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ノオト・ブク子
さて、今回は青森市で活動されているNPO法人子育て応援隊ココネットあおもり、こちらについて、えっと、あなたからいただいた資料を元にちょっと深く見ていきたいと思います。
公式サイトとか活動報告、あと実際に支援を受けた方の生の声なんかもあって、いろんな情報がありますよね。
これらを手がかりにして、この活動が地域の子育てにどういう変化をもたらしているのか、あるいはもたらし得るのか、その辺りを一緒に探っていきましょう。
ノオト・ブク太郎
そうですね。ココネットあおもりがどういう社会を目指していて、具体的に何をやっているのか、それで、それが地域とか利用者の方にどう響いているのか、ですよね。
特に、現代の課題とも言われる子育て、つまり一人で子育ての困難を抱え込んじゃう、そういう状態にどうアプローチしているかというのは注目したい点ですね。
ノオト・ブク子
まず、その掲げているビジョンが、あずましい青森の子育てっていう、あずましいって青森の方言でしたよね。心地よいみたいな。
ノオト・ブク太郎
そうです。心地よいとか快適なっていう。
ノオト・ブク子
いい言葉ですね。温かみがあって。みんなで子育てする社会づくりを目指していると。それから合言葉が、親の元気が子供の元気。青森で子育てして幸せ。
これすごくストレートで、まず親御さんの心が満たされることを大事にしているんだなっていうのが伝わってきますね。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。そのビジョンを実現するための使命として、子育て家庭が孤立しないように支えると。同時にその支援する側の人材も育てて、いろんなネットワークを築いていく。
それによって安心して子育てできる地域社会を作ろうとしてるんですね。青森市の子育て支援の核になるんだ、みたいな意気込みも感じます。
ここでちょっと面白いなと思うのが、家族と支援者がお互いに育ち合うっていう視点なんですよ。
ノオト・ブク子
お互いに育ち合う。支援する側、される側っていう一方的な関係じゃないみたいな。
ノオト・ブク太郎
そういうことです。
ノオト・ブク子
その理念って実際の活動にはどういうふうに現れてるんですか。資料を見ると本当活動内容が多いなって。
ノオト・ブク太郎
まさにそこが活動のいろんなところに現れてるかなと。
主な活動は家庭を訪問する形と、あとはみんなで集まる形、それから支援者を育てる取り組み、大きくこの3つに分けられますね。
まず代表的なのがホームスタートですね。
ノオト・ブク子
ホームスタート。
ノオト・ブク太郎
はい。これは研修を受けた地域住民のボランティアの方、ビジターって呼ばれてるんですけど、その方が週に1回、大体2時間くらい未就学のお子さんがいる家庭を訪問する、そういう活動です。
ノオト・ブク子
資料には寄り添う友人みたいな存在だって書いてありましたね。
なんか専門的な指導をがっつりするっていうよりは、もっと身近な感じで話を聞いたり、ちょっと家事とか育児を手伝ったり。
ノオト・ブク太郎
そうなんです、そうなんです。
ノオト・ブク子
各家族だとこういう存在が近くにいるってすごい精神的な支えになりそうですよね。
ノオト・ブク太郎
ええ、大きいと思います。次にですね、NPプログラム、Nobody's Perfectの略ですね。
ノオト・ブク子
あ、NPプログラム。
ノオト・ブク太郎
カナダで生まれたプログラムで、完璧な親なんていないっていうのがキーワードです。
親御さんたちが小人数のグループになって、子育ての悩みとか関心事について話し合うんですね。
なんか専門家が教えるっていう形じゃなくて、参加者同士の対話の中から自分らしい子育てみたいなものを見つけていくのをサポートするっていう。
ノオト・ブク子
親同士で、でも専門家がいない場で話し合うだけで本当に解決策とか自分らしい子育てって見つかるもんなんですかね。
