旅行の渇望
僕、時々電車に乗っていて、こういう旅をしてみたいなと思うのが、各線の終点まで行く旅をしてみたいなって思ったりしますね。
なんか結構、関西とかって、兵庫の方って見慣れない土地とか多くて、タルミとかスマとか。
なんか聞いたことはあるけど、実際にそこの風景がどういうところなのかわからないっていうような地名が多いんで。
そういったところを一日時間とって、電車に揺られて終点まで行ってみたいな旅、いいなって。
それもいいね。
なんか僕、関西だったら、なんとなくなんですけど、あれ京都って日本海側に明治してたんだと思って。
そうですよね。
そう、そういうイメージが僕の中で漠然となくて。
で、車走らせて旅行に行ったことありますね。
行った話なんですか?
行きました行きました。
すごい。
大分大人になってからですよ。多分25、6の頃ですか。
天の橋建て行って、民宿に泊まって。
あの京丹湖とか丹湖半島とかあの辺りですよね。
あの辺りだね。
時間もね、結局1泊2日かそれくらいで行ったら時間もなかったんで。
本当にあのぐるっとは回れませんでしたけども。
泊まるところも決めず、とりあえず車走らせて。
で、現地で宿泊施設探して。
朝そこの民宿泊まって、朝民宿のおじさんに自転車借りて。
自転車で散策して行った覚えがありますね。
そういうね、その当時は多分目キラキラさせてワクワクしながら
町の風景を多分眺めてたと思うんだけど
なんかその頃のようにね、なんかこう目の前にあるものをね
キラキラ感じながら生きてみたいなと。
そこにはちょっと旅が足りないなと。
とりあえずでも9月にちょっと一緒に伊良小岬目指して歩く企画したいですね。
生きる実感の探求
めっちゃ楽しみだね。
僕も9月はだいたい日程空けてますんで、朝川さんのお休みにいつでも
当てはめれるようにやってます。
本当嬉しいです。
行きますよ。
でもその京都単語も今また行ったら違うかもしれないですけどね。
いやーそうだね。
あの本当にとりあえず自分がその地で海に面している京都を見てみたいっていうだけだったんで
何か地図を調べたりとか携帯でそのあたりを調べたりもしてないので
道も調べずに行ったんで
とりあえずその方角に進んだだけでそこにたどり着いたんで
またもっとね、違う見方でその風景を見てみたいね。
いやーいいですね。
なんか同心に帰る感じしますね。
それ話聞いたら。
僕もなんか実家の自分の部屋の窓からちょうど岐阜の関ヶ原のあたりが見えるんですよ。
山陰が見えて一応名古屋の街の向こうに。
でなんか子供の頃に友達と3人で自転車でそこ行こうって思って目指したことあるんですけど。
あーいいね。
50キロぐらいあるじゃないですか。
多分ですけど小牧とかそれぐらいで力尽きた記憶があるんですよ。
あーほんと。
いやー楽しいねでも。
その頃のワクワク。
やってみたいですよねまた。
あとアリ地獄とか見つけたいですね。
ごめん全くなんとも思わんわそれ。
アリ地獄見たいなーって思いつつ大人になっちゃったんで。
子供の頃の夢。
見たことありますか逆に。
あると思いますアリ地獄あるよ。
昔ねあの僕の聖火っていうかあの生まれた家の裏がね神社で。
神社のそのなんていうんですか敷地ないですか。
アリ地獄よく見ましたよ。
でアリ落としたりとかねしてましたよね。
はいはいはい。
アリ地獄のそのアリ地獄のなんていうの矢主もアリ地獄なのかあれ。
ごめんなさいちょっと意味がわからないですね。
どういうことですか。
アリ地獄ってあのアリを落としめるあの罠というか。
アリ地獄っていうのは俗称であれは確かトビケラの幼虫だった気がしますけど。
何かの幼虫なの?
トビケラかウスバカゲロウかどっちかの虫の幼体がその地面に埋まってて。
浮かせると飛んでいくんですよ。
そうなんですか。
ウスバカゲロウですね。
よく触ってましたよ。
あれ痛いんですか?あの顎ついてますけど。
いやいや全然だったと思いますよ。
何のこちら警戒感もなく捕まえたりとかして。
いいですね。ちょっと今度やってみましょう。アリ地獄探し。
大乃木神社で。
何言っとんの?
