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Ep73 キャバ嬢と半グレの殴り合いのなかで煌めく「ようこそ!FACT」
2026-07-11 44:29

Ep73 キャバ嬢と半グレの殴り合いのなかで煌めく「ようこそ!FACT」

今回は魚豊先生作品「ようこそ!FACT」行き先の不透明な昨今にカタルシスをくれる都市伝説を題材にした漫画について話したよ!

「チ」「ひゃくえむ」に続く魚豊三部作の最新話。



ようこそ!FACT

https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098530618


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感想

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サマリー

今回のエピソードでは、魚豊先生の最新作「ようこそ!FACT」について深く掘り下げて語られています。この漫画は、現代社会における孤独や自己肯定感の喪失といったテーマを扱いながら、陰謀論に傾倒していく主人公の姿を通して、人間の心理や成長を描いています。主人公は、人生に行き詰まりを感じる中で、偶然出会った陰謀論の世界に居場所を見出し、自己肯定感を取り戻していきます。しかし、物語は単なる破滅や悲壮感を描くのではなく、初恋や陰謀論への没頭といった経験を通して、主人公が変化し成長していく青春物語として描かれています。この作品は、現代社会の複雑さや人々の心の動きを巧みに捉え、読者に希望と共感を与える力強いメッセージを伝えています。 また、現代社会におけるSNSでの比較や情報過多、そしてキャバ嬢や半グレといった刺激的なコンテンツが溢れる状況についても言及されています。このような状況下で、人々がどのように自己の尊厳を取り戻し、本質的な幸福を追求していくのかという問いが投げかけられています。魚豊先生の作品は、こうした現代社会へのカウンターとして、読者に新たな視点と希望を提供していると評価されています。

ワールドカップとリモート収録の近況
こんばんは、みずのです。 おはようございます、浅川です。スーパーナチュラルハイテンションズ。
いや、久しぶりのリモート収録。 1ヶ月前にやってんだよ。
お久しぶりです。 なんでか1ヶ月前のリモート収録はボツになっちゃいましたけど。
心霊が混ざってましたね。 主に僕の方で。
前回か何かの話で、僕たちワールドカップとかね。
ああいう流行りに乗ること自身、バカにしてましたけど。 めちゃくちゃバカにしてた。
ですよね。見てないでしょ? めっちゃ見ました。
日本戦は全戦見ました。 マジでめっちゃ見てるやん。
僕も見ましたよ。 日本対ブラジル戦だけ見ましたね。
まあまあ一番重要な試合ですよね。 そうですね。午前2時から。
日本時間でやってましたけど、家族で見ました。 これ多分皆さんがお聞きする頃には、多分もうその試合結果
分かってるのかなって思うんですけど、 負けちゃったんですよね。
ああそうですね。 負けちゃいましたね。
でもね、ブラジルにもしかしたら勝てるかもしれないっていう、割と現実味のある戦いをしてましたね。
前半いい勝負でしたね。
前半はやっぱりこのブラジルの攻撃が中からパスで回して、
前線のドリブルが強い選手に頑張って回そうとしてたんですけど、 日本の守備がすごいタイトに機能してたんで、ボールを奪ってちゃんとカウンターに繋げられてたんですけど。
なんかすごいプロっぽい解説してるけどどうしたの? いやいやまあ僕元サッカー部ですからね。
なんかそれっぽいこと言ってるけどびっくりした。
いやいやもうそれっぽい、それですよそれっぽいじゃなくて。
それがまたブラジル代表の監督がね、名勝って言われてる人なんですけど、イタリア人のめっちゃ名勝、歴戦の監督なんですよ。
そうなんだ。
僕ね前半見てる時から日本がリードしてたんですけど、監督が全く焦ってないのが怖くて。
すっごい冷静だったんですよ。
え、ブラジルの監督ってネイマールじゃないの?
