タイムマシンで40代に戻れたら伝えたいこと
2026-06-15 04:05

タイムマシンで40代に戻れたら伝えたいこと

車椅子や杖をついて、誰かに支えてもらいながら過ごされている患者さんたちを、たくさん見てきました。誰かに手伝ってもらいながら穏やかに過ごされている姿は、見ていて幸せそうで、施設全体がゆったりとした時間の中にあるようでした。でも、少し動いただけでもとてもしんどそうにされているのを見るたびに、このしんどさが少しでも軽かったら、と思うことが何度もありました。


27年間・2,000人以上の方の栄養指導や病気の方や高齢者の栄養管理に関わってきた中で、80代や90代だけでなく、100歳を超えた方たちのケアを通じて感じたことがあります。もしその方がタイムマシンで40代に戻れたとしたら、何をお伝えできただろう、という問いを胸に、食習慣や体づくりについてお話ししています。


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こんにちは、管理栄養士のたえです。
今回は、長年の臨床の場で感じてきたことから、
40代のうちにやっておきたいことについてお話したいと思います。
私は、これまで27年間、2000人以上の方の栄養指導や
高齢者の栄養管理に携わってきました。
その中には、80代、90代、100歳を超えた方もいらっしゃいました。
高齢者施設では、車椅子や杖をついて、
誰かに支えてもらいながら過ごされている高齢者の方たちをたくさん見てきました。
誰かに手伝ってもらいながら穏やかに過ごされている姿は、
見ていって幸せそうで、施設全体がゆったりとした時間の中にあるようでした。
でも、少し動いただけでもとてもしんどそうにされているのを見るたびに、
このしんどさが少しでも軽かったらいいのにって思うことが何度もありました。
もしもタイムマシンでこの方が40代の時に戻れたとしたら、
何を伝えてきただろうって思うんですよね。
印象に残っているのが、腰の間があって痩せたおじいさんたちのことです。
若い頃からずっと朝食を食べないのが習慣だとおっしゃっていました。
朝食を抜くと一日の必要な栄養を十分に取ることが難しくなりますし、
長い空腹の時間が毎日続くことにもなります。
栄養が入ってこない時間が長く続くと、
体は自分の筋肉を分解してエネルギーを取り出そうとします。
筋肉が減ると骨を支える力も弱くなっていきます。
その状態が何十年も積み重なると、
気づかないうちに体が弱っていく、そういう方を何人も見てきました。
もう一つ、牛乳とか乳製品が苦手で食べてこられなかった女性の話です。
そういう方は骨粗傷症になっていて、お薬を飲まれていることが多かったですね。
女性は年齢を重ねると骨密度が下がりやすくなってきます。
でも40代のうちからカルシウムなどの骨の栄養をしっかりとっておくと、骨が守れるんですよね。
印象に残っていることもあります。
ずっと自分や家族の食事作りを担当してきた方は、
高齢になっても自分で好きな食事を作ることができるんですよね。
そして入院されても、食事をただ食べるのではなくて、
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作り手の苦労とか思いを理解して、それはそれは感謝しながら食べていらっしゃったんですね。
食事に対する思いとか向き合い方って、人によってこんなにも違うんだなって感じていました。
私自身も自分の食事を後回しにしてしまうことがあります。
でも患者さんたち、高齢者の方たちを見てきて、無理なダイエットで栄養を削ったり、
自分のことを後回しにし続けるのはもったいないなと思っています。
40代からの選択が、20年後、30年後、将来の健康な体につながっているということを、
患者さんとか高齢者の方たちから教えてもらいました。
動くたびにしんどい思いをしなくて済む体でいてほしいと思っているのは、今も変わらないんです。
ではまた。
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