1. スーパーナチュラルハイテンションズ
  2. Ep24-1 魂をたぎらせる冒険が..
2025-08-01 21:15

Ep24-1 魂をたぎらせる冒険がしたい!

今回は初のリモート収録でお届けします。名古屋と大阪をつないで、ちょっと緊張しつつも新鮮な距離感でおしゃべりスタート。


収録データがまるっと飛んだ怪奇現象(?)を振り返りながら、失われた“怪談トーク”の再挑戦も誓いつつ、話題は村上春樹にどっぷり。短編小説『ホタル』や『回転木馬のデッドヒート』から映画『バーニング』、そして語り口までにじみ出る“やれやれ”感まで語り尽くします。


さらに、ツール・ド・フランスへの異常な熱と、じわじわ高まる「冒険欲」。世界一周を考える水野と、半径7キロ散歩に想いを馳せる浅川。今しかできないことって、なんだろう?と二人の会話はやがて「人生の再設計図」に。


聴き終えた後、少しだけ遠くへ歩きたくなるかもしれません。

みなさんの“冒険したい気持ち”、ちょっとくすぐります。


・『回転木馬のデッド・ヒート(文春文庫)』

https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000203626


・「螢・納屋を焼く・その他の短編

村上春樹/著」

https://www.shinchosha.co.jp/book/100133/


・「バーニング」

https://filmarks.com/movies/79270



・「Arenberg Daily Tourポッドキャスト」

https://open.spotify.com/show/58XpOiwuVs5oxfPks3ZZT8?si=MCaOm-iFRza5rV61wrxxoA




サマリー

本エピソードでは、リモート収録の試みや最近の忙しさについて話し合い、村上春樹の作品や映画「バーニング」についての感想を述べています。また、文学や短編小説の魅力についても触れています。このエピソードでは、ツール・ド・フランスの文化的背景やレースの戦略について議論し、冒険心の重要性とそれに伴う人生のリセットについて考えています。参加者たちは、個人の夢や冒険を追い求める姿勢が人生に与える影響について考察しています。