いやいやいや、プレイングマネージャーみたいな、いつぞやのヤクルトの古田監督みたいなことではないんでね。
僕はネイマールぐらいしか名前知らないので。
まあまあいろいろいますよやっぱブラジルは、タレント集団ですから、ヴィニシウスとかねいますよね。
負けちゃいましたけれども、僕らの日常は続くということで、頑張っていきましょうよ。
頑張っていきましょう。別に僕はあれで人生さえされるわけじゃないからさ、変わらず平坦に生きていってますよ。
あれと運命を共にするみたいな。
いやいやいやいや、僕も全くサッカー見てなかったですけど、
ワールドカップね、妻が毎回毎回ワールドカップとか見るっていうことで、横で見てても、やっぱり試合そのもの面白いね、エキサイティングで。
そうですね。確かに。
野球とかと違って、攻撃と守備が、よく言われるのは、無限に移り変わるっていうか、
相手陣地まで攻め上がったけど、相手にボール取られて急にカウンター来たりとか、
気づいたらもう計測逆転してゴール奪ってたり奪われたりしてるっていうのが、サッカーの混沌とした面白さですよね。
面白いね。あの広いフィールドを縦横無尽に動いてもいいっていうルールの中で、どういうふうにそのフォーメーションを取って点を取るプロセスを踏んでいくかっていうのって、
やっぱりあれ、そういうふうに戦略的に見ると確かに面白いスポーツだよね。
そうですね。フォーメーションとかね、全部違いますからね、チームによって。
そうだよね。
そんな中でも、日本結局負けてしまいましたけど、やっぱ本気の戦いって美しいなって、僕は思ってるわけですよ。
なんか次の話に行こうとしてない?もしかして。
ちょっと聞かせてくださいよ。
ワールドカップを枕にして、ウォットさん。最新作を。これね、「ようこそファクトへ!」っていう漫画なんですけど。
魚豊「ようこそ!FACT」の概要と主人公の境遇
短いのかな?完結までに。
短いですね。4巻で終わりですね。
あ、4巻で終わり。読みやすそうですね。
そうですね。どれくらいか、2023年とか4年くらいの作品なのかなって思うんですけど。
どういった内容なんでしょうか?
これはですね、現代の話なんですけど、19歳くらいの男の子がいるんですよ。
多分地方から上京してきた子で、バイト暮らししてると。日雇いの。
毎日倉庫みたいなところで、冷凍の肉の塊を運んで、ピッキングみたいな仕事をしてるんですよね。
はいはいはい。
言ってみたら、男の子は自分の人生に満たされない思いというか、どちらかというとあまり上手くいってないみたいな自意識を抱えてて。
ただ、男の子は自分の力みたいなのをどこかで信じていて、自分の人生が終わってるっていうより、まだ始まってないみたいな気持ちを抱えてるんですよ。
はいはいはい。
いつか自分の人生を好転させるためっていうか、勝ち組みになるためみたいな感じで、マルチ処方っていうのかな、セミナーみたいなのに通って、
会員みたいになって、会員活動を行ってるんですけど。
情報商材屋みたいな感じですかね。
そうですね。情報商材で、すごい殺伐とした世界ですよ。
上の人が壇上に立ってトークしてるんですけど、札束をスーツから出して、これが人生の重みですみたいな。
この札束でビンタ受けたい人って言って、はいはいはいって言って、そのマルチのこれから稼ぐぞっていう人たちが手を挙げるみたいな。
非常にちょっと現代的でもあり、正直嫌だな、嫌な感じもあり、すごい殺伐とした活動をしたりしてるんですけど、それもうまくいかないわけですよ。
その男の子は小学校の頃に論理的思考が得意みたいなので、先生に褒められたのをずっと自分の誇りみたいなのにしていて、
小学校の授業で提出した論理的思考の図、もう先生からよくできましたって書かれている紙を一人暮らしの下宿に貼ってるぐらい、
ちょっと自分は本当は頭いいんだって思ってるわけですよね。
本当は能力があって、頭が良くて、でも運が悪いからあんまり活躍する機会に恵まれていないだけで、
何かきっかけをつかんだら、きっとこれから上昇できるはずだっていう自信というか根拠のない、若者ありがちのプライドみたいなのを抱えてる少年なんですけど、
結局ね、それもマルチの活動で勧誘をしてるわけですけど、その勧誘で騙されちゃって、
その騙した相手に、君って論理的思考がどうとか言ってるけど、すごい君って頭悪いよって言われちゃって、粉々に打ち砕かれるんですよ。