大の大人二人で。
今あるのかね。あるのかな。
いや絶対あると思いますよ。
ただただそういう場所に行かなくなったのか。
それともそういうものを見ようとしてないのか。どっちかだね。
もっと面白い場所に行かれば。
皆さん一人でもまあうん。
すみません。
それともそういうものを見ようとしてないのか どっちかだね
もっとこう世界に目を開いて いろんなものに
開かれるっていうのが 足りてないんじゃないですか
いや全然足りてないと思う
なんかねそういうふうに
何だろう放浪したいとか旅したいとかね 冒険したいとか
今本当にちょっと病気のようにね 何かこうそういう熱にねうなされてますよ今
いいですね なんかこのままでいいのかなとかね
なんかあの いつ
何歳くらいにこうそういう時間が取れるようになるっていうのは 見えてるんですか
仕事の変化と人間関係
いやいや撮ろうと思ったら撮れるよね そこに自分がただ向き合ってないだけで
撮ろうと思ったら再来週か再来週にでもね 2日間ぐらい撮って
行けばいいわけじゃんね そうですね
結局はね
いやだからさちょっとこう すごい陳腐な言葉かもしれないけどさ
生きた実感が欲しいね
あの陳腐ですね よく言うやつ登山家が
生きた実感が欲しいね 死に瀕した時に
生きた実感を感じられるっていうよく冒険家が言うやつですね いやでもねそれってね今僕こういうふうにね何かこう
悶々としてるから感じるのかもしれないけど 例えばこうツールドフランス見ててね
みんながもう自分の体力の限界までこう ペダルを踏んでる時のね
選手の顔とか 冒険少年厚さんなんかはさ厚い炎天下の中
ね 60キロも100キロもあるリアカーを引いてね
全身でこう一歩一歩踏みしめてる顔を見たりとかすると そこに生きてる実感があるわけですよ
そうですね本当に
まあ最近クライムのねああいう youtube の動画とか見たりするんだけど
みんなこう歯を食いしばって何かを成し遂げようと 自分の中にある何かを成し遂げようとさ
頑張ってる人の顔を見るとさ そこに本当にこう生きてる実感がそこにあるんだなっていうのはさ
今すごく感じるんだよね そうですよね確かに本当その瞬間自分の体をどこかに動かす
っていうことだけに神経を集中させている状態って 現代の都市生活だとなかなかないですよね
なかなかないでしょ
やっぱり意識しないとそういう経験ができなく なっているっていう部分はすごいあると思いますし
なんかでもキャンプブームとか今結構狩猟ブームとかも来てるじゃないですか ああそうですねそうですね
リモートでみんな働けるようになって田舎に移住して 漁業界に入ってみたいな
あと東出雅博とか 終了のチャンネルとかやってたりとか
なんか結構そこは今日本人全体回帰しようとしているような ムーブメント感じますけどね
そうなのかななんかね僕でもね漠然とそういう思いがあってみんななんかこう こういう
なんだろう気持ちとかってみんな持ってないのかなと思ったりとかね すごく感じてたの
でもやっぱあるよねみんななんとなく そうですね
なんて言う前 x でちょっと見かけたポストなんですけど なんかアメリカの方で
やっぱり ai が進化してて どんどんその
it 系の企業でエンジニアがバンバン解雇されているらしいんですよ そうですね
あの人員が少なくなって必要なくなったんで そのエンジニアたちが何やるかっていうと次のエンジニアの仕事を探すんじゃなくて
バリスタになったりマッサージしたりして 情報とはまた全然違う方面のより人間と触れ合うとか
なんだ手触りのあるような仕事を心出すようになっているっていう話を見かけて あーでもなんか確かにそのまあ僕もエンジニアじゃないですけどやっぱり経理とかって
結構似てて 数字とかずっと扱ってると
たまにやっぱこうこれじゃなくてもっとこう 数字とはまた離れたところで
お客さんの顔見えたり結局その経理って投資家だったり経営者のために 仕事してるようなものなのでそれじゃなくてもっとこう
1対1でできできるような仕事を 見つけられたらいいなぁとか時々こう感じたりします
まあないものねだりかもしれないですけど なんかねだんだんこう人類がその情報化とか効率化っていうのにすごい疲れてきて
いて どうもその
だんだん 原始的ではないですけどよりこう
なんていうのかな すごい生命感のあるような仕事に
揺り戻されているような 気配はしてるんですよね
なんかそういうの聞くと自分の人生もう1回 考え直しちゃったりもするんですけど
なんかね今年でしたっけあのアメリカの frb が中央銀行が出したレポートみたいなので各大学の各学部
