もっとこれを自分自身が研究の中で培った技術を使って、社会実装を促進できないかなと思って、バイトバイトっていう会社を起業したっていうような背景になっています。
とある記事では、若杉さんは実はものづくりが好きだけど、やっぱりデジタルで何か作った方が自分が向いてると思ったっていうのをちらっと読んだんですけど、
ものづくり自体は好きで工業系に行ったんですか?
そうですね。結構3Dプリンターの研究やりたいなぁみたいなところがざっくりとあって、とはいえその中で結構自分自身がそんなに別に図工とかめっちゃ工作とか得意な方ではないというか、
結構手が不器用というかっていう中で、なんか結構デジタルなものづくりって、ある種そのデータを作るっていうところはその主義とはまた別の軸の技術になってくるので、
そこである種自分の表現したいことがそのまま思った通りに再現できるっていうところが3Dプリンターの面白いところだなっていうふうに思って、
そこから研究を本格的にやろうってなった背景になっています。
若杉さんは趣味とかで昔作ってたものとかあったりするんですか?
趣味ですか?
だいたいそもそもここに来るものが趣味の塊のような。
だってまず選ばないじゃないですか。この一番今からっていうところでまだ技術もはっきりまだできてない場所。
はい、そうですね。本当にまさに僕一回社会人というか普通に会社員時代も挟んではいるんですけど、
その時とかもずっと3Dプリンターでフードプリンターを使ってチョコレート作ってみたりとか、結構そういう感じでずっとコマコマやっていて、
ただやっぱりそういう趣味っていう感じでやっててもなかなかその社会実装とは全然もうかけ離れてるなっていうふうに思って、
本格的にやっていこうっていうような気持ちで起業したっていう流れですね。
フードプリンターを趣味で持ってたんですか?
そうですね、当時で言うとウクライナのスタートアップがそういうフードプリンター改造キットみたいなやつを販売してて、
普通の3Dプリンターにアタッチメントとかを交換してあげるとフードプリンターになりますみたいなものを本当に、
当時のギリギリ個人でも買えなくないぐらいの価格で販売してたんで、それから研究を始めました。
輸入ってことですか?
そうですね、はい。
輸入してまで3Dフードプリンター化して入れてたんですか?
そうですね、もともと終始研究でフードプリンターやってるっていうふうに話してるんですけど、
実際には終始の2年、卒業する年から研究始めてて、
本当は最初は趣味でもともとフードはやりたかったんで、
趣味で研究っていうか、そういうフードのことをやろうと思ったら、
気がついたらそれがもう終始研究の本筋に変わっててみたいな感じで、
というところですね。
やっぱ変な人なんだな。
だってもうそこからね、気づいたらそこメイン通りになるみたいな。
裏路地作ってたはずが気づいたらこうメインになっちゃったみたいな。
そうですね。
まあまあズレてますね。
とってもシンパシーを感じます。
そうですね。確かにちょっと思い起こす変わった経歴の兄弟がいました。
大丈夫ですか。この周り大体こういう人しかいないんで今。
で、今プリンターで、会社としてはプリンターを作るわけじゃなくて、
そのプリンター使って何かをするみたいな。
そうですね。どちらかというとコンテンツを作る側が得意ですね。
コンテンツを作る側。
素材開発だったりとか、あとは形状のプログラム作るみたいな、そういったところですね。
会場で何回かいじらせていただきましたけど、
パラメータをスイッチでいじって造形の形をぐにぐに直感的にいじれるみたいな。
そうですね。もちろん素材開発と形の3Dデータを作るみたいなことをやってるんですけど、
それに加えて自動で誰でも3Dレシピのデータを作れるような
そういうソフトウェア開発とかも今自分たちで取り組んでいたりしますね。
なんでそこからフードプリンターの今までの素材というか、
今でいう大体肉の印刷を頑張るみたいなのではなくて、そっち側に行ったんですか。
なぜそこをチョイスしたんですか。
そうですね。僕自身この3Dフードプリンターって何が価値見出せるんだろうって思ったときに、
もちろん美味しいものを作るっていうところも大事だと思うんですけど、
それに加えてどちらかというと楽しい食体験みたいなのを創出できるなみたいなところを思っていて、
例えばさっきのツールの話で言うと、
そういう作り手と食べてみたいなところの境界をもっと近づけるみたいな食体験できないかなって思ったときに、
DJみたいな感じでその密さを調整するだけでレシピのデータ作れて、
それを実際に食べれるみたいな、
そういう食体験ってある種、面白いというか実際とはまた違う楽しさみたいなところがあるんじゃないかなというところを思ったりとか、
そういういろんな今までにないフードプリンターだからこその食体験をどんどん連続的に作るみたいなのは、
結構活動としてやっているところになりますね。
実際3Dフードプリンターで食品を印刷するとなると、
設計図って作るのは個人でやるのってめっちゃ難しいってことですか?