一回もう自信が地に落ちるわけですよね、その少年の。
陰謀論サークルへの潜入と居場所の発見
そんな時に出会ったのがしおりっていう同年代の、彼女はすごいエリート、W大学トップ私立って言ってるんで、早稲田大学かなと思うんですけど、
早稲田大学に通ってるで、うちがテレビのプロデューサーをお父さんがやってる、すごいターマンに住んでる、いい家の子で教養もあって、
ボランティアもやってて、すごい知的で、性格もめちゃくちゃいい、本気で世界を良くしようと思っている女の子と出会うんですよ。
その少年はその女の子に対して片思いしちゃうわけですけど、女の子が所属しているボランティアサークルのTwitterに、毎日クソリプを送ってくる団体がいると。
これから東京ファクト支部みたいな団体名なんですけど、好きなこの活動にこうやって水を差す奴ら許せないって言って、
その男の子は怪しい団体の本拠地みたいな、ねじろみたいなところに見学したいですって言って入り込むんですけど、
要は陰謀論の集まりなんですよ。陰謀論者の集まりで、場所は普通になんてことないハイツというか、2階建てのアパートの一室。
その少年がコンコンコンって、ピンポーンって押して入ろうとすると、ドアのロックが普通ガチャでチェーン外すじゃないですか。
じゃなくてもうガチャガチャ、ガチャガチャガチャみたいな、もうドアが60くらいにロックされている、超警戒してる感じの陰謀論者。
中から現れたのが、帽子とサングラス被ったちょっと小太りの中年のおじさんなんですけど、
この人が、要は東京ファクト支部のリーダーみたいなことをやってる人なんですよね。先生って呼ばれてるんですけど。
最初はもうその主人公の男の子は、女の子のことが好きなんで、この女の子のボランティアのツイッターにクソリプを送るのやめてくださいみたいな感じで、
潜入操作じゃないですけど、中に入り込むんですけど、その陰謀論者のサークルに入って初めて先生って呼ばれる人に、君は才能があるって言われるんですよ。
君は世界っていうものを点と点をつなげてストーリーを作る。そこに最もらしいストーリーを作って、要は陰謀ですよね。
ディープステートとか、そういった世界の裏のストーリーを見出す才能に長けているって。君は選ばれし者だって言われるんですよ。
初めてその少年は陰謀論者のサークルに入って、居場所を得るというか、認められる。自己肯定感爆上がりみたいな、そういう気持ちになるわけですよね。
そうは言っても、女の子のことが好きだから、しかも怪しいし、そんなサークル。絶対流されないぞと思ってるんですけど、その女の子への恋も、ものすごい恥ずかしい形で失恋みたいな感じで終わっちゃうわけですよ。
一回。要はもう、いつの間にか自分が陰謀論を信じていて、その陰謀論の危険がその女の子に迫っているって感じた男の子が、その女の子にどうにかして逃げようって言うんですけど、
その女の子はもうやっぱ頭がいいんで、陰謀論を言い聞かせても全然聞いてくれないわけですよ。結局その女の子って生まれも、勉強の能力も主人公と違うじゃないですか。
だから男の子は結局僕のことをバカにしてるんでしょうみたいなことを言って、陰謀論のサークルに本格的に入っちゃう話なんですけど。これまあすごいストーリーとしては、今聞いた感じどう思いますか?
カルトへの傾倒と高学歴者の心理構造
ストーリーですか?そういうのにハマる感じはすごくよくわかるなと思うのと、オウム心理教に入る人たちが高学歴のことが多いっていうのとよく重なるなと思ってね。
宮台真理先生がね、オウム心理教とかに入る人に高学歴が多かったかっていうのを解いた話があるんですけど知ってますか?
なんていうんですかね、なんかうっすら覚えてるのは鍋パーティー問題みたいな話だったかなって思うんですけど。
わかんない、ちょっと違うかもしれないですけど、要は勉強だけしかしてこなかった学生が東京に出てきて、最初孤独になると。
孤独になった先で、怪しいカルトみたいなサークルに誘われて、鍋食いに来ないかって言われて、最初に居場所を作ってくれた団体がカルトだったら、
要はその容易にいくら頭がいい人とはいえ、孤独な人であればそこに取り込まれてしまうんじゃないかみたいな話をチラッと聞いたことがあると思うんですけど、
それとはまた違う?
