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おはようございます、こんにちは、こんばんは。 Local AI Works の萩原です。
今日は少し個人的な話をしていきたいなぁ、なんて思ってます。
先日ですね、母校の教授会から、AIについてレクチャーしてほしいという依頼が来たんです。
正直驚きました。
びっくりした。
私は、いわゆる綺麗に大学に残った人間ではないんですね。
博士課程というところまで行ったんですけど、満期大学をしています。
行ってしまえば、博士号を取らないで、大学の外にいた側の人間です。
もちろん今でも研究や言葉への関心は残っていますけども、
制度外の中で順調にキャリアを積んできたわけではない。
そんな自分に教授会から声がかかる。
これはかなり珍しいことだなと思いました。
でもちょっと面白そうだなと思ったし、母校でもあるし、気楽にいいですよって返事したんですね。
この頃最近、AIについて話す機会が増えていて、
少し実践的な話をすればいいかな、くらいに考えていたんですよ。
学生はどうAIを使っているのか。
レポートや卒論にAIがどう入り込んでくるのか。
教員側は何を気をつけていけばいいのか。
そんな話を整理して持っていけばいいだろう。
でも実際に行ってみてですね、教授会に行ってみて、ちょっと驚いたんです。
教授たちの表情が思っていたよりも暗かったんですね。
教授会っていう深刻な会議の場だから、明るく笑っている方がおかしいのかもしれません。
でもそれにしても空気が重かったんですよ。
学生がAIを使うことを、これにかなり強い懸念があるんだなというふうに感じました。
レポートをAIに書かせるんじゃないのか。
学生が自分で考えなくなるんじゃないのか。
評価が成り立たなくなるんじゃないのか。
はたまた大学で教える意味そのものが揺らぐんじゃないのか。
そういう不安が部屋の中に静かに底の方にグーッと沈んでいた。
そこで私少しぶっちゃけました。
もう悩んでたって学生はAIを使いますと。
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変わらなければいけないのは先生たちです。
少し強い言い方かなと思ったんですけども、
でもその場ではそれぐらい言ってもいい気がして。
言っちゃいました。
学生がAIを使うかどうか、教員側が完全に管理することはもう難しいんですよね。
使う学生は使う。もう禁止しても使う。
もうこっそり使う。
うまく使う学生もいれば、雑に使う学生もいる。
それはもう止められる流れではない。
だから問題はAIを使わせるか使わせないかじゃない。
AIがある前提で何を教えていくのか、何を評価するのか、
どんな思考の筋肉、考え方、そういうものを残していくのか、
そこを考えないといけない。
教授っていう人たち、基本的に真面目です。
何が真面目かって、学生にちゃんと考えてほしい。
手を抜いてほしくない。
自分の頭で考える経験をしてほしい。
そう思っているからこそAIに対して困っている。
その困り方はある意味で、とても誠実な困り方なのかなと思います。
でも同時に少し不思議でもありました。
普段は学生の前に立って、専門値、ディスプリンを持って、
研究をして、指導して、評価する側にいる教授たちが、
AIを前にして戸惑っている。
学生がもう先に使い始めていて、教授側たちが追いついていけない。
その光景を見て、問題がかなりひっ迫しているなというふうに感じたんですね。
AIはもう大学の外だけの話ではない。
ビジネスの現場だけの話ではない。
大学の教室の中にもう入り込んでいるんですよ。
レポートの中にも卒業の準備にも、
学生の思考の過程にも、もうすでに入り込んでいる。
AIが教育を壊すのか、
AIが学びを助けるのか、
あたまた、AIが学生の思考を鈍らせるのか、
多分答えは一つではないと思うんですね。
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AIを雑に使えば、考える力は鈍っていきます。
でも、AIをうまく使えば、考える入り口を増やすことはできます。
レポートを丸投げすれば学びは薄くなる。
でも、問いを立てるために使えば、議論というのは深くなっていく。
大事なのは、AIを使うか使わないかじゃなくて、
AIを使った後に何が残るかだと思うんですよ。
学生の中に言葉が残るのか、問いが残るのか、
自分で考えた手触り、そういうものが残るのか。
そこを見ないままただ禁止したって、もううまくいかないですよ。
むしろ禁止することで、学生は、
AIの使い方、それを隠すようになるでしょう。
もう隠れて使えば、使い方は雑になる。
雑に使えば学び合いは浅くなりますよね。
浅くなった結果を見て、教員側はさらに不安になる。
こういう循環が起きて、あまり良い循環ではない。
必要なのは、AIを遠ざけることじゃなくて、
AIとの距離感を教えることなんだなというふうに思います。
どこまで使っていいのか。
どこからは自分で考えるべきなのか。
AIの答えをどう疑うのか。
そういうことを学生と一緒に考える必要が教員にはあるかなと。
そしてそれは先生たちが学び直すということにつながっていく。
変わらなければいけないのは先生たちです。