そうですね、普通の3Dプリンターと全体感としては同じなんですけど、
普通のプリンターと違うのはその素材がプラスチックみたいに固まらないみたいなところなので、
例えば形状によってはチョコレートだと作れるけど、練り物だと作れないとか、
結構そのあたりの制約みたいなのがあったりするので、そこを含めてってなると、
かなり難易度が一気に普通のプリンターより上がるっていうところですね。
素材が柔らかすぎると押し出す力加減とかも間違えるとブワーって出るみたいな。
そうですね、はい。
その液っぽかったらこういう形状にしとかないといけないとか、そういうところを全部含めて考えなきゃいけないっていうところですね。
これ、自分でゼロから作ろうと思ったらすっげー大変だね。
プリンターを買ったとしても、結局造形できるまでってめちゃくちゃ調整が必要ってことですよね。
そうですね。
素材っていう部分が今まであったけど、フードプリンター以前の3Dプリンターとか彫刻であれ、
紙の2Dプリントであっても素材なくはないけど、こんなにめんどくさくなかった気がするんですよね。
食材って相当めんどくさくないですか?
そうですね、ここが結構大変で、今僕たちも素材をもっと比較化までは行かないですけど、
そういうふうにある程度汎用的なものにしたいなっていうところで素材開発もやっていたりっていうところになってますね。
若杉さんの特性としてちょっと面白いな、興味深いなと思ったのが、先ほどものづくりが楽しいっておっしゃったじゃないですか。
そこは僕も一ものづくりの人間としてすごく共感するんですけど、えらくタイプ違うなと思ったんですよね。
その答えが先ほどおっしゃってたDJ的っていう表現かな。
僕の場合はどっちかっていうと楽器演奏する側のものづくりなんですよ。
音楽に例えると。
若杉さんの場合は音楽があってそれをDJ的に使うっていう感覚なのかなって思ったんですよね。
コンテンツではあるものの3Dフードプリンターでこういう形を作りたいというよりは、
それを実現するためのこういう素材とかこういうデジタル技術があるといいよねみたいな。
そこに楽しみを生み出してるっていうのが同じものづくりでも違うなっていうので、よくキャラが出ますよね。
確かに。
一択どっちかってそっちだもんね。
そっちだね。
若杉さんと似てるもんね。
そうだね。どっちかって言ったらもう完全に若杉さん寄りですよ。
確かにそうですね。
なんか結構自分自身もこういう職体験あったらいいなみたいなのあるんですけど、
どっちかって言うと結構いろんなところに種巻きみたいなのしてて、
それを本当にやりたいっていうモチベーションがある人がどんどん使ってほしいなみたいなところが感覚としてはかなりあるかなと思いますね。
なるほどね。だからこのサービスなんだ。
なるほど。
誰でも使えるようにするっていう。
ところがメインになってくる。
食べたことがないものを再現するのって難しいんですよ。
一回食べてこれでこういう味になるんだが正解がわかれば初めて工夫が生まれるんですけど、
正解というか作った人がどういう味を表現したかったのかがまずわかんないと、
こういうのができるよっていうのを実際食べないとやっぱり食って難しいなっていう。
あれですよね、料理人が確かにキーマンになりそうだなっていう直感は僕もあるんですけど、
なぜっていうのを考えた時にもちろんクリエーションのアイデア力とかもあるとは思うんですよね。
その基礎知識と基礎技術があるからっていうのもあるんですけど、
何よりも一番キーになるのは数だと思うんですよ。
僕ら調理する回数異常に多いはずなんで、
僕よりもいわゆる定食屋さんの人たちの方が圧倒的回数こなしてますから、
彼らに3Dフードプリンターをひたすら何回も触らせるっていうのが、
イノベーションの種になるからっていうのも、
僕も料理作っていて、
お客様から何これこんなの食べたことない、
でもどうやって作るの美味しいねみたいな言われることは稀にあるんですけど、
すぐには出てきたものじゃないんですよ。
何年もやってるうちにある瞬間にジャンプが起きるみたいなことがよくあるので、
何回も何回も触ってもらう環境。
それから一つはさっきタクが言ったようにスターターキットですよね。
どういうものなのかを基礎的なインプットとして料理に与えてしまう。
機械も与えてしまう。
その次のステップとして、
いろんな素材をペーストにするんだったらこんな使い方がありますよ、
こういうふうに作るといいですよみたいなガイドがあると、
1年ぐらいすると、
10人いたら1人くらい既得な料理人が自分でペースト作って、
いろいろやり始める気がするんですよね。
そう、多分これができるんだったら、
この固さでこれ使えるよなって、
多分普段目の前にある食材見てたら、
ふとやりたくなるのが料理人なんで。
だってね、これちょっと歴史っぽい話ですけど、
二色卵ってあるじゃないですか。
おせち料理に入ってるやつ。
あれって、よく四角くなってるのもあるんですけど、
丸くなってるやつもあるんですよね。巻物になってる。
筒状にして切って輪っかになってるのを想像つけます?
甘い卵。
あれね、ゆで卵を作って白身をペーストにして甘くするんです。
それで黄身は黄身で別にペーストにするんですよ。
で、もう一回巻いて輪っかに戻すんですけど、
黄色を外にして白を中にするっていうね。
ゆで卵を輪っかにした時と逆にするんですよ。
一回僕、黄色を中にしたって戻れかよって突っ込まれたことありますけど、
そういうアホな遊びが出てきて、
それが江戸時代から続いてるって謎の挙動してるんですよね。
こういうのが3Dフードプリンター手元にあったらやる人出てくると思うんですよね。
誰かがその記事のフードプリンターとか調べていくと、
一応オマールかあれは、エビとかの形を再現して、