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ノオト・ブク太郎
さて、今回はですね、提供いただいた現場の記録、 音声とかインタビューの断片、これを基に地域コミュニティの在り方、これを深く探っていこうと思います。
群馬県の前橋市を歩いた記録と、そこから見えてきた横浜との比較、 これが中心になりますね。ミッションとしては、人々が自然とつながりたくなるコミュニティの秘訣、
特にその地方都市と大都市の違いから何が見えるか、というところを探っていきます。 非常にこう、視察に富む素材が集まったなぁと感じています。
特にその、前橋で見られた地域拠点の、なんていうか、オープンさと活気? あー、ありましたね。
ノオト・ブク子
それに対して、横浜の記録から感じられた課題との対比が、まあ鮮明だなと。 なるほど。
物理的な場と、あとオンラインのつながりですよね。 その両方がどう作用しているのか、あるいはもしかしたら空回りしている部分もあるのか。
ノオト・ブク太郎
そこが確信になりそうですね。 まずあの前橋で印象的だったのは、地域情報とか活動へのアクセスの良さですかね。
例えば群馬県庁、展望フロアこれもそうですけど、 県庁の中にある熱源っていう官民競争スペース。
あー、ありましたね、熱源。 えー、これがもう普通に開かれてて、地域のハブとして機能している、そんな様子でした。 へー。
物産販売とか、あと群馬ちゃんグッズも結構豊富で。 可愛いですよねー。 えー、なんか地域への親しみをこううまく作ってるなーって。
なるほどなるほど。 あと街中の商店街にも活動拠点とかコーティングスペースがあったり。 うんうん。
ノオト・ブク子
で、無料Wi-Fiが思った以上に整備されてたのも、ちょっと驚きでした。 あー、それは大事ですね。
ノオト・ブク太郎
一方でその横浜の記録からは、そういう開かれた場っていうのは見つけにくかったということでしょうか。 そうなんですよ。
横浜の記録からは、コミュニティがこう広範囲に点在しちゃってるというか。 うーん。
なので、中心的な情報保護みたいなものが見えにくい。 特に米エリア以外だと、その地域情報にアクセスしづらいかなという側面が浮かび上がってきますね。
ノオト・ブク子
ええ。 資料からも、あのITコミュニティについてですけど、活動的な人ほど、まあ東京に行けばいいかって考えちゃって。
ノオト・ブク太郎
あー、なるほど。 横浜市内にはコミュニティが根付きにくい、そんな傾向が示唆されてました。
ノオト・ブク子
うーん、コワーキングスペース自体はあっても、まあ個々人が作業するだけで、そこでの偶発的な交流みたいなのは生まれにくいという声もありましたね。
それは少し残念ですね。 ええ、加えてITリテラシーの差。
例えば高齢者層だと、PC操作に不慣れな方が少なくないという点も横浜の課題として触れられていましたね。
ノオト・ブク太郎
うーん、なるほど。 その点、前橋のコミュニティスペースガレアみたいな場所。
ここはオンラインとオフラインの融合を目指しているというのがすごく興味深かったです。
コロナ禍でね、オンライン交流が減ったなんて話もある中で、物理的な距離とか、あとは終電みたいな時間の制約。
あー、終電問題ありますね。 それを超えて繋がる工夫として、例えばディスコードを活用したりとか。
あと議論をAIで要約して共有する、みたいな試みも語られていました。
ノオト・ブク子
AI要約ですか、なるほど。
ノオト・ブク太郎
こうしてオンラインで繋がることが、実際にじゃあ行ってみようかなっていう動機づけにもなり得ると。