2025-12-17 48:16

EP827 マンガ『みいちゃんと山田さん』を読んだ感想を正直に話します

元動画:https://www.youtube.com/watch?v=VEvfuGyLRTw

サマリー

このエピソードでは、マンガ『みいちゃんと山田さん』のストーリーや登場人物の苦悩について考察されています。特に、キャバクラを舞台にした物語における困難や人間関係の複雑さ、主人公たちの成長過程が印象的です。ポッドキャストでは、みーちゃんの厳しい生活や彼氏との関係、母親の影響が語られています。登場人物たちの葛藤や支配的な関係が描写され、社会的な問題が浮き彫りになります。また、美容整形やその社会的背景についても考察がなされ、若くて社会経験の少ない人々が悪徳クリニックに狙われる現象や、女性が体を売ることに関する社会の現実が触れられます。最後に、高齢者の孤独や性に関する現実についての感想が述べられます。

マンガの概要と背景
はい、こんばんは。あの皆さん、 みいちゃんと山田さんっていうマンガ知ってます?
僕の視聴者さんだったら、結構読んでる方ね、いらっしゃると思うんですよね。 なので今日はね、話題のマンガ
みいちゃんと山田さんについて、僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですけれど、 まあ結構ネット上とかでね、話題になってるじゃないですか。
僕の親友の精神科医の増田祐介先生も読んで、動画で取り上げてて、意見言ってたんだけれど、
増田先生って発達障害とかね、あと知的なこと、教会知能とか学習障害とかね、そういった
疾患、若い人とかね、未成年の方のそういう疾患も含めてね、結構専門でされていて、その増田先生がですね、結構しっかりした内容だと、
取材とかしっかりしてるんでしょう?みたいなことをね、言ってたんで、これ読む価値あるかなと思って、実は昨日読んだんですよ。
今4巻まで出てて、4巻まで読んだわけなんですけれど、みーちゃんと山田さんという漫画はね、
高段者のwebコミックで、小豆ねね先生っていう方が書かれているもので、
2024年の9月から連載されていて、まだ連載中で、まだまだ話続くんですけど、もう半分以上終わったかなって感じだと思うんですよね。
で、内容的にはですね、実話であってもおかしくないレベル、現実的にいそうな人たちばっかりなんですよ、登場人物が。
で、これね、結局先生の作者さんの友人がモデルで、その実体験を元にしたフィクションっていうものみたいなんですよね。
主要キャラクターの設定
だから、限りなく実体験に近いんだろうなぁとは思うんですけれど。
でね、話題沸騰中なんだけれど、これを読んだ人、読んでる人の意見を聞くと、確かに面白いと、引き込まれる登場人物も魅力的な人が多い。
だけど、読むと苦しくなる、しんどくなる。特にこの漫画の当事者に近い状態、自分自身がその登場人物と同じような環境、当事者の人なんかは特にしんどいっておっしゃるんですよね。
で、僕の意見をお話ししたいと思うんですけれど、ここからはネタバレになりますんで、まだ読んでなくて、これから読もうって思ってる人は、もうここで動画を止めた方がいいかもわからないです。
で、もうこの漫画を読んだ後で、僕と意見を共有したいとか、僕の意見を聞きたいっていう人は、このまま動画を見てくれればいいと思います。
じゃあ始めていきますよ。このお話はですね、2012年に新宿のキャバクラが舞台で始まるわけなんですけど、主人公がミーちゃんっていう子なんですよね。
この子は、ミーちゃんは本名なんですよね。本名なんだけど、現地名を使わないで、もうミーちゃんで働くんですよ、いきなり。
で、新人で入ってきて、ミスばっかりするんですよね。 で、山田さんっていう人がいて、この人もキャバクラでずっと働いていて、
最初はミーちゃん失敗ばっかりで、グラス割ったりとか迷惑かけてばっかり、お客さんとも上手く会話が成り立たなかったりとかして、
しょうがないなーって思ってたんだけれど、ずっと一緒にいるうちに可愛くなって、面倒を見てあげるみたいな感じになっちゃったんですよね。
山田さん目線で漫画は進行していくんです。で、いきなりね、漫画が始まって、ミーちゃんが殺されるシーンから始まるんですよ。
で、ミーちゃんが殺されるまでの12ヶ月を山田さん目線で話が進行していくっていうスタイルなんですよね。
山田さんは大学生なんですよ。大学行きながらキャバクラでお仕事してるんですけど、キャバクラの中で大学生とかがアルバイトで働いているっていうグループと、