いやでもね、ほぼ構造は多分一緒だと思います。地方からね、これは一つの例だと思うんですけども、
地方から東大に来る、東大に受験して受かる人たちっていうのは、地元では超エリートなわけです。もう振動って言われるような人たちが、それで勉強ができる勉強ができるっていうことで、
地方から東京に行くわけですね。東京に東大に入ると、自分っていうのは全く平凡な人間だったっていうことに気づかされるんですよね。
家の育ちが良かったりとか、地頭がいいとかね、いろんな多分ことはあると思うんですけど、その中で自分は全能だと思ってたものが、
そういう全能感みたいなのが打ち砕かれてしまって、それに対して孤独をどうしても感じてしまう。そこにオウムとかっていう教団が忍び寄って、
君は官僚になるとか、そういうような世界に行く人間ではない、もっと選ばれし人間なんだみたいな感じで、自分の居場所をそこにやっぱり見出してしまうっていうことが非常にあった。
だからこそエリートの人たちが次々とオウム心理教の中に入っていったっていう話を聞いたことがあるんだよね。
めっちゃようこそファクトへと似てますね。
似てますね。だからその構造はなんとなくよく分かるんだもんね。
一度打ち砕かれた自己肯定感を回復させてくれた人に、
吸引されるというか、引かれてしまうというか、取り込まれるみたいな感じなんですかね。
なのでそういうふうに言われると人っていうのは多分だけど、いやいやあいつらが間違ってて俺が正しいんだ。
社会自身が悪で、この組織自身が正義なんだっていうね。
いうふうに思ってしまうというか、そこにのめり込んでいってしまうっていう話を聞いたことがあります。
なのでさっき水野さんが言った、鍋をつつく仲間じゃないですけど、ある程度孤独に打ちひしがれた人たちがね、自分の居場所を見出すっていうところがそういったところに多くあったっていうのは聞いたことがありますね。
それを思い出しました。今の話を聞いてて、まさしくその対立だなと思う。
「ようこそ!FACT」の物語構造とテーマ
あるいはその、本当に直近のトレンドというか流行っている犯罪で言うと、例えば闇バイトとかね。
たぶん彼、ようこそファクトに出てくる主人公は、要は自分をつなぎ止める関係っていうのが全くないんで、もういい方にも悪い方にも振り切れちゃうみたいな危うさがありますよね。
だから本当に出会う人が悪かったら、もうその陰謀論であればまだマシで、闇バイトの叩きとか、そういったところの鉄砲玉じゃないですけど、もう実像舞台に入っちゃってたりしたかもしれないなっていうふうに思うんですよね。
そういうちょっと危うさがある、その都会の孤独っていうのは。
ただ、このようこそファクトA、めっちゃ面白いなと思ったのが、これね、魚太先生すごいなと思ったのが、これって別に悲惨な方向には魚太先生書いてなくて、むしろなんかすごいそこから、
えっとね、これ何て言えばいいのかわかんないですけど、やっぱガチになるんですよ。この主人公って。
はいはいはい。
陰謀論に出会って。
はいはいはい。自分の力を発揮できる場所になってしまう。
そうなんですよ。やっぱ、なんかね、これすごい不思議なんですけど、初めてこの主人公って陰謀論に出会ってガチになるんですけど、そのガチのなり方が初恋と神人へというか、要はその女の子と出会ったじゃないですか。
はいはいはい。
女の子に最初、その陰謀論のサークルに入って学んだディープ生徒とか、ちょっとあの、何て言うんですか、OKサインが666で悪魔のサインみたいなところから始めて、
いや実はその女の子にも、要はW大学ってもうエリートの養成学校だから、その女の子にも実は危険が迫ってるんじゃないですかっていう、そのW大学がディープ生徒とつながっている証拠はいくらでもあるよみたいなことを先生に言われて、
で、その男の子は女の子を守るために、そこでね初めてガチ弁するんですよ、陰謀論を。
4畳半くらいの狭い部屋に、椅子もデスクも何もないところで畳にノートをたくさん積み上げて、スマホで片っ端から調べた陰謀論みたいなのを書き込んでいくんですよね。
で、その女の子に会ったときにたくさん書いたノートを渡すんですけど、その勉強してるとき、人から見たら陰謀論を真面目に勉強するって馬鹿げてるじゃないですか。馬鹿げてると思うし、ちょっと怖いなって思うんですけど、
その男の子は生まれた初めて熱中してるみたいな気持ちになる。
俺は今こんなにマジになったこと今でなかったよなみたいな気持ちを抱くんですよ、陰謀論で。
そこの、闇に落ちるじゃないですけど、ちょっとおかしくなるって世間的に見れば思われがちなところを図って中に入って、
でもこの本人の心の中ではすごい充実感がある行為なんじゃないのっていうのを書いてるのがめっちゃ面白いなって思いましたね。
物語全体的に言えるのはどういうストーリーなんだろう?
