fukabori.fmのコンセプト
ノオト・ブク太郎
はい。今回はですね、質の高い情報を効率的に、しかもまあ楽しみながら得たいなぁと考えているあなたの知的好奇心、それに応えるかもしれない一つのアプローチについて、ちょっと深掘りしてみたいと思います。
はい。 fukabori.fmというポッドキャストとその活動ですね。 てことにはいくつかインタビュー記事とか、あと番組自身の情報もあります。
ノオト・ブク子
fukabori.fm、あの番組がどうやってあの、なんていうか、深い議論を生み出しているのか。 そしてその中心にいらっしゃる岩瀬義政さん。
その方の考え方とか、まあ情熱みたいなところに焦点を当てて、そのユニークさの秘密を探っていきましょうか。
ノオト・ブク太郎
そうですね。資料を見ていると、なんか単に情報をパッと集めるショートカットっていう感じでもなくて、その学び方自体に何かヒントがありそうな気がしますね。
まず基本のところから、fukabori.fmって、技術、組織、マネジメントなんかを深掘りして楽しむっていう、これがコンセプトですよね。
ノオト・ブク子
はい、そうです。各州で配信されていて、毎回その分野の専門家の方、特にこう実際にやられている、実践地を持っている方をゲストに呼んで、入門的なところから応用まで、体系的に話を掘り下げていくっていうスタイルですね。
もう130本以上配信されているみたいですね。
ノオト・ブク太郎
すごいですね。で、学びは深掘りが面白いっていうメッセージが根っこにある。
ノオト・ブク子
ええ。
ノオト・ブク太郎
これ、リスナーにとっては、移動中とか何か作業をしながらでも、ながら聞きで専門的な知識とか新しい視点が得られるっていうのが魅力になってるわけですよね。
ノオト・ブク子
そうなんですよ。ただ情報を流すだけじゃなくて、誰もが楽しめる形で共有するっていうビジョン。
そこが他の学習コンテンツとはちょっと違う一線を画してる点なのかなと思いますね。
ノオト・ブク太郎
でも、あの深さってどうやってるんですかね。資料を読むと、岩瀬さん、収録の前に相当な準備をされるとか。
ノオト・ブク子
ああ、そこがまさに一つの鍵かもしれませんね。事前にですね、なんと30から40個ぐらいのかなり細かい質問。話したネタっていうリストを用意するそうなんですよ。
ノオト・ブク太郎
30から40?へえ。
ノオト・ブク子
間に数が多いだけじゃなくて、その導入から始まって背景とか実際どうやっているかとか、未来の話とか、段階的に掘り下げていけるようにちゃんと設計されているみたいですね。
ノオト・ブク太郎
なるほど。その設計があるからゲストの方も話しやすいし、話があちこちに飛ばないんですね。
ノオト・ブク子
そうだと思います。
ノオト・ブク太郎
あとゲストの答えに対して、なぜって繰り返し聞くスタイルも特徴的ですよね。
ノオト・ブク子
そうですね。そこで終わらせないというか、表面的な答えじゃなくて、もっと奥にある本質みたいなところに迫ろうとする姿勢。それが独特の深掘り感を生んでるんじゃないかと。
ノオト・ブク太郎
ふむふむ。
ノオト・ブク子
それとやっぱりゲスト選びも重要で、実践値があるのはもちろんとして、それをちゃんと分かりやすく話せる言語化能力。
ノオト・ブク太郎
ああ、伝える力ですね。
ノオト・ブク子
この2つを持っている方を選ぶことで質の高い対話が保たれているということなんだと思います。
ノオト・ブク太郎
なるほどな。じゃあ、徹底した準備と本質を問う質問、そしてゲスト選び、この組み合わせなんですね秘訣は。
学びのコミュニティの形成
ノオト・ブク太郎
じゃあその岩瀬さん自身を突き動かしているものって何なんでしょうね。この熱量というかどこからくるのかなと。
ノオト・ブク子
資料から見えてくるのは、まずすごく純粋な好奇心、それと深く学ぶ、それを形にして共有する、リアクションが返ってくる、それが嬉しくてまたさらに学びたくなるっていうこのポジティブな学習のサイクル。これがすごく大きな原動力になっているみたいですね。
ノオト・ブク太郎
ああ、楽しんで学んで、そのプロセス自体がエネルギーになってるんですね。
ノオト・ブク子
それだけじゃなくてもう一つ、日本のIT業界を良くしたい、変えたいっていうもっと大きなビジョンもお持ちのようです。
ノオト・ブク太郎
だから深掘り.fmっていうのはそのビジョンを実現するための一つの手段でもあるし、発信を続けることで信頼貯金を築いていく、そういう戦略的な面もある。
ああ、なるほど。単なる個人の学びとか趣味とかじゃなくて、それが信頼を得てさらに業界全体への貢献という大きな流れの中に位置づけられてるんですね。
ノオト・ブク子
そういうことだと思います。
ノオト・ブク太郎
だからこそなんかライフワークとして楽しみながら続けられるのかもしれないですね。
で、その影響って番組の中だけじゃなくて外にも広がってる感じですか?
ノオト・ブク子
はい、そうみたいですね。X、旧ツイッターのハッシュタグ深掘りっていうハッシュタグが結構象徴的で、リスナーの人がそこで質問したり感想を言ったりして、それがまた次の番組作りにフィードバックされるっていう。
ノオト・ブク太郎
へえ。
ノオト・ブク子
一方通行じゃない双方向のコミュニティみたいなものが自然にできてるんですよね。
ノオト・ブク太郎
まさに学びのコミュニティですね。番組自体の影響力もかなり大きいみたいで、テクノロジー系のポッドキャストだともうトップクラスの人気だとか。
ノオト・ブク子
ええ、さらに興味深いのが番組を聞いた企業とかからちょっと話を聞かせてほしいとか、うちでもそういう深掘りのやり方を学びたいみたいな実際の相談が寄せられるようになってるらしいんです。
ノオト・ブク太郎
それはすごいですね。
ノオト・ブク子
知識を深掘りしてそれを共有するっていう活動が具体的な行動とかビジネスの機会にまでつながってると、これなんかまさに信頼貯金が目に見える形になってる証拠とも言えるんじゃないでしょうか。
ノオト・ブク太郎
というわけで今回は深掘り.fmという非常にユニークなポッドキャスト、それを支えている岩瀬さんの情熱とか戦略について資料をもとに探ってきました。
ノオト・ブク子
そうですね。専門家の知見を徹底的に深掘りしてそれを分かりやすく共有することで個人の学びを助けるだけじゃなくて、コミュニティを育ててさらにその業界全体にも良い影響を与えようとしている。
なんか非常に資産に富んだアプローチですよね。
ノオト・ブク太郎
本当にそうですね。この深掘りして学び、それを共有して信頼を築いていくっていう考え方。
これはもしかしたらあなたの仕事とか普段関心を持っていることにも何か応用できる視点があるかもしれません。
ノオト・ブク子
最後にちょっとあなた自身に問いかけてみてほしいなと思うことがあるんです。
もしあなたが今何か一つのテーマを徹底的に深掘りしてみるとしたら、それは何を選びますか。
そしてその学びをどういう形で共有すればあなた自身の信頼貯金っていうものにつながっていくでしょうか。
少し立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれないですね。