あとはもうガチのキャバ城の人たち、大学とか行かないでもキャバクラ一本でっていう感じの、ざっくり言うと2種類ぐらいいて、派閥が分かれるんですって。
そういうところから結構リアルな現実を描いてるんで、しっかり取材したのか、あるいは本当に実体験に基づいてるからリアルな描写なのかって感じなんですけれど。
山田さんはみーちゃんみたいにちょっと発達障害的なものとか知的なものはそんなないんですけれど、母親がめちゃくちゃ毒親なんですよね。
過干渉の親なんですよ。それに対してすごい迷惑してて、山田さんが子供の頃からちゃんと勉強しなさいって。
絵描いて、ママ見てって喜んで欲しかったのに、褒めて欲しかったのに、こんなことするぐらいだったら勉強して欲しかったわって怒って。
でも母親の機嫌を取って、母親に喜んでもらうために自分を、子供を演じてきてって、それがすごい苦しくて。
キャバクラでバイトしてるのも内緒にしていて、これがバレるととんでもないことになるっていう状態なんですよね。
で、お母さんは山田さんをちゃんとした一流の企業に就職させたいって思ってるんだけど、山田さんは実は漫画家になりたいっていう夢があって、それを言い出せなくて。
でも、ミーちゃんにはそういうことを話して、2人は仲良くなっていってっていう感じなんですけど。
この毒親、過干渉、これね、アスカノでも出てきたんですよね。
アスカノも面白かったけど、僕的にはミーちゃんの方が面白いですね。
なので、アスカノのユアティアって僕の中でめちゃくちゃハマったキャラなんですけど、ぶっちゃけ今はミーちゃんの方が、こっちの漫画の方が僕どっぷりハマってるっていう状態ですよね。
アスカノも本当にいろんなキャラクターが出てきて、レンタル彼女とか生計依存症とか風俗とかホストクラブとかいろんな内容があったんですけど、それよりもミーちゃんの方がより現実的でどっぷりハマるっていう感じですよね。
ミーちゃんはですね、ちゃんと小学校も行ってないから漢字も読めない、書けないわけですよ。教養もほぼない。中卒なんだけれど、実際小学1年、2年ぐらいのレベルの教養だと思うんですよね。
物語のリアリティと読者の影響
小学校も最初行ってたんだけれど、やっぱり授業についていけなかったりとかして、先生とか生徒からバカにされて、もうそれが嫌でね。で、わーって大声出しちゃったりとかして、途中から不登校になっちゃうんですよね。
で、また中学校には行くようになるんですよ。中学校はムーちゃんっていう幼馴染の子がいて、その子が誘ってくれて行ったんですけど、だけどそこでもいろいろ問題を起こしてっていう流れなんですけど、ミーちゃんがキャバクラで働いてるときも本名を出して、
お客さんと接しちゃうんで、山田さんとかも本名なんか絶対言っちゃダメよって言うわけですよ。結局本名を出しちゃうとストーカーさんに犯罪に巻き込まれちゃうんですよね。
やっぱりキャバクラのお客さんってガチ恋になっちゃうことがたまにあるんですよね。キャバクラ嬢さんに対してね。そうするとストーカー化して、本名がバレてると家も特定されて、いろいろ個人情報も調べられてしまって、最終的には犯罪に巻き込まれるってことがあるんで、本名は出しちゃいけないし、
あとはTwitterとかSNSにももちろん名前とか顔とかなるべく出しちゃいけないわけなんですけど、それも無断で出しちゃったりとかしたんですよね。キャバクラ仲間の顔出しも無断でSNS上げちゃったりとかして、なんで上げるのって怒られたりとかして、
そういう空気を読んでやってはいけないっていうことがわからないんですよね。そういう方って時々いらっしゃるわけであって、そういう人がこれ私と同じだとか思うとちょっと息苦しくなったりとかしんどくなったりっていうのがあるわけなんですけれど、そこがリアルだなって思いましたね。
みーちゃんもすごい可愛らしくて魅力的で、それ以外のキャラクターの子もすごい魅力的な子多いんですけど、僕美容外科医っていう仕事してるわけで、そうすると本当にいろんな患者さんいらっしゃるんですよね。
もう普通の高校生とか大学生とか社会人さん、OLさんとか、あとまあ既婚者の方とかご高齢の方とか、まあ富裕層の方もいらっしゃるし、政治家とか弁護士とかお医者さんとかそういった職業の方もいらっしゃるし、あとは水商売の方もいらっしゃるわけですよね。
風俗場の方とかキャバクラ場の方とかホストクラブの方とかね。
なのでいろんな患者さん接してると本当にね、このみーちゃんと山田さんの物語に出てくるキャラクターと同じような患者さんいらっしゃるんですよね。
その中にはみーちゃんみたいな患者さんもいらっしゃるわけですよ。
みーちゃんってまあ21歳ぐらいでしたっけ。
