生成AIの登場によって、未来の食卓とキッチンはどのように変わるのだろう。キッチン家電と連動するレシピやOSなどが開発されている今、AIを利用した理想のキッチンとはどんなものなのだろうかと想像していくと話が止まらなくなり・・・。食材の賞味期限の把握や適切な保存方法、調理済み料理の残りを活用などの妄想をお楽しみください。
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サマリー
このエピソードでは、生成AI時代におけるレシピの進化を探求しています。特に、料理本から始まり、インターネットや動画コンテンツの普及、さらに家電がネットに接続される流れについて触れ、生成AIがどのように料理体験を変えるか考察しています。また、AIと冷蔵庫の進化がいかに料理のプロセスを革新するかについても述べています。特に、食材の賞味期限を把握する機能や、レシピ生成におけるAIの役割に焦点を当てています。生成AIの進化により、個々のキッチンスタイルに合わせたレシピ提案や食材の再利用方法が期待されています。料理人たちはこれにより、記録や再現が容易になり、料理の楽しみが広がるでしょう。
レシピの進化と生成AIの到来
この番組では、食をテーマに、食にまつわるニュースや人物などから変化し続ける現在地を学び、食の未来像をあらゆる視点で探っていきます。
MCを務めますのは、食べ物ラジオの武藤太郎です。
武藤卓朗です。
アンロックスの岡田亜紀子です。
本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、今回は何でしょうか。
はい、今日のテーマは、生成AI時代のレシピ。
生成AI時代のレシピ。
はい、ということでちょっとお話ししていきたいなと思いますが、まずレシピは皆さんご存知ですよね。何かっていうのは。
レシピはレシピです。
まあ、料理をする手順が書いてあるものっていうことかなと思うんですけど。
ちょっとそもそも生成AIって言うところの前に、今までレシピっていうところでどういう進化が起きてきていたかって言いますと、もともとは料理本でしたよねと。
料理本の前もね、食べ物ラジオのお二人だったら伝承とかいろいろそういうところからあるかなと思いますし。
文字になって伝わるっていうのは、本当に一部の上流階層とかそういう方々のそれだけのものだったかもしれないんですが、それがね、どんどんどんどん一般の人も普通に料理の本を買うっていうのはできるようになってきて。
で、インターネットが始まると、やっぱりいろんな方のレシピっていうのがインターネット上でどんどん皆さんがそこに書いていったりとか、いろんなレシピのアプリみたいなものも出てきて。
本当に多分いろんな人のレシピが当たり前のように見られるっていう世界になったかなと。
レシピってね、結構インターネットの初めの方からみんながこういろいろ交換して共有し合うものだったかなと思うんですけど。
多分ね、2010、2020年ぐらいかな、だんだん動画になってったんですよね。
動画。
やっぱり、文章で見てもまだ失敗する確率って結構ありますけど、分かんなくて。
確かに。
でもやっぱり最近もしかしたら皆さんYouTubeとか動画を見て、それでレシピって理解して料理するっていう時代になってきてたかなっていう気がするんですよね。
あとはなんか別に料理することじゃなくても、なんか見てて楽しいみたいな。
なんか料理ってテレビ番組としても昔からあったし、多分見ることがすごく面白いコンテンツだと思うんですよね。
で、そういうふうに最近だと動画でっていう話になったんですけど、あともう一つ、その先の話として、家電自体がインターネットに直接つながってレシピをダウンロードするみたいな、そういう動きも結構出てきていて、
キッチンOSみたいな言い方もするんですけど、例えばちょっとイメージしてもらうと、スマホでアプリでレシピを検索する。
で、これ作ろうって決めたら、スマホのアプリのところからスタートっていうふうにすると、いろんな手順が示されるんですが、家電も同時にオンになると。
例えば余熱が始まるとか、今この、例えばフライパンの上で調理を始めたとすると、フライパンがもしインターネットにつながっていたら、そのフライパンの今の熱の状況が分かって、フライパン自身が制御していくっていうね。
家電と電子レンジの機能
ちょっとその想像どこまで伝わるか分からないんですけど、そういう形でオーブンレンジだったり、そういう調理家電が直接インターネットにつながる。
そうするとどういう世界かっていうと、なんか新しいレシピができましたっていう話になったら、アップロードできるわけです。
今ってだいたい電子レンジとかって、固定のメニューみたいなものが電子レンジの中でありますよね。
ありますね。ここ今自宅なので、ちょうどキッチンにいて、横にオーブンレンジ、スチームタイプのオーブンレンジがあるんですけど、パッと見ただけでもメニューが多分40くらい書いてありますね。
実際それどれくらい使います?