ちょっと迷っちゃいそうな気も。
ノオト・ブク太郎
ああ、いい視点ですね。
このプログラムのポイントっていうのは、ちゃんと訓練を受けた進行役、ファシリテーターがいるんですね。
その方が対話をうまく促しつつも、あくまで主役は参加している親御さん自身という点なんです。
だから専門家からこれが正解ですっていうのをもらうんじゃなくて、同じ立場の親同士だからこそ共感できる悩みとか、いろんな人の経験談に触れることで視野が広がったり、
自分なりの工夫とか考え方を見つける、そういうきっかけを得られる。そこに価値があるっていうふうに考えられてるんですね。
ノオト・ブク子
なるほど。他の人の経験から学んだり共感することで力が湧いてきたりみたいな。しかも資料には託辞付きってありました。
親が安心して自分のための時間を持てるっていう。しかも他の親御さんとつながれるっていうのは大きいですよね、これは。
ノオト・ブク太郎
まさにそうですね。交流の場としては、つどいの広場、サンポポっていうのがあります。
サンポポ。
これは青森市からの委託事業で、市役所の駅前庁舎、アウガってありますよね。あそこの2階にある無料の遊び場です。
0歳から3歳のお子さんとその保護者の方が対象で、保育士さんとか子育てのアドバイザーの方も常にいると。
ノオト・ブク子
ああ、駅前のアウガだったらアクセスしやすい人も多いでしょうね。買い物ついでにとかによって気軽に遊ばせながら、情報交換したりちょっと相談したりできる。
ノオト・ブク子
なんか地域の頼れる場所っていう感じがしますね。
ノオト・ブク太郎
ええ。さらにちょっとユニークなのがココカレッジ。
ノオト・ブク子
ココカレッジ?
ノオト・ブク太郎
はい。これは青森県立保健大学のキャンパスの中で、月に3回くらい開かれている多世代交流型の子育て広場なんです。
ノオト・ブク子
大学の中っていうのがまず面白いですね。親とだけじゃなくて学生さんとか地域のボランティアさん、あとシニア世代まで参加するんですか?
ノオト・ブク太郎
ええ。
ノオト・ブク子
近所のおばちゃんの家に遊びに行くような気軽さがコンセプトっていうのも、なんか片肘張らなくて良さそう。
ノオト・ブク太郎
そうですね。大学の資源を活用しつつ、学生さんには実践的な学びの機会にもなりますし、地域にとっては多世代が自然に交流できる場ができるっていうすごく良い仕組みだなと思います。
それから、やっぱりいざという時に頼りになるのが、託児サービスのココハグですね。
ノオト・ブク子
ココハグ。
ノオト・ブク太郎
個人のお宅への訪問託児もあれば、講演会とかイベントのときの集団託児まで、結構ニーズに合わせて柔軟に対応してるみたいです。
お子さんの元気、ママさんパパさんの頑張りを支えますっていう理念がここにも生きてる感じですね。
ノオト・ブク子
確かに、一時的でも安心して預けられる場所があるかないかって、親御さんの活動範囲とか心の余裕に全然違いますもんね。
ノオト・ブク太郎
イベントの託児とかは、学びとかリフレッシュの機会にも参加しやすくなりますしね。
そして、これらの活動を支える上でやっぱり欠かせないのが、支援者養成研修なんです。
ノオト・ブク子
ああ、支援する側を育てる。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。
ホームビジターとか、NPプログラムのファシリテーターとか、そういう支援の担い手を育てるための研修とか、あとはスキルアップのための勉強会とかにもすごく力を入れている。
支援の質をちゃんと保って向上させていく。
それと、支援者同士がつながるネットワーク作り、これも重視してるんですね。
ノオト・ブク子
受ける側だけじゃなくて、支える側も育てていく。まさに最初にあったお互いに育ち合うっていう。
ノオト・ブク太郎
そうですね。
ノオト・ブク子
最後にちょっと変わった活動として、ママサークル活動、部活動っていうのも資料にありましたけど、これはどういう?