若くて可愛くて性格も素直でいい子なんですよ。
学校行ってないから教養は小学生レベルで知的なものも抱えてるんですけど、性格はすごくいい子で、体を売ってるわけです。
性を売ってるわけなのでお金は持ってるわけですよね。
そうするとそういう子の中では成形しようという子もいるわけですよ。
今の若い女性って成形願望が強い人が多いんですよ、昔と比べると。
10代20代の女の子にアンケート取るとだいたい6割とか7割ぐらいが成形に対して肯定的なんですね。
既に成形してるとか成形したいと思ってるとか成形に興味があるっていう子が多いんで、
お金があるとどうしても成形する方向に走っちゃうっていうのがあるんで、
結構みーちゃんみたいな女の子、僕の患者さんでもたくさんいらっしゃるんですよ。
僕の本当にありがたいことに日本全国からね、いらっしゃってくださる方、
指名していらっしゃってくださる方とか、もうずっと本指名でリピーターで予約してきてくださる方とかいらっしゃって、
だからすごい共感するところがありまして、
で、みーちゃんね、小学校通っててもバカにされてて辛い思いをしてたわけなんですけど、
すごいかわいそうだなって思ったのが、中学校、みーちゃんに誘われて通ってたわけで、
そこで好きな男の子とかもできたんですけれど、
その中で途中でね、中学生、学校の中の男性のグループに集団でデイプされるっていうシーンがあるんですよね。
その時が初体験だったと思うんですけれど、
やっぱり知的なものを抱えてると騙されて集団的にやられちゃって、学校の中でね。
だけど、その時に男性に自分が求められた、それで優しくされた、認められたっていうのが体験になって、
それ以来、男性に対して性的な奉仕をして仲良くなるとか、それで自分を認められてちょっと嬉しくなるとかね。
あるいはそれを与渡りの術として使ったりとか、そういう流れになっていくわけですよね。
最初のきっかけがレイプなんだけれど、結局そこからはそれを術にして、処生術みたいな感じで生きていくっていう方。
こういう方っていらっしゃると思うので、同じ体験をした人だったらすごく苦しくなるっていうのはあるんじゃないかなって思うんですよ。
なのでミーちゃんは最初キャバクラで働くわけなんですけど、すごい人気者になるんですよ。
どっちかっていうとちょっとオタク系の男性、あんまり女性にモテないタイプ、女性経験がない、付き合ったことがないような男性からモテて、
指名ですごい人気になるわけなんですよ。
これなんでだろうって見てると、実は鬼枕だったんですよ。枕営業ばっかり。
ほぼみんなと性行為、SマルXしてるっていう状態なんですよね。
簡単にSマルXさせてしまう。それが自分の売りだと、それをすることによって人気が出て認めてもらえてっていう、
そうせざるを得ない状況になってて、それも本人も分かっててっていうのがあるんですよね。
お客さんだけじゃなくて、キャバクラのスタッフ、ドライバーさんとかもみんなみーちゃんとSマルXしてる、そういう関係なんですよね。
これほんとえげつないなって思いましたね。
スタッフたちはガチコーじゃなくて、ただの性処理だとか言ってるわけなんですけど、
そういう体の関係を持つことによってみんなと仲良くなっていくのが普通だっていう、
本当にかわいそうな感じだなって思うわけですよね。
みーちゃんが万引きしちゃって、万引きも悪意があってっていうか、知的なものを抱えてると万引きするのが悪いことだと。
みーちゃんの複雑な人間関係
あるいはお店に迷惑かけるし、自分が捕まってしまって犯罪者として扱われるっていうことが想定できなくて、
やっぱりそういうことを短絡的にやっちゃうっていう人いるわけですよね。
むーちゃんもそうだったんですけれど、万引きやって捕まっちゃって、店長に結局許してもらえるんですよね。
もう二度とするなみたいな感じで許してもらうんだけど、それも結局店長のペロペロしてあげた、おちんちんをペロペロしてあげたら許してくれるから、
いつもこういうことやってるからって感じで、それが当たり前になっちゃってる状態なんですよね。
で、みーちゃんには彼氏がいるんですよね。
彼氏がひどい彼氏で、暴力を振るわけですよ。
そしてみーちゃんに体を売らせてお金稼いで、そのお金で生活してるようなひもニートみたいな人なんですよね。
山田さんなんかはもう完全にその男をクズ扱いしてるんですけど、本当にひどいんですけど、
みーちゃんはその彼氏のことが好きで、ボコボコに殴られるんだけど、殴られた後は優しくしてくれて、強依存の状態なんですよね。
こういうカップルも時々いるんですよね。