リモート収録の試み
こんばんは、みずほです。
おはようございます、あさかわです。
スーパーナチュラルハイテンションズ。
第24回ということで。
そうですね。
この間、対面で何本か収録したんですけど。
そうなんですよね。
SDカードで故障して、ごっそりデータが消えてしまって。
そうですね。3時間半くらいかな。
そうですね。
それくらい喋ってましたね。
どれくらいだろう?8本くらい収録したよね。
4本。
4本か。
1本はなんとか残ってたんで。
バックアップが取れてたんで。
そうですね。
あと階段ね。
階段。
ちょっと怖い話を。
僕それが原因だと思ってますけどね。
いやいや、僕最初それ思ったの。
そうですよね。
ちょっとだけね。
だってSDカードも新しかったじゃない。
古いSDカードじゃなかったし。
そうですね。買って間もないやつでしたね。
ですよね。
何か物理的破損なわけじゃないんですよね。
認識されなくなったというか。
そうですね。
それしか考えられないですよ。
本当に。
霊的な。
お互いに話しちゃいけない話を。
ちょっとまた、階段回はアゲインやりたいですね。
そうですね。
今日はね、2人で遠隔でね。
僕は名古屋で。
水野さんは大阪で収録してます。
初めてのリモート収録のココロ。
リモート収録。
不思議なもんで。
これでも意外とできそうですね。
そうだね。できそうだね。
マイクをまた水野さんのところに送ってやれればいいのかな。
あとはコンデンサーも必要。
オーディオインターフェースも必要なのかな。
多分マイクも直接パソコンにつなげられるような。
マイクがあれば。
確かに。
コネクターみたいなのを使ってやればいいのかな。
いいですね。
旅行先とかで収録とかできたらいいなと思ってたんで。
またやっていきましょう。
どうでしたか?最近は。
村上春樹の作品
めちゃくちゃ忙しくて。
僕もそうなんですよ。
全然話題とかは仕入れてないんですけど。
毎日11時とかそれくらいまで仕事してたんで。
そうなんですね。お疲れ様です。
僕は前回オクラ入りした回で水野さんとお話をしてて。
村上春樹さんのナヤオ役の話をちょっとしたときにね。
韓国で映画になったバーニング。
バーニングがナヤオ役が映画化されて。
それがバーニングという題名で見れるよって言われたんで。
すぐ見ました。
もう翌日くらいに見られてましたよね。
すぐ見ました。
すぐホタル、ナヤオ役、その他短編集、村上春樹の本を買って読み直しました。
ドハマリしてます。
久しぶりに。
前持ってたんですけど、多分どっかもう捨てたか。
引っ越しの時に捨てたか何かしたんだと思うんですけど。
ホタルは確かノルウェイの森の原型となった短編みたいな感じですよね。
ホタルではなくて、メクラヤナギと眠る女だ。
メクラヤナギと眠る女はまた別の短編じゃないですか。
病院に行くやつですよね。バスに乗って。
これ、ノルウェイの森の3人。
渡辺と木杉と直子の話ですよね。
そうか。登頂人物が一緒なんだ。
そうそうそうそう。
ホタルも?
ホタルも確かノルウェイの森で学生寮の話出てくるじゃないですか。
最初主人公が上京してきて入った学生寮が、
これ本当にある和形塾っていう。
そうかそうか。
その時の話を短編にしたのがホタルで、
そこからどんどんノルウェイの森っていうのが膨らんでいったっていう風に覚えてるんですけど。
はいはいはい。
寮の隣の部屋にいたちょっと変な先輩。
一緒に住んでた変な先輩みたいな話ですよ。
同期だね。同期の話だね。
そうそうそうそう。
懐かしい村上春樹。
いや、めちゃくちゃ懐かしかったです。
どうですか?僕オススメしといて何なんですけど、
バーニングの話あんまり覚えてなくて。
映画の方?
はいはいはい。
いや、どうだったんだろうね。
なんか映像にされてるからこそ、
なんか詩的な文面がすごく入ってきたっていう感じで。
僕はすごく良かったよね。
なんかね。
どうぞどうぞ。ごめんなさい。
彼女役がみかんの皮を剥くパントマイムのシーンって覚えてるかな?
もう覚えてないです、俺。ありましたっけ?
覚えてない。
はいはいはい。
パントマイム。
ちょっと僕もうまく引用できるかわかんないんだけど、
短編小説の魅力
パントマイムなんて簡単なのよ。
そこにみかんがあると思うんじゃなくて、
みかんがあることを忘れるんだよみたいなね。
あー。
あ、思い出しました。
みかんを食べるパントマイムをする。
そうそうそうそう。
だからなんかこう、本で読むよりもね、
映像で読んだほうがセリフが入ってくるというか。
なんかあのバーニングも、
ナヤを焼く、ビニールハウスを焼いて、
存在自体を消してしまうっていう、
すごいお金持ちの男と、
はいはいはい。
あとそこにないものをあるかのように振る舞うっていう、
女の子の対立構造みたいなのができてますよね。
そうですね。そういったのもありますね。
いやまた見たくなってきたな。
いやいやいやいや。
面白かったですよ。
