1. たべものラジオ 〜食を面白く学ぶ〜
  2. #193【番外編】日本のFuture F..
2023-09-12 58:47

#193【番外編】日本のFuture Food Visionを人文知から考える

日本のFuture Food Visionを人文知から考える

食の進化の方向性を決めているのは技術だけでも経済だけでもない。私たちはどんな食の未来を「善い」と感じるのか、それは歴史、文化、倫理といった人文知の観点があって初めて見えてくるものである。本セッションでは、食をあらゆる角度から追究するたべものラジオを配信するちょっと変わった経歴の料理人武藤兄弟と、「おいしい経済 -世界の転換期 2050年への新・日本型ビジョン-」の著者である楠本修二郎氏が、人文知アプローチで見えてくる観点について語る

▼SKS JAPAN 2023 

https://food-innovation.co/sksjapan/sksj2023/

▼カフェ・カンパニー

https://www.cafecompany.co.jp/


▼番組内での紹介書籍

・おいしい経済

https://amzn.to/3ZctcHa

・ラブ、ピース&カンパニー これからの仕事50の視点

https://amzn.to/45Yznku


 昨年のSKSJAPAN:https://food-innovation.co/sksjapan/sksj2022/

 登壇時の音声:#128 (s16-3)【登壇イベント】SKS Japan 2022

 登壇映像:https://youtu.be/EdxvHu8f_Ss



▼たべラジオリジナルグッズ

⁠https://suzuri.jp/tabemonoradio


▼たべラジサポーター⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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▼今日のエッセイ

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://tabemonoradio.com/category/essei-taro/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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サマリー

食べ物ラジオは、ちょっと変わった視点から食べ物の知られざる世界を学ぶラジオ番組です。最近では、楠本さんと共に登壇したセッションで未来を妄想し、SFプロトタイピングプログラムに取り組んでいます。未来を想像していかないと何の指標もないまま進んでしまいますからね。今日は食べ物ラジオ的には未来を考える上で過去を知っておいた方がより解像度が上がっていいという食べラジオの宣伝っぽい部分もありながら、日本のフューチャーフードビジョンを人文誌から考えるセッションが始まります。カフェカンパニーという会社の創業者である楠本修二郎さんが、日本の食とその変化について語ります。日本の食はコミュニケーションの場としての歴史があり、最近は食事の晴れの様子や代替肉の話題が注目されています。今回のエピソードでは、象徴的な作法「式年戦偶」や地方の人口動態、日本の食文化継承について話し合われました。これらのテーマから、日本の未来の食に関するビジョンを考えていきます。外食について考え、歴史を俯瞰し、自身の理想を追求する中で生まれた食べ物ラジオ。料理人としての視点から食材や歴史について深く知っていただきたいという思いから始まり、ポッドキャストとして情報をシェアし、リスナーに歴史の素晴らしさを伝えることを目指しています。歴史カテゴリーやフードカテゴリーについてのお知らせと、食べ物ラジオのサポーター募集のお知らせもあります。

