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ノオト・ブク子
学びと交流がすごく自然につながってる感じなんですね。じゃあ、その場にはどういう人たちが集まってるんでしょうか。
資料を見ると、なんか当初の想定よりもどんどん多様化してるっていう風に見えるんですが。
ノオト・ブク太郎
まさにそこが今の交戦カンファレンスの面白さの一つでしょうね。始まった当初は、やっぱり交戦の在校生とか卒業生、あと教職員の方々、いわば仲の人が中心だったみたいなんですけど、でも回を重ねることにその輪っていうのはかなり大きく広がってきてるんですね。
ノオト・ブク子
具体的にはどんな風に広がってるんですか。
ノオト・ブク太郎
まず一つは企業からの参加者ですね。これが結構触れてるようです。単にスポンサーとして名前を出すだけじゃなくて、交戦生と交流したいとか採用につなげたいとか、あるいは共同研究の可能性を探りたいとか、かなり積極的に関わってるみたいですね。
それからもう一つすごく興味深いのが、交戦とは直接的な関係はないんだけれども、一般の方々、資料では交戦ウォッチャーっていう言葉で表現されてましたけど。
ノオト・ブク子
交戦ウォッチャー、面白い言葉ですね。
ノオト・ブク太郎
純粋な興味とか関心から参加する人たちもいるということなんですよ。
ノオト・ブク子
へー、交戦っていう存在そのものに注目してる人がいるんだ。
ノオト・ブク太郎
そうみたいですね。参加者の声なんかにも、世代の変化を感じるとか、参加者層が変わってきたみたいな、そういう言及が見られますし。
現役の交戦生、それからいろんな経験を積んだ卒業生、企業の人、他大学の学生さんとか、そしてそのウォッチャーって呼ばれる人たち。
これだけ多様なバックグラウンドを持つ人たちが一箇所に集まることで、普段の生活では絶対に得られないような出会いとか茂地が生まれている。
参加者の多くが、この多様な人々との出会いそのものをすごく大きな価値だと感じているのは間違いないと思いますね。
ノオト・ブク子
その多様な人たちが日本全国から集まってくるわけですよね。開催場所も別に固定されてないっていう話でしたけど、沖縄の図書館でやった例もあるとか。
ノオト・ブク太郎
それもすごく重要なポイントですね。
公選カンファレンスって特定の本部組織みたいなものがあって運営してるわけじゃなくて、全国各地の公選の関係者とか有志の人たちが、うちでやりたいって手を挙げて実行委員会を作って、それで開催するっていう形式なんですよ。
ノオト・ブク子
手上げ式なんですね。
ノオト・ブク太郎
だから開催地は毎回変わるんです。東京でやることもあれば、地方の公選がホストになることもあるし、今おっしゃったみたいに公共施設を借りて開催されることもある。
ノオト・ブク子
それによってどんな良いことがあるんでしょうか。
ノオト・ブク太郎
やっぱり一番大きいのは地域的なアクセスのしやすさでしょうね。もし毎回東京だけで開催されてたら、地方の学生さんとか関係者の方ってなかなか参加しにくいじゃないですか。
ノオト・ブク子
まあそうですよね。交通費とか時間とか。
ノオト・ブク太郎
でも全国各地で持ち回りで開催されることで、より多くの人が参加するチャンスを得られるわけです。
資料にも地方で開催してくれたから今回初めて参加できたとか、自分の地元の公選でやってくれるのは感慨でかいみたいな地方在住の参加者の声が紹介されていて、この分散型の開催形式っていうのがいかに価値を持ってるかっていうのを物語ってるなと思いますね。
ノオト・ブク子
なるほど。場所も人もすごくオープンで流動的、ダイナミックな感じなんですね。
じゃあ、そんな多様な参加者が集まって、一体全体どんな話をしてるのか、発表内容についてなんですけど、資料に上がってるタイトルの例を見ると、もう本当に目が点になるというか。
人工衛星開発みたいなものすごく高度な専門の話があるかと思えば、ゆずらし的お米の食べ方とか、人生うつくわ型とか、これも発表テーマなんですか?
