アーグラーの歴史
耳で旅する週末-ミミタビ-のお時間です。この番組は、働かなたの週末に耳で楽しむ非日常のひとときをお届けします。
音で声で耳で次の休みに行きたくなる、そんなエピソードをお楽しみください。 リョウタです。今日は耳で旅するタージマハル。
はい、ということで今日は2023年の1月に行ったですね、インドの旅を振り返りしていきます。
シャープ39で話した耳で旅するインドバラナシのエピソードの続きですね。
2023年の1月に2週間くらいかな、北インドを回ってきて、
前回ね、シャープ39でインドの街バラナシに行った時の音とエピソードをお話ししたんですけど、
バラナシからその後、アーグラーっていうタージマハルのある街に鉄道で移動しました。
今日はですね、そんなタージマハルのあるアーグラーの話ですね、していきます。
まず最初にアーグラーってどんな場所、どんな街っていうところから話していくんですけど、
結構ね、今のインドってヒンドゥ教のイメージがあると思うんですね。
実際インドってヒンドゥ教徒が一番最も多いんですけど、
ただあの歴史的に見るとインドをですね、イスラム王朝が統治していた時代が結構長いんですよね。
だいたい13世紀ぐらいから最初デリーするタンチョウっていうのが300年ぐらい統治して、
その後ムガール帝国が300年、だいたい300年で、まあ計600年ぐらいですね。
イギリスの植民地化が始まるまで、だいたい600年にわたってイスラムの王朝がインドっていうのを統治していた時代が長かったと。
で、その後インドはイギリスから独立するわけですけど、イギリスから独立するときに、
ムスリムの多かった地域、パキスタンとバングラデシュっていうのが分離して、
まあ分かれて独立したっていう経緯がありますと、
ただ、今でもインド国内には2億人ぐらいのイスラム教徒がいると言われていて、
実はインドってヒンドゥ教のイメージがあるけど、世界で見てもイスラム教徒がすごく多い国の一つという風になっています。
タージマハルの魅力
で、このアーグラですね、これから話すアーグラっていうのは、
そういうイスラム王朝の時代の統治を象徴する場所になっていて、
使徒になっていた時代もあるというような街です。
で、そんなアーグラには2つの世界遺産っていうのがあります。
観光の目玉になる世界遺産っていうのがあって、
それがタージマハルとアーグラ城ですね。
タージマハルはアジアを代表する世界遺産になるんですけど、
あともう一つアーグラ城っていうのがありますと、
アーグラ城っていうのはタージマハルから車で10分ぐらいの場所にあって、
もともと要塞として建てられたんですけど、その後宮殿としても使われている、
見た目が赤茶色の赤土っぽい色をしている建物になります。
で、このタージマハルとアーグラ城をですね、繋ぐストーリーっていうのがあって、
それがシャージハンっていうムガール帝国の第5大皇帝っていうのがいて、
アーグラに行くと、そのシャージハンにまつわるストーリーっていうのが、
ガイドブックをはじめ、現地でも必ず目にする物語になっています。
でね、タージマハルってお墓なんですよね。
世界で最も美しいお墓なんて言われることもあるんですけど、
白の大理石で左右対称で使われていて、
タージマハル作るのに2万人の職人と、
22年の歳月をかけて完成したって言われてるんですけど、
これ誰のお墓かって言ったら、
さっき言ったムガール帝国の第5大皇帝、シャージハンの奥さんなんですね、妃。
シャージハンの妃のムムターズマハルっていう女性のために作られたお墓ですね。
でまぁ、タージマハルの中心には今もね、お墓として棺が置かれています。
今はムムターズマハルだけじゃなくて、シャージハンの棺も置かれているので、
このご夫婦のお墓って風になってます。
で、もう一個のアーグラージョっていうのが、最初は要塞として建てられたんですけど、
これ要塞だったから、アーグラージョっていうのは最初要塞だったから、