未来を妄想するテクニック
たべものラジオ
掛茶料理むとう、むとうたくろうです。
むとうたろうです。
このラジオは、少し変わった経歴の料理人兄弟が
食べ物の知られざる世界を
ちょっと変わった視点から学んでいく
ラジオ番組です。
はい
ということで
腰が痛い
この間やっちゃいましたからね
やったね
自分の親子体験の
やってる畑がね、そちらの畑の
草刈りと
週末がちょっと忙しくて
その後、次の休みの日に
無理くり自分の家の周りの
草刈りをしたら、次の日にね
椅子に座ったら立てなくなるっていう
初めて崩れ落ちたね
ああ、こういうことか
と思って
そうなんですよ
僕も5年前にやりましたからね
やってたね
救急車で運ばれましたから
病院に着いて
お医者さんに言われて
これぎっくり腰っちゃぎっくり腰なんだけど
何回もやってますよね
って言われて、いや初めてです
いやいや絶対何回もやってますよって何回か
押し戻しましたからね
まあ俺も確かに言われてみるとね
何回かは
半日痛いとかね、この日1日痛い
とかはあったから
あれはぎっくり腰だったのかなーって今
思うと
そういう感じはする
激しいのが来てやっと気づくっていうね
ねえ、冷や汗すごいね
立てなくなった時のね
これね、僕が
ぎっくり腰をやった時に頭をよぎった
とある方のセリフがあるんですけど
バカは
風邪をひかないんじゃないよ
バカは風邪に気づかないんだよ
あーあったねその話ね
昔言われて、そうかもって
思ったんですよ
多分僕らバカなんで
普段の軽いぎっくり腰
気づいてないっすよ
そういうことね
らしいです
絶対ダメだけどね
まあね、なんか無理するのが
楽しみみたいになっちゃってるからね
ドMか
ドMじゃなきゃ多分ラジオできてないわこんなに
そういうことか
追い込んで追い込んで追い込んでるから
なんか追い込まれてるなーと思ったら
自分で追い込んでんのねこれね
そうだよ
いろんな事業にこうね
お声掛けいただいてそこにも
変わっていくっていうこのね算数がそうなんだよ
やめりゃいいね
やめりゃいいのに週1配信からまた
週2配信に戻してるしね
まあね
さすがに間に合わなくて週1の時もあるけどさ
はい
ということで
前回からのね最後ちょっとなんか
話があったのでそこをちょうどっと増えてから
SKSの僕たちの
登壇したセッションをまるっと
一本そのまま聞いていただいて
で今回は終わるかなと思ってます
はい
そうですね前回最後に少し
お話をしたんですけど
このSKSジャパン2023
の中の一つのキーワードとして
先に未来を妄想してから
それに向かって
どうしていくんだみたいな
話が結構あった気がするんですよ
それこそね
僕らと一緒に登壇した
セッションをしてくださった
楠本さんもそのお話をされてましたね
2050年に
地球全体の人口爆発が
来るのが今見えてますよね
そういう風になった時に
日本は人口どのぐらいですか
って言うと現在からだいたい3000万人ぐらい
人口減少が起きているはずですと
その世界だったら
どういう
食文化があって
どういう食産業があったら
私たちは幸せなんだろうねっていうところから
サイファイプロトタイピング
逆算していった結果
今こういう事業をやってるんだよねみたいな
お話をされたんですよ
でこれ
お話を聞いてみてはーなるほど
って感じたのは
未来を先に妄想してるから
今こういう事業をやってるんだってのが
理解できるんですけど
それを知らないで今やってらっしゃる事業を見ると
ただの
カフェをたくさん展開してるお店に
見えちゃうんですね
カフェカンパニーという会社をされてるんですけど
結構たくさん
カフェ出してらっしゃるんですよね
そうなんだ
このカフェっていう
言葉が本当のカフェなんですけど
そこは人が集まる
場所にしてコミュニケーションの
起点になってほしいっていう願いが込められてる
それで
本編の中でも一瞬盛り上がりかかって
これ話長くなるからやめましょうみたいなの言ってるんですけど
だいぶ妄想したよね
だいぶねだいぶ妄想しちゃいましたけど
途中から二人揃ってスイッチ入っちゃった
あーこれは
ヤバいやつだと思ったもんね
これやったらヤバいやつなんですけど
二人は楽しそうだったけどね
めっちゃ楽しかったです
未来を妄想するテクニックの一つとして
僕らは
食べ物ラジオで
過去を知らないと現在が分かんないので
現在が分かんないと未来に行けないよね
っていうそういう話をよくしてると思うんですけど
実はね
楠本社長はね僕らよりも先にその発想されてるんですよ
それをずっとされてこられてる方なので
やたら歴史詳しいんですよね
うんうん
彼これ10年以上そういうので
分かった上で事業されていますよね
っていうのを考えてるんですけど
もっといろんな人にそれを実装したいよね
ということを
取り組んでらっしゃる会社があってですね
そこで今プログラムの展開をされてます
要はね
このプログラムに沿っていくと
未来の妄想をやりやすくないですか
っていう
それサイファイプロトタイピングっていうね
サイファイプロトタイピング
もう面白いのが
何が面白いってSFなんですよ
マジで
SF知ってます?
SFはわかる
あのサイエンスフィクションね
だからちゃんとマーケティングするの
ああはいはいはい
現在の技術だとこれができるよね
ってもうすぐこれができそうだよねとか
この界隈で今こういう事業が動いてるよね
みたいなの全部マーケティングをして
それを土台にして
もしこれにワンアクション
加わったらどんな未来がやってくるだろうか
っていう結構ね
科学的根拠に基づいて
未来を妄想するんですよね
そこにキャラクターを決めて
登場人物を決めて
こういう問題が起きてると仮にしましょうか
じゃあこの登場人物は
その小説の中でどう動くだろうっていう
ふうにマジで
2050年を舞台にした小説書くんですよ
そうなんだ
でちょうどね
このエスケースジャパンの続編みたいな
イベントが翌週の月曜日にありまして
タコはね用事があって
行けなかったんですけど僕一人で行ってきたんですよ
行ってたね
びっくりしましたよ
本当は半年間ぐらいかけてやる
プログラムなんですけどそれの体験版で
数時間で一気にやるんですね
だからその妄想して
物語を考えるっていうのはグループワークで
やるんですけどその手前の
こんな世界ですよっていう前提を
作ってくれるんですよ
本当はこれプログラム中全部そっからやるんですけど
時間がないのでそれはやってきましたよって出してくれたんですけどね
これ書いたのが
SS小説家の作家さんの
イスカリユバ先生が
プロの人気売れっ子
先生が書いて持ってきてくれたんですよ
人気の方なんだね
大人気の方で会場に
そこにいるんですよ普通に立ってるんですよ
で僕らのグループワークのとこ
来てこれ面白いですね
これもしこうなったらどうだと思います
とかってコメント聞くんですよね
へえそうなんだ
もうわけわからん世界ですよ
登場人物を想定したカードを
何十枚かあって
ゼロから考えてもいいんですけど
大変じゃないですか
トランプみたいなカードがバーってあって
そこにいろんな人の
