1. ちえラジ Chat ポッドキャスト版
  2. NotebookLM版今週のまとめ:AI..
2025-07-27 06:39

NotebookLM版今週のまとめ:AI時代の情報と活動の考察

spotify apple_podcasts youtube

1. AIの現状と課題

  • AIの間違い方:
    • AIは「嘘」というより「間違い」を起こしやすい。情報の取り違えや混同が頻繁に見られる。
    • 例:「Perplexityなんかだと事実ベースで基本的に情報を収集するので、非常に間違いを起こしづらいAIではあります。ただ、かといってじゃあ間違いを起こさないかって言うと割と起こすんですよね。横浜のマルシェイベントの情報を探していたら、いつの間にか途中から東京の同名のイベントと情報が混ざり始めるとか、あとは岩手県普代村の情報を探していたら、いつの間にか岩手全体の情報になっているとかね。」
    • NotebookLMでは、異なる情報源の混同や、話者の取り違え、AI自身の言葉が挟まるなどの問題がある。
    • 「他人が言ったことを自分が言ったかのように表現しちゃったりね、そういうようなこともしたりします。だからそういうところで結構やっぱり情報の粒度が悪くなるシーンっていうのはたくさんあるんだよねっていうふうに思っています。」
    • 人間が意図的に分かりづらい嘘をつくのに比べれば、AIの間違いは「可愛いもの」と認識されている。
    • しかし、「可愛いかどうかに限らず、やっぱり疑った目でかからなければいけないというのは間違いないわけで、やっぱりそういうような勘違いっていうのは起こり得るし、その勘違いを早く見抜いてうまく回避するような使い方っていうのを考えなきゃいけないっていうのはすごく注意しているところです。」
    • AIを使う上では、ユーザー自身の「芯」が重要。「自分の芯が薄弱な状態だとすぐに流されてしまうツールになり得るよねっていうふうに思う。だから本当、自分の芯を持っておくことが今まで以上に大事な時代になったんだなあ」
  • AIを仲介者として活用する難しさ:
    • Microsoft Azureのドキュメントは非常に詳細だが、「マイクロソフト語」と呼ばれる独特の言い回しや専門用語が多く、読解が困難。
    • AI(ChatGPTなど)はこれらの難解なドキュメントを読みやすくする役割を果たす。しかし、AIの回答も、ユーザーの意図が正確に伝わらなかったり、情報が古い場合がある。
    • 「スクリーンショットを交えて読みやすく表示してくれるとかそういうわけではないので、だから結局ここの部分のこれをクリックしてくださいと言うと、そのこれは次のバージョンでもうなくなってますよとかそういうのが結構あったりして、やっぱりねマイクロソフトのドキュメントも広範にわたっていろいろ書かれてはいるんですがメンテナンスが追いついてないので、古い画面構成について書いてあるなんてこともたまにあるんですよ。」
    • AIは「ある程度その分野の知識がある人にとってはめちゃくちゃ使える文章が出てくるんだけれども、それは全然答えとはほど遠いものになってしまうことがあるので、やっぱりその辺は理解した上で使わなきゃいけない。」
    • 完全にAIに頼るのではなく、不明な点はコミュニティや人に聞く姿勢が重要。
    • AIによるプログラミング支援は「やりやすくはなったものの、とはいえやりやすくはなっても簡単ではないよ」。
  • AIへの「問い」の難しさ:
    • AIに正確な回答を得るには、質問を明確に言語化する「プロンプト」のスキルが不可欠だが、これは非常に難しい。
    • 「ある疑問についてちゃんと見せるべき情報を見せて、これこれこういうことについてこういうことを質問したいと思っていますっていう意思をはっきりさせること。それ本当に難しくって」
    • AIはユーザーが何を理解していないかを再質問しないため、誤った情報がそのまま解釈され、誤った回答につながる可能性がある。
    • NotebookLMやPerplexityが提示する例文は、「自分の飛ぶ能力足りてなかったんだなーっていうのも改めて思う」ほど、新たな視点を提供する。
    • NotebookLMの音声概要機能は、文章でのプロンプト入力では引き出せないような、ユーザーが「知りたかったんだけど、覚えてなかった」内容を提供することがあり、「問う」ことの奥深さを示唆している。
    • 「自分が聞きたいことをしっかりと聞いてちゃんとした回答を得る。自分があんまり知らなかったんだけど、これ覚えてないんだけれども実は知りたかったんだっていうことを文章化してちゃんと聞く。これは本当に難しいことなんですよ。」
    • AIとの問答を重ねることで、「問う」能力を鍛える必要がある。