の卒業生がまあどこに就職したかとか 所人給がいくらだとかっていうことを正確に記されたレポートがあるのね
でまぁその中で各学部でどの学部が所人給が高いとか 就職率がいいかということとトップ10と
ワースト10というものを出しているみたいなんですけど 今年ワースト10に入った学部に
コンピュータサイエンスが入っているんですよね 今まではどういう学部だったかというとこうアートとかね
人文学とか考古学とか要するにこの学んでもちょっと就職には難しいような ちょっとロマン枠とかそういったところがまあ常連になってたわけですよ
ワースト10に入ってたわけですけどその中にコンピュータサイエンスが入ったというね ショッキングなニュースが
あったみたいですごいなぁそれ ねぇ
なのでもしかしたらだけど その今までね食べていけなかったって言われる
まあアートとか何人文学とかでもさあとは考古学もそうだけどさ ちょっとやっぱ人間にしか感じ取れないその感情的な部分を掘り起こすようなね
お仕事がまた見直されるような時代がもしかしたら来るのかなと そうですね
やっぱりそのコロナ禍とかである種そのムーブメントって結構 端緒を走ってるのかなというふうにはちょっと思っていて
はいなんていうのがこうみんなが外出できなくなってただまぁケアワーカー の日方たちがずっとこう仕事
されていて うん
だからその中で なんていうのがこう
実際にこう人間の肌に触れて ケアをする看護師さんとか
介護師さんっていうような 人たちのなんか賃金が安すぎるんじゃないかみたいな
話して結構あったじゃないですか 結局その安すぎるんじゃないかっていうふうに言われるよ
言われ出したのも その時期になって社会的にそういった職業の人たちの価値の大きさみたいなのを
だんだん気づくようになっていったんじゃないかなっていう はいはいはいはいはしていて
なんかあと思い出すのは宮台慎二先生が 僕が
大好きな敬愛している宮台先生が 加速主義みたいなことを話していて
ある種感情的に劣化したような人間たちはどんどん AI に置き換えられるし置き換えていけばいいんですっていうことを
やっぱその時期話していらして 加速主義的に感情が劣化した人間でもできるような仕事っていうのが急速に AI に
生きる実感の探求
置き換えられていって その末に何が残るかっていうのが今ちょうど試されている
時期ではあると思うんですけどね
なんかそこと浅川さんのこう自然への回帰みたいな 朧をするっていうところがすごいこう僕の中では
神話性高いというかつながっている部分がある気がしますね はいはいはい
だよね でも僕の中はどちらかというとこうやっぱり
エンドユーザーというかお客様を目の前にしてね あの直接技術を施すようなお仕事なんで
もっともっと誇るべきことでね いやそうです なんかうんそれをその何だろう
放浪したいなんかね 言っといてはアイデアもないんですけど
確かにそうですね 年生活者としてのなんかあれなんですかねちょっと夢っていうか
足りない欲求みたいな 足りない欲求みたいなのがあるんだろうね
でもなんかどこかこう まあ西さん言うんですけどやっぱどこかこう生きている実感
まあそうですね
なんか歯食い縛り 歯食い縛ってねなんか無我夢中にね何かをこう掴み取ろうというぐらいのね
なんか気迫で 心をたぎらせたいんだろうなと思って
ビッグになるじゃないですけどちょっとヒリヒリしたいですよね ヒリヒリしたいんだよね
ちょうどね前回の収録した時も今月号のブルータス 冒険だったんですよね
いやー見ましたよ 収録ねそうそうそうそうあのでページペラペラペラペラめくってると
あの取材だからこそその人たちの 例えばこう
山を走る人であったりとか火薬で冒険する人 そういう人たちのあの記録っていうのは僕たちの目には入ってくるんですけど
普段誰の目にも触れてないところで そういうことをやってるんだよね冒険家たちは
他人にシェアするための ライフワークではなくて本当自分と消えるためのライフワークとしてやってる感はありますよね
あるよね だからこうやっぱりそういったものの価値っていうのって今またさ
今またこう脚光を浴びてくることなのかなと思うね
誰かにこういいねをされるためではなく何かそこに意義があるわけでもなく そういう人と見ててね
なんか めちゃくちゃ孤独だったりとかめちゃくちゃ葛藤もあるんでしょうけども
なんかそこにこう 本当のねなんか人生の意味みたいのを皆さん持ってるんだろうなと
うーん 思うね
なんかサバイバル登山家のハットリ文章さんという人がいて はいはいはいあの情熱大陸