名前じゃねえなこういう登場人物
例えば日本橋に住んでる
30代男性とか
イスラム教のなんとか
なんかそういうの書いてあって中にはね
日本領邸の
ぬか床の金とかよくわかんない
主人公が設定されてて
むちゃくちゃでしょ
もう人じゃないじゃん
けど無理やりみんなでその立場になりきって
社会課題に
どのようなトラブルが起きて
どのように解決されていくのか
食文化と分断のリスク
ディストピアが浮かんでくるのかユートピアが浮かんでくるのか
っていうのをその場にいた4人なり
5人なりでずっと物語の
ネーム書きをしていくっていうね
要はSFを作りに
いたのね そうなんですよもうガチのSFを
作っていましたね
それをやっていて
僕たちが
やったのはちょっと宗教が
絡んで
イスラム教の方が
日本にいてその人が
男性のか女性のか
関係なく自分たちで決められるんですけど
世界線として
食の歴史と書いて食歴
その人が
今まで何を食べてきていたのかが
もうアプリをかざすだけで
わかっちゃうとかね
あるじゃないですか就職活動
するときに履歴書を書くみたいなのが
バーンって食歴が出ちゃうみたいな
そういう世界ができるかも
かもっていう前提にして
これでSF感があるんですよ
面白そうだねそれ だから僕らの
グループは日本橋まで東京
江戸っこなんだけど結婚を
境にイスラムに
回収しましたと
そうすると結婚
以前の食歴が
伝統文化圏になる
肉食べちゃってるわけですよ
酒も飲んじゃってるわけですよ
さあこれは向こう側でどう捉えられるのか
逆に
日本橋ってあまり
印象ないかもわからないですけど結構ガチガチ
の日本の伝統食みたいなのが
守られてる街なんですよね
もともとあそこって
大菓子があったりとか野菜市場が江戸時代から
ずっとあってそれが集約されて
築地に行くって背景があるんですけど
そこも結構両手多いんですよね
そういうガチガチの日本料理の
コミュニティがそこにあったと
仮にすると
そのコミュニティで生きていくこの夫婦って
どうやって見られるんだろう
っていうね
ここに食文化
食習慣による
分断が起きるリスクありませんかみたいなね
そういうSF考えてました
だいぶ
事前知識が必要そうだね
かなりめんどくさい話なんですけど
これやってて面白いなと思うのは結構笑いながら
ふざけてディストピア考えたりとかね
フューチャーフードビジョンの重要性
遊びの範疇でやってるんですけど
途中からみんなみけにしわ寄せて
これガチで起こりうる問題だよな
とか言います
割と真剣にね
そうなんですよ
それが見えてくると
じゃあ現在どういう価値観を
社会にあったらいいのかとか
どういうシステムがあったらいいのか
っていうののヒントになるっていうそういう発想なんです
結構面白かったですよ
そうね
未来を想像していかないと
何の指標もないまま
いくとなるもんね
そうなんですよね
なんで今日これを冒頭に話そうと思ったかというと
食べ物ラジオ的には
未来を考える上で
過去を知っておいた方が
より解像度上がっていいよねっていう
食べラジオの宣伝っぽい部分もありつつ
この後聞いていただく
セッションですね
対談をさせていただいた
クスモットさんもまさにそのお話を
著書の中でされていますので
その前提を
持って聞いていただくと
少し解像度が上がるかなという風に感じたので
あえて差し込みました
そういうことね
あれだっけクスモットさん書いた本なんだっけか
僕が今手元で持っている
クスモットさんの本は
おいしい経済
おいしい経済
という本とラブピース&カンパニー
というね
食べ物ラジオの紹介
ラブピース&カンパニー
そうですね
おいしい経済は割とテーマに合わせて
まとめたきれいにまとめた本だって
ご本人がおっしゃってましたね
どっちも面白いですよ
そうなんだ
ラブピース&カンパニーはちょっと読んでほしいよね
ざっとしか見てないから
あれだけど
食べ物ラジオと似ているというか
すごいその辺が好きな方は
多分ヒットするな
っていう内容が書かれていた
そうですね
リンク貼っておきますので
よかったらご覧ください
ぜひぜひ
ということで当日のセッション
見るでいいのかな
そうですね
セッション自体も30分ぐらい軽くありますからね
そうだね
じゃあ今回はノーカット版で
お送りしたいと思います
続いては
日本のフューチャーフュードビジョンを
人文誌から
考えるです
フューチャーフュードビジョン
それでは
ゼロコ株式会社
カフェカンパニー株式会社
代表取締役社長
楠本修二郎さん
カチャ料理無党
代表取締役社長
食べ物ラジオの
武藤太郎さん
カチャ料理無党取締役副社長
食べ物ラジオの
武藤拓郎さんにご登壇をいただきます
それでは
モデレーターはシグマクシスの
岡田さんが担当します
よろしくお願いします
岡田 皆さんこんにちは
ちょっと変わった音楽で
入ったかなと思うんですけども
お馴染みの方にはお馴染みの
音楽かなと思います
食べ物ラジオさんのBGMから
入らせていただきました
今日まずこのセッションなんですけれども
モデレーターを務めます
岡田晃子と申しますよろしく
お願いいたします
沖田さんからご紹介あった
3名の今パネリストの方に
来ていただいてますが
これまでですね
午前中からずっと
海外も中心に
これからの食品開発
あとAIとかビッグデータとか
結構テクノロジーのところと
あと大企業はどういう風に
イノベーションを起こしていけるのか
というようなテーマで
割とビジネスの話題も結構多かった
と思います
それはそれなんですけれども
ちょっと自分が改めて
この新しいこれからの
食というものに向き合っていくときに
なんかちょっとしっくり来ない
というところもあるんじゃないかな
というふうに思っていて
そういうところって私たちは
何千年もこういう日本という国で
日本の食をずっと
食べて
それが当たり前という世界に生きてきていて
今その世界で
食が変わろうとしているときに
やっぱりちょっとぶらしたくない
哲学やっぱり
軸文化
そういったものがあると思っています
今日は
私たち考えたいなと思っているのが
この日本の食産業をみんなで
描いていきたい
このフューチャーフードビジョンですね
今日はこのフューチャーフードビジョンを
そのものを考えるというよりも
まずそれを考える上での
このレンズ観点を
増やしていきたいなというふうに思っています
今日はですね
ちょっとレンズを増やすのに
これ以上ない
3人の方に来ていただきました
まずご紹介しますけれども
食べ物ラジオさんの
お二人ですね
宇藤太郎さんと
宇藤拓郎さんです
まず宇藤さん
ご兄弟にですね
今の食べ物ラジオの話とか
どういうことを実はされているのかという
自己紹介をしていただきたいと思います
よろしくお願いします
はいよろしくお願いします
宇藤拓郎です
今日ね僕ら普段ラジオやってるんですけど
BGMがないので
皆さん反応してください
お願いします
静かだと僕慣れてないんで
結構緊張感が漂っていると
やりづらいのでお願いします
簡単に食べ物ラジオの紹介をさせていただきます
食を面白く学ぶ食べ物ラジオということで