高いね、だいぶ大きな城壁っていうのもあって、見た目はすごく健康な感じなんですね。
で、赤みがかってるのが印象的で、
赤砂岩っていうのかな、赤い砂岩、北インドで採れる材料みたいなんですけど、
赤い土色の城壁がですね、すごく外側から見ると印象的な建物です。
中に入ると代理席なんかも使われていて、宮殿の面影っていうのもある、そんな建物になってます。
でこれ、そのアーグラージョとシャージハンっていうのがどういう風に関わってくるかっていうと、
さっき言ったようにシャージハンっていうのはタージマハルをですね、
自分の亡くなった妃のために、生むタージマハルのために婚留するんですけど、
シャージハンはその晩年に息子に老いを奪われるんですね。
ムガール帝国っていうのは、親子間、兄弟間での勤力闘争が相当激しかったみたいで、
シャージハンは最後ですね、晩年になって息子に老いを奪われて、アーグラージョに遊兵されて、最後生涯を閉じるんですけど、
その遊兵された場所っていうのが、アーグラージョ内のタージマハルを見渡せる塔の中になってるんですね。
だからこの絵、アーグラ行ってタージマハル見てアーグラージョを見ていくと、
そのシャージハンの物語として、最愛の妃のためにタージマハルっていうお墓を、
後ろの代理席のお墓を莫大な費用と年月をかけて作るんですけど、
シャージハン本人はそれを遠くに眺めながら、視界には捉えながら、息子に遊兵されて晩年を送ったっていうのは、このシャージハンの物語ですね。
アーグラーの旅
やっぱね、現地行ってどういう感情でシャージハンがアーグラージョの中で過ごしたんだろうかみたいなね、
そんなイメージがね、イメージを持つ場所でした。
で、実際これタージマハルの中の動画の音をこれから流すんですけど、
これ代理席、さっき言ったようにタージマハル代理席でできてるんで、
そのタージマハルを歩いてる時の反響音っていうのがね、聞いていただけるととても雰囲気つかめるんじゃないかなと思います。
実際僕行った時は、アーグラにはバラナ市から15時間ぐらいかけて寝台列車で移動して、
そっから駅前からですね、オート陸車、いわゆるトクトクでタージマハルの近くに移動しました。
タージマハルの近辺っていうのは大通りが整備されていて、観光用にですね、きちんと整備された綺麗な道っていうのが通っていて、
その両脇にホテルとかレストランが集まっていて、タージマハルを起点にした観光っていうのが整備はされているんですけど、
ただ一本ね、裏道に入るとミホソウの道とか絵が並んでいて、
結構まだまだ剥き出しのインドっていうのが、タージマハルからもうほんと数分のところとかもね、歩くと結構見えてくる部分ではありました。
ほんと観光地化してるのはタージマハルとその大通りぐらいで、それ以外はローカルエリアっていう感じでしたね。
タージマハルね、タージマハル行くと、まずチケット売り場でね、チケット買って中入っていくと、
タージマハルが見えるところに門があるんですよね。その門をくぐってタージマハルが見れるようになってるんですけど、
その門を抜けていく瞬間、そのタージマハルが見えてくる瞬間っていうのが、
たぶん遠近法とか遠近感とかにもかかってくると思うんですけど、小さな門の入り口から入っていくと、
視界が開けて、その左右対称の世界が広がっているタージマハルが見えるっていうような風に、
庭園含めてそんな作りになっていて、この瞬間がすごく息を飲む瞬間ですね。
本当にタージマハルあるみたいな思う瞬間だし、
そこから庭園抜けてタージマハルの中に入っていくんですけど、
本当に真っ白な大理石で、非現実的なフィンキーっていうのがあってね、
その辺りを歩いた記憶っていうのはすごくよく覚えています。
僕一人旅で行ってたから、写真撮りたいじゃないですか。
自分をなかなか撮るっていうのが難しくて、
そうするとタージマハルの庭園の中で、タージマハルが見渡せるところって写真屋がいっぱいいるんですよね。
