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2025-07-27 05:53

Gemini版今週のまとめ:AI時代を生き抜く「問う力」と「自分の芯」〜ちえラジChat深掘りから見えた情報との向き合い方〜

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1. AIの現状と課題

  • AIの間違い方:
    • AIは「嘘」というより「間違い」を起こしやすい。情報の取り違えや混同が頻繁に見られる。
    • 例:「Perplexityなんかだと事実ベースで基本的に情報を収集するので、非常に間違いを起こしづらいAIではあります。ただ、かといってじゃあ間違いを起こさないかって言うと割と起こすんですよね。横浜のマルシェイベントの情報を探していたら、いつの間にか途中から東京の同名のイベントと情報が混ざり始めるとか、あとは岩手県普代村の情報を探していたら、いつの間にか岩手全体の情報になっているとかね。」
    • NotebookLMでは、異なる情報源の混同や、話者の取り違え、AI自身の言葉が挟まるなどの問題がある。
    • 「他人が言ったことを自分が言ったかのように表現しちゃったりね、そういうようなこともしたりします。だからそういうところで結構やっぱり情報の粒度が悪くなるシーンっていうのはたくさんあるんだよねっていうふうに思っています。」
    • 人間が意図的に分かりづらい嘘をつくのに比べれば、AIの間違いは「可愛いもの」と認識されている。
    • しかし、「可愛いかどうかに限らず、やっぱり疑った目でかからなければいけないというのは間違いないわけで、やっぱりそういうような勘違いっていうのは起こり得るし、その勘違いを早く見抜いてうまく回避するような使い方っていうのを考えなきゃいけないっていうのはすごく注意しているところです。」
    • AIを使う上では、ユーザー自身の「芯」が重要。「自分の芯が薄弱な状態だとすぐに流されてしまうツールになり得るよねっていうふうに思う。だから本当、自分の芯を持っておくことが今まで以上に大事な時代になったんだなあ」
  • AIを仲介者として活用する難しさ:
    • Microsoft Azureのドキュメントは非常に詳細だが、「マイクロソフト語」と呼ばれる独特の言い回しや専門用語が多く、読解が困難。
    • AI(ChatGPTなど)はこれらの難解なドキュメントを読みやすくする役割を果たす。しかし、AIの回答も、ユーザーの意図が正確に伝わらなかったり、情報が古い場合がある。
    • 「スクリーンショットを交えて読みやすく表示してくれるとかそういうわけではないので、だから結局ここの部分のこれをクリックしてくださいと言うと、そのこれは次のバージョンでもうなくなってますよとかそういうのが結構あったりして、やっぱりねマイクロソフトのドキュメントも広範にわたっていろいろ書かれてはいるんですがメンテナンスが追いついてないので、古い画面構成について書いてあるなんてこともたまにあるんですよ。」
    • AIは「ある程度その分野の知識がある人にとってはめちゃくちゃ使える文章が出てくるんだけれども、それは全然答えとはほど遠いものになってしまうことがあるので、やっぱりその辺は理解した上で使わなきゃいけない。」
    • 完全にAIに頼るのではなく、不明な点はコミュニティや人に聞く姿勢が重要。
    • AIによるプログラミング支援は「やりやすくはなったものの、とはいえやりやすくはなっても簡単ではないよ」。
  • AIへの「問い」の難しさ:
    • AIに正確な回答を得るには、質問を明確に言語化する「プロンプト」のスキルが不可欠だが、これは非常に難しい。
    • 「ある疑問についてちゃんと見せるべき情報を見せて、これこれこういうことについてこういうことを質問したいと思っていますっていう意思をはっきりさせること。それ本当に難しくって」
    • AIはユーザーが何を理解していないかを再質問しないため、誤った情報がそのまま解釈され、誤った回答につながる可能性がある。
    • NotebookLMやPerplexityが提示する例文は、「自分の飛ぶ能力足りてなかったんだなーっていうのも改めて思う」ほど、新たな視点を提供する。
    • NotebookLMの音声概要機能は、文章でのプロンプト入力では引き出せないような、ユーザーが「知りたかったんだけど、覚えてなかった」内容を提供することがあり、「問う」ことの奥深さを示唆している。
    • 「自分が聞きたいことをしっかりと聞いてちゃんとした回答を得る。自分があんまり知らなかったんだけど、これ覚えてないんだけれども実は知りたかったんだっていうことを文章化してちゃんと聞く。これは本当に難しいことなんですよ。」
    • AIとの問答を重ねることで、「問う」能力を鍛える必要がある。

