で、その万葉集の歌を現在のあそこの大臣さんはあんなことやってるからって、それを万葉集をもじって皮肉って遊ぶみたいな。
万葉集って和歌みたいなやつを集めてるんですよね。 藤原の帝歌とかあの辺の時代ですよ。古今和歌集とかもうそういう歌ですよね。
あんなのを日本文化を使って遊ぶっていうそういう域をやってるんで、そういったある程度教養が求められた遊びも大いに流行したし、
キップが良いとかね潔いとかグズグズしてる奴は品のない奴だとかそういう話になっちゃうんで。
今だと日常会話で芸能とか政治の話もしたりするけどさ、急にサピエンス全史絡めてくるとかね。
もうそっから持ってくんのかみたいな。ちょっと和歌とか万葉集に値するものがちょっと何なのかピンとこなかったんだけどさ、今の現代においてね。
そうですね。 でもなんかそんな感じの会話をしてる経営者の皆さんがいらっしゃるからそんな感じなのかな。
どっちかっていうとそういうアカデミックな話もあったでしょうし、例えば映画とかね。
あれか、シェイクスピアの話混じると今の現代版になるね。
そういうのを小粋に軽やかに話をするとかね。もちろん吉原みたいなところも行くんでしょうけど、そういう文化が形成されてた時期。
ここからなんだね。 これはねもうちょっと細かく後でやります。次の話になるかな。結構大事なポイントにはなってきますかね。
あとはね今までの料理の形を踏襲はしてるんです。やっぱりお酒のための様式であることは間違いないんですよ。
そこはそうなんだ。 大興も本善もずっとそうだったじゃないですか。で違うのは茶外石だけど、でも茶外石も元はお酒ありきの茶外石でしたからね。
ああそうなんだ。 お酒飲んで軽く一杯やってそれからお茶飲むっていうそういう感じなんで。
ああお酒先だっけ。 お酒先ですよ。一番最初に酒出ますよ。
お酒飲んでお茶も飲むんだ。 そうです。
なんかすごいちょっとイメージと違うな。 あのね日本料理日本酒デフォなんで。基本的に。
ああそうなんだ。 めちゃくちゃ酒飲みなんですよ日本人って。
ああでも遺伝子的にそんな強くない。 弱い。弱いけど酒好き。
日本酒シリーズでね日本人酒弱いって言ってたのにそこは欠かさないんだ。
特に江戸中期くらいの江戸っていうのはめちゃくちゃ酒の消費量多いんですよ。
樽海船が動き始めた時代。だからもう下り酒がバンバン江戸にやってくるのね。
あの下りって言うとあれだけど下の方か。下の方。
樽海船は。 樽海船っていうのは酒樽を運ぶための海船なんで。
じゃあ一堂に集まっちゃって一遍に済ましちゃおうぜっていうのが略式なんですよ。
じゃあ本式の時って本人達というか両親達は会わない? 会わないです。
ナコードさんが仲介役で走り回る? 時の宇治神とか言ってね。宇治神の役目をナコードさんがやるわけですよ。
そういうことなんだ。 家と家を繋ぐ役割をやってくれるわけです。だから一生ナコードさんとは付き合っていく。
ああ確かに両親世代のナコードさんって未だにみんなタレタレでよく話出てくるもんね。 そうですね。でナコードさんが結婚の承認でもあるんですね。イコール。
そういうことか。 神様がとかじゃないです。そもそも日本の結婚に神道が入り込んできたのは明治子の話ですから。
新しい? 新しいです。神前式なんてもうだいぶ新しいです。
へえ。 その後ナコードさんが承認になって結婚しました。一応届けはするんでしょうけど村とか親戚集が集まって宴会があるじゃないですか。お披露目会、披露宴。
そういうことね。そういうことですか。 でめでてーなと。そこに並ぶのはやっぱり本禅料理ですね。
ああまあそうなるよね。 当たり前です。長人の遊びの料理がそんなとこ出てくるわけなんですよ。
それはそうだよね。 これがルーツですね。これはどんどんドリフトしていってるんでまた今は変わってきてますけどね。
大事なのはお酒のためであることと遊びだってことです。風流とか息とか心遣いとかそういう遊びだよっていうのが基本ですね。
なんとなく長人の遊びのイメージつきます? 長人の遊び?