彼氏にひどいDVをされるんだけれど、だけどその後はすごい優しくしてくれて、この男の人は自分がいないといけない、支えてあげないといけないって思わせたりとか、
あるいはいいところもある、男らしくてかっこいいところもあるから、惚れちゃって、お互いに依存しちゃって、
DVでボコボコにされて、あざだらけにされるんだけど、別れられないっていう、そういうカップル。
母親の影響と育ち
そういうカップルもみーちゃんみたいな疾患というか、キャラクターを抱えてる人が多いわけであって、ここも共感しちゃう人がいるんじゃないかなって思うんですよね。
そもそもみーちゃんって、お母さんがまず毒親なんですよね。
ただの毒親っていうか、そもそもみーちゃんは、お母さんは兄弟で近親相関でできた子供がみーちゃんなんですよね。
発達が遅くてっていう感じで、そもそもそういうヒストリーなわけであって、
そんな母親なので、毒親で母親もボコボコに殴って、みーちゃんがね、小学校で特殊学級を勧められたんですよ。
その方がみーちゃんの特性を活かせて、社会でもやっていけるだろうって学校の先生がそれを勧めてくれたのに、
お母さんとおばあちゃんはそれを絶対に認めないんですよね。
そんなことをしたら世間の目が、みーちゃんが頭悪いって言うんですか、周囲のこと違うって言うんですかって言って、それで怒っちゃって。
その時点で毒親なんだけれど、ただその毒親であるお母さんも、やっぱりそういう発達傾向、知的なものを抱えているっていう感じで、
結局この父の連鎖なわけですよね。ある程度その遺伝するっていうのもあるし、
それプラス兄弟間の子供であって、そうすると劣性遺伝子でいろんな問題が起きてしまったりとか、起こるわけなので、そういう状況なわけなんですよね。
という感じで特殊学級には進まなかったわけですよね。
アンダーグラウンドの現実
だけど幼なみじみのむーちゃんは万引きとかいろいろやって捕まってとか繰り返していくうちに福祉センターの方に誘導されて、
結局そこでホッチキスを箱に詰める、むーちゃんでもできる仕事をさせてもらって、一応社会の中になんとか遂げ込んでるんですよね。
だからむーちゃんも同じようなものを抱えてるんだけれど、むーちゃんはその福祉によってなんとか助けられて、
自分は平均的な人とはちょっと違うと、だから福祉のお世話になってなんとかやっていけるっていうことを自分で認めてそっちの方に進んでるんですよ。
むーちゃんはみーちゃんを誘うんですよ。一緒に福祉センター行こうよって。そうすれば立ち陰謀したりとか、体を売るせいを売るとかしなくていいよと。
むーちゃんとみーちゃんは昔二人で立ち陰謀してて、二人でいくらとかね、3Pしていくらとかね、そういうちょっと幼い系、ロリ系の二人と3Pするっていうのをやりたいっていう男性っているんで、
そういうのですごい刺さったと思うんですよね。それも結構リアルだなって思って。むーちゃんは立ち陰謀なんかしたくないから福祉センターでホッチキスの仕事をして、みーちゃんも誘うんですけど、みーちゃんは嫌って言うんですよ。
もうそんなのしたくないって、私は福祉のお世話なんかそういうのは絶対認めないとかね、自分は普通だみたいな感じで、わーってなっちゃうんですよね、という感じなんですよ。
なのでそこが別れ道だなって思いましたね。だからみーちゃんも性を売る、体を売るとか、アンダーグラウンドの世界で生きていくよりかは、ちゃんと福祉のお世話になってね、むーちゃんと一緒にやっていけばまた違う人生だったんじゃないかなっていうのを思わせるわけですよ。
だけどそれを認めないっていう人いるし、そもそもお母さんとおばあちゃんが特殊学級を勧めなかったっていう時点、ここが別れ道だったなっていうのはありますね。その時点だったらお母さんがちゃんと言えばみーちゃんね、従ったと思うんですよね。
ということでして、みーちゃんは結局キャバクラ飛んじゃうんですよ。突然辞めちゃうんですよね。辞めてどうしたんだろうなって思ったら、デリヘルで働いてたんですよ。
それはみーちゃんのことが大好きだったキャバクラのお客さんがネットとかで調べてね、シャメ日記とかで見つけてっていうことなんですけど、そこでまたね、デリヘルでめちゃくちゃ店長に搾取されるんですよね。
NGなしっていう触れ込みで売り出して大人気になるんですよ。NGなしっていうのはまず本番、当たり前、基盤でしょうね。円盤じゃなくてみーちゃんだったら基盤で、わーわかんないな。
お金1万円とかお小遣いとかいって取ってるかもわかんないんですけど、本番ありなんですよ。通常デリヘルっていうのは本番行為なくて、口とか手での奉仕、姿での奉仕なんですけど本番やってそれが当たり前になってて、お店の他の女の子もみーちゃん本番やってるよって。
