ビスケットについて
ちえラジチャット、水曜日始まりました。
今回はですね、サイドビジティの ウェブ配信についてということで、
先日報道いたしました SBキャスト No.96 ビスケットの原田靖則さんに
お越しいただいた回、 振り返りしていきたいと思います。
ビスケット、ビジュアルプログラミング環境 とでも言えばいいんですかね。
プログラミングっていうのは あんまり強くないんですけども、
プログラミング的な楽しみ方ができるツール。
こちらを開発公開している原田さんに お話を伺いました。
ビスケットは自分も昔ちょっとだけ 触ったことがありますし、
サイドビジティの方でもね、主に他のメンバーが ワークショップをやってたりしてます。
実際その現場を一回見せてもらったことが あるんですけども、
子供さんすごく熱中して遊んでらっしゃって、
そういうような時にはすごくいいツールなんだな っていうような感覚がありました。
他のプログラミングの学習環境と違って、
なんというか、コンピューターの概念を 触って気づかされるようなツール。
キャラクターのイラストを描いて、
それをメガネっていうものの 左側と右側に配置する。
そうすると、左側から右側に ちょこっとずつ繊維をしていく。
例えば、メガネの左側に魚を 左端っこに置いておいて、
右側の右端っこにいるんだったら、 その方向に向かって泳いでいくみたいなね。
そういうキャラクターの繊維を コンピューターが自動的に考えてくれる、
っていうようなものなんですね。
多分、プログラミングを勉強しようと思って 大人が触ると、
プログラミングの世界の危機感
ちょっとアレって思うこともあるんでしょうけども、
やっぱりお子さんには結構馴染むような ツールなんじゃないかなっていうような感覚があります。
で、そこですごくいい例えだな っていうような話だったのが、
原田さんがおっしゃった 情報の積み木っていう表現。
コンピューターの中の物理法則的なものを なんとなく知ってもらうためのものが、ビスケット。
ビスケットは他の環境と違って、 プログラミングっていうよりも、
情報世界の物理法則が分かるツール。
建築の積み木である、 実際の物理的な積み木が、
例えば積み上げることで、 こうすると壊れるんだな、
こうすると崩れちゃうんだな、 っていうのが分かるのに対して、
そのコンピューターは、 こうするとおかしくなるんだな、
こうすると不安定になっちゃうんだな、 っていうのをなんとなく知るのが、
ビスケット、っていう話。
実際そういう視点で見ると、
ああ、なるほどね、そういうことだね、 って思うところ結構あるんですよ。
だからプログラミングしない、
プログラミングに特に興味ないよ、 っていう人も、
ちょこっとでもいいから、 触ってもらえると嬉しいですね。
2、3分触るだけでもいいんですね。
あ、ふーん、こういうものなんだね、 って見る程度でもいいんでね。
とりあえず雰囲気掴んでってもらえると、 嬉しいなって思います。
それこそね、本当にね、 1、2分あれば何か作れちゃうんですよ。
分かってる人ならね、 そういうようなツールですからね。
まあ、プログラミングの世界に感じる危機感、 っていうような話もありましたね。
こちらについてもなんかそういうの、
なんか共通してるな、 っていうふうに思いました。
コンピューターに関する革命的なことって、
結構いろいろ行われてきたものの、
基本的には資本家と技術者しかいない。
そういう観点で自分、 見たことなかったんですけども、
言われてみると本当そうなな、 って思いました。
だからこそ一線を越えられない、
料理みたいに豊かな文化にはならない。
そんな危機感はやっぱり、
プログラマーの方も感じること あるんだなって思いました。
じゃあ思わない人との違いは、 どこにあるんだろうなっていうのを、
まとめ
サイドビーチシティとしても考えていきたいな、 っていうふうに思いますし、
そこをね、じゃあ何とかしなきゃいけないね、
っていうベクトルに話を持っていけるように、
なっていければいいな、 っていうふうに思います。
というところで今日のお話、これぐらいにして、 終わりにしていきたいと思います。
明日は木曜日、フリートーク、何かいいネタを持ってきて、 お話ができればと思います。
ではでは。