写真を撮っているカメラマンが、その有料で撮るカメラマン。
いくらぐらいしたかな、たぶん2本円で1000円ぐらいの価格だったと思うんですけど、
一眼レフカメラで撮ってくれて、10万円ぐらいその場で撮ってくれて、
すぐSDカードに入れて、こっちのスマホに送ってくれるっていうようなサービスしている人たちが結構いて、
僕はあんま観光地でそういうのやったことないんですけど、
タージマハルはね、やっぱりちょっと写真残しておきたいなと思って、
お願いして写真撮ってもらったんですけど、
こっちはバックパッカーの男の一人旅じゃないですか。
で、基本タージマハル、当時は地元の、地元っていうかインド人の観光客の方も多くて、
やっぱりその綺麗な装いをして、みんなで記念写真撮ってるわけですよね。
で、僕なんてバックパッカーだったから結構服装もボロボロだったんですけど、
そしたらカメラマンがいろいろ支持してくれるんですけど、
タージマハルを背景にして、
僕がね、タージマハルを背景にしたところに腰掛けて、
カメラに背中を向けて、顔を振り返って、
なんていうの、見返るみたいな感じの写真とか撮ってくれて、
なんだろうな、
あんまりこっちの要望というのは答えてくれなくて、
なんかインド人らしい強引さで、
次はこういうポーズ、こういうポーズ、こういうポーズっていうすごい強い圧の下、
どんどんどんどん写真撮ってくれたんですけど、
その見返り系の写真が結構多くて、
今見返すと面白いんですけど、撮ってもらった時は、
なんかすごい自分一人で行ったのに、
様になってないポーズ決めまくってるみたいな写真になってて、
ちょっと恥ずかしくて、
結局誰にも見せてないっていう写真があります。
もうちょっとアーグラーの話をしていくと、
アーグラーにはベイビータージって言われている、
ベイビータージの魅力
タージマハルに影響を与えた建築物があるんですね。
これもお墓なんですけど、
これはもう少しシャージハーンとかよりも前の方のお墓になっていて、
それもね、壮大理石のお墓になっていて、
タージマハルと比べるとだいぶ小じんまりとはしてるんですけど、
その後のタージマハルの混流に影響を与えたっていう話がありまして、
そのベイビータージも見てきたんですね。
ベイビータージは確か有料で、もちろん中に入るには有料だったんですけど、
これもまた公園のような雰囲気で、
かつね、あんまり観光客がいなかったから、
結構そののんびりした雰囲気っていうのが出ていて、
なんかね、遠足なのかな?
ちょっとどんな感じなのかわかんなかったんですけど、
遠足っぽい地元の学生とかがのんびり集まったりしていて、
なんかね、その瞬間すごい良かったなって。
で、これ、やっぱインド、アグラも含め騒がしいんで、
インドの喧騒を離れられる場所ってなかなかないんですけど、
このベイビータージはすごく静かに時間を送ることができて、
結構ね気候も暖かくて良かったんで、
今思い出してもね、結構旅の記憶に残る瞬間になってます。
アグラ城への奇妙な旅
そんな公園でのベイビータージの雰囲気から伝わってもらえればいいなと思います。
ちなみに、もうベイビータージの外出るとですね、
変わらずむけ出しのインドってのがあって、
この騒がしいインドが待ってます。
なんかね、すごくインドを感じる瞬間ってのがいくつかあって、
僕、タージマハルからアグラ城に移動するとき、
最初、ウーバー拾おうかなと思ったんですけど、
なんかね、ウーバー拾った途中までアグラ城に行こうと思ったんですけど、
なんかね、インドって結構ところどころ、
他のバラナシとかでも経験したんですけど、
急な交通規制みたいなのがかかって、
目的地よりはるか前とかで、
これ以上行けないからここで降りてくれみたいな、
やりとりってのがちょこちょこあったんですよね。
タージマハルからアグラ城に移動するときも、
大通りのね、大通りの交差点辺りで、