みーちゃんが本番やってるとみーちゃんと本番したお客さんが別の女の子に本番させてよってみーちゃんをやらせてくれたよって言うんですよね。そうやってバレるっていうのはよくあるんですけれど、そうすると他の女の子にとっては迷惑なんですよね。
その子は本番しないって、ちゃんとルールの範囲内でしかやらないって決めてるのに他の子が本番してると、そのみーちゃんと本番した女の子が自分とも本番して当たり前だって本番強要してくるんでね。
すごい迷惑だから店長に言うんだけど、店長はもう聞かないフリなんですよ。っていうのはみーちゃんが本番した方が指名が増えてお金が稼げるからなんですよね。本番以外でもボコボコに殴られるとか首絞めるとかそういう行為とか。
あとうんこ食べるとか。うんこ食べましたっていうのもみーちゃんは写メ日記に投稿しちゃうんですよね。それ見た瞬間僕はプリンセス小便器ちゃんを思い出しましたね。
という感じで、しかもすごい指名本数取ってるのにそっから搾取されてるんですよ。例えば10本お客さん取っても5本しか取ってないみたいな感じで搾取されて、だけどみーちゃんそれ気づかないんですよね。可哀想で。
そうするとひもにぃとの彼氏が全然稼いでないじゃないかって余計ボコボコにされてとかね。そういう悪循環で結局アンダーグラウンドの世界で性を売る体を売るっていうことをみーちゃんみたいな子がするともうとことん悪い大人に悪い男に搾取されるんですよね。
男だけじゃなくて女の人でも搾取する人はいると思いますけどね。下賤的な人でね。
ということなんですよね。
そうそうそう。でね、そのデリヘルのシーンで僕が衝撃的だったのは、ある自宅に向かったわけですよ、デリヘル城として。
そうしたらね、お母さんが出てくるんですよね。お客さんの。で、この子のためにお願いって感じで。で、出てきた子が知的障害を持っているような人でね。で、わーって暴力振るわれて性行為して。
そうしたらお母さんがよかったわねとか言って。で、一緒にご飯食べて。で、ありがとうって感じの展開です。で、そのお母さんのお家の中がですね、なんか信仰宗教にハマっているような感じで。
まさにそんな話ありましたよねって感じで。お母さん的には息子さんが知的な問題を抱えていて、いろいろ苦しくて。で、信仰宗教にハマってしまってとかね。で、そこでお金を寄付したりとか大変なのかもわからないですけど。
でもそんな息子さんのために女性をお金で買って相手してありがとうっていう。これも苦しくなっちゃう人いるんじゃないかなって思いましたね。
はい、という感じで。でね、美容外科医としていろんな患者さんを接しているんですけど、キャバクラ上の方とか風俗上の方やっぱり結構多いわけですよね。
それはやっぱりOLさんとかね、会社員とかとして働いている人に比べると比較的お金がたくさんあったりとか、あるいはやっぱり美を売る仕事でもあるので美意識が高いし周りの人もみんなやってるから自分もやるっていう人も多いですよね。
あとはお金があって、あと比較的長期の休みが取りやすいっていうのがありますよね。自分がこれだけ休みますって言ったら店長がOKしてくれたら休めるから。
だから美容世間の患者さんってキャバクラ上とか風俗上の方の比率って他の仕事、他の接客運用に比べると高いんで、僕も本当にありがたいことに、結構名古屋のあるお店でナンバーワンとかトップレベルの方が多いんですよね。
トップレベルの風俗上の方、あるいはキャバクラ上の方って本当にしっかりしてて頭が良くて喋り方も綺麗で芯があるんですよね。さすがナンバーワンだなって思うんですよ。
そういう本当にしっかりした魅力的な方もいっぱいいるんです。頭の良い方もいっぱいいるし、だけどやっぱりいろんな方がいるんですよね。特に風俗上の方なんかはミーちゃんとかムーちゃんみたいな感じの方もいらっしゃるんですよ。
美容整形ってよく患者さんが飛んじゃうんですよね。飛ぶっていうのは予約するんですよ。カウンセリングの予約だけして当日何の連絡もなく来ない、無断キャンセル、飛ぶって言うんですけど、カウンセリングの当日無断キャンセルの方がまだマシなんですけど、
手術を予約して当日来ない、飛ぶ無断キャンセル、これすごいダメージ大きくて、これよくあるんですよね。だから美容整形って当日無断キャンセルっていうのがあるのが前提で、必ず頭巾をもらうんですよ。