古典ラジオさんに影響を受けて始めました
始めてから今2年経ったところです
週2回配信で
現在190話を配信しております
再生回数は今65万回で
今またフォロワー数も徐々にずっと増え続けていまして
今は11,014
昨日数えました
各媒体で無料で皆さんお聞きいただけるので
特に食関係の方はぜひ聞いていただきたい内容となっております
先に宣伝しておきますと
食べラジサポーターというのもやっておりまして
SKS JAPANの主催である田中さんがサポーターのヒットと
岡田さんもヒットになっていただいておりますので
皆さんご協力をお願いいたします
Tシャツも食べラジ
Tシャツを今3名ここで着てますけども
岡田さんと
こんな感じです
陶芸家さんの方がサポーターにいまして
Tシャツ作るよということで無償で作っていただきました
今回のために
すずりで販売しますのでよろしくお願いします
僕らは普段は解析料理人を
静岡県掛川市でやっておりまして
かちゃ料理武藤といいます
静岡の掛川の方は
塩州長という場所が近くにありまして
天然虎フグが採れるので
フグをメインとして
あとフグ、スッポン、ハモ、あとウナギですね
こういったところを中心に
季節代わりで解析料理をしております
すみません
ご存じない方もいらっしゃるかもしれないんですけど
ポッドキャストやられてるんですけど
普段は実はこういう料理を作られてるってことですか
そうですね
こういった感じでやってますね
フグもさばけると
もちろん
もちろんスッポンもさばきますし
これお父さんですよね
真中父ですね
右が母で家族でやってます
お父さんに厳しく育てられた
食べ物ラジオの特徴
僕は割と甘やかされたタイプなんで
弟はね
お兄ちゃん大変だった
結構スパルタですね
あとすみませんもう一点
カチャ料理ってあんまり聞き慣れない名前なんですけど
初めて聞きました
どういう意味なんでしょうか
僕から答えましょう
父が作った造語なので知らなくて普通なんですよ
もともとフチャ料理というのが京都にありますよね
甘ねく人に茶を施すという
ザックバラにカジュアルに
解析というものはあまり肩肘張らずに楽しめるという
精神が父がすごく好きで
それを影響を受けて
掛川の掛野寺を一時もらって
地元の食材を中心に
ザックバラに解析料理というものを
もっと民主化したいという思いでつけたそうです
お父さんの時代から
もうコミュニケーションの達人だったんですね
父よくしゃべりますよ
僕ら兄弟よりもしゃべります
夜の仕事終わりは飲み会になると延々としゃべってますね
ずっとやってます
僕そっちの会員とやってます
ぜひぜひ
もしこちらの方にもお越しいただいたら
僕らと一緒に飲みながらしゃべることになると思うので
よろしくお願いします
お待ちしてますね
次です
食べ物ラジオ計算したんですけど
全部過去の配信に足しました
結構膨大な数になっておりまして
食べ物ラジオの特徴は
1シリーズ題材を何万年前からスタートするという
異次元なことをやってます
兄の太郎が深掘っていったら
とことん追求型なので
いくだけ行ってみようって始めたら
最後の
これ蕎麦と落語っていうのは
配信途中で
まだ真ん中ぐらいなんですけど
6.5時間あって徐々に増えて
最近は砂糖筋力の砂糖っていうのは
めちゃくちゃ面白いので
皆さんぜひ聞いていただきたいんですけど
17時間あります
砂糖だけで17時間しゃべってるってことですよね
これ省略してますよね
一部長すぎるんで
日本編はカットしました
いずれやると思いますが
なんかだんだん麻痺してくるんですけど
例えばこの梅干しって
2時間って書いてますけど
梅干しだけで2時間語ってるんですよ
ってことですよね
これ4本で
これもともと番外編で
1本だけやろうって言ったら
4本になっちゃったんですよ
シリーズになってはなかったんですけど
もともとは
けどこんな感じでどんどん広がっていくので
梅干しもめちゃくちゃ面白かったですね
砂糖は17のうち2本は何時間ですか
2本はゼロですね
ちょっとそこまで手が回らなかったですね
植物学とかそういった辺のところも
全部漏らしてる感じですね
期限前から始めちゃったんで
なるほどなるほど
香辛料とかもヤバそうだね
香辛料
寿司あたりは江戸時代の背景が結構面白くて
このラジオの特徴
僕がすごい歴史本当に苦手で
僕完全なる工業寄りすぎちゃって
わかんないんですけど
割と歴史好きなので
最初は兄が僕に歴史の説明をするっていう
小学生レベルからスタートするので
日本の食の変化
徐々に最初のシリーズから聞いていただけると
歴史全然わからんし
面白いもの全然わからんっていう人も
途中から歴史ってこういう意味があるんだ
みたいなことがわかるかなと思います
僕も最近歴史弱者ではなくなってきちゃったっぽいので
また言っちゃったか
これだけ聞き続けたら
もう歴史弱者ではないと思いますが
でもできるだけリスナーさんに寄り添えるように
過去のやつはできるだけ忘れて
今後も行きたいと思いますのでよろしくお願いします
ありがとうございます
ちょっとここ後で話したいかなと思うんですけれども
もう一人パネリストで
昨日もゼロコのお話をしてくださった
楠本修二郎さんに来ていただいております
ようこそ
僕は第二モデレーターみたいなもんで
チャチャ入れ役で生まれております
楠本さんにもちょっとお聞きしたいんですけれども
改めましてカフェカンパニーという会社をやられていて
このカフェというのが
一般のカフェっていう意味から
少し思いがあるというふうに聞いていますけれども
ちょっとそこら辺のことを教えていただいて
わかりました
25年ぐらいずっとカフェの経営をしてるんですけど
僕は人が集う場を作ることがずっと
20歳ぐらいから好きでずっとそれをやってて
なのでCAFEをコミュニティアクセスフォーエブリワンと言っています
日本ってもともとそういう村社会とか
後でお話しするかもしれないですけど
藩を単位とした元祖地産地消みたいな
コミュニティってすごくあったわけですよね
それがだんだん高度成長とともに
効率性重視になってきてて
これから先ってものすごくコミュニティ化が
すごく大事になってくるので
そういうことをちょっと考えて作った会社なんですけど
SNSによってどんどん横軸は広がるようになってきたので
これから先は地方をどういうふうにコミュニティでつないでいくか
あるいは縦のラインですね
おばあちゃんの技を孫世代がどう継承するかとか
そういうことがすごく大事かなと思って
今ゼロコも含めてやっています
なのでお二方がやっていることに
僕はすごく古典さんもすごくリスペクトしているんですけど
やっぱりもう一回歴史の再解釈から未来を見るみたいな
ことがすごく必要な時代じゃないかなって思っています
ありがとうございます
今まさにおっしゃっていただいたことを
ちょっと最初のポイントにしたいなと思うんですけれども
やっぱり歴史を遡ってみたときに
今私たちのこの産業あとテクノロジーですよね
このテクノロジーと人間の関係性といったところっていうのは
どういうふうに再定義できるのか
これをまず食べ物ラジオさんにお伺いしたいんですけれども
