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2024-04-10 04:56

コンテンツ産業は海外展開ありきになってきましたね、という話

フランスの事業者に向けてVAT処理用のインボイス書いてたらこんな時間に、からの、芸大出身の美術家が美術作品として漫画を描いたら海外でウケて逆輸入でデビューした、という話です。ちなみに冒頭で言っているリバースチャージとは、B2BではVAT(日本の消費税のようなもの)を輸入業者が税務申告して支払うという制度です。

下がメインで話している漫画家さんの絵。普通にお店に飾っているので、店内が映り込んでるのは、ウォーターマークと思ってください。龍子というタイトルの漫画を書いています。

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こんにちは。深夜2時に収録しているポッドキャストになります。
いろいろと海外から注文があって、EUの国なんですけれども、EUに注文で、事業所から注文が来た場合には、インボイスというものを出さなければいけないんですね。
これ、日本でも始まったインボイス制度に近いものなんですけれど、EUに対しては、逆にリバースチャージというものがかかるので、それの手続きのために、いろいろ要件を満たさなければいけないので、調べながら、
フランスの事業者なんですが、インボイスを作成していたら、遅くなってしまいましたという感じです。
しかし、EUの事業者だとか、普通の一般顧客に対して、物を売るという場合に、何が必要で、何をどうしたらいいかという日本語の情報がほとんどないというか、あることはあるんですけれども、
結構あやふやな書き方になっていて、後はご相談みたいな形になっていて、なかなかまとまった情報がないから、
それならnoteか何かに書いてまとめたら、結構読んでくれる人がいるのかな、などということを考えたりしています。
さて、仕事の話は仕事としまして、ちょっと雑談なのですが、この間土曜日、藤沢まで行って、行きつけの焼き鳥屋さんでお話ししていて、
ちょっと面白い話を聞いたので、ご紹介しようかなと思っています。
その焼き鳥屋さんの常連さんのお話なんですけど、常連さんに漫画家さんがいらっしゃるということで、どういう人なんですかって聞いたらすごく面白かったんですよ。
何が面白いかと言いますと、その人は芸大出身で、もともとは美術の作家だったそうなんですね。
漫画を書いていたわけじゃなかったんですけど、あるとき、漫画を書いてみようと思い立ったらしくて、
漫画を書いたんですけど、その頒布の仕方が面白くてですね、
普通に同人誌とかにして売ったりとか、どこか出版社に持ち込みをするというわけではなくて、原稿をそのまま売るんですかね、それとも製本したんですかね、
その辺の細かいところはわからないんですけれど、自分が書いた漫画を美術作品として、それを画廊に展示して、
まるで美術作品のように、一冊何十万とかという値段をつけて売っていたそうなんですね。
当然のことながら、漫画家としては無名なので、そんなの買わないよって感じで、誰にもあんまり見向きもされなかったらしいんですが、
もちろん売れなかったそうなんですけれども、なぜかそれが海外で、フランスで高い評価を受けて、向こうで出版されたらしいんですね、日本を置いてきぼりにして。
その出版されたものが結構な評判になったということで、今度は逆に日本に持ち帰りで、持ち帰りとは言わないかもしれないですけれども、逆輸入という形で日本で出版されて、
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これが結構徐々に評判になっているそうで、何月でしたっけね、3月か2月ぐらいに青山ブックセンターに行く機会があったんですよね、青山本店の方に。
そしたらその作家さんが原画展示会というのをやっていまして。青山ブックセンターはよくセミナーとかやったりする場所があって、
そのスペースの入り口のところによく漫画の原稿、原画とかを展示していたりするんですが、そのスペースに飾ってあって、その話をその焼き鳥屋さんの店長にしたら、
それ見たの?とか言われまして、どうやら実はサイン会とかもやってたらしいんですよね、トークセミナーみたいなのもあって。
その作家の名前はちょっと言うのを忘れていましたけど、エルド吉水さんという方です。
ネットで検索すると出てくるんですけれど、自分の原稿を美術作品として展示して売っていたというような話はどうも出てこないみたいなので、
これは結構重要な話なんじゃないかなと思ってここで話した次第です。
ちなみにその焼き鳥屋さんにエルドさんの描いた絵が展示してあったので、それをポッドキャストの方の写真に掲載しておきます。
それにしても漫画だけに限らず、アニメとかもそうだと思うんですけれど、今や日本国内だけの売り上げだけを考えていてもあまり儲けがないということで、
海外展開を狙っていろいろ仕掛けていくみたいなのが結構当たり前になっているかなという気がしてきました。
当社も結構海外からの引き合いがあって嬉しいんですけれども、まだまだ売り上げを増やしていきたいなと頑張っているところです。
なんか関係ない冒頭の話と中身の漫画の話がうまいこと繋がったような感じがします。
今日はちょっと短いですがこの辺で。
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