こんなに使ったことあるのは僕は5個ぐらいですかね。
結構でもある方かもしれない。
牛乳温めモードとかね。
そうね、確かに。
意外と便利なので。
ありますね。
結局カスタムというか、手動で結局調整したくなっちゃうので、なんだかんだボタンで何分で何ワットでポチポチってやる方が圧倒的に早いかもしれないと思っちゃいますね。
そうですよね。ちょっとね、家電メーカーの方聞いていらっしゃったらちょっと申し訳ないなと思うんですけど、本当にこのオートメニューですね、いわゆる電子レンジそのものが持っているメニュー、固定メニューっていうのは実はほとんど使われてないらしいんですよね。
そうですね。
やっぱり電子レンジの操作マニュアル、取扱説明書からレシピを想像するってあんまりなくて多分。各社がね、いろいろいい感じのそのレシピ本を出してくださってるんですけど、やっぱりネット上で普通にいろいろ転がってるレシピとか、自分のお気に入りのアプリとかっていうのがあって、やっぱそっちから探すことの方が多くて。
よく海外で今キッチンOSっていう形で存在しているのは、やっぱりそのアプリでメニューを選んだら電子レンジがその通りに動くっていう、やっぱりそういう形の方が多いというか便利なんですよね。
ただ、そこまでめちゃくちゃ普及してるかっていうと、やっぱりなかなかそういう電子レンジを買い替えるっていうのもそんなにしょっちゅう起こるわけでもないですし、やっぱそういう調理の方法に変えていくって行動変容としてはそんなに、若者だったらすんなり入っていくかもしれないんですけど、お年寄りも含めてみんながそうなるかって言ったらあんまりそんなことはなかったんですが、
生成AIの利用と今後の可能性
やっぱそこに出てきたのがね、生成AIってやつですよ。
生成AI。
生成AIってどうですか?お二人使ってますか?よくあるのはChatGPTと言われるようなものだったりしますが。
使ってますね。最近は特に、ChatGPTももちろん調べたり、バット調べる分には早いので、そういったものとか、あとフェロっていう、何ですかね、本当に検索エンジンの生成AI版みたいな。
ChatGPTだといろいろ予約してまとめて返してくれたりするんですけど、いろんな情報を複合的に伝えてるっていうのが基本的なChatGPTだと思うんですけど、フェロとかだと本当に検索して一覧でこういう情報がここに入ってますみたいな。
質問した内容に対して返すとか、あとはノートブックLMっていう、これはもう完全に皆さん使ってると思いますけど、自分が入れたデータに対して応答してくれるっていう、その範囲の中だけで検索してくれてるので、この番組の概要欄もわりかしノートブックLMで一旦予約してもらって、
その中から自分でこの辺は書いたほうがいいなっていうのを書き直してるっていう形で使ったり、いろいろ使いどころなんかいろいろ考えなきゃいけないですけど、基本的にはすごい便利だなと思ってやってます。兄ちゃんなんかある?