これはね、大体3部構成なんですけど、最初が要はその女の子と出会い、陰謀論と出会い、女の子とすごい嫌な別れ方をして、
これから陰謀論に本格的に身を投じていく。ここまでが第一部ですね。
そこから第二部というか、もう本格的に先生、要はサングラスかけた帽子かぶった変なおっちゃん、陰謀論者のおっちゃんたちと、
陰謀論の仲間たちと、ああでもない、こうでもないって言って街に出て、
第二部の最後の方で陰謀論を学んでいく中で、一つの集大成というか、要は転覆ですよね。テロを起こそうとするくだりがあるんですけど、
それが失敗した後、陰謀論というものが結局その男の子って信じ切ることができなくて、先生からも離れていくんですけど、
その後の、要は一回ガチになった後、その少年がどう変わったのかっていうのを描くのが第三部なんですよ。
これくらいの山脈構成ですね。
「ガチになる」ことの普遍性と初恋の描写
だから悲壮感漂う話なの?全体的には。
いや、これがね、悲壮感とかは、最初の方は結構あったんですけど、
やっぱり第二部、第三部って進んでいくごとに、なくなっていきますね。
むしろすごい、なんて言えばいいんですかね。
僕この話って、なんか二つあるなと思ってて。
一つは、やっぱりその対象が何であれ、ガチになることっていうのは、
人をおそらく予想だにしていなかった方向に変えていくものなんだっていうことを、
多分魚太先生は書いてるんだなって思ったんですよ。
もう一つは、初恋ってめっちゃ気持ち悪いものなんだ。
誰にとっても初恋ってすげえ気持ち悪いんだっていうことを書いてるような気もしてて。
なんかその恋と陰謀っていうのを、
要は誰かを本気で好きになって、
その誰かのために本気で何かをやって、
どちらも結局何かに結実はしなかったけど、
結果全て終わってみたら、
その男の子って、もう第一話の最初の男の子からは、
予想もつかないくらい違う、ある種成長してるみたいなことを書いてるわけですよね。
だからその陰謀論っていうのに趣があるわけではなくて、
どっちかって言ったらすごい青春短っていうか、成長物語なんですよ。
そうなんだね。
破滅を描いたりはしないんですよ。
その代わり、わかりやすい成功も、最終的にその男の子が女の子と結ばれたら、
僕はちょっと凡庸だなって思ってしまうんですけど、
そういうことを描くわけでもなく、
もちろん上手くいくとは限らないけど、
何かにガチになったアウトプット、ガチになった結果の成果っていうのは、
決してガチになる前に自分が予想したものではないかもしれないけど、
でも何かしら変わってるものはあるよっていうのを書いてるんですよ。
それがすごい面白いなと思って。
もちろん陰謀論に取り込まれるみたいなものって、
すごい現代的なテーマではあるんですけど、
そことは別に、結構誰にでも敷衍できるようなテーマにつなげてるっていうのが、
要はガチになるってことですよね。何回も言うように。
100Mと同じですね。
初恋が気持ち悪いってさっき言ったじゃないですか。
初恋って、やっぱり誰かに対してガチになるってことなんですよ。
恋愛工学みたいな、要はモテを追求する本みたいなのに書いてあるのが、
一人の女性に対して入れ込むみたいなのって非モテコミットって呼ばれて、
全然モテをとは逆の非モテの典型的な行動だよね、みたいに言われたりするんですけど。
でもそんなのって、わからないじゃないですか。
初恋してるときって、もうこの人しかいないって思って。
多分そのこの人しかいないって思って、
その女性に対して、異性に対して起こす行動って旗から見るとすっごい気持ち悪いんですよ。
同じで、多分何かにガチになっているっていうのは、
陰謀論にガチになるとか、
この陰謀論っていうのが何に置き換わってもだと思うんですけど、
何かに真剣になっている人って、他から見たらちょっとキモいじゃないですけど、
定期を意思して見えるみたいな。
そこに、恋と陰謀論との間に、
そういう共通点を見出して繋いでいるみたいなのが、
すっごい新鮮だなって思いましたね。
現代社会における比較と陰謀論の役割
ちょっと僕見てないんですけどね、
ファクトチェックへようこそ。なんだったっけ?