ノオト・ブク太郎
これはですね、ココネットあおもりをきっかけにつながった親御さんたちが、自分たちで自主的に立ち上げたサークルみたいな活動ですね。
資料にあった例だと、青森のねぶた祭に親子で参加するために、熱く跳ねたい人、やっぱり跳ねと、みたいな感じでメンバー募集してたり。
ノオト・ブク子
へー、面白い。
ノオト・ブク太郎
他にもハンドメイドとか料理とか、共通の趣味で集まるグループとかもあるみたいですよ。
ノオト・ブク子
すごいですね。支援を受けるだけじゃなくて、自分たちで楽しみをきたさくして主体的に地域と関わっていくっていう。
親御さん自身のリフレッシュにもなるし、横のつながりも深まりますもんね。
これもみんなで子育ての一つの形って言えそうですね。
ノオト・ブク太郎
まさにそうだと思います。
ノオト・ブク子
いやー、これだけ本当に多様な活動展開されてるわけですけど、じゃあ実際に利用した方々にはどんな変化があったんでしょうか。
資料にたくさんの声が寄せられてますよね。
いくつか読みましたけど、本当に、なんていうか切実な、そして温かい声が多いなーって感じました。
ノオト・ブク太郎
ええ、そうですね。
特にそのホームスタートとNPプログラムの利用者さんからは、活動の効果を具体的に示す声が本当に多く集まってます。
これいくつかテーマに分けて見ていくと、そのインパクトがより深くわかるかなと思います。
まずは、やっぱり孤立感の解消。これは非常に多くの声に共通してますね。
ノオト・ブク子
孤立感。
ノオト・ブク太郎
話し相手になってもらって、とても心が軽くなった、とか、自分だけが悩んでるんじゃないんだってほっとした、とか。
あるいは、訪問日が楽しみで、それを励みに過ごせた、みたいな声も。
誰かが見守ってくれてる、話を聞いてくれるっていう、その安心感が孤独感を和らげてるんだろうなって。
これは単に、物理的に一人でいるっていうこと以上の、なんていうか、心理的な孤立からの解放みたいな感じですかね。
ノオト・ブク子
一人で抱え込んでた重みから、ちょっとふっと解放されるような、そんな感じですかね。
ノオト・ブク太郎
そうですね。次に、つながりの形成っていう点。
つながり。
ホームスタートのビジターさんに、NPとかココカレッジに誘ってもらって、仲間が増えた、とか、地域の子育てイベントに参加する機会が増えた、みたいな声があるんですね。
つまり、ココネットアーモリーの支援が入り口になって、さらに地域社会とか、他の親御さんとの新しい関係性が生まれてるっていう、なんか点だった支援が線になって、面になって広がっていく、そんなイメージですかね。
ノオト・ブク子
ああ、なるほど。支援をきっかけに、さらに世界が広がっていくっていう、いい循環が生まれてるんですね。
ノオト・ブク太郎
ええ。そして、親の心理的・身体的な安定への効果、これも顕著です。
ノオト・ブク子
心理的・身体的。
ノオト・ブク太郎
はい。毎回子供を褒めてもらえて自信になった、とか、共感してもらえたことが一番嬉しかった、とか、不安とか愚痴とかを聞いてもらってすごく気が楽になった、とか、心理的なサポートの効果はやっぱり大きいですね。
何かアドバイスをもらう以上に、ただ寄り添って共感してくれる存在の価値っていうのがすごく伝わってきます。
うんうん。
さらに、身体的にだいぶ楽になりました、とか、抱えてる問題を話すことで安定した気持ちになれて体も健康になれた気がします、みたいな声も、精神的な安定が身体的な健康にもつながってるっていうのが示唆されてるかなと。
ノオト・ブク子
心が軽くなるだけじゃなくて、実際に体調にも変化が現れるっていうのは大きいですね。やっぱり心と体ってつながってますもんね。
ノオト・ブク太郎
ええ。その結果として、当然ですけど子供への好影響も報告されてるんですね。
ああ、お子さんにも。