と言った時、僕はもう先生たちを責めていたわけじゃないんですね。
むしろ先生たちが真面目だからこそ、そこを乗り越えていってほしいなと思ったんです。
それからもう一つぶっちゃけてきました。
それはプライベートの話です。
詳しくは話せないというか、まだちょっとお話できないんですけども、
私は自分の生活の事情についても少し話してきました。
なぜ自分が今在宅で働く必要があるのか。
なぜAIや海外の仕事に向かっているのか。
なぜ大学の外に出た自分が今改めてAIや言葉や働き方について考えているのか。
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そういうことを少しだけ話しました。
昔の学生時代には多分こういうことを話さなかったと思います。
大学の場ではできるだけきれいに弱い目を見せず、
事情もあまり言わず、そういうような感じでいたし、
学生課程を満期大学ということをしたことも、
どこかで小さな傷のように感じていたのかもしれないなって。
でも今は少し違います。
自分がどういう場所から話しているのかを隠さないほうが、
むしろ伝わることもあるというふうに思うようになりました。
AIについて語るときも、ただ技術だったり、
AIのヒストリー、歴史、そういうものの話をしたいわけではないんですよね。
AIをどう使えば効率できるか、AIで何ができるか、
もちろんそういうもの大事なんですけども、
でもその奥にはいつも生活があると思うんです。
生活って言われても困るなっていうふうに皆さん思うかもしれないけども、
具体的に言うと、働き方を変えたい理由があるとか、
家族の事情があるとか、お金の不安がある、キャリアの迷いがある。
もう一度自分の言葉で世界と繋がりたいという願いがある。
AIはそういう生活の中に入ってきている。
だからAIの話は単なるツールの話では終わらないということです。
特に今回の教授会で話しながら、
私はそのことについて改めて強く感じていました。
学生がAIを使うことに戸惑う先生たちの姿を見て、
ああ、こういう状況なのかというふうにも思いましたし、
大学の外からAIについて話しに来た私という存在。
研究の世界から少し外れた場所で、
でも言葉や学びへの関心をまだ持ち続けている自分という存在。
生活の事情を抱えながら、
AIを使って新しい働き方を探している自分がいて、
その全部がこの教授会という空間の中にあった。
ちょっと変な光景でしたけれども、
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今の時代らしい光景なのかなというふうに思っています。
AI、きれいなキャリアの人だけが語るものではないです。
AIはエンジニアだけでも、大学の先生だけでもなく、
むしろ生活の途中にいる人が語るAIの方が、
これからは大事になってくるのかもしれません。
なぜなら、AIは生活の途中に入ってくるから。
仕事の途中、介護の途中、学び直しの途中、
キャリアを立ち直す途中、
何かを書き続けよう、話し続けようとする途中に入り込んでくる。
AIは完成された人生の上に急に降ってくるものではない。
人生の途中に入り込んでくるもの。
だからこそ、私はAIについて、
もう少し生活に近い言葉で話していきたい、
伝えていきたいというふうに思っています。
今回、教授会で少しだけ本音を話してきましたよという話をしましたけども、
学生はAIを使います。変わらなければいけないのは先生たちです。
少し乱暴だったかもしれないなって今思うんですけども、
でも、必要な言葉でもあったんだろうっていうふうに思うんです。
同時に、その言葉は自分自身にも返ってくるんですよね。
変わらなければいけないのは先生たちだけではない。
私も変わらなければいけない。
大学の外に出た自分、そんな自分でも学び直さなければならない。
AIを使いながら働き方を変え、言葉を変え、世界との繋がりを変えていかなければいけない。
AI時代に変わらずにいられる人はいないと思います。
学生も先生も大学も大学の外にいる私たちも。
ただ、その変化に飲み込まれるんじゃなくて、できれば自分の言葉で受け止めていく。
そういう姿勢を大事にしていければいいんじゃないのかなって思うんですね。
教授会っていうと少し堅い場所で、でも少しだけ本音を話したこと。
それは私にとっては自分の現在地を確認する小さな儀式。
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儀式って言うとちょっとあれかもしれないけども。
時間だったかな、時間と空間だったかなっていうふうに思います。
私はまだ学ぶことから降りたわけじゃないです。
大学の外にいても考えることは続けていますし、
AIという新しい波の中で自分の言葉を探すことはできるだろうっていうふうに思っています。
そんなことを教授会でレクチャーして感じたなっていうふうに思っています。
今日はそんな話でした。
ちょっとフランクに自分の内容、プライベートな内容を話しましたけども。
聞いてくれてありがたいなと思いますし、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
ローカルAIワークスの萩原敬でした。
それじゃあね、バイバイ。