さっきね僕ベラン名町で喋っちゃったんだけど、長人ってそういう落語に出てくるような長屋の長人じゃないのよ。
ああそうなんだ。 ああいう人たちはもう長屋でさゴインキョウさんがいてオオヤさんがいてゴインキョウさんが出てきて熊さんが
お米をとかっていうあれよ。そんなベラン名町じゃないんだよ。あたしはね。そういう喋り方をするお金持ちのボンボンですよ。
もう大金持ち。一晩で100両使っちゃうみたいな。だいたいこの時代だと1両を現代のお金に換算するとちょっと開きがあるんだけど6万円から30万円くらい。
お米の相場に合わせると1両6万円からそこらかなみたいな。給料を照らし合わせていくとだいたい2、30万くらいかなみたいな感じなんで。
ざっくり簡単に言いますね。一晩で800万円スパーンって使って一気に遊びしてきたよっていう感じ。
次元が違うね。 次元が違う。そういう方々の世界なので大金持ちの世界からスタートしていきます。
そうなんだ。 金持ちのことを大臣って言うんですね。大きいに尽くすと書いて大臣。
大きいに尽くすか。 う大臣さ大臣とかそういうんじゃないですよ。内閣総理大臣とかそういうんじゃない。
それはそうなんだけどさ。 大きいに尽くすで。時代劇とか映画見てると稀に女神みたいな人とかね。
飲み屋の女神みたいな有格の女神みたいな人がお大臣さんとかいう言い方をするのはお金持ちさんって意味ですね。
そっちの意味なんだ。 単純に金持ちって意味ですね。 へえそれ知らなかった。よく聞くもんねお大臣さん。
あれはそういう人たちがこの痛とか息とかこういうのを生み出していくと。
まあ一般庶民からしたら神々で遊べるよね。 そうなんですよ。
遊び方が面白くて例えば豆腐のシリーズにも登場しましたけど名称とかね情景とか季節をさらに盛り込んで見立てっていうのをやりだすんですね。
見立て。 立田川とかね立田川を流れるもみじを再現しましたみたいな。
ああいった遊びが息だね風流だねということになるわけですね。
どんどんどんどん金持ちの方々ですからだって一晩に100両使って1ヶ月間の弁当代が100両とかもうそういうわけわかんない世界の人たちなんで。
大体の料理坊に乗ってもみんな食べちゃうんですよ。江戸中の名物みんな食っちゃったよ。
まあそうだろうね。 私はもう知らないものなんかないんですよみたいな。
そうするとこんなのはどうでしょう。
あらこれは何?って言う。これは記事を取ってまいりましてこのようにいたしましたとか。
この当時になるともう鶴あたりが誤勤制になって食べられなくなってくるから。
鶴の料理を出しておやこれは鶴じゃないのかい?って言って。
鶴もどきでございます。って食べてみる。これは何?ボラか何かを使ったのかね。
やるねあんた私はこんなのまだ食べたことないよっていう珍しいものがね。
伸張されるようになってくるんですね。
その手間をかけたとかね誰かが頭ひねって作った料理とかね。
そうですそうです面白いねっていうその心意気を褒めるみたいな。
食べるのも楽しむんだけどこれね前回の話とちょっと変わってくるのは
食べるのも楽しむんだけど見るとか心意気を読み取って楽しむっていうのも両方で動いていく感じ。
ああそういうね。
出てきましたって思ってさ見事だねこれ。
おっこれはいいねってずっと。
ああいいねこれ何何やったのあんたっていうね。両方で楽しんでいく。
ああそういうね。
そういう感じなんですね。ここに非言語コミュニケーションみたいなのがあって
反字物ってわかるかな。
反字物。
和歌とかね歌の世界でよくあるんだけど
空白全部文字にして出してくるんじゃないよと。
セリフ台本とかに書いてあるメモを読まされてるような。
これは映画として表だけ見て感じ取ってるようなのにね。
そういう解説は終わった後で映画を見る前に見ちゃダメなんだよ。
