今なお語り継がれる名作もこのファミコンから始まりました。
7月16日は虹の日。 七色の虹のように人と人、人と自然がつながる日にという願いが込められています。
雨上がりの空に突然現れる虹はいつ見ても少し幸せな気持ちになりますね。
7月17日は東京の日。 1868年それまで江戸と呼ばれていた町が東京と改称されました。
東の都という名前はこの日から始まったんです。
そして7月18日は高科学スモックの日。
1970年、東京都杉並区で日本初の高科学スモック注意報が発令されたことに由来しています。
環境問題への関心が高まるきっかけとなった出来事の一つでした。
このように1週間を振り返るだけでも日本の歴史や暮らしに関わる様々な出来事があります。
日常では気づかないことも今日は何の日かなと調べてみると新しい発見がありますね。
日本標準時制定の歴史と仕組み
さて後半は今日7月13日の日本標準時制定記念日にちなんだお話です。
皆さんは普段時計を見て今何時だろうと当たり前のように確認していますよね。
でも日本中の時計が同じ時刻を示しているということは実は当たり前ではありませんでした。
現在日本には日本標準時があります。
これは兵庫県赤獅子を通る統計135度の四五線を基準に決められています。
赤獅子には四五線のモニュメントがあり時の街として知られています。
ではなぜ135度なのでしょうか。
地球は24時間で一周360度回転しています。
つまり15度で1時間。
統計135度は世界標準時であるイギリスグリニッチ天文台を通る0度から9時間進んだ位置になります。
だから日本標準時はUTCプラス9時間なんです。
しかし昔は違いました。
江戸時代まではそれぞれの街で太陽の位置を見て時間を決めていました。
太陽が一番高く昇った時が正午。
ですから江戸と京都長崎では正午になる時間が少しずつ違っていたんです。
歩いて旅をする時代ならそれでも困りませんでした。
ところが明治になると事情が変わります。
鉄道が全国へ広がり始めました。
電信も普及します。
列車の時刻表を作るには日本中で同じ時計を使わなければなりません。
東京では午後3時なのに大阪ではまだ2時58分。
そんな状態では列車の運行は大混乱です。
そこで1886年7月13日日本標準時が制定されました。
全国で同じ時間を使うようになり、日本の近代化を支える大きな一歩になったんです。
実は日本にはもう一つ標準時死後戦があったんです。
沖縄が日本に返還されたのは1972年。
それまでは小笠原諸島や沖縄などとの関係もあり、地域によって時間の扱いが異なる時代もありました。
しかし現在では日本全国が同じ標準時で統一されています。
海外へ旅行するとこの当たり前が当たり前ではないことに気づきます。
アメリカやカナダ、ロシアのように国土の広い国では国内だけで複数の時間帯があります。
飛行機で数時間移動しただけで時計を1時間2時間と合わせ直すことになります。
日本は南北には長い国ですが東西には比較的コンパクトなため一つの標準時で十分対応できるんです。
さらに日本では夏時間も採用しません。
欧米では夏になると時計を1時間進めるサマータイムを導入している国もあります。
日照時間を有効活用する目的ですが体内時計への影響や生活リズムの乱れから廃止する国も増えています。
日本でも何度か導入が議論されましたが現在まで採用はされていません。
今ではスマートフォンやパソコンが自動的に時刻を合わせてくれます。
テレビやラジオも時報が正確に流れます。
GPSやインターネットも正確な時刻があって初めて成り立っています。
電車が定刻に走ること、銀行の取引、株式市場、携帯電話、インターネット通信、
これらすべてが正確な同じ時間を共有しているからこそ動いているんです。
普段は意識しませんが時計を合わせるということは社会全体を動かす大切な約束事なんですね。
私たちは毎日時計を見ながら生活しています。
でもその時計が全国どこでも同じ時刻を刻んでいることは多くの人たちの知恵と技術によって気づかれたものです。
今日という日をきっかけにいつも見ている時計を少し違った目で見てみるのも面白いかもしれませんね。
現代社会における時刻の重要性
さてお別れの時間が近づいてまいりました。
今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
お相手は石井健一でした。
それではまた来週この時間にお会いしましょう。
タマユラのような優しい時間をどうぞお過ごしください。