僕は普段よくブログというかエッセイというか、週に5日ぐらいは書いているので、それの文章の語感が合わなかったりとか、そういうのを入れ込んで指摘をしてもらって自分で直すとか、あとはタイトルつけて、タイトルのアイディアない?みたいな聞き方はしてますね。
タイトル迷子は昔からよくあったもんね、兄ちゃんはですね。
いや、これ文章を書く人あるあるだと思うんですけど、タイトルつけるのが一番難しいのよ。わかりますよね。そうなんですよ。それは結構頼ってますね。
なるほど。結構本当に周りでも使っている人は本当に多いなというのが実感で、たぶん生成AIってChatGPTが一番最初に出てきたっていうか、一般の人が使うっていうサービスとして出てきたものかなと思うんですけど、なんかそれが出てき始めてから、みんなが使ってるっていう感じになるまですごい短かったなと思って。
確かに早かった。
ちょっと今もね、まだ触ったことないっていう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、本当に便利ですよね。検索するっていうことの概念が変わると言いますか、なんか今までだったら検索ボックスの中にキーワードを入れて、なんとなくキーワードを入れて、そこから一番クリックされるものとかスポンサーリンクが一番上に出てきて、
なんとなく自分がこれが知りたかったっていうものが入ってる情報を探すっていう感じですけど、その生成AIの場合って、質問するともう答えになって出てきますもんね。
だからやっぱそれって使い方の一つとしては、今こういうものが冷蔵庫に入っているけれど、何が作れますかっていうのを聞くっていうのはなんか自然な流れだし、あとは例えば自分はこういうものがアレルギーがあるんだけど、それを避けて料理をするにはどうしたらいいかとか、まあちょっといろんな質問考えられると思うんですが、
料理をする場面とか、あるいは食材を買う場面とか、多分あらゆることでも生成AIを使って考えるっていう人が多分もうそれなりに結構いらっしゃるような気もしますし、増えてくるような気もするんですよね。
確かに考えるのがめんどくさい時ってとりあえず聞いてみますもんね。今だったら必死に考えるか、ちょっと一旦後で考えようでも忘れることも全部生成AIがあることによって、とりあえず一旦聞いてみればいいかみたいな、とりあえず感はすごい機会が増えましたね。
それが役に立ってるかっていうと別にそうでもない質問も結構多いので、なんかこれもどうなのかなと思ったりはするんですけど、なんかでも求めてる答えが出る時の方がまだまだちょっと少ないなっていう気もします。
スチコンとAIの可能性
あれか、AI搭載じゃない今の電子レンジとか、業務用で言ったらスチコンね、チームコンベクションオーブンとか、あれプログラムできるじゃない、特に業務用のやつってさ、自宅用に比べてすごく汎用性が高くてプログラムも自由に書き換えられて、実はうちはあんま使わないんですけど、料理人同士で飲食店の枠を越えてスチコンのプログラムのやり取りってあるらしいんですよ。
魚焼く時このぐらいのサイズだったらどのやってやってるっていうと、うちこのぐらいのグラム数だったらこのぐらいの温度でこのぐらいの時間だよみたいなので、それが書面化されて行き来してたりとかあるんですよね。
あれの弱点はそのスチコンなりレンジに合わせて食材を加工しなきゃいけないんですよ。
小魚って言ったって何グラムかって厚さがどのぐらいかってまちまちじゃないですか。肉みたいに加工しやすい食材だったらいいんですけど、なかなかそうじゃないと割と目で確認をしなきゃいけないなっていうのがあると思うんですよね。
で僕ら調理場で何やってるかっていうと今さっき出たAIに相談するじゃないですか。この相談先が僕の場合はチチなんですよ。チチも僕に相談してくるんですよ。
で今こういうのが旬でこういうのが出てるんだけどなんかないって。自分がアイデアに詰まってきたら聞く。そうするとアイデアが出てくる。で何を復活するとじゃあこれでいこうかなっていう話になってくるんですよね。
この相談相手がAIになってこれにしますってやったらそのAIが弾き出したレシピを元にオーブンが動くみたいだったら結構素敵だなと思いますね。
でちょっとさっき言い忘れたんですけど電子レンジの話しかしなかったんですが実は冷蔵庫っていうのも重要で。冷蔵庫の中にカメラがついていたりして中に何が入ってるかっていうのを冷蔵庫自体が分かっているっていう状態。
