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おはようございます。朝の言葉ラジオ、パーソナリティーのタカーシーです。
コーヒーを飲みながら、詩と哲学とAIについて少しだけ考えるラジオです。
今日のテーマは、「哲学はなぜ驚きから始まるのか?」という話です。
これは古代のギリシャの哲学者プラトンが、
テアイテトスという対話編の中で語っている考えです。
哲学の始まりは、驚き、ワンダーだと言われています。
今日はその言葉を手掛かりに、少し考えてみたいと思います。
まず、ワンダー、驚きって何でしょうかね。
例えば、子供はよく驚きます。
空を見てどうして青いの?
星を見てどうして光っているの?
こういう疑問はとても素朴です。
でも実は、哲学の始まりはこういうところにあります。
世界は当たり前と思わないこと。
これが驚きです。
ところが、大人になるとあまり驚かなくなります。
空が青いことも、電車が走ることも、
スマートフォンが動くことも、
全部当たり前になります。
でも考えてみると、本当はどれも不思議です。
どうして空が青いのか?
どうして電車はあんなに速く走って急に止まれるのか?
スマートフォンはどうやって動いているのか?
もうちょっと視点を変えてみましょう。
なぜ世界は存在しているのか?
なぜ意識があるのか?
なぜ人は考えるのか?
こういう問いは日常の中では忘れられていきます。
大人の日常の中では忘れられていきます。
哲学というのは、答えを教える学問ではありません。
というよりも、驚きを取り戻す学問なのかもしれません。
世界をもう一度新しい目で見る。
視点を変えてみるということですね。
当たり前と思っていたことをもう一度問い直す。
例えば、人間とは何か?
知性とは何か?
意識とは何か?
こういう問いはすべて驚きから始まります。
そして今、AIが急速に広がっています。
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AIが文章を書き、絵を書き、プログラムを書く。
もう当たり前のことですよね。
でも、少し前まで人間の仕事だと思われていたことが
次々と変わってきているのも事実です。
この時、私たちはまた驚きに出会います。
AIというものを見て、知性とは何なのか?
思考とは何なのか?
AIは哲学的な驚きをもう一度私たちに思い出させているのかもしれませんね。
今日の問いというか、最後になるんですけど。
哲学は驚きから始まるというふうに私は言ったんですけど。
もしそうだとしたら、
AIが広がるこの時代に、私たちはどんな新しい驚きに出会っているのでしょうか?
コーヒーを飲みながら、おさゆでもいいですよ。
おさゆでも飲みながら、少しだけ考えてみてください。
それではまた明日の朝にお会いしましょう。
それでは、たかしーでした。バイバイ。