1. ちえラジ Chat ポッドキャスト版
  2. Notebook版AIまとめ:場所で変..
2025-08-17 06:43

Notebook版AIまとめ:場所で変わる体験と知恵:都市と地方の情報格差、そして創造的解決策

spotify apple_podcasts youtube

このレポートは、2025年8月11日から8月15日にかけて配信された「ちえラジChat ポッドキャスト版」の文字起こしを元に作成されています。

ダイジェスト

行われたイベント

  • 2025年8月15日(金)
    • 週替わりテーマとして「地域」について話されました。
    • 普代村の道の駅ふだい周辺で「青の国横丁 一夜限りのビアガーデン」というイベントが18時頃から約2時間開催されました。ソフトドリンクも提供されました。
  • 2025年8月14日(木)
    • フリートークとして「レンジゴハン」について話されました。
  • 2025年8月13日(水)
    • SIDE BEACH CITY.のウェブ配信について、「SBCast. No.148 fukabori.fmの岩瀬義昌さんにお越しいただいた回」の振り返りがされました。
  • 2025年8月12日(火)
    • プログラミングについて、「Chromebookでプログラミング」というテーマで話されました。
  • 2025年8月11日(月)
    • 今週(8月第3週)の予定と、岩手県普代村での「普代村ファーストインプレッション」について話されました。
    • *2025年8月16日(土)**には、SBC.オープンマイクNo.112「地域を『おしゃべり』でつなぐ濱なかまの『聴く』居場所づくり」が10時からYouTubeオンラインで配信される予定でした。

発言者が行ったこと

  • 地域活動と居住地について
    • 横浜、群馬、普代村など様々な場所で活動してきた経験を共有し、特に普代村に滞在している現状を説明しました。
    • 普代村には8月19日頃まで滞在し、その後9月後半から約半月間戻る予定で、IT支援などを行う意向を示しました。
    • 横浜と普代村の違い、特に地域における「体験機会」の違いについて考察しました。
    • 普代村の地域活動の拠点となっている「Cafe AWAI」と「キャッツアイ」(バー)を挙げ、そこで刺激を得ていると述べました。
  • 日常生活と料理について
    • 普代村では、お店が少ないことや費用の問題から、なるべく自炊をしていると述べました。
    • 調理器具がないため、基本的にレンジだけで料理を作ることに挑戦し、実践していることを紹介しました。
    • 自作料理のログや画像をウェブやInstagramで公開しており、レンジでスープ、スープご飯、蒸し物など様々な料理を作っていると説明しました。
    • 横浜から持参したスティック型の粉末鶏ガラスープの素やコンソメと、現地で手に入る調味料を組み合わせて料理していると述べました。
  • ポッドキャスト制作と学習について
    • 自身のポッドキャスト「SBCast.」が、fukabori.fmやAutomagic.fmといったポッドキャストに大きく影響を受けていることを語りました。
    • fukabori.fmの徹底した下調べの姿勢を高く評価し、自身の調査方法(AI活用前は適当だったが、現在はAIで効率化)と比較しました。
    • アウトプットがインプットを加速させるという考え方を共有し、この考え方を地域活動の分野にも広めたいと述べました。
  • テクノロジーと作業環境について
    • 普代村には、唯一のパソコンとしてChromebookとiPad、スマートフォンを持参しており、Windowsのパソコンは持っていないことを明かしました。
    • プログラミングの大部分がウェブ上やChromebookのLinux環境(Visual Studio Codeなど)で可能であるため、Windowsパソコンがなくても困らないと述べました。
    • Windowsパソコンへの依存を減らす努力を先月から続けていると語りました。
    • 今週以降、この新しい作業方法に関するノウハウを記事にまとめたいと考えていると述べました。
  • 買い物と生活準備について
    • 普代村での買い物について、AmazonやYodobashi.comなどのオンラインストアが利用できるため、準備をすれば困らないと述べました。
    • リアル店舗では肉、野菜、調味料、生活用品が主で、雑貨は手に入りにくいと感じ、キッチンスケールなどが手に入らなかった例を挙げました。
    • 試着が必要な女性用の服など、現地で入手が難しいものについては、久慈市への移動(電車で片道約50分)やAmazonでの購入を検討していると述べました。