2. 「ちえラジChat」および「SIDE BEACH CITY.」の活動状況

  • 「ちえラジChat」の予定:
    • 今週(7月第4週)は公開予定なし。
    • 火曜日はプログラミング、水曜日はSIDE BEACH CITY.のウェブ配信、木曜日はフリートーク、「問う」ことの難しさについて、金曜日はSIDE BEACH CITY.に関する週替わりテーマを配信。
  • 「山手縁乃庭 街のお茶の間子どものフリースペース」:
    • 現在夏休み期間中。
    • 8月最終週に再開予定。
  • 「SBC.オープンマイク」:
    • 7月の配信は、普代村へのスケジュール調整がつかなかったため中止。
    • 8月は開催予定。中旬には、普代村からの配信となる可能性がある。
    • コロナ禍の2020年3月にオンラインイベントとして開始され、次で112回目を迎える長期シリーズ。
    • オフラインイベントが復帰している中で、「もう今更は別にオープンマイクやらなくてもいいじゃん」という雰囲気もあるが、オンラインでの活動を続ける意義を重視。
    • SBCast.と異なり、ゲストの再招集などのルールがないため、多様な実験的な配信が可能。
    • 「無理はしないようにね、やらない月があってもいいのかなというふうに思っています。」
  • 「SBCast.」と「無償活動」への問題提起:
    • 「声で聞くSBC.コラム」では、VoiceVoxを用いてブログコラムの音声化配信を行っている。
    • 最近配信された「プロボノ」に関するコラムについて、筆者(たかみちえ氏ではない)の意見と異なる部分があり、特に「無償」という言葉の使われ方に疑問を呈している。
    • 「プロボノ」の語源である「公共善のため」という言葉には「無償」の意味が含まれていないにもかかわらず、いつの間にか無償活動を指すようになったことに懸念。
    • 「なんか公共善っていうのは別に無償の活動という意味はどこにもはらんでいないのに、いつの間にか無償という言葉がついている。なんかそれが良くないよねっていうふうにすごく個人的には思うんですよ。やっぱりね、すごいことやってんだからちゃんと対価は払うべき。」
    • 無償活動は、受け手側が対価を払えない場合に「ごめんね」と依頼する形であれば理解できるが、「どうぞやれよ」という姿勢で言うべきではないと主張。
    • 地域活動などにおいて、「お金が絡むようになっていけばいい」と提言。「そうしないと現役世代入れませんからね。地域でもいい感じにまあまあの経済が回る。その上で若い人にもまあフリーランスの活動の1日ぐらい地域に傾けてみるかみたいな。そんな感じで地域に関わっていただける環境にしなきゃいけないんじゃないのかな」

3. その他

  • 今後の予定:
    • 来週月曜日は「今週1週間の予定」を配信予定。

このブリーフィングは、提供されたソーステキストに基づいて、主要なテーマと重要な事実、および関連する引用を抽出して作成されました。

サマリー

このエピソードでは、AIとの関係性や情報の取り扱いについての考察が深まります。特に「問う力」と「自分の芯」が重要なテーマとして取り上げられています。また、地域活動に関する価値観も議論され、若い世代の参加促進の重要性が説かれています。

