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ノオト・ブク子
さて、今回はですね、ITトリオの日常というポッドキャストがありまして、その運営者の一人、なべちゃんへのインタビュー音源、こちらをもとに、その魅力とか裏側を探っていこうと思います。
ノオト・ブク太郎
はい。IT業界で働く3人の方が日々の気づきなんかをこう、キャジュアルに話す番組ですよね。今回はその番組がどう始まったかとか、彼らが何を大事にしているのか、その辺をちょっと見ていきたいですね。
ノオト・ブク子
そうですね。ITキャリアとか、あとまあ学びのあるコンテンツをどうゆるーく作るか、みたいな、そういうことに関心があるあなたには何かヒントが見つかるかもしれません。では早速、はい、見ていきましょうか。
まずこのITトリオの日常なんですけど、始まり方が結構ユニークなんですよね。
メンバーの一人が音声配信のスタンドFMで働き始めたのがきっかけだったと。
ノオト・ブク太郎
そうみたいですね。ナベちゃん、オグラ君、チーズさんの3人。もともと大学の先輩、後輩とか、会社の同期、インターンで一緒だったみたいな繋がりがあったらしくて。
で、ある時ナベちゃんがなんか酔って電話をかけたことがきっかけで、じゃあ番組やろうよって話になったとか。
ノオト・ブク子
へー、なんかすごい偶然というか勢いというか。
ノオト・ブク太郎
だからなんか計画性というよりは自然発生的な感じがまあ彼ららしいのかなぁとも思いますね。
ノオト・ブク子
なるほど。で、そのコンセプトが日本とカナダをつなぐ3人のエンジニアによる雑談と学びとのことですけど、この雑談と学びのバランスってどういうふうに取ってるんでしょうかね。
ノオト・ブク太郎
そこ気になりますよね。インタビューだと無理しすぎず、揺れいけれど学びがあるっていうのがキーワードみたいですね。
なんかすごく専門的な話をがっつりやるというよりは、エンジニアリングとか仕事のこと、日々の気づきなんかを普段の会話みたいに共有すると。
聞いた人がなんか一つでも、ああなるほどとかわかるなって思えればいいかなっていう感じらしいです。
ノオト・ブク子
なるほど。許さは大事だけどただの内輪受けで終わらないようにっていう。
ノオト・ブク太郎
そうですね。特にキャリアで悩んでる人とか、これからエンジニア目指したい人に、海外で働くとか独立するとか、デザイナーからエンジニアになったとか、そういういろんな働き方があるんだよってことを知ってほしいっていう思いもあるみたいですね。
ノオト・ブク子
それはいいですね。でもその許さと学びで両立結構難しそうな気もしますけど。
ノオト・ブク太郎
実際課題としても挙げてましたね。話題探しとあとアドリブの質。
やっぱり。
毎回リスナーが楽しめてかつ何か持って帰れるようなテーマを見つけることと、あと準備なしで話す中でどう話を面白く展開させるかという難しさですね。
ノオト・ブク子
そうか。それに対しては何か工夫してることとか話してました?
ノオト・ブク太郎
えーとですね。やっぱり日頃からこれ面白いなとかこれ話せそうだなと思ったネタを地道にメモしてるそうです。
ノオト・ブク子
へー、アンテナ張ってるんですね。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。さらにちょっと面白いなと思ったのが、ポッドキャストのアナリティクス。
ノオト・ブク子
はいはい、データですね。
ノオト・ブク太郎
再生数とかどこまで聞かれてるかみたいな視聴維持率とかそういうデータを見て番組の構成とかリスナーを引きつける工夫を改善しようとしてる点ですね。
ノオト・ブク子
なるほど。ゆるさを大事にしてる一方で裏ではしっかりデータを見てると。
そうなんです。
そのギャップというかバランス感覚面白いですね。感覚だけじゃないんだ。
ノオト・ブク太郎
あとリスナーとの関係性も結構重視してるみたいで、XQツイッターですね。あれでのコメントとかメッセージをもっと増やしたいと。
ノオト・ブク子
ふむふむ。
ノオト・ブク太郎
ITとの関わり方についてもなんかいい視点だなと思ったんですけど、ITに詳しくない人でも楽しく聞く中でエンジニアへの心理的な距離が縮まればいいって。
ノオト・ブク子
あーなるほど。
ノオト・ブク太郎
ITがもう当たり前の世の中じゃないですか。だから知識があるなしに関わらずその作り手であるエンジニアっていう存在をもっと身近に感じてほしいっていう。
ノオト・ブク子
それはありますね。実際なべちゃん自身が地元でプログラミング教室を開いて地域のITリテラシー向上にも関心があるっていう話もなんかつながってる感じがしますよね。
ノオト・ブク太郎
あーそうか。技術そのものだけじゃなくてそれを使う人とか社会との関わりを考えてるんですね。
ノオト・ブク子
そういうことだと思います。長く続けるコツとしてがんがりすぎないことと誰かと一緒にやることを挙げてたのもなんかすごく彼ららしいというか。