で、すぐ今ねじ巻き鳥買いました。
めちゃくちゃハマってます。
昔は結構読まれてたんですか?村上春樹。
村上春樹はだいたい読んでますね。
短編は抜けてるものはありますけど、
カフカ、始まり、ピンボール?1983?
1973年のピンボール。
73年のピンボールか。
まあ、ノルウェーの森、1984か。
はいはいはい。
これ短編抜けてるんですけどね。結構読んでますね。
何でしたっけ?僕なんかむしろ短編結構読んでて。
ああ、そうなんですね。
なんか、何て言うんだろう。
ある短編で、35歳になった男が鏡の前で
自分が35歳になったことを実感して泣くみたいな
短編があったんですよ。
はいはいはい。
なんかちょうどその頃、年取るのがめちゃくちゃ嫌だったんで。
はいはいはい。
35歳になって、もう人生が定まってしまうってことに対して
泣いてるみたいな描写がすごい心に腐ってきて。
うんうんうんうん。
その短編集は覚えてますね。
はいはいはい。
なんかね、結構着手列な人が登場する短編で。
あの、向かい、なんか自分の、また別の短編なんですけど
自分が住んでるアパートの部屋の向かいのマンションに住んでいる
女の子の部屋を覗くのがやめられなくなって。
お風呂にも入らずにずっとこう覗いてしまう男の話とか。
はいはいはいはい。
なんかすごいそういうちょっとおかしな人の話が短編になって。
何だったかな?
すごい僕好きな短編集だったんですけど。
うんうんうん。
忘れてしまいました。
いやーなんかね、この歳になって読むとね、またそれはそれで
なんか択感してみるというか、若い時に読んでたのとはまた全然
違いますよね。
違う感覚で。
違いますね。
うん。
まあなんか誰にでも普遍的にやっぱり刺さる話なのかなと思って。
うーん。
うーん。
そうですね。
本当前そのマキシンの回でお話ししたみたいに、こう語っている話は
すごい無国籍的というか抽象的なんだけど。
うん。
その抽象的が故に誰にでもこう変形して当てはめることができるっていう
ような話が多いですよね。
はいはいはい。
あと登場人物がすごい、僕的には魅力的というか、あのちょっと
キザなタイプ。
あーはいはい。
あのやれやれとか言ってるタイプ。
すごい好きなんですけど。
ちょっとね口調が乗りうつりそうになるもん。
あーそうですね。
読んだ後は。
うーん。
口調もそうだし、あのなんて言うだろう。
人生に対するスタンスも、はいはいみたいな感じになりますね。
そうだねそうだね。
あ、回転木馬のデッドヒートだ。
短編集。
あー。
見てないねー。
これ超おすすめです。
あーほんと。
超好きです。
ちょっとねじ巻き鳥の後には。
ぜひぜひ。
見たいと思います。
はいはいはいはい。
短編集も何日ぐらいかな。
4日ぐらいかけて、あのお客さんとお客さんの間の5分とか10分で読み進めて。
あーいいですね。
4日ぐらい。
面白くなってね。
うーん。
で読み終わりました。
めちゃくちゃ豊かな時間の使い方っていうか、待ち時間の。
はいはいはいはい。
へー。
いやーねーあのー水野さんに相談したいことがあって。
はいはいはい。
どうぞ。
もう今ねめちゃくちゃやっぱり、ちょっと前からもね水野さんには喋ってたんですけど。
はい。
めちゃくちゃ今放浪したい時期なんですよね。
はいはいはい。
もう結構前から言ってますけれども。
そうそうそうそう。
ツール・ド・フランスの魅力
もうなんか本当にyoutubeもそうだけど。
うーん。
ね、今水野さんにも喋りましたけどツールドフランス期間中なんですよね。
はいはいはいはい。
はい。
なんで前朝、出勤の時にツールドフランスの毎日現地レポートをしてくださっているアランベールポッドキャスト。
はいはい聞きました。
どうでした?
いや面白かったですね。
あー面白かった?
まあもちろんその選手の名前とかはよくわかんないんですけど。
あの結構何日間かに分けてやるレースじゃないですか。
その区間によってここのレースはやっぱりこの選手が勝つと思ってたみたいな話、予想とかしてたり。
あとはそのレースが行われる街の文化的な背景とか。
ベルギーの街なんだけどフランスの文化が入ってるみたいな話をしてて。
なんかそういうのを結構文化的にも選手の戦略とかそういったことも掘り下げて話していただけるんで。
個人的には素人が聞いていても面白かったですね。
めちゃくちゃ上手ですよね。
そうですね。
お二人がジャーナリストの尾又裕太さんとフォトグラファーの辻恵さんというお二人がされてるポッドキャストなんですけども。
なんかこう街の風景とかね、そこに文化的にある食事のこととかね。
とかなんかこう家の作りだったりとか。
そういったのを上手に話してくれるんで。
なんかこうポッドキャスト聞いた後に出てきた街をね、グーグルで調べたりとかして、画像検索したりとかして。
なんかこう毎日ちょっと旅行してる気持ちにはなれますね。
確かに現地の空気感とか感じてみたいですけどね、実際に行ってみて。
いやー感じてみたいですね。