でそれは日本でも今パナソニックさんとかひたしさんとか出し始めていますし本当に海外でもサムソンとかLGとか皆さんそういうの出してきていて。だからねそこがもう本当に細かいレベルまで食材が全部そこに何があるかっていうのが分かった状態でさっき太郎さんおっしゃったみたいにじゃあ何しようかなっていう会話を始めるっていうのは冷蔵庫的にもレディっていう。
そうね確かに超便利。
冷蔵庫生成愛でレシピ考えるのもそうなんですけどやっぱり一番欲しいのは賞味期限を把握してほしいですね。
そうですよね。
まずそこかなっていう。見てレシピを考えてとか冷蔵庫の在庫を見てとかってもいいんですけどその状況でこれがあとどのぐらいで腐りそうなのかは生成愛で判断できないのかなってちょっと思ってます。野菜とかね。
そうねあとさ冷蔵庫でもし実装されたら嬉しいなと思うのが今あるかどうかわかんないですよこれとこれを並べてやると置くとこれとこれを並べておくと劣化が早いよって組み合わせあるじゃないですか。
あるね。
リンゴとかバナナのエチレンが出てみたいなとか影響したらするでしょうからあとはなんかこれは本当は紙で包んでから入れた方がいいよとかそういうのもなんかジャッジしてくれて嬉しいな。
まあ確かにあのこの食品はこのぐらいの時間だったらラップしなくていいよとかね。
ああそうそうそう。
ラップしなくていい冷蔵庫とかもあってもなんだかんだうちのやつがそうなんですけどやっぱりちょっとずつ乾燥するのでなんか全部結局ラップするみたいなでもなんかすぐ食べるんだったらいらないよねとか水の多いものはあんまいらないなっていう感じることもあるので。
その辺は全部こういやこれしまったけどやっぱりいらないと思いますっていう提案もあるかもしれないです。
いやーなんか地味にそういう機能大事ですよねその冷蔵庫って言っても野菜室とか最近いろんな部屋があってこのどこに入れるのが一番いいのかってなんか例えばスーパーで買ってきたんであればなんかバーコードとかそれをスキャンすればここって言ってもらえる。
そうですね。
そうあの最近のねフェスのホームページ見るレベルの話ですけどすごい便利にしていくじゃないですかすげーなんかプラスアルファの機能ついてくるんですけど今の不便もうちょっと解消する方向に走ってくんないかなと思います。
本当にね。
今の話ってどっちかってそっちじゃないですか。
昔からある話。
そうこれ解消してくれたら地味に広がると思うんですよね。
そうだよねもう冷凍庫とか特に把握難しいからね。
よくある冷凍庫の掃除をすると半年間眠ってた牛肉が出てくるとかね。
あるあるある。
ね。
とりあえずなんか腐りそうだったから入れといたねあのひき肉とかさ。
年に1回か2回謎の豪華カレーができる時があって。
冷凍のこの奥のそこから出てきた食材でおいしいんだけどお客さんに出すにはちょっとなってやつが全部カレーに突っ込まれて謎に豪華になるっていうね。
そうねあるね。
だからやっぱり冷蔵庫も本当に進化をしてきているわけで時間はねかかるかもしれないんですけど冷蔵庫も買い替えのサイクルっていうのはすごく長くて。
AIレシピの楽しさ
でも冷蔵庫自体が進化するのかスマホのカメラ使ったりいろんな方法がありつつ多分いろんなデータがデジタル化していくとやっぱり生成AIとも相性が非常に良くて。
そのレシピから料理をしていくっていうよりもなんかちょうどその対話しながらじゃあこういうものができる。
あるいはなんか料理をしている間に今どうしたらいいんだみたいなことが起きた時にはその人に合わせてこうガイドを出していくみたいなことも多分できそうだなと思っていて。
今だったらみんな同じ例えば5ステップぐらいのレシピを見ているけどあなたには多分5行ぐらいで済む話だけど初心者だったら20行ぐらいのこの長いガイドが出てくるとかですね。
確かにレシピってその読み取り能力必要なんでその本人の技量というか知識量と技量によってだいぶ幅ありますもんね。
それなぁ僕ら料理人で仕事をやっている人間だと見るんですよレシピもちろん見るんですけどその通りに作ったことがあるかっていうとかなり少ないんですよね。
まあそうだね。
なんなら写真パラパラパラッとめくってそれっぽいの見かけたら一つも合ってない食材が一つも合致しないものでやったりしますからなんとなくアイデアをもらうのと自分の中のアイデアを掘り起こすための資金石みたいな感じになっている使い方なんですよね。
これはかなり料理上級者の使い方だと思うんですよね。でこれねちょっと僕AIのレシピがこれから普及していくにあたって一つ懸念点があってみんな失敗したくないじゃないですか。だから正解が欲しくて調理動画見たりとかレシピ見たりするわけですよね。その発想から一回離れた方がいいかなと思ってるんですよ。
失敗してみたほうがいい。
失敗も楽しくないですか?