頭巾を取ると、当日無断キャンセルだったらそのお金返せませんよ、キャンセル料としていただきますよ、それをクリニックとかドクターとか手術の内容とかにもよるんですけど、場合によっては100%いただいたりとか50%いただいたりとか、それぐらいすると飛ばれないんで、だから美容整形のキャンセル料が高いのはそこなんですよね。
キャンセル料取らないと結構飛んじゃうんですよね。
あとはモニターも飛ぶ人多いんですよね。
モニターっていうのは例えば顔全部出して無料でやりますよとか、症例写真としてSNSにあげたりYouTubeとかにあげますよとか、無料だったりとか半額だったりとか30%オフとかでやるんですよ。
その場合は手術して経過写真を撮らないといけないわけですよ。
1週間後のバッシのときは大抵来てくれるんですよ、バッシがある手術のときはね。
だけど1週間後だとまだ腫れてるんで、1ヶ月後とか3ヶ月後とか6ヶ月後ぐらいにも経過写真を撮りに来ていただかないと思うんですけど、もうばっくれる、飛んじゃう人って多いんですよ。
やっぱりみーちゃんみたいな人、むーちゃんみたいな人とか、あといろんな人がいるわけなんで。
なので、よくいろんな隊員の先生とかの話も聞くけど、モニター契約して割引とか無料でやっても結局半分ぐらい飛ばれるよねってよく言われますんで、
患者との多様な関わり
飛ばれないように特速状を出して来ない場合は損害賠償請求で訴訟を起こしますぐらいのことをやると、
来てくれたりとか、来てくれたりとか、それでも来てくれなかったりとかっていうのが日常茶飯事なわけでございます。
もちろんみんながみんなそうじゃないんですけど、どっちかっていうと割引でやる人っていうのはそういうタイプの方の比率が比較的高いわけです。
みんながみんなそうじゃないんですけどね。
なので、美容整形の患者さんって、ももちゃんとか、こころちゃんとか、になちゃんみたいな人、ほんといらっしゃるんですよね。
ほんといろんなタイプの方がいて。
ちなみにももちゃんは、ももさんはキャバクラ場でみーちゃんをいじめる子ですよね。
最初いじめてて、いじめてやめさせようとしてたんですけれど、途中からいじめるのが楽しくなっちゃってとか言ってて、結局共存するっていう感じになって、
その時の漫画でも書かれてたんですけれど、結局人間っていうのは自分より下の人間がいると落ち着く、安心するから、
例えばカースト制度とか身分制度でも不可植民的な人がいて、その人の存在によって自分は一番下ではない、自分より下がいるっていうのが安心感があって優越感があって、
そうするとその人たちが安心して安定してっていう、そういう身分制度っていうのがあるんですけど、それも本能的なものであって、
キャバクラの世界でもそういうものですよ、みたいな感じで書かれてたんですけどね。
ココロちゃんは普通に大学通ってて就職活動もしててっていう子ですよね。
キャバクラの中では比較的一般的な社会人に近いタイプの人ですよね。
これはニナちゃんっていう子もいましたよね。この子途中で飛んだんでしたっけね。
この子は発達障害的なもの、ADHD的なものがあったりとか、空気が読めなくて、震災、地震があって家が倒壊しちゃってっていう患者さんが話したら、
亡くなった人もいるんですか?とかいろいろ質問しちゃって、スタッフさんに怒られたりとかして、空気が読めないところがあったりとかして、
そういういろんな方が出てくるんですよ。本当にいろんなタイプの発達の方とか知的な方が出てきて、
悪徳クリニックの現実
やっぱり自分に当てはまるなって感じる人がいるから、それで余計に苦しくなるっていうのがあるんじゃないかなって思いますね。
という感じなんですよ。ミイちゃんみたいな女の子も患者さんで来ることがあって、僕のリピーターになっている方もいるんですよ。
僕は基本的に不必要な整形を進めたりとかしないし、ぼったくったりとかしないんですけど、
残念ながらミイちゃんみたいな子は悪徳ぼったくりクリニックに行っちゃうと、もう思いっきりぼったくられますね。
ミイちゃんも宮城から東京に出てくるときにおばあちゃんから100万円渡されたんですよね。
たぶんおばあちゃんはもうあなたと縁切りたいみたいな感じだったと思うんですけど、
生活費として渡された100万円も騙されて壺を買っちゃってすぐ払っちゃったんですよね。
あとはたちんぼしたりとかせいを売ったりとかするしかしょうがないという状態になっちゃってという感じで、
なので今ある悪徳ぼったくりクリニックってミイちゃんみたいな子、知的なものを抱えている人なんかがやっぱりターゲットになりやすいです。
別にそういう知的なものを抱えていなくても、若くて社会経験が少ない人もターゲットになるんですけど、
やっぱりミイちゃんみたいな知的なものを抱えている人がターゲットになるから、だから僕は許せないんですよね。