先ほどずっと何時間も何百時間という単位で
これまでの過去の話っていうのを見てきておられますけれども
それがあった上で今の日本の食というのは
どういうふうに見えていらっしゃいますか
現在地ですね
どういうところが変わってきたかとか
どういうところが逆に変わらないかとか
そういう気づきみたいなところをぜひお願いします
あくまでも相対的な話だと思うんですけれども
今カフェカンパニーさんというコンセプトのまさにその通りで
日本で言ったらバイサオがお茶を売っていたとか
茶会っていうのはコミュニケーションの場として形成をされたっていう
もともとそういうルーツらしいんですね
例えばもっと西側の方に行くと
中東にあったチャイハーネカフェハーネ
それが発展してロンドンのコーヒーハウスになっていく
これご存じない方はぜひ聞いてほしいところなんですけど
コーヒーハウスの中から正当性という政治のスタイルが生まれてきたりとか
技術だったり文化だったりまたはコラボレーション
企業同士のコラボレーションというのが生まれたりとか
まさにコミュニケーションの場として機能していたというふうになってるんですけど
そういう場が今この現代社会も世の中その辺の街を見渡してみて
本当にあるのかなって考えると
一部僕田舎なんで田舎のスナック行くとそういう泊まり的なところがいっぱいあるんですけど
案外カフェとかがお一人様を楽しむとか
そういうふうになってるなっていうのが歴史を相対的に見ると
減少傾向かなっていうのが一つ見えるのと
逆に日常の食事
朝ごはんを食べますから毎日別に一緒でいいはずだと僕は思ってるんですよ
なんなら昭和40年代くらいまでは朝ごはんって毎日同じものを食べてたはずだし
僕も小さい時そうなんですけど
毎日違うものを食べなきゃいけない作らなきゃいけないみたいになって
いるそれっていう感じがするんですね
これ日本伝統文化でいくと普段が毛の時間というのが
薙ぎの何もないところがあってこれに対して晴れがボンボンっていく
そこに特別なものが来るっていうことになってたと思うんですけど
どうも毛の食事が晴れ化をしてしまっている
なので僕ら飲食店きついんですよ
日常食を晴れ化されてしまったので晴れの舞台である海石料理屋はもっと晴れ化しなきゃいけない
どんどんインフレ化していく
今インスタ映えだよね
行き着く先は見た目っていうところしか残ってない
まさにこれちょっと食べ味的な話をしてしまうと
今最新シリーズの蕎麦っていうのも蕎麦うるまいって言っておもてなしのための特別な料理だったわけですし
お餅とかも日本酒とかも全部そうですよね
これがビジネスに転化することによって晴れのものが普段から手に入るっていうのは
それは飛びつくわけですよ
これが一気に広がったおかげでそこら中にあるようになって
今度価格が下がっていくっていうサイクルを長年繰り返し続けてきていて
晴れ化された食事
最終的に大正から戦後にかけてくらいの一世紀ないくらいの半世紀くらいの期間に家庭料理という造語が
皆さん家庭料理って一般の四文字造語って思ってると思うんですけど
あの時代に新しいプロモーションのためのコピーとして作られた造語なんですよね
料理っていうのは料理屋さんが作る晴れの食事のことを指しているので
それを家庭に持ち込みましょうってやった結果皆さんお弁当作るのとかね
だいぶ苦労されてると思うんで
なかなかだよねなんか大変なのにさ
みんなインスタ映えみたいな感じでお弁当を投稿してみたりとかしながら作ってるけど
今うちは朝ご飯と味噌汁となんかもう一品みたいな感じにしたけど
全然それでも普段の暮らしに何の問題もないというか
それでも毎日おいしいなと思って食べれるんで
そんな頑張る理由何なんだろうって最近僕は思ってます
ちょっと資料も用意しててくださったかなと思うんですけども
もう一度食べラジさんの資料投影できますか
これまで食べ物ラジオさんがずっと番組やられてきた中で
どういうことがこの次ですね
なんかどういうことが最近気になるようになってきたかっていうのを
リストアップしていただいたそうなんですけど
なんかこの中でちょっと特筆したいっていうところお二人からありますか
上の1から10番のところっていうのはもともと日本料理でお茶が無料なのは
本当に伝統なのかってこれよく言われるんですよ
あんたお前のところに緑茶も兼ねとんのかってよく言われるんですけど
そういう方に限って大体日本ってのはな
昔から伝統的にお茶は無料出すもんなんだよ
そんなのは伝統には存在しないんですけど
本当にバブル期ぐらいからの新しいムーブメントでもう消えかかってますけど
その辺の歴史を見ると一瞬のトレンドのはずなんだけど
伝統化されてしまうこととかっていうのはちょっと
あちこちで感じたりしますよね
やっぱり
僕こんなに喋っていいのかな
ポッドキャストは僕がほとんど喋ってるんですけど
それぞれのシリーズで食材のことだけじゃなくて
その食材に対して疑問に思うことを一個一個テーマを決めてやってるんですよね
寿司はもともと漬物だったのにどうやったら握り寿司に行っちゃったんだろう
謎すぎるっていうのを突き詰めていったらこうだったんだなとか
寿司は化け物だったね
元からいくと今はもう原型ない感じだったよね
代替肉の話よくここでもしてますけど
例えば日本の伝統的な代替肉によく岩戻きっていうのはもともとあったよね
岩戻きっていうのは代替肉の二次加工品なので
もともと豆腐そのものが代替肉として生まれてきた
日本に入ってきてお寺で禅宗っていうフィールドを一回バンって通して
庶民経済に落とし込んだら代替肉じゃなくて豆腐という独立したものに変化していた
気がついたら江戸時代ですごい柔らかくなってどんどん柔らかくなってるみたいな
こういう流れもありますし
ずっと眺めていって今一番気になってるのは下の枠のところに書いてますけど
相反仮定理論と晴れ時計っていうのをすごく意識して周りを見るようにしてます
急に横文字だね
この相反仮定理論というのはどういうことですか
論文で読んだんですよ
70年代か80年代のちょっと古い論文で読んだんですけど
ジェットコースターに乗った後に幸福感を覚えるとか
サウナに入って一回苦しい思いをした後に出てきたら超清々しいみたいなのを
体系的に論じられてる論文があって
その業界の学者さんによるとこれは定説になってるよねっていうことらしいんですよ
ドMがドSみたいな話
これ読んだ時にまさに晴れ時計じゃんって思ったんですね
普段の景があるから晴れが差分が幸福感につながっていく
差分を縮めれば縮めるほど絶対値を上げていっても幸福感上がらないよっていう議論なんですけど
これもしかしたら日本伝統文化っていうのはあえて気をキープし続けることで
時々晴れを仕組み社会に実装させておく
すると一定の幸福量を年間通して一生通してキープし続けられるっていうような伝統社会を作り上げていて
もしかしたらそういうのが朝廷なり何なりがアレンジをしたかもしれないなっていう目線で
最近見るようにしていてそれが僕の直近の興味です
福島さんは何か気になるテーマありますか
テーマっていうか今お二人の話聞いてて思ってるのは