に前出てたんですけど うんちょうどその冬の雪山をまあそれこそ食料を調達しながら頂上まで登るって
いう企画をその情熱大陸の中でやってたんですけど
孤独と葛藤の中にある意味
その焚火を起こしながら ハットリさんが言ってたのが
俺が生きているってことを知ってるのは今この状況で俺だけみたいな それがすごいよねって話をしてていや確かにっていうふうには思いましたね
やばいね うーん
なんかそういう状況になることがもうないんで都市とあの街にいると まあそうだね
そういう得難い経験してるっていうのはすごい面白かったですけど その情熱大陸の終盤で結局滑落して腕をってあのカメラマン
助けられてました
マジで死んでたかもしれないです一人で言ってた
なんかそれも含めてすごい番組になってるなっていうふうに思ったんですよ そこは後半いらんかった思う
すごい死亡フラグの立て方えげつないな そうだね
まあでも面白いですよねそういう人たち見てるっていうのは いやー本当に
ただただかっこいい かっこいいですよね
どうしようやっぱ普通に稲穂岬行っちゃダメなんですかね僕たち そういうことを
こう聞いちゃうと、なんだろう、もっとヒリヒリする方法でいらっしゃる先、 行かないといけないのかな。
いや僕たちみたいなもやしっ子はまずそこからでしょ。 そうですね。ちゃんと石積んでいかないとダメですね。
そうそうそうそう。 温室育ちのもやしっ子ですからね。
今だってクーラー24度で風速最大でいますからね。 この部屋で収録して。
いやでも水野さんのオオナマズ釣りも、まあ冒険だよね。 そうですね、確かに。
いやでもね、まだ突き詰められてないなって思うのは、 あの、ビアゴオオナマズ狙う時に
内側で狙うって話したじゃないですか。 そのダムの真下にポイントがあるんですけど、そのポイントの
1区画だけ、マジでこう、夜になると入れないところがあって、空気感的に。
多分霊化あったらマジでたぶんいっぱいいます、そこは。 本当に怖くて。
溜まってるんだね。 なんかもう空気が密度がすごい。淀んで、なんか感じるんですよ。
空気の塊を。それぐらいヤバいところなんですけど、 結構そこで釣れたりしてるんですよ。
だからなんかまだ追い込めてないなって思って。 まあいいよ、そこ行かなくて。
行かなくていいでしょ。
そこは超絶怖いですよ。
まあでもね、僕たちのこのポッドキャストも もしかしたら一つの冒険なのかもしれないね。
あー、市民に変わった。そうですね。 時間も結構経ってますもんね。
いやそうですね、どうなるかわからないけど積み重ねていきましょうよ。 そうだね、とりあえず今僕たちのこの冒険を知ってるのは
僕と水野さん2人だけですから。 ほぼそうですね。
弱小っていう言葉じゃ足りないぐらい弱いポッドキャスト番組なんで。 いやいやいや、でもそんなこと言っちゃいけないからね、聞いてくださる方もいらっしゃるね。
そうですよ、もちろんもちろん。 こちらとしては面白い話を毎回しているような
フリをしてる。
なんか最初収録した時に、 めちゃくちゃいいんじゃないって言うんですけど、編集する時に
あれ?っていうことが結構多いんですけど。 あ、ほんと?
いややっぱりでも自分でよく聞くけどさ、面白いよ。 面白いなと思うけどね、僕はね。
ちょっとね、僕らのお互いに、特に僕があんまり話は上手くないんで、グッド動画はないんで。
いやいや、そんなことないよ。 ちょっとね、一つずつレベルを積み上げて。
そうだね。 10年後には、どんぐりFMと肩並べるぐらいになってますね。
そうだね、なってたいね。 なんでね、今回はちょっとこう
収録した分がね、だいたい4本ぐらいか、4本ぐらいちょっと
遅れ入りしてしまったので。 こういうふうにね、リモートで撮らさせてもらいましたけども。
ちょっとさっき心霊の話しちゃったから、これも怪しい。 大丈夫大丈夫、SDカードじゃないから。
大丈夫ですかね。 データ飛ばないですかね、これ。
携帯で飛ぶと困るよね。 それは怒っていいよ、こっちは。霊に怒ってもいい。
大丈夫でしょう。 まあまた編集して。
そうだね。 最高傑作になったと思いますんで、今回は。
マジで? 毎回もそういう気持ちでいきましょう。
いきましょう。 というわけで今回はアスカーさんが
放浪したがっている話でしたね。 そうだね、心の叫びを聞いてもらいましたね。
いや、いい話でした。 あ、本当?よかったよかった。
ありがとうございました。 はい、ありがとうございました。
ではでは、今回はこの辺で。 はい。
バイバーイ。