だけど親がお金を持っていたりとか、あるいはローンを組むとかそういうこともできるわけだし、
あるいは体を売るせいを売って一定額お金を持っている人もいるし、
それで2万9800円で2人できるって言って、あなたは100万円じゃないとできませんって言って軟禁して、
そうするとミイちゃんみたいな子だったら騙されちゃうんですよね。
社会経験もあんまりないし、そういうのを論理的に考えることもできないんで、
ぼったくられて、後からぼったくられたっていうことに気づいて悔しい思いをする人もいれば、
そもそも自分がぼったくられたっていうことにすら気づかないっていう人もいて、
そういう人は本当にかわいそうだなって思うので、
だから悪徳ぼったくりクリニックっていうのは本当に僕の中では許せないんですよね。
そういう子の中には集計恐怖症になって整形依存症になってっていう流れもいますし、
アスカノーでもそういう子いますよね。
例えば毒親だったりとか、あと学校の中で他の生徒とか先生との関係が良くなかったりとかすると、
女性のセーフティーネット
罵られて、顔とか容姿のことを罵られるってことがあるんですよね。
ブスとかブサイクとか、あとは付き合ってる男から胸がちっちゃいとか、
そんなこと言っちゃダメじゃないですか、胸がちっちゃいな、
俺は胸が大きい女が好きなんだとか、巨乳が好きなんだとかね、
絶対言っちゃいけないじゃないですか、傷つけるから。
でもそういうことを平気で言っちゃうような男と付き合ってて、
それを延々と言われて罵られたりとか、あるいは女性気ですよね、
小印シンがビラビラしてて変だぞとかね、
そんなこと絶対口に出してはいけないんだけど、
それが分からない男って言ってすぐ言って、
そんなような男ばっかりと付き合っちゃうとかあるんですよ、
そういう質が良くない男。
そうすると自分の顔とか体、容姿のことを罵られると、
それがずっと頭の中に残っちゃって、
自分はブサイクなんだ、自分の体変なんだって、
過剰なまでにコンプレックスを抱いて整形やり続けると。
どんだけやっても満足しないし、
自分の体は醜い、おかしいって思い込んでるから、
延々に整形しちゃうっていう人がいるわけですよ。
やっぱりそういう方も知的な問題を抱えたいとか、
発達的なものを抱えてるんで、
だからそういう人は整形依存症になってね、
悪いところ行ってぼったくられて、
また違うところ行ってぼったくられて、
どんどん顔がおかしくなっちゃうっていう人もいるわけですよね。
あるいは、やっぱりそういう発達的な問題を抱えてると、
自分のことが嫌いになっちゃうんですよね。
うまく社会でやっていけないって、
自分に問題があるって言って、
うつ傾向になってうつ病になったりとかありますと、
とにかく自分が嫌いなんです。
自己肯定感が低くて、
もう生まれ変わりたいとか思っちゃうわけですよ。
ただ生まれ変わるためには、
自殺しないと生まれ変われないわけなんですけど、
そこまでの行為をしないってなると、
整形して自分の体の形を変えたりとか、
自傷行為的に行うっていう人が多いですよね。
なので、同じような自傷行為としては、
ピアスを開けるとかタトゥーを入れるとか、
もちろんピアス入れる人、タトゥー入れる人、
みんながメンタル的にそういうものを抱えている人ばっかりっていうわけじゃないんですけど、
そういう人の比率は高いですよね。
たくさんタトゥー入れて、耳とかいろんなところに、
顔中にピアスを開けている人は、
自傷行為的にやって、
自分の体に永久的な変化を加えることによって、
ちょっとでも生まれ変わった感を出したい。
自分の顔や体が嫌いだと形変えたいっていう、
自傷行為的にそういう行為をし合う人って多いんですよね。
あるいは、痛みを伴うことによって生きているっていうことを実感して、
その時に一瞬ドーパミンが出て心が楽になるから、
そういうのを繰り返しちゃうっていうのも絡んでいるとは思うんですけどね。
という感じで、僕自身もいろんな患者さんと接しているので、
みーちゃんと山田さんを読んでですね、
いろいろ考えるものがあったなって感じですね。
また連載続いているので、読ませていただきたいと思うんですけどね、今後も。
ということでですね、
結局女性はですね、
体を売る、性を売るっていうことをする人、
それが成り割になってしまう人が一定数いるんですけど、
これは長い人類の歴史、日本でも世界中でもずっと行われていることなんですよね。
これはですね、本当に悲しい現実、
女性が体を売る、性を売るっていうのが、