マーケティングへの異常なまでの追従
ちょっと我々現代150年間ぐらい次はこれ次はこれ次はこれ次はこれっていうのに
アメリカ型って言っていいのかどうかわかんないけどメディア戦略性も含めて
ちょっと踊らされてそこにマーケティングをどんどんどんどん乗っけなきゃいけないっていう
まあドグマと言っちゃいいのかどうかわかんないけどそこにはまりすぎてるような気がするんですよね
で要は晴れ時計の話で言うと急にすごくこう変えるポイントと変えないポイント
みたいなものを日本人って昔からリズムとして持ってたと思うんですよ
象徴的なのは式年戦偶とかね
式年戦偶って20年に1個変えるんだけどむちゃくちゃ晴れじゃないですか
でもあれはなぜ晴れをやるかというとずっと千代に千代に続く文化伝統を守るための
要するに20年に1回やらないと技が継承されないっていうのと
あとヒノキが20年でちゃんと育つっていうのと全部計算されてるんですよ
だからその20年の意味があってそこにサスティナビリティっていうのがちゃんと存在してるわけですね
それは家なんですよだから今おっしゃった朝ごはんっていうのは家でいいよねだけれども
月に1回は晴れを作ろうねとかあるいはそこで新しいイノベーションを起こしていこうねみたいなことの
ダイナミズムを僕らがもう1回その未来に向かってリズム取り直さなきゃいけないんじゃないかなっていう気が
まとめるつもりないんだけど
素晴らしいまとめでした
あともう一つ世界史好きなんですよ
全国模紙2位だったんですよ
すごいこれだけ勉強したんですよ
さっきのコーヒーショップの話とかもうむちゃくちゃ喋ってるけど
今日はその話じゃない
やりだしたら2時間ぐらい行っちゃいますね軽く
カーメントっていう言葉は議会っていう言葉はぺちゃくちゃ喋るっていうカフェの言葉
4時間ぐらいポッドキャストで喋っていただいて2人で
僕分かんなかったらボケるんで
ジャーナリズムもカフェから生まれてるしロイズって損害保険会社ね
あれはコーヒーショップであっちにはもう砂糖届いた場合とかこっちに戦があるよとかつって
5条回作って
ちょっと今回のセッションのタイトルとして人文知っていう言葉を置いてるんですね
今ずっとお話ししてきたことっていうのは結構歴史文脈のことも多かったかなと思うんですけれども
やっぱり歴史っていうその一つの観点だけでも結構本当にいろんな気づきがありますよね
だから昔の常識が今は全く違うし今の常識はもう昔は全然違うことだった
しかもそれが価値観も逆だったみたいな何かそういうことってあって
食べ物自体は蕎麦なら蕎麦寿司は寿司ちょっと形は違うかもしれないけどあったんだけれども
それは全然違うものになっていたっていうことがあって
ちょっと今回人文知っていうことをあえて持ってきたのが結構経済活動というか私たちのビジネスを考える上では
ちょっと優先度下げがちなテーマではあるんですよね
どちらかというとロジックでこれいけるじゃんって思ってたところに
いやいや倫理的にどうなのとかそういうことを考え出すとちょっとストッパー的なこともあって
でも今の最後の話も聞いてるとそういうコーヒーハウスみたいなところでザックバランに話すこととかそういった中に
めちゃくちゃやっぱりそこに人がしっかり来るようなアイディアとかたくさんあって
あと人と人とがなぜ共感できるかって
一緒にマーケット取りに行こうぜっていうことよりは
もっとその上の美女みたいなところから行くんだろうなっていうことがありまして
なんかちょっとそこらへんのことはちょっとくすもとさんに
僕がちょっとテーマ設定をしたいんですけど
地方創生と地域コミュニティ
昨日も言ったんですけど
人口が伸びていったのってほんのわずか100年150年の間なんですね
今1億2000万人いるんだけど80年後に4800万人になるんですよ
ことは4800万人の時っていつだったっけって逆算してみると明治の終わりぐらいです
明治の終わりかとその時の47都道府県の人口ランキングを見てみましたら
1位はなんと石川県2位が新潟県
あとは愛媛鹿児島福岡広島そんな感じです
だから大都市集中っていうのがないんですよ
多分でも80年後に東京や大阪がその人がいなくなるってことはなくて
メトロポリタンはメトロポリタンの役割がある
でも一方で地方は地方でどう人口10万から20万人ぐらいの規模で
1単位のコミュニティやブランディングをしていくかみたいなことが
僕たちの遠い先の未来の作戦として描かれてるかどうかで
初動が全然変わっちゃうと思うんですね
なので単純にいいことを言いたいから地方創生とかっていう話じゃなくて
もっと本当に地方デザインをテクノロジーも使って生かしていくみたいなことに
ちょっとシフトしないといけないんじゃないかなっていうことと
あともう一つの知性学的な観点で言うと
おそらく人類がおいしい技を破壊されないで
その土地ならではのおいしい技英知を継続させてるところは
南インドと日本しかないと思います
あとタイかつまり戦で全部ゼロクレアされてます
他のところだからゲームチェンジ理論にどうしてもハマりがちなんだけど
日本は知性学的にそこを持ってるんで地方にそれがいっぱいあるから
それをどういうふうに掘り起こして
きれいごとじゃなくて継承してブランド化するかあるいは知財化するかみたいなことを
ぜひ考えていけたらいいんじゃないかなと思ってます
どうでしょうこのテーマ設定について
これ僕も最近気になるところのポイントの一つですね
それこそ戦後から爆反体制あたりなんかを見ていくと流通の問題ももちろんあるんですけど
都市化する部分と農作に向く土地ってコンフリクトしてるように見えるんですよ
フラットな土地って一番農業に向いてるわけじゃないですか
農美部屋にしても関東部屋にしてもこれ都市化しちゃったんで
どうしても農地を遠くに持っていかなきゃいけない
そこで流通とか冷蔵の技術とかいうのが出てくると思うんですけど
一方で構造主義的な考え方っていうんですか
地政学的にその土地でしか生まれない文化とか
食生活とかサイクルってあるはずなんですよね
だからすごい遠くの地球の裏側の食文化を日本に移植しようと思っても
また逆のことをやろうとしても合わないものは合わない
宗教も違えば倫理化も違うんで
だからある程度スモールのコミュニティネットワークっていうのがあって
もう半ぐらいのサイズでいいと僕は思うんですけど
これがいくつもあって相互にコミュニケーションを取り合っていく
時々交換関係とか雑用関係っていうのを築いていくっていうのが
その方がうまくいっていたケースが多いなっていうのが
歴史をずっと見ていくと思うんですよね
ちょっと今がイレギュラーケースの少数派に見えます
だから新しいっていうのは江戸時代ぐらいからもう一回見直して
そこから良かったことってなんだっけと
元に戻すんじゃなくてそれをテクノロジー使ってもう一回再現するみたいな
デザインのし直しっていうのを今絶対日本はやったほうがいいです
ありがとうございます
ご存知の通り多分しゃべり始めたら
梅干しだけで2時間話す人たちなので
とても30分ではちょっと終えられないテーマではあるんですけれども