AIとの付き合い方
スピーカー 1
さあ、始めましょうか。今回はですね、あなたが共有してくれた音声ログ、えーと、ちえラジChatでしたっけ?
スピーカー 2
はい、そうです。
スピーカー 1
その5日分の記録、これが今日の深掘りの素材になりますね。AIとの付き合い方とか、情報とどう向き合うかみたいな。
あと、地域活動のこととか、結構パーソナルな考察も入ってて面白かったです。
スピーカー 2
そうですね、あのログからAIが具体的にどういうふうに間違うのかとか、逆にどう役立つのか、その限界みたいなところ。
そして何よりそれを私たちがどう使っていくべきか、そのための考え方ですね。そこを抽出するのが今回の深掘りのミッションかなと。
スピーカー 1
なるほど、ミッションいいですね。
スピーカー 2
早速中身を見ていきましょうか。
スピーカー 1
はい、お願いします。まず記録で結構繰り返し言及されてたのが、AIって思った以上に間違えるんだなっていう。
ああ、はいはい。
パワープレクシティが横浜のイベントを探してるはずなのに、東京の情報が混ざってきちゃったり。
ありましたね、そういうの。
岩手県普代村のことを調べてるのに、いつの間にか岩手県全体の話になってたり。あとは人の名前をこう間違えたまま検索しちゃうとか。
スピーカー 2
NotebookLMの方でも確かAさんの発言をBさんのものとして要約しちゃったりとか。
スピーカー 1
ああそうそう、ありましたね。
スピーカー 2
あと、自分の言葉が混じっちゃうみたいな例も。特に音声記録みたいに情報源がちょっと複雑だと、誰の発言かとか文脈を正確に捉えるのってまだAIには難しいんでしょうね。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
これ大事なのは、AIって事実に基づこうとはしてるんでしょうけど、普通に勘違いとか情報の混同は起こし得るんだっていう、そういう認識を持つことですよね。
スピーカー 1
なるほど。単なるバグとかじゃなくてもそういうものだと。
スピーカー 2
ええ、そういう側面はあると思います。
スピーカー 1
でも一方で、すごく役立つ場面もあったんですよね。
はい。
例のMicrosoft Azureのドキュメント。
スピーカー 2
ああ、難解なやつですね。マイクロソフト5って表現されてましたね。
スピーカー 1
そうそう。すごく詳細なんだけど独特で読みにくいと。でもそれをAIに聞くと意外と的確な答えが返ってくることがあるって。
スピーカー 2
そうなんです。そこがAIの面白いところというか、複雑な情報を読み解くある種の仲介者にはなってくれるんですよね。
うーん。
これもログにありましたけど、AIの回答が古かったりとか、UIが変わってて情報が違うとか。
スピーカー 1
ありましたね。
スピーカー 2
そもそもこっちの質問の意図がうまく伝わってなくて、なんか遠回りな答えが返ってくることもある。だから完全に初心者向けとは言いにくい。
うーん。
ある程度の知識とか、あとはあれこれおかしいぞって気づけるような、そういう目が必要になってくるってことですよね。
スピーカー 1
そこで重要になってくるのがまさにどう質問するか、つまり問う能力ってことですね。
スピーカー 2
その通りです。
スピーカー 1
AIって人間と違って、え、それってどういう意味ですかとか聞き返してくれないですもんね。
スピーカー 2
そうなんです。だからこっちが曖昧な聞き方をしたり、そもそもちょっと勘違いして質問しちゃうと、AIはそのままある意味素直に間違った方向に進んじゃう。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
で、ログの中でこれすごく興味深いなと思ったのが、AIが提示してくる次の質問候補とか、あとAIが作った音声概要。
はいはい。
あれを見ると逆に自分が思いもよらなかった視点とか、うまく言葉にできてなかった疑問点みたいなものにハッと気づかされると。
スピーカー 1
あーなるほど。AIが鏡になるみたいな。
スピーカー 2
そう、そんな感じです。自分の問いのなんていうか、限界とか質を映し出してくれるというか。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
だからこそ、AIの答えを鵜呑みにしないでちゃんと事実確認はするっていう批判的な目と、あとはやっぱり自分はこう思うっていう確固たる真ですよね。
自分の芯。
ええ、それを持つことがAI時代にはこれまで以上に重要になってくるんだろうなと、ログではそういう結論になってましたね。
地域活動の価値観
スピーカー 1
自分の芯を持つか。これはAIと付き合う上で本当に確信をついているかもしれないですね。
スピーカー 2
そう思います。
スピーカー 1
あとちょっと話が関連するんですけど、ログには地域活動の話もあって。
スピーカー 2
ありましたね。
スピーカー 1
プロボノっていう言葉になんかモヤモヤするみたいな話も。
スピーカー 2
あー、はいはい。スキルを提供する活動が無償と見なされがちだっていう。
スピーカー 1
そうそう。それに対する疑問ですよね。
スピーカー 2
本来は公共善のためみたいな意味合いだったのが、なんかいつの間にか無償奉仕とかただ働きみたいなニュアンスを帯びてきちゃったんじゃないかっていう懸念ですよね。
うんうん。
でもある意味、価値ある活動にはちゃんとした対価が支払われるべきじゃないかと。
それが若い世代の参加を促すことにもつながるんじゃないかっていう、そういう考え方でしたね。
スピーカー 1
なるほど。価値をどう評価するかっていう視点ですね。
スピーカー 2
オンライン活動のSBC.オープンマイクでしたっけ?
あれを休止するっていう話もありましたけど、これも無理なく続けるための、まあ価値判断の結果なのかなという気がしますね。
スピーカー 1
なるほどな。今回の深掘り、AIの具体的なエラーの話から始まって、その有用性と限界、そして問う力と自分の芯っていうかなり本質的なテーマにつながりましたね。
スピーカー 2
そうですね。AIっていう非常に強力なツールとこれから共存していく上で、単に使い方を覚えるだけじゃなくて、その情報をどう評価して自分の考えをどう確立していくか。
この問いは、ログを残したあなた自身の問いでもあるし、これから私たち、そしてこれを聞いているあなたが向き合っていくべき、すごく重要な課題なんだろうなと思います。
スピーカー 1
本当にそうですね。
スピーカー 2
さて、今日のこの深掘りを経て、あなたが次に考えたいこと、あるいは探求してみたい問いはどんなことになりそうでしょうか?
05:53

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