2. 「ちえラジChat」および「SIDE BEACH CITY.」の活動状況

  • 「ちえラジChat」の予定:
    • 今週(7月第4週)は公開予定なし。
    • 火曜日はプログラミング、水曜日はSIDE BEACH CITY.のウェブ配信、木曜日はフリートーク、「問う」ことの難しさについて、金曜日はSIDE BEACH CITY.に関する週替わりテーマを配信。
  • 「山手縁乃庭 街のお茶の間子どものフリースペース」:
    • 現在夏休み期間中。
    • 8月最終週に再開予定。
  • 「SBC.オープンマイク」:
    • 7月の配信は、普代村へのスケジュール調整がつかなかったため中止。
    • 8月は開催予定。中旬には、普代村からの配信となる可能性がある。
    • コロナ禍の2020年3月にオンラインイベントとして開始され、次で112回目を迎える長期シリーズ。
    • オフラインイベントが復帰している中で、「もう今更は別にオープンマイクやらなくてもいいじゃん」という雰囲気もあるが、オンラインでの活動を続ける意義を重視。
    • SBCast.と異なり、ゲストの再招集などのルールがないため、多様な実験的な配信が可能。
    • 「無理はしないようにね、やらない月があってもいいのかなというふうに思っています。」
  • 「SBCast.」と「無償活動」への問題提起:
    • 「声で聞くSBC.コラム」では、VoiceVoxを用いてブログコラムの音声化配信を行っている。
    • 最近配信された「プロボノ」に関するコラムについて、筆者(たかみちえ氏ではない)の意見と異なる部分があり、特に「無償」という言葉の使われ方に疑問を呈している。
    • 「プロボノ」の語源である「公共善のため」という言葉には「無償」の意味が含まれていないにもかかわらず、いつの間にか無償活動を指すようになったことに懸念。
    • 「なんか公共善っていうのは別に無償の活動という意味はどこにもはらんでいないのに、いつの間にか無償という言葉がついている。なんかそれが良くないよねっていうふうにすごく個人的には思うんですよ。やっぱりね、すごいことやってんだからちゃんと対価は払うべき。」
    • 無償活動は、受け手側が対価を払えない場合に「ごめんね」と依頼する形であれば理解できるが、「どうぞやれよ」という姿勢で言うべきではないと主張。
    • 地域活動などにおいて、「お金が絡むようになっていけばいい」と提言。「そうしないと現役世代入れませんからね。地域でもいい感じにまあまあの経済が回る。その上で若い人にもまあフリーランスの活動の1日ぐらい地域に傾けてみるかみたいな。そんな感じで地域に関わっていただける環境にしなきゃいけないんじゃないのかな」

3. その他

  • 今後の予定:
    • 来週月曜日は「今週1週間の予定」を配信予定。

このブリーフィングは、提供されたソーステキストに基づいて、主要なテーマと重要な事実、および関連する引用を抽出して作成されました。

サマリー

AIと地域活動に関する考察が行われており、AIに関する情報の混乱や問い方の難しさが浮き彫りになっています。また、プロボノの意味や地域活動の持続可能性についても議論されており、価値を再定義する必要性が強調されています。

