収録未編集音声からの音声概要
サマリー
ポッドキャスト「深堀FM」の運営者である岩瀬義昌さんへのインタビューを通じて、彼の情報発信の背景や目的意識の変化が深掘りされています。コミュニティへの貢献を目指した活動から、アウトプットがインプットを加速させる良い循環が生まれていることが紹介されています。
深堀FMの始まりと目的の変化
さて、今回はですね、技術系のポッドキャスト、fukabori.fmを運営されている岩瀬義昌さんという方へのインタビュー記録、これを一緒に見ていきたいと思います。
ITエンジニアとしてのお仕事の傍ら、ポッドキャストとか翻訳もされている方ということですね。
そのインタビュー記録を見ると、番組がどういうふうに始まったのかとか、どんな思いで続けてらっしゃるのか。
裏側みたいなところまで、結構見えてきますね。単に個人の記録っていうだけじゃなくて、知識をどう共有するかとか、コミュニティへの貢献みたいな、そういう広いテーマにもつながりそうだなと感じました。
面白そうですね。特にこの方が、どうやって情報を得て、それをどう発信につなげているのか。その知識の源泉と発信の意義ですね。ここをちょっと深く見ていきたいなと思います。では早速、中身を見ていきましょうか。
まずちょっと驚いたのが、このポッドキャストの始まり方なんですけど、記録を読むときっかけが本当に身近な職場の雑談だったっていう。
そうなんですよね。同じフロアにいらっしゃった、いろんな分野のエンジニアの方とか、研究者の方とか、そういう方々との会話が、面白いな、これ外に出さないな、もったいないなって感じたのがスタートだったみたいですね。
ネットワークとかDNSとか、つまりインターネットを支えるような技術の話を、純粋な知識好奇心から共有したいと。
なるほど、最初はそういう内側からの興味がきっかけだったんですね。でもそれが5年以上も続けていらっしゃる中で、目的意識みたいなものも変わってきたというふうに書かれてますね。
そこがまた興味深いところで、日本のエンジニア界隈に役立つことをしたいっていう意識にシフトしていったと語られてますね。
技術コミュニティ全体の底上げとか、あるいはトップ層のエンジニアがもっと伸びるようにとか、そういう貢献をしたいと。
これは彼がやってらっしゃる翻訳活動なんかとも結構共通するモチベーションらしいです。
アウトプットとインプットの循環
なるほどね。
もちろん、純粋に知らない分野の専門家の方の話を聞くのが面白いっていう、そこも大きな力になっているとは付け加えてらっしゃいますけどね。
ゲストの選び方もちょっとユニークだなって思って、その人から入るんじゃなくて、技術トピックが先にあるっていう。
そうですね。
例えばMCP、マイクロソフトの技術認定資格ですけど、ああいう具体的なテーマを決めてから、それに詳しい人を探すっていうアプローチなんですね。
その通りです。だから内容は当然かなり専門的になることもあるんですけど、でも同時に専門知識がない人、例えば学生さんとかあるいは文系の方とかにも、ちゃんと基礎から分かるようにかなり配慮されていると。
このアクセシビリティというか、分かりやすさへのこだわりがやっぱり多くのリスナーに評価されている理由なんだろうなと。記録の中のイントビュアー自身もそこはすごく感じているようでしたね。
へえ。でもその質の高さを保つっていうのはやっぱり相当な労力がかかっているんだろうなと。制作の裏側、ここはかなりリアルな話が出てきますね。
まさに。そうですね。収録する前にはその扱うテーマの使用書とかをご自身で結構読み込んだりして入念に下調べをされていると。
うわあ、それはすごいですね。
記録によると収録時間のなんと20倍以上の時間をその準備とか編集にかけている可能性もあるみたいなことが示唆されていました。
20倍ですか!?
はい。特に話の文脈をちゃんと見て自然に聞こえるようにカットする編集とか、あとフィラーとかそういう会話のつなぎ言葉を取り除く作業っていうのが、やっぱり文脈判断がいるから結構骨が折れるんだというような。
ああ、それはすごく手間がかかりそうですね。
ええ、そうみたいですね。
それだけの時間と情熱を注いでらっしゃるわけですね。
はい。
そうやって続けていく中で、やっぱり社内内での認知度も上がって、聞いてますよって言われる機会が増えたっていうのは、これは作り手としてはすごく励みになりそうですよね。
ええ、まさにそれがモチベーションの源泉だと語ってますね。
ここで彼が強調しているのが、アウトプットすればするほどインプットが加速するっていう点なんです。
ああ、アウトプットがインプットを加速させる。
ええ、これ非常に視差に富んでますよね。
つまり、発信することがまたさらに新しいことを学ぶ意欲とか機会とかを引き寄せてくるみたいな、そういう良い循環が生まれるってことですかね。
そういうことだと思います。教えることが一番の学びになる、みたいな感覚にもちょっと近いかもしれないですね。
うんうん、わかります。
だからこそ、リスナーの方にも番組を通じてITの面白さに触れてもらって、何かほんの小さな行動変容みたいなものを起こしてくれたら嬉しいと。
行動変容。
ええ、ちょっと調べてみようかなとか、試しに使ってみようかなとか、そういうほんの小さな一歩でいいからそれが嬉しいと。
なるほど。
あとは、日本でもっとポッドキャストっていう文化自体がもっと根付いてほしいみたいな、そういう思いもあるようです。
ええ、番組の根っこにあるキーワードが、日本のITエンジニアが元気になるっていうことなんですね。
はい。
いろんな技術レイヤルの話に触れることで視野を広げて、知的好奇心を刺激したいっていうそういう思いがすごく伝わってきました。
そうですね。
というわけで今回は、深堀FM運営者の岩瀬さんのインタビュー記録から、その情熱とか哲学みたいなものを探ってきました。
個人の好奇心から始まって、それがコミュニティへの貢献っていう目的につながって、膨大な準備を経て発信されているっていうのがよくわかりましたね。
特にそのアウトプットがインプットを加速させるっていう視点は、単に情報を受け取るだけじゃなくて、やっぱり自分で何かしらの形で外に出すことの価値っていうのを改めて考えさせられますよね。
学びをこう深めて循環させていくための鍵みたいなものかもしれませんね。
そうですね。
さて、今回の話を受けて、あなたにちょっと考えてみてほしい問いかけがあります。
はい。
専門的な知識に触れるインプットを、あなた自身のアウトプット、例えばお仕事とか学習とか、あるいは誰かとの対話とかにどうつなげることができるでしょうか?
岩瀬さんが見出したその性の循環を、あなた自身の周りでどうやって作り出せるか、そのきっかけに今回の話がなれば嬉しいなと思います。
06:54
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