いやそれは、
それは、
それはあの、就職物語になっちゃうんで。
陰謀論者がタイムラインにツイートしている数々の陰謀論を、
チェックしては消していく人の話になっちゃうんで。
なんて言われたんだっけ?
全然逆なんで。ようこそファクトへね。
ようこそファクト。ちょっとまだ呼んでないんですけど。
ファクトチェックはむしろ安定した仕事ね、今。
そうですね、大切な仕事ですね、今の。
大切な仕事ですよ、今。
そうですね、AI自体には特に。
そうですね。
で、もう一つ思ったのが、その陰謀論って、
まあ、友達がそれを唱えてたら、やっぱ不安になりますけど、
一方で、すごい個人の尊厳を取り戻す行為に近いなって思ってて、
どういうことかっていうと、
やっぱそれまで善良な市民として、
世界に順応してた、世界の一部になってたことって、
まあ言い換えれば、取りに足らない一人の市民として生きてた人が
陰謀論にはまることによって、
ある種その、世界vs自分っていう構図を作ったりするじゃないですか。
それって一方で言えば、なんか自分が世界にとって
そこまで敵対するほど重要な存在なんだっていうことを
信奉してると思うんですよね、陰謀論者の人は。
自分たちが重要な存在だって、
ある種こう自信を回復してると思うんですよ、陰謀論を信じることによって。
その魚太先生が陰謀論を選んだっていうのは、そこもあるのかなと思ったんですよね。
そう、なんか自分を重要だと思い込むこととすごいつながってるというか。
そこもあったんじゃないのかなと思うんですよ、陰謀論を描くっていうのは。
ちょっと読んでみたいね。
作品の面白さと現代社会への示唆
ぜひ読んでください。
これはもうめっちゃ面白いですよ。
Kindleで?
Kindleで読みましたね、僕。
主人公のなんかこう、その描かれてる心持ちだったりとか、
なんかそうやって初恋を経て、
そしてそういうカルト集団に入っていく感覚とか、
なんとなくわかるんだよね、話の流れとしては。
ただその物語全体がどういう様相をしてるのかっていうのはなかなか見えないね。
これはそうですね、ちょっと読んでみてください。
もうね、予想はつかない展開とまでは言わないですけど、
いやでも、ちゃんとうごと印だなって思いましたね。
この漫画読んで。
やっぱりすごい好きな作家さんなんですけど、
このようこそファクトAは面白い。
ちょっと面白そうだね。
めっちゃ面白いです。
存在は知ってたんですけどね、その漫画の。
ただ前描みたいなの全く知らなかったので、
ちょっと話聞いてると面白そうだね。
しかも短く読めるんでね。
そうですね、全4巻。
でもね、僕陰謀論とか結構好きだから。
僕も好きですよ、陰謀論。
直木万象めっちゃ見てますからね。
めちゃくちゃ好きです。
やっぱりその自称に対して、あたかもちゃんとしたような証拠をあげてくれるわけじゃないですか。
そうですね。
一個一個に納得感があるというかね。
でも社会って、世の中って納得いかないことばっかりの塊だからさ。
要は全部に論理的な道筋をつけてるのが陰謀論ですよね。
でも現実はそうはなってないっていう。
そうはなってない。
必ずしも論理的に動いてるわけではないっていうのが、この世界の面白さであって。
最初のサッカーの話じゃないけどさ。
こんな今80億人ぐらいいるわけなのかな。
公直でも100億人とか言われたりしてません?