はい。私の心の安定が子供の安定につながったと思います、とか、子供にイライラすることが減りました、とか、嫌々が少なくなった気がします、みたいな。
親御さんの心の余裕が直接的にお子さんの情緒とか行動にもちゃんと良い影響を与えてるんだなっていうのがはっきりわかりますよね。
ノオト・ブク子
まさに冒頭の合言葉、親の元気が子供の元気を本当に裏付けてる感じですね。
ノオト・ブク太郎
そうですね。それから、NPプログラムの参加者からはまたちょっと違う角度の声もあって、皆さんも悩んでるんだって分かって気が楽になった、とか、普段しないような深い話ができてすっきりしました、とか、一人で悩むように絶対参加する価値あります、みたいな。仲間同士で支え合うピアサポートならではの効果っていうのが伺えますよね。
ノオト・ブク子
うんうん。専門家じゃないからこその本音で語り合える場の力っていうか。
そうですね。
180度いく時間が変わりました。素敵な出会いに感謝ですっていうかなり大きな変化を感じた方の声もありましたね。なんか人生感が変わるくらいの体験になることもあるんですね。
ノオト・ブク太郎
さらに見逃せないのが家族関係への効果ですね。
家族関係。
はい。モヤモヤとかイライラを聞いてもらえたことで家族への不満が減った気がします、とか、完璧でなくてもいいんだよって教えてもらって手抜きもできるようになりました、みたいな声。親自身のストレスが減って心に余裕が生まれることでパートナーとか他の家族との関係性もより円滑になる、みたいな効果も示唆されてるんですね。
ノオト・ブク子
親御さんの変化が子供だけじゃなくて夫婦関係とか家庭全体の雰囲気にも良い影響を与えていく、そんななんかポジティブな連鎖が生まれてるんですね。
ノオト・ブク太郎
そうだと思います。あと、支援者であるそのホームビジターの方の声も結構印象的でしたね。
ノオト・ブク子
ああ、支援する側の。
ノオト・ブク太郎
はい。子供がいるとやっぱり場が楽しくなるとか、帰り際に泣かれると辛いけどでも嬉しい、みたいな言葉があって、単なる支援者、非支援者っていう枠を超えた、なんか人間的な温かい関係性ができてるんだなっていうのが伝わってきますね。
ノオト・ブク子
これらの声を全部見ていくと、ココネットあおもりの支援っていうのは、単に具体的な困り事を解決したり情報を提供したりするだけじゃなくて、その孤立感の緩和とか、心理的な安定の促進、新しい社会的繋がりの創出、さらには家族関係への好影響とか、非常に多面的な価値を利用者の方にもたらしたるって言えるんじゃないでしょうか。
ノオト・ブク太郎
福田さん、これだけ素晴らしい活動を展開されている一方で、やっぱり課題もあるようですね。資料からはどんなことが読み取れますか。
ノオト・ブク子
主に二つの大きな課題が示唆されているかなと思います。一つは、その活動の根幹でもある子育ての孤立化、いわゆる子育てっていう問題への、より深いレベルでのアプローチの必要性ですね。
ノオト・ブク太郎
ココネットあおもりのような支援があっても、やっぱり助けてって言い出しにくいとか、支援を求めることに、まだ心理的なハードルを感じる親御さんというのは少なくないと思うんですね。
そうした支援を求めにくい空気感みたいなもの自体を変えていく必要があるんじゃないかと、そういう認識があるようです。
地域全体で子育てを支えるのが当たり前だよっていう文化をどう根付かせていくか。これは一つのNPOの努力だけで解決できる問題じゃなくて、地域社会全体で取り組むべき、すごく息の長い課題かなと思いますね。
ノオト・ブク子
文化とか意識を変えるって本当に地味な働きかけがいりますもんね。すぐに成果が見えるものでもないですし。
ノオト・ブク太郎
もう一つのより直接的な課題としては、活動を継続していくための資金確保ですね。
これは多くのNPOに共通する非常に現実的な問題ですよね。
多様なプログラムを提供して質の高い支援を維持して、それを支えるスタッフの方とかボランティアさんを確保育成していくには、当然ながら安定した運営資金が必要です。
