プログラミングについての誤解
ちえラジチャット、火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、プログラミングにいかに数学が必須ではないか、という話をしようと思います。
昨日ちょうど、黙々朝会で話をしてきたことでもあるんですけれども、今のプログラミングって、意外と数学って必須ではないんですよね。
もちろん、分野によっては本当に必須になるんですけども、基礎レベルの分野でよっては、あるいは分野によっては本当に応用レベルのところまで、数学ってなくてもなんとかなったりする。
例えば、自分なんかだと、本当に常々言ってる通り、小5の算数辺りからちょっとヤバかったかなっていうぐらいの勢いで、本当数学がダメで、中学・高校は本当に壊滅的でした。
で、全くできないっていうことではなかったんですけども、できるとは決して言えないよねっていうレベル。
でも、プログラミングってそれでも普通にできるんですよ。
特に今のモジュールを組み合わせてもなんか作れるタイプのプログラミングにおいて、数学よりはどちらかというと必要なのって国語だと思うんですよね。
書かれている文章をちゃんと読み取りて理解する能力。自分がやりたいことをしっかり言葉として表現する能力。
もちろん、数学は必要なんですよ。あったほうがいいんです。
でも優先度としては多分ちょっと低いかな。
1位国語、2位数学、3位子がなくて、5位英語とか理科とか社会とかそんな感じかなぐらいな感じです。
この辺はちょっと極端に言ってるなって感じはあるんですけども、でもなんか数学ができないプログラマって少なすぎるんじゃないかなっていうふうに正直思ってて。
というよりは、数学ができないって表明しているプログラマが少ないっていうのかな。
だから数学ができない人は、自分はプログラミングなんかわかんないや、知る必要ないや、知らない世界の話なんだって思ってしまいがちっていうか。
数学の必要性とプログラミングの関係
そんな感じがなんとなくしています。
でもそんなこと関係ないよ。プログラミングはある程度のところまで数学ってそこまで知らなくてもできるよ。
そんなことをもっと知ってほしいなって思うんですよ。
もちろん、例えば論理的に考えるだとか、理屈を真っ先に考えるっていうのは数学的な考え方だって言われますけれども、
それは数学そのものではないので、プログラミングをやっているうちにむしろ身につければいいじゃないぐらいなものだと思うんです。
なんかいろいろコードを書いているうちになんとなくどんどんどんどん論理的な表現ができるようになるみたいなね。
そんな感じでもいいんじゃないの。
プログラミングをやっている数学ができない人の話が少ない。
それはひょっとしたらいわゆるロールモデルがないって問題にもなってくるのかななんて思ったりもします。
数学ができない人が、あ、でもプログラミングができるんだ。
じゃあやってみようと思うことの障壁になってないかなっていうふうにも思ったりします。
自分もね、新入社員向けのプログラミング研修かかったことありますけれども、やっぱりそういうところを見ると、文系理系って関係ないんですよ。
プログラミングにつまずくとかどうかって、文系理系みたいな特有分野の差は、
本当プログラミングの複雑さの前に比べてはもうほとんど誤差のようなもののような感じかなって思うんです。
だからとにかく数学ができなくてもプログラミングができるよってことをまずは知ってほしいな。
プログラミングを始めてみて、あ、数学がわかるともっと上を目指せるな、目指しやすくなるな、みたいなところに気づいてほしいなって思うんです。
以前も話もしましたが、今って本当に音楽スクールであっても絵を描くであっても、ある程度のところまで結構知識ゼロでいけるんです。
だからこそ、そこまではまず行ってみて、さらにその上を目指したい、だから自分はこれを勉強するんだっていう動機を見つけてほしいなって思うんです。
そのためにも、まずはプログラミングをするのに数学は必須ではないよっていうのが、まずはもっと知られてほしいなって思うんですよね。
はい、というところで今日のお話、これぐらいで終わりにしていきたいと思います。
明日は水曜日、サイドビーチでのウェブ配信についてですね、お話ができればと思います。
ではでは。