すごい熱狂だと思うんですよ。やっぱり年に一度のビッグレースっていうことで。
なので今年は何年ぶり、3年ぶりぐらいにスタートからゴールまでフランスっていうことで。
なのでフランスの北から始まって、今南の方に行って、これからまた山岳挟んでパリに向かってっていう感じですかね。
今ちょうど真ん中中盤線に入ってきてるんで。
あれですよね、平地が得意な選手と山岳地帯が得意な選手とで、チームもこの日に走る人は誰っていうのをめちゃくちゃ決めてるんですよね、戦略的に。
強いチームはもちろん総合優勝、それを狙うための走りをしますけども、総合優勝を狙えないチームは個人的に区間優勝を狙ったりとかしたりとかで、戦略が全然変わってくるんですよね。
そういう駆け引きも面白いですね。
今年はもうタディポカチャルスですか、2位のビンゲゴと4分以上の差を開いて、もうある程度ツールの優勝は確定じゃないかっていう風になってしまってるんですけど。
でもまだまだ後半戦まだありますので、これからどんなレースが繰り広げられるかはまたそれは一つの楽しみかなと思います。
冒険心と人生のリセット
それは各レースごとのゴールした時間の総合で決まるんですか?
そうですね、タイムとか総合で。
一番早いチームが勝つ?
そう、21ステージでタイムを競うっていうのが目的というか。
タイム総合1位の人はマイオジョーヌっていう黄色いジャージを着て走るんですよね。
これが今トップだぞっていうことで。
それもあって放浪したくなってるんですね。
でもツールドフランス始まる前からね、本当にyoutubeとか動画とかも、なんかクライミングの動画見たりとか。
よく出てくる冒険少年あつしさんの放浪の動画見たりとか。
本読むのもそうだよね。
ちょっとこう冒険してるというか、空想の中で冒険してるというか。
いいですね。
ちょっとお蔵入りしたかと思うんですけど、水野さんも来年ちょっと世界一周しようかなっていうね。
そうですね。
話もあって羨ましいなと思ってね。
仕事辞めてちょっと半年ぐらい世界回ってみたいなって思ってて。
なんかこれまでの人生で行きたいなと思いつつ行ってこなかったところを、このタイミングで全部リセットしようかなっていう。
全部こうto doリスト消してしまおうっていう感じですね。世界に出て。
素晴らしいですよそれは。
まあまあわかんないですけどね、ちょっともう会社がブラックなんで、あの会食届けがまず受理されるかどうかがわかんないんですけど。
今年の12月ぐらいに提出しようかなと思ってます。
はいはいはいはい。
いやでもねやっぱり。
なんか今しかできないって言ったら僕もそうなんですけどね。
みんなそう。
例えばですけど水野さん30歳でも今しかできないでしょうし。
僕は48歳ですけど、それでも今しかできないし。
例えば60になっても今しかできないだろうなと思いながら。
そこでこう留まってしまうのか一歩踏み出せるのかで、やっぱり自分の人生で変わってくるんだろうなっていうのはね。
水野さんのその世界一周してみようかなっていう話から僕もいろいろ考えてます。
ほんとですか。
さすがにね、さすがに今の生活をほっぽり出してね。
そうですよね。
そんなことはね、とてもできないんですけど。
なんか自分でこう、なんかね、夢中になってね、何かこう、心から楽しめる体験をしたいなとは思ってますね今。
いやーいいですね。かっこいいです、それ。
いやいやいやいや、できてないからね、どうしようもないんだけど。
ちょっとまた聞きたいですね、何か決まったりしたらこれやろうかなっていうのが。
今考えてることはいくつかあるんですか。
いや、散歩くらいだよ。
いやそれ考えてないに等しいですけど。
半径、家からの半径7キロ散歩するくらいしか行ったことないで。
でもいいですね。
いやまあそれくらいかな。
できればね、自転車でやっぱりちょっとこう、当てのない旅とかね、2日くらい本当はできたらね、いいなと思うんだよね。
僕時々電車乗ってて、こういう旅してみたいなと思うのが、各線の終点まで行く旅してみたいなって思ったりしますね。
なんか結構関西とかって兵庫の方って見慣れない土地とか多くて。
はいはい。
樽見とか、なんていうんだろう、スマとか。
なんか聞いたことはあるけど、実際にそこの風景がどういうところなのかわからないっていうような地名が多いんで。
そういったところを1日時間とって、電車に揺られて終点まで行ってみたいな旅、いいなって。
それもいいね。
なんか僕関西だったら、松本成長さんの砂の器。
はいはい。
あれが舞台京都じゃないですか。
京都の日本海側なんですよね。
なんとなくなんですけど、あれ京都って日本海側に出てたんだ。
ああそうですか。
そう、そういうイメージが僕の中で出てたんで。
で、車に乗って。
おやすみなさい。
おやすみなさい。
21:15

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