でも今の短い会話ではありましたが
やっぱり歴史っていう観点からも
知性学っていう観点からもそう
あるいはちょっと日本の人口のこれからの動態を
未来を見ていくとそれって歴史上のこのあたりの部分みたいな
なんかそういう視点を持ちながら
私たち一緒にこのフューチャーフードビジョンを考えていこうと思っています
ちょっと最後にちょっと3名の方に
今後の活動をこういったことをやっていきたいなとか
そういったこととあと
ちょっと無茶振りではあるんですけれども
ここにいらっしゃる皆さんにこういう観点を持ちながら
新しい事業のアイディアとか
これからの未来の職を考えるといいんじゃないかっていう
その観点のアドバイスみたいなものももしあれば
お願いしたいと思います
じゃあこれはどなたから
このセッションの前にさっき2人に言ったんだけど
実は古典の深井さんと話してて
あと教育の方と話してたんですけど
僕おいしい未来研究所っていうのもやってて
そこはいろいろなコミュニティを作ってるんです
職に興味のある人たちをぜひ参加してください
すごく面白いのでおいしい未来を考えるときに
お二人やってらっしゃるようにおいしい歴史とかね
おいしい地理とかおいしい理科とか
やっていくとむちゃくちゃ面白いんですよ
で教科書にしてほしいのは
小学生5年生6年生ぐらいの教材
むちゃくちゃいいこと書いてありますよ
地理とか
書いてありますね
読みました最近
読み直すとむちゃくちゃ面白いよね
だけど小学校教育は丸暗記させてるんですよ
それがものすごくもったいなくて
この川があってこの山があって
だから南水なんだみたいなね
海は山の恋人っておっしゃる方もいらっしゃるんですけど
なぜ日本の海はミネラルが豊富なのか
それは給流だからなんですね
だからラインガーではそんなこと起きないわけで
あとプレートの移動でこんなにひし曲がった日本列島とか
いろんなことあるんです
黒潮は世界第二の暖流だったりとか
みんな小学生で習ってます
でも丸暗記だからみんな記憶にないんです
食と結びついてない
美味しいで考えるとむちゃくちゃみんな学び合えるんで
お子ちゃんと一緒にぜひやってみてください
ありがとうございます
未来のキャリアとランドマーク
じゃんぶどうさん
順番に行きましょうか
通りでいい?
通りなのこれ?
そう
まさにおっしゃる通りだなと思ってます
逆に食とちょっと離れた話をあえてしますと
これは僕前職で後輩とかにもよく言ったんですけど
未来のことを考えるこれからのキャリアのことを考えるときに
カーナビ的なものが欲しいじゃない
だから皆さんキャリアマップみたいなのを書きますよね
ただGPS壊れたカーナビは何の役にも立たないよって話をよく
僕もしてたし上司にも言われたことがある
GPSつまり現在地がどこかが分かることがすごく重要ですが
衛星がないので僕たちの人生やビジネスの世界には
じゃあ現在地を見定めるためにはどうしますか
あったらもう相対化する以外にない
自分なりのランドマークを見つけるしかない
会社の中で自分のポジションどうするだったら
同じ課の中隣の部の人とかで見ていけばいいのかもわからないですけど
それがちょっと広がって業界になる
もうちょっと広がっていくと多業界になっていく
これって物理的な平面展開じゃないですか
これを縦軸一本時間軸を区切ると
もっと解像度が上がってくるはずだと僕は思ってるんですね
GPSがクリアになってきたときに
じゃあ竹芝にいますよって言っても
このビルの中のこの壇上のこっちの右の端っこに今いる人が外に出る
向こうに向かいますとしたときに
エントランスにいる人が向こう行ったら道路出るじゃないですか
みたいなズレを生じていくので
これがスケールの大きい企業であればあるほど
ちょっとのズレが割とでかい打撃を食ったりすることになると思うんですね
外食産業の理想
で僕はもともとその発想があったので
食べ物ラジオを始めるもっと前ですね
コテンラジオを聞くよりもっと前の時代に父の事業を継ぎます
外食って何なんだろうとか
僕らの社会的存在意義って何なんだろうっていうのを考えるときに
必然的に歴史をずっと俯瞰してみる
それも日本だけじゃなくて海外も見て
じゃあ自分のポジションを見定めて
これからの外食産業はどういうふうにあるのが
自分として理想なのか
べきじゃなくて僕にとってのべきは何なのかっていうのを考えていったら
逆にそっちの方が面白くなっちゃって
そっち中心になっちゃったんですけど
めっちゃわかる
全然儲からない事業やってるんですけど
でもそういう視点って
僕は実体験としてすごくいいことを学んできたなって自分で思ってるので
少しでもいいので皆さんにシェアできたらなということで
自分で読んだり勉強する時間のない方に向けて
耳さえていれば
ヘンリンとかヘンリンじゃねえな
結構なるべく読まなくてもいいぐらいにやろうと思って
ポッドキャスト作ってるので
聞いてない方いらっしゃったらぜひ聞いてみてください
僕からの食べ物ラジオを作ったきっかけが
そもそも僕ら料理人なんで
仕込みの最中って手はふさがってるんですけど耳開いてるんですよね
なんで僕らは本当は料理にもっと歴史を知ってもらえれば
食材を深く分かればこういったアイディアができるよねとか
そういったところに役立ててもらえると思って作ったんですけど
これがね料理の方ってポッドキャストって何っていう人が多くて
全然聞いてもらえないんですよ
なのでぜひここにも加工されてる方とか現場の方とか
結構いらっしゃると思うんですけど
今ショックスって耳をふさがないコス電動とかもありますんで
ぜひ職場でね作業中はポッドキャスト聞いていいよ
食べ物ラジオなら聞いていいよっていうことにしていただいて
少し我慢して皆さん聞いていただければ歴史ってこんなすごい
うちの店の接客中はちょっと無理かもしれないけど
接客中は無理なんですよね
仕込みの裏方の煮出しの時間とか
長らぎきで何回かずっと聞いていただければ
そのうちふんわり入ってくるんで
幕内中はお勧めしておきます
ありがとうございます
そこをしていただくのと
無料配信なのでサポーターさんを募集していますっていうのと
あと玄関の受付の翻訳機のあるところに
今回お茶を持ってきておりますので
オリジナルのブレンド茶兄の同級生が
静岡のお茶師さんやってますので
そこで当店用に作っていただいたお茶のパッケージ
お茶のブレンドがありますので
そちらをぜひご購入いただければ幸いです
ありがとうございます
ありがとうございました
3人のお話もっと聞きたいです
続きは食べ物ラジオでっていうスライドにコメントもいただいてますが
ちょっとこの会話は
ぜひいろんな形で続けていきたいなというふうに思っております
今日はお集まりいただきましてありがとうございました
皆さんパネリストの方に拍手お願いします
ありがとうございました
皆さんありがとうございました
ひっこちなかったな
けっこう話発散させちゃった気がしますね
そうだね
食べ物ラジオのコンセプト
くすもとさんもね
2人揃って自由だったなっていう感じ
やっぱりくすもとさんの和力すごいっすわ
そうだね
多分僕がうまく言えてないところとか
