母が更年期でうつになり、80代で大学生になった話
2026-06-06 04:01

母が更年期でうつになり、80代で大学生になった話

更年期の不調のなかで「眠れない」は、特につらいと感じている方も多いのではないでしょうか。疲れているのに眠れない、やっと寝ても夜中に目が覚める——そんな日が続いたらどうなるか、私は20代の頃、母を見て知りました。


母は40代後半に更年期で眠れなくなり、うつ病になった時期がありました。ご飯も食べられない、起き上がることもできない——そこまで追い詰められていました。でも治療を受けながら少しずつ回復し、80代になった今も通信制の大学で楽しそうに学んでいます。あの頃とは別人のようです。


更年期をずっと怖いと思っていた私自身も、しんどくなったとき早めに相談して、今は元気に過ごせています。同じように不安を感じている方の、少しでも参考になればうれしいです。


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こんにちは、管理栄養士のたえです。
今回は、母が40代後半から更年期で眠れなくなり、うつ病になった体験と、そこから治療・回復していった話をしたいと思います。
更年期の不調の中で、眠れない日っていうのは特に辛いと思います。
疲れているのに眠れない。やっと眠っても夜中に目が覚める。それが毎日続いたらどうなるか。
私は20代の頃、母を見てそれを知りました。
母が40代後半になった頃から様子が変わっていきました。
毎日しんどそうで、朝、今日も眠れへんかったっていう言葉は口癖のようになっていました。
あの日、背中からガーッと汗が湧き上がってくるっていうホットロフラッシュのことを誰かに電話で話しているのを聞いたとき、いつか自分もきっとこんなことになるんやって思ってました。
その後、母は眠れない日が続くうちに、うつ病になってしまいました。
ご飯も食べられないし、喋ることも起き上がることもできない時期がありました。
私はその頃心理学を学んでいたので、ある程度の知識はあったんですけれども、母があんなにしんどそうにしているのを見ているのはやっぱりつらかったですね。
4、50代の女性は最も睡眠時間が短い年代で、国民健康栄養調査によると4割以上が6時間未満という状態です。
仕事・家事・介護が重なる時期に、女性ホルモンのエストロゲンの低下で自立神経が乱れて、ホットフラッシュや夜中に目が覚める症状も加わって、眠れない女性が多い年代だと思います。
母の場合はホルモン補充療法とか睡眠薬とかを使いながら、少しずつ回復していきました。
そして母はあの苦しい体験を得て、自分の体を良く知るようになったんだと思います。
今では疲れる前に昼寝をしておくとか、毎日寝る前には血流を良くするためのストレッチを絶対に欠かさないとか、自分なりのやり方で体を整えています。
そして80代になった今、通信生の大学で学んでいます。
本当に楽しそうで、あの頃とは別人のようです。
私自身はあの経験があったので、高年期になったらきっとしんどい時期が来るって長いこと思い込んでいました。
仕事が忙しかった時期は眠れなくて、だるさを感じていたりしましたけれども、婦人科とか漢方クリニックに相談して漢方薬を飲んだりしてだいぶ楽になりました。
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私は今、母が苦しんでいった年齢になりましたけれども、今は元気に過ごせています。
なので悩んでいる方は早めに受診してみてほしいなと思います。
20代の頃、近くで母を支えてきた経験もあって、私もしんどい時期にいる方に少しでも力になれたらいいかなと思っています。
高年期は辛いのが当たり前で我慢するものではなくて、できることがある。
母の回復を見てきたから、今私はそう思っています。
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ではまた。
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