自己管理の誤解
おはようございます。健康戦略デザイナーのぐっちです。 今日は少しだけ、経営者の方から実際に言われた、ある言葉をきっかけに話をします。
それがこれです。 事業を頑張っている人は、だいたい自己管理できてるから、正直君の健康戦略は刺さらないと思うよ。
自分でできてるもん。 この言葉、多分悪気はないし、むしろ自信の現れだと思います。
でも正直に言うと、僕はこの一言を聞いて、かなり強い違和感を覚えました。 今日はその違和感の正体と、なぜできているつもりが一番危険なのかを、わかりやすく話していきます。
改めまして、健康戦略デザイナーのぐっちです。 僕はこれまで、アスリートとして体作りを勉強し、会社員から独立し、事業運営を経験し、
経営者や個人事業主のコンディション指導をしてきました。 その中で確信したことがあります。
成果は才能や努力量じゃない、コンディションと習慣でほぼ決まる。 このチャンネルでは、経営者が不調や迷いに支配されず、
エネルギー、集中力、決断力を安定して出し続けるための健康戦略を発信しています。 さっきの言葉に戻ります。自己管理できているから大丈夫。
これ、実はめちゃくちゃ多くの経営者や個人事業主が思っています。 運動している。仕事は回ってる。寝不足でもなんとかなる。
風邪もたまにしか引かない。 だから俺は健康意識高い。管理できている。そう思っている。
でもここで一つだけ大事な視点があります。 それは健康を結果で判断しているということです。
多くの人が言う健康って、倒れていない。働けている。数字が出ている。 このレベルの話です。
でもこれは健康の土台ではなく、たまたま今回っている状態。 実際のセッションではこんな声をよく聞きます。
朝のスタートが遅い。決断に無駄な時間がかかる。 昔より回復が遅い。集中が波打つ。
理由のない疲労感がある。 でも本人はこう言います。
まあこんなもんでしょう。 これが一番危ない。
健康をおろそかにする怖さって急に倒れることじゃありません。 本当のリスクは判断が鈍る。
迷いが増える。決断が遅れる。エネルギー効率が落ちる。 でも本人は気づかない。
なぜならそれがゆっくり済む劣化だから。 しかも経営者は責任感が強くて気合で押し切れてしまう。
だから余計に危機感が生まれない。 ここではっきり言います。僕のやっている健康戦略は管理するためのものじゃありません。
健康の本質
チェックリストで縛る。行動を強制する。誰かに依存させる。 そういうものではないです。
目指しているのは健康をセルフマネジメントできる状態です。 つまり自分の微妙な変化に気づける。
少しのズレを早く修正できる。 無理している知覚を持てる。
回復のスイッチを自分で入れられる。この状態を作ることです。 皮肉な話ですが、事業を本気でやっている人ほど限界まで頑張れる。
無理が効く。多少の不調を無視できる。 だからこそ健康戦略が必要です。
これは弱い人のための話じゃないです。 走り続けられる人が壊れないための話です。
今日伝えたかったことは一つ。 健康はできているかどうかではなく扱えているかどうか。
そして本当の健康戦略は管理でも根性論でもない。 自分の状態を正確に感じ取り、正しく立て直せる力。
それを手に入れた経営者、個人事業主は 仕事も人生も長く強く安定します。
ということで今日は自己管理できているつもりが一番危ない、 経営者が見落としがちな本当の健康戦略についてお話しました。
それでは健康戦略デザイナーのぐっちぃでした。 今日も素敵な一日を!