AIとの向き合い方
スピーカー 1
こんにちは。先日共有いただいた考察メモ、7月21日から25日の記録ですね。読ませていただきました。
スピーカー 2
あ、どうも。
スピーカー 1
AIと日々向き合ってる様子とか、その便利さと、ちょっと怖いところ、みたいな。
ええ。
それから地域活動とか、無償っていう考え方について、かなり率直な視点が書かれてて、非常に興味深かったです。
スピーカー 2
そうですね。日々の試行錯誤というか、考えたことをそのまま記録してる感じですね。
スピーカー 1
今日はそこから、記録の中にある本質みたいなものを一緒に探っていければなと。
スピーカー 2
ええ。ぜひ。AIっていう新しいツールとどう付き合うかとか、あと人が集まる場の価値って何だろうとか、結構今の時代のテーマが詰まってる気がしますね。
スピーカー 1
ですよね。早速ですが、まずはAIの話からいきましょうか。
はい。
7月21日とか22日の記録にありましたけど、パープレクシティ。横浜のイベント情報を探してるつもりが、東京の情報と混ざっちゃったり。
スピーカー 2
ああ、ありましたね。
スピーカー 1
あと岩手県の普代村の話だったはずが、いつの間にか岩手県全体の話になってたりとか。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
NotebookLMの方でも、情報源をいくつか混ぜると、誰が言ったかわからなくなったり、ご自身のメモ書きがAI自身の言葉みたいに入り込んじゃったりとか。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
これ、AIって悪気はないんだろうけど、事実と違うことを言っちゃうことがあるっていうご指摘ですよね。
スピーカー 2
ええ。で、その事実と違うことっていうのが、メモにも書かれてましたけど、意図的な嘘っていうよりは、なんていうか、勘違いに近いんじゃないかと。
スピーカー 1
ああ、なるほど。
スピーカー 2
情報の混同のそうですし、7月24日のAzureの例。あれも結局古い情報、古いUIに基づいて答えちゃってるとか。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
あるいは、こっちの質問のニュアンスをうまく汲み取れなくて、ちょっと的外れな答えになっちゃうとか。これはもうAIを使う上では、ある程度避けられないのかもしれないですね。
スピーカー 1
うーん。悪意はないんでしょうけど、鵜呑みにはやっぱりできないと。
スピーカー 2
ええ、まさに。
スピーカー 1
Microsoft Azureみたいな、ああいう複雑な情報をAIに要約させるっていうのも試されてましたよね。
スピーカー 2
やってみましたね。
スピーカー 1
取っかかりにはまあ便利なんでしょうけど、結局そのAIの答えが最新なのかとか、自分の状況に本当に合ってるのかどうか。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
そこを見極めるには、やっぱり使う側に一定の知識がないと厳しい。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
スクリーンショットとかで手順をこう示してくれるわけでもないですしね。このちょっとしたもどかしさすごくわかります。
スピーカー 2
ええ、わかります。それで7月24日の記録で特に強調されてたのが、AIにどう問うかっていうその混沌的な難しさ。
スピーカー 1
ああ、問い方ですか。
スピーカー 2
そうです。自分が何を知りたくてどういう情報が必要なのかっていうのを、か不足なくちゃんと明確な言葉にして伝えるっていうのが、これが難しい。
うーん。
人間相手だったら、多少曖昧でも文脈で汲み取ってくれたりしますけど。
ええ。
AI相手だとなかなかそれが通用しにくいと。NotebookLMが次の質問広報みたいなのを出してくるじゃないですか。
スピーカー 1
はい、ありますね。
スピーカー 2
あれを見て、ああ自分の問いがいかに浅かったかとか、具体性が足りなかったかっていうのに気づかされるっていう記述は、なるほどなあと思いました。
スピーカー 1
つまりAIをうまく使うには、AIの能力を理解するのはもちろんだけど、それ以上に自分自身が何を本当に知りたいのかっていうのを深く考えて、それをちゃんと言葉にする能力。
地域活動とプロボノ
スピーカー 1
ええ。
それが今まで以上に求められてるっていうことなんですかね。
スピーカー 2
まさにその通りだと思います。
で、この何を価値とするかとか、どう定義するかっていう問いかけって、AIとの対話だけじゃなくて、コミュニティ活動に関する記録にもなんか通じてる気がするんですよね。
スピーカー 1
ああ、なるほど。じゃあそちらの話に、7月23日の記録ですね。
スピーカー 2
ええ。SIDE BEACH CITY.のオープンマイク。
スピーカー 1
オンライン配信ですね。コロナ禍を経て、状況も変わってきた中で負担にならない形で続けていく方法を模索されてるっていう。
ええ。
ただ万全と続けるんじゃなくて、ちゃんと状況に合わせてやり方を変えていこうっていう、そういう意思を感じますね。
スピーカー 2
そうですね。そして7月25日のプロボノに関する考察。これがまた考えさせられました。
スピーカー 1
プロボノですね。
スピーカー 2
ええ。公共全のためにっていう本来の意味合いから、なんかいつの間にか無償の専門家ボランティアみたいな、ちょっとただ働きに近いニュアンスで使われちゃってることへの違和感というか。
スピーカー 1
そうなんですよ。なんか無償が前提になっちゃってませんっていう。提供されるスキルとか時間に対して本来は何らかの対価があって叱るべきじゃないかと。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
特に若い世代の人たちがもっと地域活動に関わりやすくするためには、その活動自体が経済的にもちゃんと成り立つ必要があるんじゃないかっていう視点ですよね。
スピーカー 2
ええ。持続可能性ですね。
スピーカー 1
VoiceVoxで音声化を試しているのも単に効率化っていうだけじゃなくて、その価値をどう伝えればいいか、どう受け取ってもらうかっていう模索の一環なのかなと。
スピーカー 2
公共の全っていうその理想と無償っていう手段がちょっと短絡的に結びついちゃってる現状への鋭い問いかけですよね。
活動の質とか持続可能性、あと参加者の多様性を確保する上でも、その価値をどう定義してどう交換していくのか。これは非常に重要なポイントだと思います。
スピーカー 1
今回の記録を通して見てみると、AIっていう新しい技術に向き合う時も、地域コミュニティっていう人間関係の場を考える時も、結局は何を問い、どう価値を定義するかっていう私たち自身の姿勢が問われているのかなと、そんな気がしました。
スピーカー 2
まさにそうですね。技術の進歩とか社会の監修みたいなものをそのまま受け入れるんじゃなくて、その本質的な価値って何だろうとか、誰にとっての価値なんだろうっていうのを自分の頭で考えて問い直していくこと。
あなたの記録からはそのなんというか、格闘と探求のプロセスがすごく伝わってきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
最後に、これを聞いているあなた自身にもちょっと考えてみてほしい問いがあるんですが。
はい。
AIみたいなツールとかプロボのみたいな概念を私たちがどう使ってどう評価していけば、それらが本当に公共の善につながって、人間のスキルとか貢献、その価値っていうものがちゃんと適切に認められる社会になるんでしょうか。
スピーカー 1
うーん、それは深く考えるべき問いですね。今回はありがとうございました。
スピーカー 2
こちらこそありがとうございました。
06:39

コメント

スクロール