もうこれはかなり不思議だなと思ってたんですねでまぁその今回に関しては今日はその僕が不思議に思っているところを伝えたいと思ってます
突然ですけどおでん好き? おでんは好きだね はい静岡県民おでん
全部串に刺さってます 刺さってます はいそして煮汁は黒っぽいですこういう口調でしっかり味がついてます
で食べる前に鍋から出してお皿にあげたところに削り節 削り節もあれだね花かつおじゃないね粉になってるやつだね
まあ粉だね うんいわし粉とかいいね いわし粉いいね うんとかサバ節の粉になってるやつとかね
あれをバラバラっとかけて青海苔をバラバラバラっと乗せてそれでからしをちゃんとつけて食べると
やつですね 美味しいね はいあれ季節いつなんだろうね 季節いつか
いつだろうね もう一番食べるのが多いのはお祭りの時期だからうちは10月の第2週とかね
でしょだからさこれ多分全国的にアンケートを取ってないからわかんないけどもし取ったら
おでんイコール冬って人多い気がするの ちょっと鍋物の延長上みたいなイメージで
コンビニとか見てるとね時期的にそうだね そうね冬にならないとコンビニで出ませんからね
なんだけど僕の感覚からすると夏じゃねとか思ったりもするわけ 夏か 海の家とかさ
プールとか行くと近くにおでん屋さんが開いたりとかするじゃないですか あるね
夏はプール入って体が冷えてて出てきてで両親とかじいちゃんばあちゃんが待ってるとこに行ったら
はいおでんっていうパターンが結構多かったので 結構手軽に食べたからね そうですねあとは駄菓子屋さんでおでんとかね
あったね ありましたねそんな感じでおでんの話を今回はするんですが
おでんのルーツの話ってしたことありましたっけ おでんのルーツないね ないか ないと思う
おでんの具材って今いっぱいありますよね うん 何好き? 何が好き?
まあ卵 卵 あと半ペンかな 半ペン 大根 大根
どれって言われるとねどれも好きだね うん
でもなんだろうな俺は今回はこんにゃくだからってわけじゃなくて うん 子供の時からこんにゃくが好きだったんですよね
ああこんにゃくね うん何でだろうね なんかね歯触りとかは好きだよすごくこんにゃくが
子供の時にね俺自分で思い出して笑っちゃったんだけど好きなおでんの具材がこんにゃくといとこんだったの
まあいとこもなんか魅力あるよね いいよね食感違っていいよね 違っていい あとは大根かな
大根ね でね
おでんのルーツを考えると多分皆さん頭の中におでんの具材バーっといくつか浮かべてると思うんですよ
そこに豆腐がないのが不思議だなと思うわけです 豆腐がまあないね ないですよね昔あったのかもしれないですけど現代ではほとんど見ることないですよね
実はおでんのルーツはでんがくですね でんがく でんがくって見たことありますよね
具材があって串に刺さってて焼いてあって味噌のってあるやつ これね何年か前だったかなちょっとびっくりしたことがあってですね
podcastで聞いたのか忘れたけど豆腐でもでんがくあるんだねって言われてびっくりしたの 豆腐でもでんがくあるんだね
でんがくって普通こんにゃくでしょっていう人がいて ええってなってさ だってでんがくの名前の由来知ってます?
なんとなくね でんがくってもともとでんがく踊りっていう踊りがあるんですよ
でんらくとかでんがくとかって言うんですけどそれは田植えの時期に神様にお祈りを捧げるとかそういう意味がある踊りなんですけど
その時に白い袴を履いてですね 水を張った田んぼのとこで跳ねるようにして踊るんですって
で中には埋もっちゃったりするので竹馬みたいなやつの一本の棒に捕まってピョンピョン跳ねるみたいな踊りがあるんですって
見たことないからわかんないけど その様子が櫛に刺さってて白いもので茶色く汚れてるわけじゃないですか
これがまるで豆腐でんがくのようだねっていうことで豆腐の串焼きのものに味噌塗ったのをでんがくと見たてで言うようになったんですよ
でんがくとかそっちが先で食べ物が後 そう食べ物が言ったら焼き鳥みたいな感覚で豆腐の串焼きみたいなのが出てきて
それがまるででんがく踊りだねっていう見たてで名前が付けられたっていう経緯があるんですね
しかも串焼きだからさお皿いらないし縁日みたいなとこで売れるじゃないですか
しかもお祈りとかお祝いとかで使うでんがく踊りに見立ててるんで縁起もいいし
これが人気になっていったのがだいたい室町時代の中期から後期って言われてますね
室町時代 足利将軍の時代ね
戦国時代にかけてぐらいに人気を博していったということらしいんですよ
だから漢字が楽しい楽だね そういうことですね
で時代は下って江戸時代になってくると料理屋さんとか食べ物屋さんっていうのがちらほら出てきますよね
内店だったりとか外店屋台みたいなのとかボテフリみたいなとこが出てきますよね
そうすると商売のロジックに乗ってくるとでんがく屋さんが多様化してくるわけですよ
豆腐いけんだったら茄子でもよくねって茄子でんがくができたりとか
里芋でやってみたりとか魚でやってみたりとか鶏肉でやってみたりとか戻っちゃったよみたいなね
とかも出てくるわけですよ そのうちにね1700年代くらいになってくると
上巻おでんっていう屋台が出てくるんだよね 上巻おでん
そう上下の上に巻はね厚巻の巻ですよ
でおでん これはねもうまさにでんがくの方のおでんなんだけど
でんがくを魚に厚巻飲むっていう屋台が出てくる ああそういうこと
だからさざやさんとか見てるとさおでん屋台でいっぱいやってる風景とか描かれるじゃない
これね1700年代にもう出てるんですよ ただおでんが違うというだけね
おでんは今のおでんではないの? ではないですねいろんな具材のでんがく
ああでんがくなんだ でも幕末近くに書かれた森定満校にはもうおでんと書いてあるから
おでんがくが縮まっておでんになってる ああそういうことじゃあおでんって今ひらがなでよく書かれてるけどこのでんの詩は
田んぼの田なの? そういうことですよ
そういうことバランスが悪いからきっとひらがなおでんなのね
おでんってちょっと意味わかんないもんね漢字にすると 田んぼの田書いたら読めないでしょ
田んぼになっちゃうじゃん 確かにでんがくなら田んぼに田に楽ででんがくっていくけど確かにないね
おでんがくの屋台とかが出てきてこれがまた流行るわけ
なんで流行るかっていうと江戸で大人気になっててさ男性独身いっぱいいる社会でしょ
でそば屋があいて天ぷら屋があって寿司屋があってっていうあのところに厚館おでんみたいなのもいると
しかもちょっとファストフード感あるもんね他のお店と一緒で
これ和食店でも見たと思うけどそば以外はもう手づかみでパッと食べられるものばっかりなんですよ
天ぷら屋も全部串に刺さってましたでしょ 刺さってた
同じ系譜が一緒なんです へえそこから来てるんだね
天ぷらはお皿に乗せてて高級感って食べるようなものではなくて
串に刺さった食材を天ぷらに揚げてはいよって渡すやつ
串揚げじゃない口カツみたいな感じなんだね
そうそうそうあんな感じなんですよ
で伝学も同じのりなわけですね伝学の方が古いんですけど歴史
でこれで人気を博していきます早くてうまくて安く飲めるみたいなね
ちょうどいいよねつまみにね
でそうしていくとですねまたこれ寿司と同じなんですけど
おお
横着するおでん屋さんが出てくるわけ
横着するおでん屋さん