ノオト・ブク太郎
まさに。その触れ幅の大きさこそが、光線カンファレンスの真骨頂であり魅力の源泉なんだと思いますね。無理にカテゴリー分けするのも野暮かもしれませんけど、傾向としてはいくつか見られるかなと。まず、やっぱり光線らしい技術、ものづくり系の発表。これは皆さんも想像しやすいかもしれませんね。
はいはい。
ソフトウェアとかハードウェアの開発の話、ロボコンの経験談、自分で作ったデバイスの紹介とか、そういう実践的な内容が多いですね。さっきの人工衛星開発もまさにこのカテゴリーですね。
ノオト・ブク子
光線性ならではの専門性が光る分野ですね。
ノオト・ブク太郎
次に、研究学術系。自分の専門分野で取り組んできた研究成果の報告とか、特定の技術とか理論に関するちょっと深い知識の共有とか。これもまあ、光線が教育研究機関であることの表れですよね。
ノオト・ブク子
ここまでは比較的期待通りというか、アカデミックな側面ですよね。でも資料を見ているとそれだけじゃ全然収まらないんですよね。
ノオト・ブク太郎
おっしゃる通りで、ここからがさらに光線カンファレンスらしいところかもしれませんね。非常に多いのがキャリアライフストーリー系の発表です。
ノオト・ブク子
キャリアライフストーリー。
ノオト・ブク子
そして最後にやっぱり居場所みたいな感覚でしょうか。
ノオト・ブク太郎
そうですね。コミュニティ感覚とか心理的な安全性っていうのもこのイベントのすごく重要な価値だと思います。
特に初めて参加した学生さんの声として会場に行くまではちょっと不安だったんだけど、行ってみたら同じ交戦好きとか交戦関係者の人たちばかりですぐに馴染めて安心したっていうコメントがすごく印象的でしたね。
ノオト・ブク子
それは大きいですね。
ノオト・ブク太郎
共通のバックグラウンドとか興味を持つ仲間の中にいるんだっていう安心感、一体感みたいなものがオープンな交流とか新しいことへの挑戦を後押ししている面もあるんでしょうね。
ノオト・ブク子
これだけ多くの価値を生み出している本当に素晴らしい活動だなと思います。
一方でこれだけ有機的である意味手作り感のあるイベントだとすると運営面とかでの難しさっていうのもやっぱりあるんじゃないでしょうか。
資料でもいくつか課題が指摘されてましたよね。
ノオト・ブク太郎
はい。その点はやはり避けられない課題として認識されているようですね。
まずさっきもちょっと触れましたけど、全国各地で有志が実行委員会を組織して開催するっていうその特性上、開催ノウハウの継承とか共有っていうのがなかなか難しいという点が挙げられていますね。
毎回ある程度ゼロベースで立ち上げなきゃいけない部分も多くて、運営の質を維持したり向上させたりしていく上で継続的な課題になっているみたいです。
ノオト・ブク子
なるほど。熱意だけでは乗り越えられない現実的な問題っていうことですね。
ノオト・ブク太郎
当然ながらそれに付随して会場の確保とか活動資金の確保といった物理的金銭的な課題、それから運営体制の構築とか十分な準備期間の確保といった人的リソースとか時間に関する課題も挙げられていますね。
多くがボランティアベースで運営されているからこその難しさと言えるかもしれません。
情熱はもちろん不可欠なんですけど、持続可能な運営のためにはやっぱり仕組み作りも重要になってくるということでしょうね。
ノオト・ブク子
イベント自体の認知度とか参加者の広がりっていう点ではどうでしょうか。
ノオト・ブク太郎
そこも課題として認識されてますね。
これだけ価値のある活動でありながら、まだ公選コミュニティ全体とかあるいは社会全体に十分に知られているとは言えないのかもしれません。
そのため露出とか候補の強化によってより多くの人にこの活動を知ってもらう必要性っていうのが指摘されています。
ふむふむ。
また参加者層をさらに広げるための参加者とか発表者の裾の拡大っていうのも今後のテーマのようです。
特に初めて参加する人とかまだコミュニティに深く関わってない人たちが安心して参加できるような、
そういう入り口づくり、いわゆるオンボーディングへの配慮っていうのも重要視されているみたいですね。
資料には初参加で不安を抱えている甲先生が他の参加者と自然に触れ合えるような、
そういう雰囲気づくりに努めているみたいな記述もあって、
インクルーシブなみんなを包み込むような場であろうとする努力が伺えますね。
ノオト・ブク子
なるほど。素晴らしい理念とか活動をいかにして持続させて、さらに広げていくっていうそういうフェーズにあるわけですね。
それでは最後にこれまでの話を総括して、
高専カンファレンスが全体として社会とか参加者に向けて発信しているメッセージ、
そして究極的に目指していることっていうのは何だとあなたはこの資料群から読み解きますか。
ノオト・ブク太郎
そうですね。根底にあるのはやはり高専生、それから卒業生、そして高専っていう教育システム全体が持っているポテンシャル、
彼らが持つそのユニークな創造性とか、実践的な技術力、そして社会に貢献できる多様な可能性、
そういったものをもっと広く内外に示したいっていう強い思いがあるんだと思います。
ノオト・ブク子
埋もれがちな高専の価値みたいなものを可視化したいと。
ノオト・ブク太郎
まさに。そしてその価値を最大限に引き出して広げていくためにあらゆる垣根を超えることっていうのを非常に重視してるんですね。
資料の中で繰り返し強調されているキャンパスを超えて、専門分野を超えて、世代を超えてっていう言葉はその象徴だと思います。
所属とかバックグラウンドの違いっていうのは対立する要因なんかじゃなくて、むしろ新しい価値を生み出す源泉なんだっていうそういう考え方ですよね。
ノオト・ブク子
違いをむそろ力に変えていくということですね。
ノオト・ブク太郎
そうですそうです。そのためにオープンで自由な発表交流の場っていうプラットフォームを提供しているわけです。