80億人ぐらいか。
それぐらいいるんだよね。
地球っていうフィールドを駆け回ってるわけだよ。
地球全体がサッカーフィールドだと。
でもそこに目指すさ。
しかもさ、みんな国単位、町単位、会社であれば組織単位でさ。
幸せの形ってみんな違うわけだよね。
そんな論理的に物事が進んでるっていう風に考える方がおかしいかもしれない。
そうですね。何がいい人生かも違いますからね。
日本と東南アジアみたいな、割と距離が近い場所同士でも全然違うし、
良い生き方とは何かっていうのは。
そうだね。
しかもやっぱり、自分たちが豊かかどうかっていうのは、
現代社会の混沌と幸福の追求
誰かと比べることでしか豊かさって測れないっていうね。
自分たちもSNS見たりとかさ、
例えばいろんなYouTubeでいろんな人のいろんな現体験を聞いたり、
いろんな日々の営みを見たりとかして、
比較対象するもののキャパがキャパオーバーしてるような気がするんだよね。
それはありますね。
それは確かにつらいだろう。
大変な世の中だなって思っちゃうよね。
仮に、例えば露望の富士とか100Mとか、ある意味処方箋じゃないですか。
そういう比較対象が再現ない現代への、
ある種アンチテーゼというか、カウンターみたいな漫画を読んで、
しばらくは鬱になったりすることなく、粛々と頑張れたとしても、
結局その効果が、効き目が薄れたときに見えるのって、
Xとかスレッツとか、そういうSNSでの比較とか、
何なら街に出て感じてしまう比較とか、
そういうのに常に晒され続けていて、
でもショート動画ではひっきりなしに、
サラリーマンの年収を1日で稼ぐキャバ嬢のショート動画が流れてくるし、
それ以外だと言うと、
ハングレみたいな人たちがTVショーで殴り合ってるし、
見るジャンルが固定できてない。
いやいや、もうそうなってるんですよ、現代は。
キャバ嬢かヤンキーか詐欺師同然の経営者か、
あとは小入屋しかないんですよ、今。
こんな世界で充実してどうやって生きればいいんだっていうのはあるんですよね。
目を開けばキャバ嬢とヤンキーが両端にいて、
その奥で何してるのか分かんない経営者の人が腕組みして笑ってるわけですよ。
マジどうなってんだって、最高に狂ってるなって思いましたね。
冷静に見ると狂ってるよね。
イギリスが16歳未満のSNSを禁止しましたね。
どうなるのかな、それもな。
なんならでも日本も禁止してほしいな。
僕それは結構怖くて、大人になった瞬間胚人になる人が増える気もしてて。
デジタルネイティブの方がいいのかなっていう気もしますけどね。
慣れてもらった方がいい。
これはエンターテイメントだと思って見過ごせるようなスキルがあった方がいいってことね。
でもそんな中でもやっぱりこの魚太さんの作品とか、やっぱりロボ野富士とかもそうですけど、
なんていうのかな、その中から単純な比較じゃなくて、
すごい本質的な幸福みたいなところにコミットしようとする作品が生まれてきてるっていうのも、
ある種、大衆っていうか、僕も含めて、
人々の心の動きなんじゃないのかなっていう、そっちを寄与する心の動きがやっぱり社会的に育ってきているっていう部分もあると思うんですよ。
僕はそう思いますよ。
だから必ずしも世の中って悪くなってるんじゃなくて、
絶えずやっぱり変化してその過渡期にいるのかなとは思います。
だからやっぱりその新しく生まれてくるムーブメントっていうか、
そういったものの中にもやっぱり、
ごめんなさいね、僕は別にヤンキーの喧嘩とかキャバ女王を貶めてるわけじゃないですけど、
それが全部みたいな感じになっちゃうとちょっとしんどいんで、
ちょっとそことはもうそれもぶっちゃけ面白くないから逆みたいなみたいなのが、
やっぱり今はすごい強いんですけど、
そういうロボの不自由的な価値観みたいなのは大好きですよって話です。
見なくていいポスターを紹介していきましょうよ。
「ガチになる」ことの意味と変化
いや本当にね、もう本当に酷いですよ今は。
本当に酷くて、申し訳ないですけど本当に酷いなって思いました。
でもね、それを…
今何の話してる?