解説書は何回か見た後にああって読んでああそうだったのかっていうね。
自分の感想を持ってからね。
じゃないといきなり回答から見ても何の情緒もかけらもない。
何でこの料理をチョイスしてきたのかなっていうのを
その料理人の気持ちとか料理をアレンジした主の気持ちを読み解くっていう心の交流ですよね。
非言語交流の極みなんですよ。
確かにね。たまにお客さんがいるもんね。
この順番でこれ持ってくるのかっていう常連のお客さん。
そう。今日やたらと素のものが多いのはもしかしてって答え合わせをしに来るお客さんがいるからね。
実は今日素のもの5種類くらい出てるんですけどちょうど季節の変わり目でちょっと蒸し暑いんでこんなにしてみましたって。
なるほどねっていうね。やるねえ大将っていうのがやっぱいいじゃない。
そうね。最初から説明した後ね。
そうそうそう。味気がない。
味気がないね。
こういうのと珍しいのとかをみなさんで遊びになっていく。
一部で茶外石にないようなちょっと本善っぽいような豪華さとかも華やかさも出てくる。
けどやっぱ茶外石の流れを組んでるので食べられない料理は嫌なわけですよ。
商人ですから。そんな合理的じゃないものが嬉しくないわけですよ。
それはそうだね。
で何が出てくるか。飾り向き。
ここでね。
もともとあるんですよ。もともと飾り傍聴ってのは市場流とかで結構古い時代からある。
それは本善料理の中でもある。けどそういうのめちゃくちゃ喜ぶ人たちなんですよ。
へえ。
いいねえこの人参があってもみじの形に切ったって。
ああこういうのがまたほんのちょっとの工夫が気持ちいいじゃないの。
見事だ見事だって食べるわけですよ。
はいはいはい。
カエルに掘ってみたりとか。鯉を作ってみたりとか。
それもちゃんと味がついてるか醤油ちょっとつけて食べられるとかね。
そんなような感じになっていくわけですね。
そうね。なんかあれみたいだね。デコレーションチョコみたいな。
チョコもさ今すごいコーティングいろんなカラーバリエーションでやったり形があるじゃん。
あんな感じなんだろうね。和食がもともとそういうのがあって。
チョコもだんだん繊細にいろんな加工ができるようになって。
そうだね。
似てるかもしれない。
解析料理というか日本料理の見たての大きな特徴があって。
ディテールをあえて抽象化するんですよ。
完璧に再現しない絶対に。
蝶々掘るのに蝶々のまんま出てきたら気持ち悪いじゃん。
それはちょっとやだね。トンモとかあるもんね。表現の中にね。
気持ち悪いのはあるんだけど、例えば株を菊に見立てるものとかありますよね。
菊っぽい。誰がどう見ても菊っぽいけど、でもどう見たって菊そのものには見えないんだよね。
確かに。
あれがいいのよ。
ああそうなんだ。
あえて抽象化することでそこに余白ができるから。
粗いからこそ脳内でリメイクしてこれは菊だと思い込むわけね。
そうするとその人の脳内にしか見えない美しい風景がそこの場に現れるわけじゃない。
だからそれを目いっぱい完璧に再現したらダメなんだ逆に。
ああそういうことなんだ。
それじゃ面白みがないんだよ。
確かにね。
あくまでも意気っていうのはちょっと面白いって要素がないとダメなんでね。
だから僕らがやる剥き物ってのはそうなってる。
ちょっと知恵を働かせないとわからないのがちょうどよく面白いんだろうね。
さあさあさあそこの余白を残す読み合う文化ってこれ余白を読むって余白を残すってこれ何て表現すればいいんだろうな。
アートやってる方とかね発信文章でも何でもそうですけどやってる方はとなく掴んでいただけるのかなと思いますね。
そんな感じで出来上がっているというのが解析料理の特徴ですかね。
特徴ね。
じゃあ中身行きましょうか。
中身ここから?