助成金とか寄付、あとは会費収入なんかが主な財源になるわけですけど、これらを継続的に確保していくっていうのはやっぱりなかなか容易ではない。
公式サイトでも寄付とか会員をもつっていることからも、その財政基盤の安定化っていうのが重要な課題なんだろうなというのは伺いますね。
ノオト・ブク子
活動の価値がもっと広く伝わって、共感と支援の輪が広がっていくことがその持続可能性につながるということですね。
ノオト・ブク太郎
そうですね。
ノオト・ブク子
ウェブサイトとかで発信されているメッセージもすごく心に残るなと思って、余裕がなくてもちょっとした優しさが人を救うことがあるとか、あなたは一人じゃない、気軽に頼っていいんだよみたいな、こういう言葉に団体の温かい姿勢がすごく現れてますよね。
ノオト・ブク太郎
本当にそうですね。そして、より広く社会に伝えたいその核となるメッセージっていうのは、やっぱり子育ては一人でするものじゃなくて、みんなでするものだっていう理念でしょうね。
これは彼らのすべての活動の根底にある考え方だと思います。
さらに言えば青森のような地方都市でも、多様な人が関わりあってみんなで育ち合う子育ての形っていうのは、ちゃんと作れるんだっていうその実践そのものがすごく強いメッセージになっていると思うんですよ。
ノオト・ブク子
これは他の地域、特に同じような課題を抱えている地方都市にとっては、非常に示唆に富む一つのモデルケースになり得るんじゃないかなと。
ノオト・ブク太郎
でも普遍的な価値を持つ取り組みと言えるかもしれませんね。
ノオト・ブク子
活動の主軸はもちろん子育て中の家庭ですけど、それ以外の人たち、例えば学生さんとかシニア社大、あるいは企業とかそういうところとの関わりっていうのはどうなんでしょうか。
ノオト・ブク太郎
そこも結構重要なポイントですね。さっき触れたここカレッジでの多世代交流はもちろんのこと、学生さんとか社会人のボランティアもかなり積極的に受け入れているみたいです。
あと支援者養成講座とかを通じて地域の人材育成にも貢献してますよね。
さらに地域企業との連携事例もいくつか見られますね。
例えばリンゴのサクリカスを活用した製品開発をしているアップサイクルさんという会社と共同してスタッフを募集したとか、
ノオト・ブク子
あとは専門的なスキルを持つ社会人の方がNPOを支援する青森プロボのチャレンジっていうのに参加したとか、そういうのが資料にありました。
なるほど。企業とか専門家の方とつながることで活動の可能性が広がったり、運営面の強化につながったりすることも期待できそうですね。
ノオト・ブク太郎
まさにその通りだと思います。子育て当事者だけじゃなくて、学生、シニア、企業、専門家、そういう地域の多様な主体を巻き込んで連携していく。
そうすることで支援の輪を広げて活動をより持続可能なものにしていく。そういう視野を持っているっていうのが伺えますね。
ノオト・ブク子
いやー、今回はNPO法人子育て応援隊ココネットあおもりの取り組みをいただいた資料からかなり深く探ってきました。
青森でのあずましい子育ての実現を目指して、家庭訪問から交流の場作り、支援者の育成、さらには実施的なサークル活動まで、本当に幅広く、そしてすごく地域に根差した活動を展開されてるんだなっていうのがよく分かりました。
ノオト・ブク太郎
そうですね。利用者の皆さんの声からは、単なるサービスの提供っていうだけじゃなくて、親御さんの心に深く寄り添って、それがお子さんの健やかな成長とか家族全体の幸福感にちゃんとつながってるんだっていう具体的なプロセスが見えてきましたよね。
まあ、子育てっていう根深い課題とか、NPOとしての資金面の挑戦みたいなものは確かにあるんでしょうけれども、地域社会の中でみんなで子育てを実践する一つのモデルとしてすごく大きな可能性を秘めているなぁと感じますね。