いやもう現代のショーっていうものが本当にもう僕は嫌です。
うん。
じゃあ締め、どんな締めしようか。
締めですね。
締めは難しいんですけど、
うん。
まあまあまあ。
まあまあまあ。
要は、僕はこの話って、
すごいこう残酷でもあり美しい、美しいというかすごい希望を持たせてくれる話だなと思って。
なんか、
何かをやる、とりあえず、
いやちょっと違うな、ごめんなさい。
ちょっと自己啓発的な話になっちゃうんでちょっと違うんだけれども、
はいはいはい。
ガチになるっていうのは、
良くも悪くも、それまでの自分ではいられなくなるんだっていう話ですね、これは。
ガチになる。ガチになるっていうのは気持ち悪いし、気持ち悪いぐらいガチになった人っていうのは、
ガチになって何かにこう費やす期間が終わった後、
必ずしも願った姿ではないけど、絶対にその以前の状態には戻れなくなっている。
変わってるって話なんですよ。
はいはいはい。
なんかこれは100mに繋がる感覚だよね、なんとなく。
これはねもう、すごい希望があるし、
でも変わるっていうのは必ずしも良い方向にではないんで、
怖いことでもあるんですよね。
その狭間で生きていくのが充実した一人の人間の姿なんじゃないのかなっていうのはすごい感じましたね。
でもガチになっているとき、周りからどう見えていようとその人は充実しているわけですからね。
そうですね。
そこの幸福もありますから。
僕はやっぱりちっと100mと実続きで読むとしたら、ようこそファクトへって、
そういうことも書いているのかなって思いましたね。
これは僕ちょっと見たくなってきました。
作品の魅力と今後の展望
また感想を聞かせてください、浅川さん。
はい。ちょっとKindleで買おうかな。
あれ水野さんKindleで買ったの?
僕Kindleで。
原本買ったの?
Kindleで買ったのね。
ちょっとKindleで見てみたいなと思いました。
ちょっと読んでみてくださいよ。
そうですね。
どちらかというと希望もあるような話なんだね。
そうですね。
闇の話ではないですね。必ずしも。
青春小説に似ているというか、すごい青春な趣もありますね。
一人の男の子が、男の子って別にバカではないんですよ。
バカとかじゃなくて、純粋に無知とか経験がないとか、何にも情熱を持っていないとか、
そういう意味では知らなかったりしますけど、別にバカではないんですけど、
その男の子が成長していく話なんで、確実に良い方向に変わっていく話なんで、
それは安心して読んでもらって、別に鬱になるとかはない。
むしろ結構笑えるシーンもあるし。
ああ、そうなんですね。
やっぱりその、何て言うんですかね。
オッケーサイン。
オッケーサイン、主人公の恋がたきみたいな人がテレビに出演している、結構タレントみたいな人で、
その人がその盤線の写真でオッケーサインやってて、
そこにいた陰謀論者の人たちが、これは確定だって騒ぎ出すところとか、
めちゃくちゃ面白いんですよ。
やっぱりこう、読んでいる側からすると、めっちゃバカじゃんと思って読んじゃうんですけど、
もちろん説述だと思うんですけど、666悪魔のサインとか、
みたいな、ちょっと笑っていいのかわかんないけど、
フッて笑えるシーンはありますね。
まあちょっと少しユーモアっぽく書いてある。
全然面白いですよ。笑えます。
ちょっと100M地と100Mの回も撮りましたけども、それに続いての
ウォーと三部作。
はい、そうですね。
えーっと、
ようこそファクトへ。
ファクトチェックじゃないですよ。
ちょっとこれはね、見てみたいと思います。
いやこれはでもうごと先生、
もう非常に、やっぱりというかハズレがないというか、
素晴らしい漫画をお書きになる先生なので、
今後とも終始していきたいなと思いますけれども。
そうですね、はい。
またオリに触れて新しい新作が出たらまたお話しするかもしれませんね。
ウォーと会、今後もやっていこうと思いますので。
はい。
ということで今回は、ファクトへ。
違いますね。あ、最後まで違うわ。
すごい。もうわざとしか思えない。
ようこそファクトへ。
ようこそファクトへ。
ようこそファクトへのね、話でした。
そんな感じで、また皆さんまた聞いてみてください。
それでは、バイバーイ。
44:29

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