美味しければね。
例えばね、昔グルメのガイド、例えばインターネットで今評価見ればさどこの店がどのくらい美味いかってなんとなく想像ついてお勧めしてくれるじゃないですか。
はい。
あれがない時代。僕とか岡田さん多分その時代を青春時代で生きてたと思うんですけど。
はいはい。
でデート行くとドキドキしながら店に入るわけですよ。急に入ったら。で失敗しちゃったねはははって言ってそれも割と面白い体験で意外とそういうのって今でも記憶に残ってたりしません?
うーん。
なんか逆に普通にうまいところってあんま覚えてないとか。
確かに。
なんか味だけじゃない体験としてっていう意味で言うと失敗の自由を限りなくゼロにすることが常に正解じゃないと思ってて。で初心者はそれでいいんですよ。でだんだんと曖昧になっていく感じで。
例えば江戸時代のレシピブックって文章書いてないの多いんですよね。食材と調味料のこの種類しか書いてない。こんにゃく凍らせます、溶かします、切ります。酒と醤油って味付けで最後胡椒振ってください以上って文章全く書いてないんですよ。
で10人が作ると微妙に10人それぞれに微妙に違う味になっててそれがまた面白かったりするんですよね。で大体どうやっても失敗しないんですそういうのって。そういう簡単なやつって失敗しにくいんですよね。
だって味付け酒と醤油だけだもん。でごま油で炒めるだけだからねとか。なんかそういう曖昧さがどんどんどんどん増えていくような初級中級上級みたいになっていくのっていいなと思うんですよ。何だっけ何年か前に芸能人の滝沢可憐さんが出した料理本聞いたことないですか。
あーあったね。 分量一切書いてないやつ。グズグズ煮てみるとか。人参がお機嫌が良くなってきたら次の調味料入れますみたいな。お機嫌が良くなったっていう謎の。あれがすごいバズったのってそういうところだと思うんですよね。
そういうルーズさも同時に表現できるAIレシピだと楽しいんじゃないかなと思うんですよね。便利さだけじゃなくて楽しさ。 そうね。
フェイスAIだからこそこの辺は一応数字的にはこうやって書いてあるけどまあぶっちゃけこのぐらいまで行けると思うんでまあ目安で言ってほしいよね。多分初心者の人は手抜きができないんだよ。分かんないから。
手を抜いたら多分できないし分量通りじゃないとできないっていう人もいると思うので、思ってる人もいると思うのでそういうなんかまあ書いてあるけどぶっちゃけこの辺はもう好みなんでどっちでもいいですを補足してくれるAIがいたらまあ楽はできるよね。
なんかセレンディビティを誘発させるような回答をAIがしてくれると料理自体が楽しそうだなって思ってます。
この工程飛ばしてもまあぶっちゃけそんなに分かる人は分かるけど分からない人は分からないとかね。時間なかったらここからここまで飛ばしてオッケーですみたいなのを提案してほしいよね。
生成AIとキッチンの変化
そうね。 人それぞれだもんね。その時間をどのぐらい使えるかどうかなんて。
そうですね。
そうねプロンプトに制限時間入れるとかいいかもね。これ食べたいこの材料が揃ってる何分以内でっていうのを入れるとかね。
確かに。
いやだからねものすごくレシピっていうもののなんていうか考え方が変わるかもしれないですよね。
作業工程とってもそうですもんね。お湯を沸かすっていう工程が後にあるんだったら先にお湯を沸かしておいてくださいっていうのは多分その人それぞれのキッチン周りの構成によるので。