食べ物の様式の中身。ザクザクっと行きますよ。
今から言うフォーマットはこれが全てじゃないです。ごく一例。
一例ね。
何せフォーマット自由なんで順序入れ替えオッケーなんで。
統計とか平均を取ると平均と同じものは存在しないっていう概念分かります?
統計たくさん取ると平均値のはずだけど平均これ難しいな。
5000人の男性、女性でも男性でも人を集めましょう。性別どっちかに寄せましょう。男性でもいいです。
平均的な顔の形をモンタジュで作ります。今AI出てきますね。やりました。
じゃあ5000人のうちこの平均の顔と近似値、似ている人何人いると思います?
似ている人?5000人でしょ?そしたら1000くらいじゃないの?
いやいやこれゼロですよ。
ゼロ?
そうなんです。ゼロなんです。ないんです。そういうものなんです。
ああ正規分布だとしても平均っていうのはないのか。
近似値で1人2人とか10人とかぐらいは近い人がいても平均値を取りに行ったらなくなっちゃうっていうものがあるんですよね。
人間の特徴もそうだし文化でもそういったことがあって。ただそれは一つの概念として持っておくとそこから考えやすい。
基準点にすると考えやすいけど実際は存在してないみたいな。そういう感覚に近いものだと思ってください。
これ本禅の時も七五三の禅でちょっと僕紹介しましたけどその概念なんですよ。
多分あれと全く同じものはあるかもしれないけどほぼないみたいな。そういう概念です。
でこれから紹介するのはうちでよく使われてるパターンを言っちゃいますね。
だからもうねこれたくに言ったらしょうがねえんだよ。
いきますよ。先漬け。前菜みたいなものですよね。前菜の日本語版です。先漬けはお椀ですね。汁椀。
で無香漬け。刺身ですね。刺身以外もありますけど。で焼き物、煮物、揚げ物、で米。
これはご飯ですね大体。ご飯と味噌汁みたいなパターン。最後にデザート。甘味、水菓子とか和菓子とかそういったものが出てくると。
すごい見慣れた並び。めっちゃ見慣れてるでしょ。これ並びが茶外石と全く違うの分かります?並びが全く違う。
飯と味噌汁がいっちゃん最後。ああ確かにね。茶外石の場合はお式の上にご飯と味噌汁と無香漬け乗ってますよね。
もう全然違いますよね。そうね。ほんとに先漬けだもんね。これはね先漬けっていうのは前菜だと思ってもらえればいいんですけど酒の魚っすよね。
つまみやん。つまみ。だって酒だもん。乾杯って言ったらつまみ欲しいじゃん。そうね。魚です。
で息の文化なのでここに一番最初に凝ったやつ出すんですよ。凝ったやつね。凝ったやつってのは技巧的に凝ったっていう意味もあるし、
そういう場合もあるし至高至高として凝ってる。豆腐はちょっと乗ってるだけなんだけどその見たてがあってああそういう意図ね。
今日こういうテーマねみたいのが分かるとか。秋だね。確かにこれは秋だっていう季節感をガンと出したりとか。
組み合わせとかね面白いね。イントロなんでクラシック音楽だったらもう前奏とかね初めの部分の指揮者が手を振り上げる。
あの瞬間の一発目なんで先漬けってのはそういう意味合いを持ってる。でその後になぜかすぐに汁が来る。
なんでやって感じですけど汁物は魚なんですあれは。酒の魚か。酒魚と書いて酒香と読むので酒香と言いましょう。魚と一緒になってややこしいですからね。
僕いつも魚ってあんま言わないですよ魚って言うんですよ魚介類のこと。なのでちょっと酒香と魚で言い訳をしましょうかね。