話すげえはしょっちゃって伝わんねえだろうなっていうのを
めちゃくちゃきれいにまとめてましたね
そうだね
そして僕改めて
終わってから初めて客観的に見てるんですけど
大事なメッセージ
特にくすもとさんの言葉の中から感じたのは
過去にこういうことあったよね
じゃあそれを丸ごと戻すのではなくて
現代風にもう一度再解釈して
今のテクノロジーを使ってどう乗せていくか
これはよく語られることかもしれないですけど
今のお話の中とセッションの中で聞くと
なんかまた違って聞こえて
深く僕の中に刺さりましたね
すごい記憶に残ったそこは
現代技術で再構築するっていうことをね
くすもとさんがおっしゃってて
話あんまり広げるとあれだけど
一般的な社会学的な概念の中でね
何か良くないことが一つ仮にあったとします
そしたらその原因を探していって
その原因となる事象を
法律なんかで禁止したり廃止したりします
そうすると実はその廃止したその物事は
別の良きことを支えていた可能性がありますよね
なんか歴史の話があったね
たまに僕知ってると思うんですけど
多分今回のセッションで
くすもとさんの頭の中で
多分それだと思うんですよ
根っこで消してしまったものを
丸ごと復活させると
やめた方がいいことも一緒に復活してしまう可能性があるので
現代の技術でもって
良きことの部分だけを支える何か
新しい土台を作り直してそっちに移すとかね
そういう発想なんだろうな
めちゃくちゃ抽象的ですけど
そのふうに感じました
過去にやってて失敗した流れを
もう一回踏む理由もないかなっていうのは感じたよね
これねほんとね
佐藤のシリーズなんかめちゃくちゃ長かったですけど
改めて振り返ってみると
人類何回同じことやんのって思うことない?
それはねすごく感じるね
毎回やらかすもんね
同じようなところでね
歴史は繰り返さないが因を踏むって名言あるけど
そうだなって思うもんね
あれ名言だよねほんとにね
ほんとそうだと思う
けど職の世界
今回の技術系の方がやってるところとか
もちろん根幹はちゃんと過去分かった上で踏まえてやってる方たちも
かなり多いなとは思ったんだけど
そうじゃない方たちもやっぱり
過ごしながらもいるわけで
その方たちがまた同じ過ちを繰り返して
広まらないまま事業化できないまま終わるっていうのも
なかなか避けれるならは避けたいよねっていう
やってることは良いことなんだけどさ面白いことだしってあるんだけど
どうしてもねそこを踏み間違えるよねっていうのが見えてなかったりとか
別に成功するかもしれないけど
だいぶ苦労するよねみたいな
そこを知って分かるのであれば知っておいた方が
楽だよねと思う
過去の失敗から学ぶ
そうね確かに確かにそれはその通りだと思います
そういうね
これが今回のSKS JAPANの中で
どれだけの人に伝わったかなっていう
触ってるといいけどね
自分の発話を聞いていて
大丈夫かと思いますけどね
すげえフワフワしたこと言ってんな
相変わらず抽象度高くしがちだし
そうだね知ってたね
岡田さんが必死にフォローに入ってたっていう
そうですねモデレーターの岡田さんと
楠本さんが一生懸命こうまとめてくださっていて
本当ありがとうございます
そうね俺なんかほとんど喋ってないからね
今すごく一つ反省しているのがですね
テックの話を振られたのにあんまり歴史上のテックの話
してないというか多分一個もしてないですね
自分の中のナレージの方に寄った?
頭の中にねお酒の開発だったりとか
その辺のテックがフワーと浮かんだんですけど
話しているうちに消し飛んでしまいましてね
ちょっと人文の方に寄ってしまいました
そうねちょっと引っ張られたのかね
そうですね
ラジオとかでこうやって対面で話せばね
もう少しいろんな話できるのかなと思うんだけど
これ目の前にタイマーがあったからね
カウントダウンタイマーあれうちら普段やんないからさ
心理的によくなかったよね
本当はねポッドキャスターなんだから
タイマー見てやれよって話なんですけど
ご存知の通り僕らずっと暴走するんで
そろそろ着地からで終わりにするからねいつも
そうですねなんで番組の尺がいつも安定しないというね
ほんとすいません
まあ毎回1時間ぐらいでやってれば
それはそれで安定するのかもだけどね
40分が37分まで押してるからね
セッション自体はそうですね
そして今回の収録ももう40分50分を超えていますね特にね
57分なんでもう1時間になりますね
そうですよね
本編というかセッションが37分あるので
ああそうかそうか前後足したらそりゃ行きますわ
行きます行きます
すいません長々とお付き合い頂きまして
もう一回もう一回
まあだいぶ俺も変なツッコミ入れてるからね
だいぶ恥ずかしいあれだったけど
楽しかったよね
楽しかったですでちょっとセッション中にもお話出てましたけれども
実はこの登壇する直前の30分間ほど
裏で楠本さんと話めちゃくちゃ盛り上がってしまいまして
めっちゃ楽しかったねあれね
終わった後も写真を撮りながら色々と話してめっちゃ盛り上がってましたね
肩組んで写真撮ったからね
そうですよね
めちゃくちゃ面白いお話をたくさん聞かせて頂いて
勉強になることたくさんでしたね
きっと今後はね食べ物フォレストの方にね
多分来て頂けると思うので
お声掛けさせて頂ければと思っております
そちらでもうずんずん話してください
はい
ということで最後にお知らせを挟もうかと思ったんだけど
時間的にもあれなんだけどサクッと挟んでおります
食べ物ラジオフードカテゴリーから歴史カテゴリーに移動しました
アップルポッドキャストのカテゴリーの中でってことですか
アップルポッドキャストとスポットファイで変わるかな
Amazonはカテゴリー分けみたいな概念がないみたいな
そちらの方でフードから歴史カテゴリーに移しましたと
フードカテゴリーだといつも3位から5位あたりをうろちょろしてたんだけど
歴史のカテゴリーの方にあまり認知度がないっていうところもありまして
フードはだいぶ安定して皆さん聞いていただけるようになったので
僕らも料理人とかそれ以外の方にも過去を知る大切さというか
そういったところを社会に役立てていただきたいと思って始めたので
できるだけ認知度を拡大していかないとっていうのを感じてまして
歴史カテゴリーへの移動
今回歴史カテゴリーも当てはまるから歴史の方にもちょっと行ってみようじゃないか
ということでフードカテゴリーの他のポッドキャスターさん仲の良い方は
ランキングチェックしていたらびっくりするかもしれないですけど
急にいなくなるっていうことが起こり今は歴史カテゴリーで
初回が8位スタートで始まってます
ということで歴史にカテゴリーになりましたけど
多分今回は歴史カテゴリー全く触れないんだけど
食かける歴史みたいなところでもう少し広がって
皆さんにお役に立てればなと思いますので歴史カテゴリーでもよろしくお願いします
というお知らせでしたということで今回はこの辺で終わりたいと思います
ありがとうございました
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