そうそうそう。自分がどういう道具を持っていて、あとまあ本当に当たり前ですけどスーパーからお野菜とか買ってきても毎回グラム違うわけじゃないですか。
まあそうですね。
だからどっちかって私は何グラムの例えば何グラムのジャガイモを今持ってるんだけどっていうところから逆算して、
他のいろんな調味料の配分とか教えてくれたりとか余すことなくやるには何が一番ベストなのかみたいなことって、毎回毎回考えることは難しいけども、生成AIがあればいけるかもしれないっていうことにもなる。
それでいくとさ、あれいいかも。食べ残しあるじゃないですか。カレー残っちゃったとかジャガイモ残っちゃった。生の食じゃなくて料理が残っちゃった時。あれラップして冷蔵庫に入れておくじゃないですか。またこれ食うのかって言ってそれが美味しい時もあればもう飽きるわっていう時あると思うんですよね。
その場合にこれどうにかならんってざっくり聞いたら提案してくれるといいかもしれない。
確かにね。味の理解をしてる前提だけどね。
そこ。生成AIが。これ自分ごとになるんですけど、僕が作ってる料理、特に前菜とかがメインですけどね。中途半端に残ったものがあるんですよ、料理として。
で、これどうしようってなった時にいろいろと加工済み料理が3つぐらいあって、この加工済み料理3つをベースに全部組み合わせて一品にもう1回作り直すとかってあるんですよね。
確かに。そういうこともありますね。だから作り終わった後もさらにレシピが出てくるっていう。
僕なんかそうやってあるもので複合的に作ってっちゃうから、再現性ゼロなんですよ。
でもAIが覚えていてくれるっていうね。
そうなんですよね。それ嬉しいです。料理人で僕らレシピを作ったりとかするじゃないですか。料理研究家とかって。一番大変なのってグラム測って記録することなんですよ。
そうですよね。確かに。再現できないですもんね。それはないとね。
僕ら味見する時って何グラム入れたかって測ってないですもん。ざっくりしか。ちょっとしょっぱいから10グラム入れました。塩10グラムだとちょっとしょっぱいからきっと8グラムだろうって書き換えてる程度なんですよね。
それで再現してみてもう1回味見してみてって繰り返しをするだけなんで。これベストタイミングベストポジションをAIが判別してこれだって言った時に記録してくれたらそれだけで嬉しい。
確かに。 どっかの会社さんいたよね。ボトルの重さ測る機械。
ありましたありました。 なんだっけ。どこだっけ。
東洋製菅さんも去年SKSジャパンの時にどれくらいの塩を入れたかみたいなのを記録するっていうのもありましたし。そうなんですよね。これキッチンはねまだまだまだまだいろいろできる余地ありますよね。
あれよかったら送りますよって言ってくれたのに未だに届いてないんですか。
ちょっともう一度ここで最速っていう。
いやでもちょっと話止まらなくなるんですけど、やっぱり生成AIっていうものが一般の人たちもどんどん触っていって、もちろん料理以外のことにもたくさん使うようになるっていうことなので、もうこれは多分レシピにもどんどん入ってくるんじゃないかなという気がしています。
料理人の新たな挑戦
そうですね。レシピの捉え方も変わりそうですよね。このままいくと。
語彙に一つ付け加えるとすると、レシピっていう発想自体が実に西洋的だなっていう感覚を僕は持ってるんですよね。
このお話は次回へ続きます。
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