ここから先は行けないからここで降りてくれみたいなやりとりがあって、
しょうがないなと思ってそこから降りて、
アグラ城に向かうときどうしようかなと思ったんですけど、
Googleマップで見たら2キロぐらいだったから、
20分ぐらいの表示だったから、
これぐらいなら歩いていくかと思って、
アグラ城まで歩いてたんですよね、またそこから通り歩いてたら、
そしたらね、今度バイクになったおじさんがこっち来て、
話しかけてくれて、
どこ行くんだみたいな、アグラ城行くって言ったら、
乗ってけっていうことで乗せてくれたんですよ。
カワジャン着た、50歳ぐらいなのかな、
カワジャン着たおじさんにヘルメット渡されて、
乗ってけみたいな感じに言ってくれて、
アグラ城まで乗せてもらったんですよね、二欠して。
アグラ城の近くで降りて、
で、そしたらまあ、終わったら、
俺が紹介するお土産屋に一緒に行ってくれないかみたいなこと言い出して、
まあちょっとこれめんどくさいなと思って、
ねえあの、まあ俺何時に戻ってくるかわからないから、
もうここまででありがとうっつって、
あの、待ってなくていいよって伝えたんですけど、
いや待ってると、待ってるから、
まあ帰りも送ってくから、途中お土産屋寄ってくれみたいなこと言われて、
いやーこれめんどくさいなと思って、
まあとりあえずアグラ見てたんですね、アグラ城。
で、小一時間ぐらい観光したのかな。
でも結構夕方ぐらいの時間になって、
アグラ城出て帰ろうと思ったら、
もう出口のところでそのおじさんが待ち構えてて、
とてもじゃないけど振り切れない状況だったから、
まあもう一回バイク乗せてもらったんですね。
バイク乗せてもらってホテルに向かいながら、
なんかね、一回お土産屋みたいな画像みたいなところを寄らされて、
まあ一回中入るんですけど、
まあもちろん買う気はないから、
あの、中見て全然買う気ないよってことを伝えて、
なんか4,5分ぐらいそのバイクのおっちゃんがお店の人とやり取りしながら走ってたんですけど、
まあその後ね、また結局そのホテルの方まで送ってくれて解散したんですけど、
なんかね、何だったのかなって。
なんかインドいるとね、たまにそういうこと起きるんですよね、あの不思議な体験。
結局何だったんだろうって。
本当にただ歩いてたら、
ヒッチハイクしたわけでもなくて、
ただ歩いてたらアグラ城まで乗せてってやるよって言ってくれて、
特にチップとかも渡してないんですけど、
普通に送ってくれて、
その後1時間ぐらい待って、
そのガショウみたいなところに寄って行って、
特に買う気もなくそのまま帰ったんですけど、
まあもちろんその俺がそのガショウで何かを買えば、
そのおじさんにマージンが入るんだろうっていうことは想像つくんですけど、
あまりにも、
割に合わないですよね。
1時間待って、
車で、バイクで送って、
しかも明らかに金なんて持ってなさそうな服装してるのに、
なんかね、
インドにいると、
こういう不思議なことが、
時々起こるなーって。
まあ元気なときはね、それが面白いなって思うんだけど、
疲れてくるとね、
まあちょっと鬱陶しいなーっても思ったりして、
まあそんなね、
アグラタジムハルの思い出です。
やっぱなんかインドってね、予想外のよくわかんないことが起きるなーって。
もちろんそのね、タジムハルとかも素晴らしいんだけど、
こういうなんかふとした時に起こる、
なんかよくわかんないことみたいなのが、
すごく印象に残る国だなと思います。
はい、ということで、またあのインド編ですね。
どっかで続きはやろうかなと思うんで、
次はデリーかな。
いずれまたデリー編とかね、喋っていきたいと思います。
それでは今週はこんな感じです。
良ければチャンネルのフォローと高評価お願いします。
SpotifyXメールフォームからコメントお待ちしています。
来週金曜日の18時にまたお会いしましょう。
それでは耳たびで良い旅を。