発言者が感じたこと

  • 体験機会と地域の特性について
    • 田舎に住むことは「体験機会を失うこと」であると強く感じています。新しいものに出会う機会、驚くこと、新しい使い方を知ること、あるいは新しい人に出会う機会が減ると考えています。
    • インターネットがあればある程度の体験機会は得られるものの、多くの人がインターネットに軸足を持っていないため、情報格差が生じていると感じています。
    • 地域においては、できることや知っていること、やれることが地域によって決まってしまう傾向があり、特にテクノロジー分野でその遅れが顕著だと感じています。インターネットに軸足のない人々が地域の中心にいることで、テクノロジーの優先度が低くなりがちであると見ています。
    • 普代村での人々の様子は、横浜や日本全国と大きく変わらない、つまり不愛想な人や知り合い以外とあまり関わらない人もいると冷静に観察しています。そのため、「普代ならでは」の明確な特徴はまだ見出せていないと述べています。
    • 普代での生活を通じて、都市部とは異なる準備が必要であると気づかされました。
    • 体験機会を失う田舎での生活において、どのようにその失われた機会を補完できるか考えることが、自身のIT活用やDXサポートという使命に繋がると感じています。
  • 料理と日常生活について
    • 普代村での料理は、美味しい肉や野菜が多く、サイズが大きいこともあり、非常に楽しめていると感じています。
    • レンジ調理は、手間がかからず、体力の消耗が少なく、早く終わり、再現性が高い点で非常に「楽」だと感じ、初めての人にも勧めたいと考えています。
    • 一方で、普代村ではレンジ調理が珍しいと言われたことに驚き、「そういうものなのか?珍しいのか?」と感じました。
  • ポッドキャスト制作と仕事観について
    • fukabori.fmの岩瀬義昌さんの徹底した下調べや編集作業、そして本業もきちんとこなしている姿勢に「ものすごい」と感じ、自身ももっときちんと調べるべきだと反省しました。
    • アウトプットによってインプットが加速するという考え方に強く共感し、この知見がどの業界でも、特に地域活動の分野でも重要であると感じ、広まってほしいと願っています。
    • 自分自身が本業を「まともにやってないようなもん」と謙遜しつつ、岩瀬さんの活動量を非常に尊敬している様子がうかがえます。
  • 作業環境と適応について
    • Chromebookでのプログラミングにおいて、通常の編集環境(特にスタッククリップボード)が使えないため、編集効率や作業効率が落ちることを「痛い」と感じています。
    • しかし、Windowsパソコンがなくても意外と困らないという現在の感覚について、先月からWindows依存をしないようにと考えていたことが「功を奏した」と感じています。
    • 今まで通りの環境でやれるという感覚はあり、このやり方を続けることでWindowsパソコンがないと何もできないという状況を減らしたいと考えています。

サマリー

このエピソードでは、横浜、前橋、岩手県普代村の体験を通じて、都市部と地方の暮らしの違いや情報格差について考察しています。また、地域ごとの工夫がどのように創造性を生み出し、知恵の共有が地域全体の可能性につながるかにも触れています。