その女性にとってセーフティーネットになっているっていうのが現実なんです。
皆さんはセーフティーネットっていうと福祉的なもの、
例えば生活保護とかを思い浮かべると思うんですよ。
生活保護受給すれば毎月十何万円かもらえて、
それで日本人だったらそれで最低限の生活はできるわけですよ。
家賃と食事、高熱費と、テレビ見たりとかインターネットやったりとかは大体できるわけなんですよね。
あるいは生活保護のお世話にもなることせず、ホームレスになる人もいます。
それはセーフティーネットとは言わないんですけど。
ホームレスとか生活保護を受けている人って、
女性って男性よりも少ないんですよね。
ホームレス、圧倒的に男性の方が多い。
生活保護を受けている人も男性の方が多いわけですよ。
女性は少ないんですよ。
なんでかっていうと、女性は性を売る、体を売ることによってお金を稼ぐことができるからなんです。
これはもう昔から大正時代、明治時代、江戸時代とかでも、
女性で貧困の人は売られちゃうんですよ。
吉原に売られて、そこで体を売って生活するってことができる。
男性は貧困家庭だったら飢え死にしてしまうとかね、そういうことがあるわけなんですよ。
今の時代だったらセーフティーネット、生活保護があるわけなので、
飢え死にする人って昔に比べれば非常に少ないんですけど。
女性は体を売る、性を売ることによってホームレスにならなかったりとか、生活保護を受給しなかったりということがあるわけですよ。
本当に自分でお金を稼ぐことができない、体を売ることだって役所の役人さんがね、
体を売りなさいなんてね、そんなことを勧めるってことは基本ないんで、
本来はお金を稼ぐことができなかったら生活保護のお世話になるべきなんですけれど、
そこまで頭が回らないとか、そもそもそういうシステムがあるってことを知らないとかっていうのもあるでしょう。
それは男性でもそうなんですけど。
比較的誰でも稼げてしまう体を売る風俗とかたちんぼとかパパカツとかね、
そういうのに流れてしまうってこともあるんですけど、
あとは生活保護だと十何万円とかって金額が限られていて、
最低限の生活はできるんだけど、きらびらかな生活はできないんですよ。
だから生活保護のお世話になる前に体を売って、体金を稼ぐことを覚えてしまって、
きらびやかな生活を始めてしまった場合、それなりの家に、家賃の高いアパートに住んで、
いい服着て宝石とかホストクラブ行ったりとか、
そういうことを一旦覚えてしまうとそこから抜け出せないんで、
今更生活保護を求めにいけませんよっていう人もいますよね。
なので本来はそういう人たちほとんど税金を納めていないと思うんですよね。
風俗とか個人事業でやってる人が多いと思うし、
パパカツとかタチンボなんて現金でもらって、
税務省が調べることだって難しいわけだし、
高齢者の孤独と性
帳簿もつけてないでしょうしね。
っていうのは現実なんで本当は良くないわけですけどね。
若いうちは性を売って体を売って稼げるから、
でも年取るとどうなのかっていう意見もあると思うんだけどね、
これもまた皆さん意外かと思う人もいるかもわからないんだけど、
結構40代、50代、60代になってもずっと体を売ってお金を稼いでる人って多いんですよね。
っていうのは今少子高齢化で、60代、70代、80代で、
孤独な男性の高齢者の方ってたくさんいて、
そういう方が孤独を埋めるためにそういう性を売る人、
デリヘルとかもあると思うんですけど、
お金払って話聞いてもらったりとか、肩揉んでもらったりとか、
ハグしたりとかね、男性機能ほとんどないんだけど、
くっついてそれだけでも落ち着くわけなんでね、オキシトシンが出て。
それを求めるために結構女性も50代、60代でも需要があるっていうのは、
現実で、50代、60代でデリヘルとかソープランドで働いている方が、
僕の患者さんでも実は結構いらっしゃるんですよね。
すごい性格も良くて、優しくて品があってっていう方多くて、
それなりに人の役に立ってるんですよね、そういう人たちも。
癒しを求めてる高齢者の男性もいるんで、
っていうのはね、現実なんですよね。
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話長くなっちゃったんですけど、僕の実体験も含めて、
ミイちゃんと山田さんの感想を述べさせていただきました。
よかったら皆さんの感想もお聞かせください。
コメント欄をお書きください。ご視聴ありがとうございました。
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