都市部と地方の体験の違い
スピーカー 1
さて、今回はですね、えーと、ある方の音声日記やメモから、横浜、前橋、それから岩手県の普代村という、まあかなり異なる場所での体験を深掘りしてみたいと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
特に都市部と地方での暮らしの違い、そこから見えてくる体験機会の差、この辺りをあなたと一緒に考えていきたいなと。
スピーカー 2
非常に興味深い記録ですよね。これ単なる個人の感想ってだけじゃなくて、今の社会の地域による情報のアクセスだとか、テクノロジーとの関わり方について、すごく考えさせられる点が多いなと感じます。
スピーカー 1
そうですね。では、早速その確信にすまっていきましょうか。
ええ、いきましょう。
まず、資料を読んでいて、おおっと思ったのが、田舎に住むことは体験機会を失うことだっていう、かなりストレートな言葉なんですけど。
スピーカー 2
うーん、強い言葉ですね。
スピーカー 1
横浜みたいな都市から普代村に移ると、まあ物理的に新しいものとか考え方、人に触れるチャンスが減るんだと。
はい。
具体的な話として、普代村だと生活必需品はまあなんとかなるけど、それ以外の雑貨、例えば特定のキッチン用品、あ、そうそうキッチンスケールとか。
スピーカー 2
ああ、なるほど。
スピーカー 1
あと服なんかも試着したいじゃないですか。特にちょっとサイズが。女性用のXLとかになるともう見つけるのが大変だと。
スピーカー 2
それは切実ですね。隣町の九字市まで行くのに電車で片道50分かかるっていうのは。
スピーカー 1
50分?
スピーカー 2
ええ。日常の買い物としてはかなりのハードルですよね。まあAmazonとかネットで物自体は買えるんでしょうけど。
スピーカー 1
うんうん。でもその試着するっていう体験とか、お店であ、こんなのあるんだって偶然出会うような、なんていうかセレンディビティみたいな機会はやっぱり減っちゃいますよね。
スピーカー 2
なるほど。物は買えても体験はなかなか難しいと。そういうことだと思います。
これは不便さっていう以上に何かを発見したり刺激を受けたりする機会の損失と言えるかもしれないですね。
スピーカー 1
で、それに加えてそのネット環境の話も出てましたよね。インターネットがあればその差って埋まるのかなと思いきや。
実際にはこう使いこなしている人とそうでもない人の間に結構ギャップがあって。
特に地域の活動とか行政の場なんかだと後者の方が多いかもしれないみたいな指摘があって。
スピーカー 2
それはありそうですね。結果的に特に新しいテクノロジーの導入とか情報の共有スピードなんかで都市部との間に見えないカフェみたいなものができちゃうんじゃないかという懸案が書かれてましたね。
デジタルを使いこなせる層とそうでない層。その差が地域によって偏っていると知っていることとかできることの格差がますます固定化されちゃう危険性もあるわけですよね。
スピーカー 1
いやーそれは結構根が深い問題かもしれないですね。ただ一方でその限られた中で何とか工夫してるっていう話もこれはこれで面白かったんですよ。
ほうどんな工夫ですか。
普代村だとコンロが一口しかないから電子レンジをめちゃくちゃ活用してると。
スピーカー 2
へー電子レンジで。
スピーカー 1
そうなんです。スープとか蒸し料理とか意外と何でもしかも短時間で手こずっても20分くらいで作れるって。
再現性も高いから効率的だって言うんですね。
スピーカー 2
なるほどそれはすごい。生活の知恵ですね。体力も消耗しにくいというのは日々の暮らしでは大きいですし。
スピーカー 1
あとそのレンジ調理の話、現地の人にはちょっと珍しがられたみたいなエピソードもあって。
スピーカー 2
それも面白いですね。地域ごとの当たり前ってやっぱり違うんですね。
スピーカー 1
仕事面でもWindowsのPCがない状況でChromebookとネット、あとLinuxの機能を使ってVisual Studio Codeとかでプログラミング作業してるっていうのもなかなか。
スピーカー 2
Chromebookで開発を。それはまた柔軟な対応ですね。
スピーカー 1
まああのスタッククリップボードみたいな特定の便利ツールが使えないから効率はちょっと落ちるとは書いてありましたけど。
ええ。
でも工夫すればなんとかなるものだなっていう実感はあるみたいで。
スピーカー 2
そういった適応策はだんだるその場しのぎっていう以上の価値がありそうですね。
ただオシャル上に効率は落ちるっていう側面もやっぱり見逃せない。
スピーカー 1
そうですね。そこは美談だけじゃなくて。
工夫で乗り越えるのは素晴らしいんですけど。
スピーカー 2
それはやはり都市部と同じ土俵じゃないっていう現実の裏返しでもあると。
スピーカー 1
うーん、なるほど。
創造性と知恵の共有
スピーカー 2
その工夫の話がですね、資料の中で触れられてたポッドキャスト深堀.fmの話につながる気がするんですよ。
スピーカー 1
あー、ありましたね。
スピーカー 2
そこではアウトプット、つまり情報を発信することがインプット、つまり学びを加速するっていう考え方が紹介されてましたよね。
スピーカー 1
はいはい、アウトプットがインプットですね。
スピーカー 2
ええ。例えばこの方が編み出したレンジ調理のコツとか、Chromebookでの開発のノウハウ、これをもし発信したらどうなるか。
スピーカー 1
あー、なるほど。
スピーカー 2
ご自身の経験を整理して学びが深まるのはもちろん、他にも同じように限られた環境にいる他の誰かにとってすごく有益な情報になる可能性がある。
スピーカー 1
確かにそれはありますね。
スピーカー 2
結果として地域全体の知識レベルの底上げにももしかしたらつながるかもしれないっていう、そういう見方もできるんじゃないかと。
スピーカー 1
ないことを嘆くだけじゃなくて、そこから生まれた工夫をシェアすることが新しい価値になると。
それはすごくポジティブな視点ですね。
スピーカー 2
制約が創造性を生むなんて言いますけど、その創造性を個人のものに留めないでみんなの知識にしていく、そのプロセスが大事なんじゃないかなって思うんです。
スピーカー 1
というわけで今回は、個人の記録を通して住む場所によって体験機会がいかに違うか、そしてその中で人々がどう適応して知恵を生み出しているかを見てきました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
都市と地方の間には情報の流れとかテクノロジーへのアクセスにやっぱり差はある。でもそこから生まれる工夫とか知恵にも大きな可能性があるってことも見えてきましたね。
スピーカー 2
そうですね。そこで最後にあなた自身にもちょっと考えてみてほしい問いがあります。
はい。
こうした場所による制約がある中で、私たち一人一人がどうすればもっと主体的に体験の機会を作り出して、そしてそれを他の人と効果的に共有していけるんでしょうか。
スピーカー 1
深い問いですね。インターネットはもちろん強力なツールですけど、それだけじゃないはずです。日々のちょっとした工夫、身近な道具の意外な使い方、そしてそれをちょっと勇気を出して発信してみるっていう小さな一歩。
もしかしたら、そういう本当に身近なところに状況を変えていくヒントが隠されているのかもしれない。そんなことをぜひ考えてみていただけたらと思います。
06:43

コメント

スクロール